劇場公開日 2023年10月6日

アナログのレビュー・感想・評価

全335件中、321~335件目を表示

4.0古典的な設定で描く丁寧に愛を紡ぐ悟とみゆき

2023年10月6日
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鑑賞方法:映画館

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幸せ

観終わって、良い映画を観たなと感じた。出会いから着実に熟成していく愛の物語を程よいテンポで丁寧に描いている。自然に作品世界に入ることができ、心地良く観ることができる。

時代と逆行して、手作り、手書きに拘るデザイナー水島悟(二宮和也)は、自分が内装設計した喫茶店ピアノで、悟の内装センスを褒める不思議な魅力を持つ女性・美春みゆき(波瑠)に出会う。彼女は小さな商社で働いていた。悟はみゆきに惹かれ連絡先を交換しようとするが、みゆきは携帯電話を持っていなかった。二人は毎週木曜日にピアノで会う約束をする。二人は徐々に親密度を増し丁寧に愛を育んでいく。そして、悟がプロポーズを決意した木曜日に、みゆきは忽然と姿を消す・・・。

みゆきが携帯電話を持っていない、二人が会えるのは木曜日だけという設定には古臭さはあるが作品としては奏功している。会えない六日間が二人の愛の熟成を促進している。連絡が取れないことが、相手を想うことになり、二人の愛を深めている。

波瑠が品のある物静かな佇まい、落ち着いた台詞回しで、謎めいた雰囲気のみゆきを好演している。二宮和也は、仕事はできるが上司に手柄を横取りされてしまう人の良い悟を流石の演技で熟している。終盤のみゆきへの想いを語るシーンが感動的であり涙を誘う。

二人を取り巻く豪華俳優陣も役どころを心得た演技で作品を支えている。特に、悟の入院中の母親役・高橋惠子の人生経験豊富なアドバイス、悟の親友役・桐谷健太、浜野謙太の悟との熱い友情、ピアノのマスター役・リリーフランキーの二人を見守る暖かな眼差しが印象に強く残る。

終盤。突然消えたみゆきの行方は、この手の作品の定番であるが、観客の感情を煽るような劇的展開にはせず、淡々と進行していく。その方が現実的であり、却って感情は動く。泣ける。

ラスト。漸く希望の光が二人に差し込む。二人の愛の物語の第二章が始まる。粘り強くみゆきを支える悟の姿に時代を越えて普遍的な愛の強さを感じた作品だった。

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みかずき

4.5タイトルなし

2023年10月6日
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鑑賞方法:映画館
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えみり

5.0ベタですが、ちょうどいい

2023年10月6日
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幸せ

画がナチュラルで、二宮さん、波瑠さんも等身大な感じで、良かったです。
ストーリーはベタですが、世代的にちょうどいい感じ♪

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かぁしゃん

4.0【”海岸で糸電話で君に告げた言葉と彼女の答え。”今作は気品溢れる、一途なまでに相手を想う恋物語である。若き名優、二宮和也の不安や哀しみを抑制した姿で演じる姿に魅入られる作品でもある。】

2023年10月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

4.5奇をてらっていない純愛映画

2023年10月6日
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さゆひろ

4.0切ないラブストーリー!( T_T)

2023年10月6日
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泣ける

必ずしもラブストーリーはハッピーエンドになる訳じゃない事を再認識させられた感じの切ないラブストーリーです。いやーまいった!ずっと我慢していて、あそこで日記を出して来るのはズルいですよ!堪らなかったです。涙腺崩壊です。いい終わり方でしたね。

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binn

1.0退屈でした

2023年10月6日
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鑑賞方法:映画館

タイミングが合ったので公開初日に見てきました。
どこかで見たようなきれいごとを並べたような映画、
退屈だったのでラスト10分で途中退出しました。
意思疎通ができなくなった彼女を愛し続けるほど、
二人に絆を深める時間があったとも思えず…
俳優陣は豪華だったのに、残念でした。

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かんがるー

5.0聞こえてたプロポーズ。

2023年10月6日
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SAKURAI

3.0ビートたけし原作

2023年10月6日
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鑑賞方法:映画館

たけしさん原作って事で観ました。

じゃなきゃ観てません。

邦画キライだし(笑)

たけしさん好き、原作は読んでいない、僕のレビューです。

ピュアなラブストーリーで、いい話。

上品で、綺麗で、スタイリッシュ。

波瑠さん演技うまい♪

ただ、お相手の方は、客寄せに思える…

邦画って、役者じゃないのに、やたらジャ◯ーズや変なアイドルが組み込まれてて、僕が邦画をキライな理由の1つです。

そのキャスティングで、映画が安っぽく思えてしまって、この評価。

たけしさん原作なので、たけしさん監督で観たかった、マジで。

『Dolls』だってラブストーリーだが、たけしさん監督で、名作だった。

僕の評価は、こんな感じですが、隣の女の子は泣いてました。

女の人は好きそうです。

一般的にも評価よさそうです。

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RAIN DOG

4.0純愛ラブストーリーでした。

2023年10月6日
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鑑賞方法:映画館

予告で彼女が忽然と消えてしまうまではやっていたので、ネタバレにならないと思うが、この構造のラブストーリーだと「愛を読むひと」を思い出す。
彼女がいなくなった理由が物語の肝だとすれば、他レビューにある通り内容は薄かったかも知れない。
けど、この作品は恋愛に特化した作品なので、余計なテーマが絡んでくるより、よっぽどシンプルだし、芝居の見応えもあった。友情パートも恋愛パートも家族の絡ませ方も、小道具の使い方も、どれも素晴らしかった。
強いていうなら、アナログっていうタイトルが、導入部分しか絡んでなかったのが気になる。
ってか、その程度しか気にならなかった。
名作かと思います。

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かしまる

3.5SF設定や

2023年10月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

難病モノでなくて良かった、最初はお母さんの転生? かと思いましたが。二宮くんは普通に居そうな感じがイイですね、脇の人も良かった、リリーさんはもう名人芸。
アウトコースきれいなストレート、純愛一択って感じでした。

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トミー

2.5いい話なんだけど、ちょっと物足りないかな

2023年10月6日
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鑑賞方法:映画館

こう言う雰囲気のヒューマンドラマは昔からすごく好きです。題名がアナログだけあって温かみのある良い映画でした。
ただ内容的にはやや薄いような気がしました。もうちょっとプラスアルファ的なものが欲しかったです。
桐谷健太との共演はラーゲリー繋がりですね。二宮の演技は相変わらず上手いと思いました。
製図用の鉛筆はステッドラー製でちょっと感心しました。

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canghuixing

4.0『ミハル』と言えばガンペリー思い出すガノタの性

2023年10月6日
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昭和の世界に浸かります。
携帯が無いのが当たり前だった誰もが相手の家電するのに親が出ないか心配した時代。
いつでも気軽に連絡出来る今だからこそほんわかさせるのに『アナログ』を持ってきた感覚が見事だと。
たけしの原作を上手に映像化したなと思います。
ハッピーエンドも自分の映画では好まないのにこう言うところで持ってくるのもたけしらしい(笑)

ニノと波瑠を含めこの作品のキャスティングは素晴らしいと思いました。
社会人になった男の友情ってあれくらいが丁度いいんだよね。

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REGZA521

3.0クラシカルなラブストーリー

2023年10月5日
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鑑賞方法:試写会

古き良き恋愛小説のような作品。ゆーっくり丁寧に、でも言葉は少なめに、2人の男女の心の動きを描き出しています。

令和の時代には起こらないすれ違いが、スマホを持たない女性が相手であることで起きてしまう奇跡。24時間連絡が取れて、予定変更連絡はもちろん些細なやり取りが出来るのが当たり前の現代において、アナログな恋愛模様は今見るととても新鮮に感じました。

二宮さんの演技は素晴らしかったですし、空気感は温かく素敵でしたが、個人的には合わなかった…。あまりにも夢物語過ぎるというか、いくらなんでも…と思ってしまい感情移入が出来ず、レトロさへの味わいというより古臭く感じてしまいました。残念…。

本筋よりも、水島×高木×山下のやり取りが絶妙過ぎて楽しくもっと観たかったです。笑

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まだまだぼのぼの

4.0愛情パートより友情パートに感動

2023年9月29日
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鑑賞方法:試写会、映画館

 試写会で観てきました。
 ビートたけし作の小説が原作と言うことで、北野監督映画が個人的に刺さってた私は絶対観ようと思っていた作品でした。
 恋愛の話としては…まぁ普通、ですかね。逢えない期間の描写がもう少し丁寧だったらなお良かったのではと思いますが。普通の家庭を築いて普通に生きている私は絶対共感には至らず、普通に観ている感じでした。
 その一方で、主人公が男友達と飲み屋や喫茶店で話しているシーン、これが凄く刺さりました。自分も同じ年ごろ、同じような仲間がいる中で、仲間内で作中のようなシチュエーションになったら、絶対同じ感じだろうなと思ってそこが凄く刺さりました。
 ネタバレしないように書きたいのですが、とある一コマ「まだやってるよ~っ!行くか~!!」がいつまでも忘れられません。

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ヂャッキー