アナログのレビュー・感想・評価
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無償の愛はこの世にあるんだね
観終わった第一の感想 「ああ前向きになれる」です。 ストーリー自体は古典的、ややベタながらも適材適所の配役、素敵なカフェや美しい景色でちっともい飽きがきませんでした。 氷のように謎めいたみゆき それを一生懸命溶かそうとする水島 おバカでも憎めない親友 暖かく見守るマスターと病床の母 シンプルながらもそれぞれのキャラに合わせて俳優さん達がハマっています。 やはり特筆すべきは二宮くんのなんとまあ豊かで素直な表情、、、 男でも好きになってしまいそうでした。 凹んでる人いたら見てください。 少し元気出ますよ。
リラと‼️❓ハルと❓‼️ニノと‼️❓
ブラックマンデー、スーパーチューズデー、ビツクウェンズデー、ゴールデンフライデー、木曜日には色がない。 ストーリーや展開やセリフにことさらコメントすることはありません。 ただ、波瑠の演技は、サブキャラとして凄みが出てきました、魔法のリノベ、向井くん、ここで頂点を極める。 そして二宮和也、引き込まれる、自分を同化してしまう、この物語に自分を同化してしまう。 なら、最後には泣くしかないでしょう。 幾田りらの初めての自作曲、最高の魂の歌でした。 最高の演技と最高の歌を是非。
会いたい気持ち
冒頭…朝食を作り
食べるシーンから始まる
…何か。いい感じ
ふたりの出会い方も素敵で
…引き込まれます
[アナログ]
会いたい気持ちがあれば会えるよね
なかなか今の時代
携帯を持たないのは難しいですが
でも…何か。いい
昔っぽい感じもするけど
いまの時代だからこそ…なおさら
ピュアな気持ちになれる
ふたりのぎこちなさ含めて…いい
悟の仲間二人に笑いをもらって
にのと波瑠ちゃんの涙に
涙して・・
いい感じで終わった
にのがダミ声だったのは
気づかなかった。
古典的な設定で描く丁寧に愛を紡ぐ悟とみゆき
観終わって、良い映画を観たなと感じた。出会いから着実に熟成していく愛の物語を程よいテンポで丁寧に描いている。自然に作品世界に入ることができ、心地良く観ることができる。 時代と逆行して、手作り、手書きに拘るデザイナー水島悟(二宮和也)は、自分が内装設計した喫茶店ピアノで、悟の内装センスを褒める不思議な魅力を持つ女性・美春みゆき(波瑠)に出会う。彼女は小さな商社で働いていた。悟はみゆきに惹かれ連絡先を交換しようとするが、みゆきは携帯電話を持っていなかった。二人は毎週木曜日にピアノで会う約束をする。二人は徐々に親密度を増し丁寧に愛を育んでいく。そして、悟がプロポーズを決意した木曜日に、みゆきは忽然と姿を消す・・・。 みゆきが携帯電話を持っていない、二人が会えるのは木曜日だけという設定には古臭さはあるが作品としては奏功している。会えない六日間が二人の愛の熟成を促進している。連絡が取れないことが、相手を想うことになり、二人の愛を深めている。 波瑠が品のある物静かな佇まい、落ち着いた台詞回しで、謎めいた雰囲気のみゆきを好演している。二宮和也は、仕事はできるが上司に手柄を横取りされてしまう人の良い悟を流石の演技で熟している。終盤のみゆきへの想いを語るシーンが感動的であり涙を誘う。 二人を取り巻く豪華俳優陣も役どころを心得た演技で作品を支えている。特に、悟の入院中の母親役・高橋惠子の人生経験豊富なアドバイス、悟の親友役・桐谷健太、浜野謙太の悟との熱い友情、ピアノのマスター役・リリーフランキーの二人を見守る暖かな眼差しが印象に強く残る。 終盤。突然消えたみゆきの行方は、この手の作品の定番であるが、観客の感情を煽るような劇的展開にはせず、淡々と進行していく。その方が現実的であり、却って感情は動く。泣ける。 ラスト。漸く希望の光が二人に差し込む。二人の愛の物語の第二章が始まる。粘り強くみゆきを支える悟の姿に時代を越えて普遍的な愛の強さを感じた作品だった。
タイトルなし
二宮くん、大人の演技ができるようになった。建築家でデザインにうるさいのに、クラシック全然わからないで野球好きとか、変。日本人ならありそうだし、二宮くん、ヤンキーっぽい部分あるので、ありかもとも思うが。
はるさんはほんと、うまい。落語もよかった。
でも、物語に相当無理がある。20で結婚したからといってあんなになってしまうほど、今どき、女性の描き方が受動的だし。ご都合主義的ストーリー。
物語の奇抜さ、クラシックな二人の関係が良かった。
そっか。たけし原作だったのか。ちょっと薄っぺらいもんなー、芸術の描き方、ステレオタイプというか。そして女性の描き方古いし。
【”海岸で糸電話で君に告げた言葉と彼女の答え。”今作は気品溢れる、一途なまでに相手を想う恋物語である。若き名優、二宮和也の不安や哀しみを抑制した姿で演じる姿に魅入られる作品でもある。】
■デッサンを書く際に、ステッドラーの鉛筆での手書きに拘る建築デザイナーのサトル(二宮和也)は、自身が内装を担当した喫茶店”Piano"で、偶然出会ったみゆき(波留)に恋をする。
そして、二人は”みゆきが携帯を持っていないので”毎週木曜日に喫茶店”Piano"で会う約束をする。
◆感想
・サトルは、朝食は釜で米を炊き、ぬか漬けの胡瓜を手慣れた手つきで添えて美味しそうに食べる。
会社でも、図面はステッドラーの鉛筆で手書きで書く。しかも鉛筆はナイフで自ら削ったモノである。
ー これらのシーンを見るだけで、嬉しくなるし、彼の実直で仕事に拘りを持つ人柄が伺える。-
・そんな彼が喫茶店で、みゆきに出会うシーン。彼女はサトルの拘りの内装を的確に褒め、嬉しくなったサトルは彼女の母から譲られた水色のバッグを”センスが良い”と褒める。
ー 二人の相性の良さが分かるシーンである。-
・サトルの小学生以来の親友、高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)の存在も良い。重くなりがちなテーマの中、二人の明るい存在が良きアクセントになっているし、後半での彼らが果たした行動は、正に真の友情である。
・どこか謎めいたみゆきだが、二人で海に行って糸電話で話をしたり、蕎麦打ち体験をしたり、良い感じで関係は続くのだが、クラシックのコンサートで二人でデートに出掛けた際に不意に涙を流して席をたってしまう。そしてある日突然彼女は、喫茶店に来なくなる。
ー ここで、何となく展開が読めてしまったが、そこは突っ込まずに鑑賞続行。-
・ある日、大阪転勤を受け入れたサトルの元に、東京から高木と山下が険しい表情でやって来る。
それは、みゆきが世界的バイオリン奏者で、音楽家のドイツ人チューリングと結婚していたが、そのドイツ人が急逝した事。名前も偽名だった事。そして、日本に帰国後は音楽活動を一切辞めていた事であった。
更に、彼女は交通事故に遭い、脳障害と下半身不随になっていた事・・。
ー ”みゆきが携帯を持っていない”理由と突然消えた理由が氷解するシーンである。序でに必死に涙を堪える・・。-
■サトルはみゆきの姉(板谷由夏)に会い、みゆきと会わせて欲しいと頼む。そして、みゆきの日記を読ませてもらうのである。
日記には、心が空虚になっていたみゆきが、サトルと出会った喜びに溢れている文章が綴られている。涙が出そうになる。
そして、サトルは断られつつも、みゆきに会いたいと願う。そして病院で会った、無表情に車椅子に座るみゆきの姿。
再び、涙が出そうになる。”どれだけ、みゆきを不幸にするんだよ!”
だが、サトルは彼女のリハビリの手助けをするようになる。
サトルは会社を辞め、独立し、且つてみゆきと出かけた海の傍に家を建てるのである。
<そして、年月は過ぎ木曜日には、サトルはみゆきの面倒を見続けていた。そして、ある日あの海岸に行った時に、みゆきがサトルの手を握り、微かな声で言った言葉。”今日は木曜日なの?”
その言葉を聞き、サトルの眼から出る大粒の涙・・。
今作は、見る側に愛の本質(相手の身体の状態が変わっても、相手を想い続ける大切さ。)を問い掛ける作品なのである。>
奇をてらっていない純愛映画
ともすればファンタジーにも思えるストーリーですが、映画を観ているうちに引き込まれて、リアルに感じられたのは、二宮さん、波瑠さんがあまりにもピッタリ悟とみゆきに合っていたからかなと思いました。
二宮さんの涙のシーン 感動しました。
この映画では何度か涙するシーンがありますが、それぞれ違う感情で泣いてる涙だと伝わってきて、思わず涙が溢れました。
時間をかけて、想いを込めて ラストシーンにそれが伝わりました。じんわり温かい愛に溢れる映画です!
切ないラブストーリー!( T_T)
必ずしもラブストーリーはハッピーエンドになる訳じゃない事を再認識させられた感じの切ないラブストーリーです。いやーまいった!ずっと我慢していて、あそこで日記を出して来るのはズルいですよ!堪らなかったです。涙腺崩壊です。いい終わり方でしたね。
聞こえてたプロポーズ。
毎週木曜日にいつもの喫茶店で会う男女の話。
建築デザイナーの悟がデザインした喫茶店「ピアノ」そこは悟、悟の仲間も行きつけの店、そのピアノに通う謎の美女、美春みゆき、たまたま店ですれ違いピアノのマスターに「この店のデザインは彼が…」と、紹介され出会った悟とみゆき、悟のこだわりを分かってくれ褒めてくれたみゆき、またみゆきの持つハンドバッグを褒めた悟、その瞬間にお互い気になる存在へ…
スマホは持ってないみゆき…
いゃあ~めちゃくちゃ良かったです!
私主観ですが二宮和也君は映画、ドラマ何をやってもアイドル二宮和也君ってイメージだったんですが、冒頭の自宅で浸けてるぬか漬けを切って一口食べるシーンから何かナチュラルリスト和也だな!何て思いながら彼の演技とストーリーに釘付けになりました。
行きつけの店ピアノ、そこで出会った二人、悟(二宮和也)みゆき(波瑠)のやりとりのシーン何気ない日常、コーヒーを飲む、他愛のない話、食事、デート、何か二人の時間が、観てて心地よく幸せな時間、優しい時間に感じました。
何かその日常のやりとりシーンを観てるだけで何か泣けました。
連絡が取れないからこそ相手が気になる、心配になる、会いたい、今何してるんだろ?だからこそ会えた時の喜び、会えた時の二人の幸せそうな顔がとてもよかった。
ヒロインは波瑠さん完全ハマリ役!
彼女以外は考えたくないです。
オールキャスト全て素晴らしく悟の仲間役演じた桐谷健太さん浜野謙太さんも良く、「ピアノ」のマスターリリー・フランキーさんも相変わらずこの人は味がある俳優さんだなと思いました。
みゆきが来れなかった理由を知った時は声が出そうになっちゃうくらい泣きましたね!
必死に堪えましたけど(笑)
人それぞれ好みはあると思うけど他の作品も☆5評価してるけど、ちょっとこの作品は別格の評価☆5って感じです私の中で。
こんなストーリーの原作を書いたビートたけしさんは改めて凄いなと思いました!
もう一度観に行きたいな~
ビートたけし原作
たけしさん原作って事で観ました。 じゃなきゃ観てません。 邦画キライだし(笑) たけしさん好き、原作は読んでいない、僕のレビューです。 ピュアなラブストーリーで、いい話。 上品で、綺麗で、スタイリッシュ。 波瑠さん演技うまい♪ ただ、お相手の方は、客寄せに思える… 邦画って、役者じゃないのに、やたらジャ◯ーズや変なアイドルが組み込まれてて、僕が邦画をキライな理由の1つです。 そのキャスティングで、映画が安っぽく思えてしまって、この評価。 たけしさん原作なので、たけしさん監督で観たかった、マジで。 『Dolls』だってラブストーリーだが、たけしさん監督で、名作だった。 僕の評価は、こんな感じですが、隣の女の子は泣いてました。 女の人は好きそうです。 一般的にも評価よさそうです。
純愛ラブストーリーでした。
予告で彼女が忽然と消えてしまうまではやっていたので、ネタバレにならないと思うが、この構造のラブストーリーだと「愛を読むひと」を思い出す。 彼女がいなくなった理由が物語の肝だとすれば、他レビューにある通り内容は薄かったかも知れない。 けど、この作品は恋愛に特化した作品なので、余計なテーマが絡んでくるより、よっぽどシンプルだし、芝居の見応えもあった。友情パートも恋愛パートも家族の絡ませ方も、小道具の使い方も、どれも素晴らしかった。 強いていうなら、アナログっていうタイトルが、導入部分しか絡んでなかったのが気になる。 ってか、その程度しか気にならなかった。 名作かと思います。
SF設定や
難病モノでなくて良かった、最初はお母さんの転生? かと思いましたが。二宮くんは普通に居そうな感じがイイですね、脇の人も良かった、リリーさんはもう名人芸。 アウトコースきれいなストレート、純愛一択って感じでした。
いい話なんだけど、ちょっと物足りないかな
こう言う雰囲気のヒューマンドラマは昔からすごく好きです。題名がアナログだけあって温かみのある良い映画でした。 ただ内容的にはやや薄いような気がしました。もうちょっとプラスアルファ的なものが欲しかったです。 桐谷健太との共演はラーゲリー繋がりですね。二宮の演技は相変わらず上手いと思いました。 製図用の鉛筆はステッドラー製でちょっと感心しました。
『ミハル』と言えばガンペリー思い出すガノタの性
昭和の世界に浸かります。 携帯が無いのが当たり前だった誰もが相手の家電するのに親が出ないか心配した時代。 いつでも気軽に連絡出来る今だからこそほんわかさせるのに『アナログ』を持ってきた感覚が見事だと。 たけしの原作を上手に映像化したなと思います。 ハッピーエンドも自分の映画では好まないのにこう言うところで持ってくるのもたけしらしい(笑) ニノと波瑠を含めこの作品のキャスティングは素晴らしいと思いました。 社会人になった男の友情ってあれくらいが丁度いいんだよね。
クラシカルなラブストーリー
古き良き恋愛小説のような作品。ゆーっくり丁寧に、でも言葉は少なめに、2人の男女の心の動きを描き出しています。 令和の時代には起こらないすれ違いが、スマホを持たない女性が相手であることで起きてしまう奇跡。24時間連絡が取れて、予定変更連絡はもちろん些細なやり取りが出来るのが当たり前の現代において、アナログな恋愛模様は今見るととても新鮮に感じました。 二宮さんの演技は素晴らしかったですし、空気感は温かく素敵でしたが、個人的には合わなかった…。あまりにも夢物語過ぎるというか、いくらなんでも…と思ってしまい感情移入が出来ず、レトロさへの味わいというより古臭く感じてしまいました。残念…。 本筋よりも、水島×高木×山下のやり取りが絶妙過ぎて楽しくもっと観たかったです。笑
愛情パートより友情パートに感動
試写会で観てきました。 ビートたけし作の小説が原作と言うことで、北野監督映画が個人的に刺さってた私は絶対観ようと思っていた作品でした。 恋愛の話としては…まぁ普通、ですかね。逢えない期間の描写がもう少し丁寧だったらなお良かったのではと思いますが。普通の家庭を築いて普通に生きている私は絶対共感には至らず、普通に観ている感じでした。 その一方で、主人公が男友達と飲み屋や喫茶店で話しているシーン、これが凄く刺さりました。自分も同じ年ごろ、同じような仲間がいる中で、仲間内で作中のようなシチュエーションになったら、絶対同じ感じだろうなと思ってそこが凄く刺さりました。 ネタバレしないように書きたいのですが、とある一コマ「まだやってるよ~っ!行くか~!!」がいつまでも忘れられません。
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