アナログのレビュー・感想・評価
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休み明けの中学生
悟とみゆきのデートが
とても可愛らしくて2人の掛け合いや
友達3人のカットされまくるほどの
マシンガントークがとってもおもしろかった
みゆきと関係を紡いでいくところ
友達3人で飲んでるところ
お母さんとの会話
ニノが本当に自然体な感じですごくよかったし
さすがだな〜
「木曜日の同じ時間に」
お互いが会いたいと強く想い続けなければ
一途な想いがなければ
育まれない古典的な愛が美しかった。
会えない時間が愛を育み
とてつもなく会いたくなる
悟の温かさとか
みゆきの儚く美しい優しさとか
とても素敵だった。
だけど、後半がちょっと雑かなぁ。、
あ。ぇ...そういう感じ...と少しシラけてしまって
揺さぶられず泣けない自分に戸惑ってしまった。
前半はあの切られてるな〜って感じの編集がよかったんだけど、後半はもう少し丁寧に編集して欲しかった
監督もうちょい頑張って
「今日、木曜日」で泣かされた
ニノと波瑠という、好きな役者さんが出る作品ということで、原作知らない中、公開初日に鑑賞。
実はテレビをあまり見ないので、インスパイアソングなるものがあるのを知らなかった。
もったいないことをした。。。
いくらちゃんのwithを聴いてから見るとより、楽しめると思った。
スマホでいつでも連絡できてしまう今だからこそ、「スマホを持たない彼女と木曜日だけの恋」という、新しく面白みのある設定。
起承転結を守った作品で、話が入ってきやすかった。
主人公の悟の置かれている状況、仲間や会社との関係性をじっくり理解できるシーンが多く、彼の控えめで謙虚な性格がわかる。
みゆきを好きになっていく悟の表情や惚気にはクスッと笑えるシーンが多く、面白い。
そんな中で、みゆきとの出会い。
みゆき側の解説的なシーンは少なく、謎めいたまま終盤へ。
2人が惹かれ合うのがわかる演技、表情、行動、シナリオ。さすが演技の上手い2人だ。
なのに、プロポーズ予定当日から、突然会えなくなる2人。
その後、明かされる2つの真実(みゆきの正体と、事故)に衝撃と悲しさを与えられる。
正直、この時点で悲しさはMAX近いのだが。
(この部分でみゆきが死んでいなくて良かった。安易な死が分かつ愛にならずに済んだ。きっとハッピーエンドにしてくれ!と必死で思いながら見ることになる)
控えめな悟の、運命の出会いを諦められないという強い思いのコントラスト。
障害を持つみゆきとの日々。
諦めない強さと支える友と家族。
主題は、何が人と人を引き裂くかわからない、人生の不確実性と、それに負けない人の心。でしょうか。
最後に、みゆきの障害が回復する兆しが見えて、思い出の海で語った「きょう、もくようび」という言葉に、涙が出た。
この言葉で泣くのは、この物語を見た人だけだなという印象的なシーン。
そしてそのまま閉幕。
めちゃくちゃハッピーではないが、じわっと悲しさの後に幸せを運んでくる作品。
なお、ピアノというカフェのマスター役、リリー・フランキーは、この役にピッタリで、多くは語らないがその柔らかな声と表情で鑑賞者に訴えかけてくる。
やはりこの人の演技はすごい。自然とそこにいる人になっている。
ニノ 上手い!
よくあるストーリー
「ラーゲリより」
「あざとさ」ばかりが気になってシラケてしまった
たとえ相手が携帯電話を持っていなくても、待ち合わせ場所のカフェに電話して「今日は行けなくなった」と伝えてもらうことはできるだろうし、家の固定電話の番号や住所を聞くことだってできるだろう。
個人的に、「アナログ」と言えば、「電話」のことよりも、(メールではなく)「手紙」のことを思い浮かべるということもあって、2人が会えない状況を作り出すための仕掛けに、どこか違和感を覚えてしまった。
また、出逢った時こそ、彼が選んだ装飾品や彼女のバッグについてのセンスが一致して、「お似合い」な感じがするものの、それ以降は、彼女が好きな落語にしても、クラッシックにしても、彼の方は門外漢で、2人が愛を深めていく様子が実感できなくなる。
そうこうしているうちに、突然、彼女が姿を消して、やがて、その理由が明らかになるのだが、そんなにタイミング良くアクシデントが起こるものだろうかと、あまりにもわざとらしい話の作り込みに興醒めしてしまう。
その、会えなくなった理由にしても、彼女の過去と関わりがあるのならいざしらず、それとはまったく関係のない「交通事故」というのは、どこかチグハグしているし、安易過ぎるのではないか?
しかも、それで彼女が亡くなったのなら美しい悲恋で終わったものの、脳障害で意思疎通ができないまま生き続けているという展開に、作り手の「あざとさ」が垣間見えてしまうのである。
それでも、百歩譲って、彼は、彼女のことを、何十年も介護し続けたという話になったならば、それなりにリアリティがあって、感動できたかもしれないが、結局、ラストは、嫌な予感が的中することになる。
要は、「観客を泣かせてやろう」という魂胆があからさま過ぎて、泣けるどころかシラケてしまうのである。
携帯電話を持っていても、世間から距離を置くことはできるだろうから、彼女が携帯電話を持たなかった理由もよく分からないし、最後まで「アナログ」というタイトルが活かされなかったことにも、物足りなさが残った。
演者の実力に支えられている作品
ストーリーはよくある感じ。
シーンが切り替わるときのブツブツした感じ、アナログ感出してるのかなーと思ったけど統一感なし。
演者の二宮、波瑠、桐谷…とにかく素晴らしいし
アドリブに支えられてた、それに尽きた。キャストに恵まれた作品だと思う。この映画について、色んな話を読んだり聞いた感じ、結構難しい注文やシーンがあったみたいだけど、映画を観た感じそれが生かされて無いと感じた。カットされている所も多いみたいだし。
頑張って応えてくれたのなら、撮った側は生かさないと。
と思うな。やっぱり監督で作品は如何様にもなるんだなと実感した。
とにかく二宮の演技が素晴らしく、二宮を堪能したいなら観に行くべき。桐谷健太と浜野謙太との掛け合いも素晴らしい、そこだけはコント見てるみたいだったし、赤めだかトークも最高だった。
マスターのリリーの穏やかさもよかった
板谷由夏も響いたし、藤原丈一郎もよかった。
本当に演者たちがよかった。
誰かが常に誰かを想う気持ちは伝わった映画。
でも、ストーリーはあまり入ってこなかった。
演者を堪能しにもう一度観るかも。
でもこの監督のファンにはなれないな
と思う映画でありました。
携帯電話
優しい映画〜悲しい真実〜
とても暖かくて優しい気持ちになる映画でした。
広尾のお洒落なコーヒー店で出会い恋が始まる、それだけでもささやかだけど凄くいい。
予告編で隠されてた真実が明らかに。
あー、そーいう事だったのか。
ただただ涙が溢れた。なんて悲しい真実なんだ。
ベターだけど凄くいい。
たけしさん、いい原作書いたね。
予想以上でしたよ。
喫茶店っていいなー
東京っていいなーって改めて何か感じた。
台東区って何あったっけ?(笑)
広尾なんて滅多に行かないけど行ってみようかな。
最後、幾田りらの歌を期待していたらアコースティック版かよ。残念。知らなければアレはあれで良かったんだけど、散々映画館であの曲聴かされたんだから流してよ。
海でのラスト、あの場面でヴァイオリンシーンはいたのかな?唐突。無くしてあのまま幾田りら流した方が泣けた。
お姉さんから二宮君が真実を知るシーンで流した方が良かった。
狙いなんだと思うがわざと編集が分かる場面が結構多く少し気になった。
幾田りらのWithを聴きながらレビューと帰宅の途へ。
無償の愛はこの世にあるんだね
リラと‼️❓ハルと❓‼️ニノと‼️❓
会いたい気持ち
冒頭…朝食を作り
食べるシーンから始まる
…何か。いい感じ
ふたりの出会い方も素敵で
…引き込まれます
[アナログ]
会いたい気持ちがあれば会えるよね
なかなか今の時代
携帯を持たないのは難しいですが
でも…何か。いい
昔っぽい感じもするけど
いまの時代だからこそ…なおさら
ピュアな気持ちになれる
ふたりのぎこちなさ含めて…いい
悟の仲間二人に笑いをもらって
にのと波瑠ちゃんの涙に
涙して・・
いい感じで終わった
にのがダミ声だったのは
気づかなかった。
古典的な設定で描く丁寧に愛を紡ぐ悟とみゆき
観終わって、良い映画を観たなと感じた。出会いから着実に熟成していく愛の物語を程よいテンポで丁寧に描いている。自然に作品世界に入ることができ、心地良く観ることができる。
時代と逆行して、手作り、手書きに拘るデザイナー水島悟(二宮和也)は、自分が内装設計した喫茶店ピアノで、悟の内装センスを褒める不思議な魅力を持つ女性・美春みゆき(波瑠)に出会う。彼女は小さな商社で働いていた。悟はみゆきに惹かれ連絡先を交換しようとするが、みゆきは携帯電話を持っていなかった。二人は毎週木曜日にピアノで会う約束をする。二人は徐々に親密度を増し丁寧に愛を育んでいく。そして、悟がプロポーズを決意した木曜日に、みゆきは忽然と姿を消す・・・。
みゆきが携帯電話を持っていない、二人が会えるのは木曜日だけという設定には古臭さはあるが作品としては奏功している。会えない六日間が二人の愛の熟成を促進している。連絡が取れないことが、相手を想うことになり、二人の愛を深めている。
波瑠が品のある物静かな佇まい、落ち着いた台詞回しで、謎めいた雰囲気のみゆきを好演している。二宮和也は、仕事はできるが上司に手柄を横取りされてしまう人の良い悟を流石の演技で熟している。終盤のみゆきへの想いを語るシーンが感動的であり涙を誘う。
二人を取り巻く豪華俳優陣も役どころを心得た演技で作品を支えている。特に、悟の入院中の母親役・高橋惠子の人生経験豊富なアドバイス、悟の親友役・桐谷健太、浜野謙太の悟との熱い友情、ピアノのマスター役・リリーフランキーの二人を見守る暖かな眼差しが印象に強く残る。
終盤。突然消えたみゆきの行方は、この手の作品の定番であるが、観客の感情を煽るような劇的展開にはせず、淡々と進行していく。その方が現実的であり、却って感情は動く。泣ける。
ラスト。漸く希望の光が二人に差し込む。二人の愛の物語の第二章が始まる。粘り強くみゆきを支える悟の姿に時代を越えて普遍的な愛の強さを感じた作品だった。
タイトルなし
二宮くん、大人の演技ができるようになった。建築家でデザインにうるさいのに、クラシック全然わからないで野球好きとか、変。日本人ならありそうだし、二宮くん、ヤンキーっぽい部分あるので、ありかもとも思うが。
はるさんはほんと、うまい。落語もよかった。
でも、物語に相当無理がある。20で結婚したからといってあんなになってしまうほど、今どき、女性の描き方が受動的だし。ご都合主義的ストーリー。
物語の奇抜さ、クラシックな二人の関係が良かった。
そっか。たけし原作だったのか。ちょっと薄っぺらいもんなー、芸術の描き方、ステレオタイプというか。そして女性の描き方古いし。
【”海岸で糸電話で君に告げた言葉と彼女の答え。”今作は気品溢れる、一途なまでに相手を想う恋物語である。若き名優、二宮和也の不安や哀しみを抑制した姿で演じる姿に魅入られる作品でもある。】
■デッサンを書く際に、ステッドラーの鉛筆での手書きに拘る建築デザイナーのサトル(二宮和也)は、自身が内装を担当した喫茶店”Piano"で、偶然出会ったみゆき(波留)に恋をする。
そして、二人は”みゆきが携帯を持っていないので”毎週木曜日に喫茶店”Piano"で会う約束をする。
◆感想
・サトルは、朝食は釜で米を炊き、ぬか漬けの胡瓜を手慣れた手つきで添えて美味しそうに食べる。
会社でも、図面はステッドラーの鉛筆で手書きで書く。しかも鉛筆はナイフで自ら削ったモノである。
ー これらのシーンを見るだけで、嬉しくなるし、彼の実直で仕事に拘りを持つ人柄が伺える。-
・そんな彼が喫茶店で、みゆきに出会うシーン。彼女はサトルの拘りの内装を的確に褒め、嬉しくなったサトルは彼女の母から譲られた水色のバッグを”センスが良い”と褒める。
ー 二人の相性の良さが分かるシーンである。-
・サトルの小学生以来の親友、高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)の存在も良い。重くなりがちなテーマの中、二人の明るい存在が良きアクセントになっているし、後半での彼らが果たした行動は、正に真の友情である。
・どこか謎めいたみゆきだが、二人で海に行って糸電話で話をしたり、蕎麦打ち体験をしたり、良い感じで関係は続くのだが、クラシックのコンサートで二人でデートに出掛けた際に不意に涙を流して席をたってしまう。そしてある日突然彼女は、喫茶店に来なくなる。
ー ここで、何となく展開が読めてしまったが、そこは突っ込まずに鑑賞続行。-
・ある日、大阪転勤を受け入れたサトルの元に、東京から高木と山下が険しい表情でやって来る。
それは、みゆきが世界的バイオリン奏者で、音楽家のドイツ人チューリングと結婚していたが、そのドイツ人が急逝した事。名前も偽名だった事。そして、日本に帰国後は音楽活動を一切辞めていた事であった。
更に、彼女は交通事故に遭い、脳障害と下半身不随になっていた事・・。
ー ”みゆきが携帯を持っていない”理由と突然消えた理由が氷解するシーンである。序でに必死に涙を堪える・・。-
■サトルはみゆきの姉(板谷由夏)に会い、みゆきと会わせて欲しいと頼む。そして、みゆきの日記を読ませてもらうのである。
日記には、心が空虚になっていたみゆきが、サトルと出会った喜びに溢れている文章が綴られている。涙が出そうになる。
そして、サトルは断られつつも、みゆきに会いたいと願う。そして病院で会った、無表情に車椅子に座るみゆきの姿。
再び、涙が出そうになる。”どれだけ、みゆきを不幸にするんだよ!”
だが、サトルは彼女のリハビリの手助けをするようになる。
サトルは会社を辞め、独立し、且つてみゆきと出かけた海の傍に家を建てるのである。
<そして、年月は過ぎ木曜日には、サトルはみゆきの面倒を見続けていた。そして、ある日あの海岸に行った時に、みゆきがサトルの手を握り、微かな声で言った言葉。”今日は木曜日なの?”
その言葉を聞き、サトルの眼から出る大粒の涙・・。
今作は、見る側に愛の本質(相手の身体の状態が変わっても、相手を想い続ける大切さ。)を問い掛ける作品なのである。>
奇をてらっていない純愛映画
ともすればファンタジーにも思えるストーリーですが、映画を観ているうちに引き込まれて、リアルに感じられたのは、二宮さん、波瑠さんがあまりにもピッタリ悟とみゆきに合っていたからかなと思いました。
二宮さんの涙のシーン 感動しました。
この映画では何度か涙するシーンがありますが、それぞれ違う感情で泣いてる涙だと伝わってきて、思わず涙が溢れました。
時間をかけて、想いを込めて ラストシーンにそれが伝わりました。じんわり温かい愛に溢れる映画です!
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