劇場公開日 2023年10月6日

「シンプルなストーリー、とても丁寧に作られた良作」アナログ mac-inさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0シンプルなストーリー、とても丁寧に作られた良作

2025年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

タケシが原作。タケシは優れたストーリーテラーだね。

シンプルなストーリー、とても丁寧に作られた良作。けっこう泣けた。

波瑠は、楷書体のような演技(褒めている)、佇まいが美しい。
二宮和也は、自然体で普通に上手い。色々と起用されている意味がわかる気がする。あまりお気に入りでなかったけど今回は良い。

この監督(タカハタ秀太)は初めて見たけど、丁寧な演出で好感。ただ編集がちょっと変わっている。ジャンプカット(同じポジションで中抜けするカット)を何度か使う。それが意外と効果を上げている。(今風?)多分普通の映画よりカット数が多い。

お母さん役の高橋恵子、友人役の桐谷健太と浜野謙太、喫茶店のマスターのリリー・フランキー、波留の姉さん役の板谷由夏、みんないい仕事をしている。

また見たくなる映画。

mac-in