「ステキな佳作」アナログ マーベリックさんの映画レビュー(感想・評価)
ステキな佳作
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何げに、インフライトムービーで見ました。ニノ、波留他、達者な役者の皆さんが好演。ビートたけし原作の恋愛モノなんで、「HANA-BI」のような淡々とした作風、物語を予感しつつ、鑑賞したのですが、予想を更に上回る静けさで進む韓流の恋愛映画のような洒落たテイスト。
最後に悟(ニノ)が住む海辺の家、実際には房総にある桟橋(某国営放送のドキュメンタリー番組でも取り上げていた)が「イルマーレ」を喚起させました。
親友から伝えられる、みゆき(波留)の素性、姉から託された、みゆきの日記で明かされる、彼女の気持ちの揺れ動き、浜辺での糸電話の会話を聞いていた事、そして最後の途切れ途切れながらの彼女のコトバ、もうウルっと来ない筈ありません。
誰かと木曜日に、あんなマスター(リリーさん)がいる、素敵な喫茶店で待合せたくなりました、笑
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