「少し古くさい感じが良い…⭐︎」アナログ ☆ムーミンさんの映画レビュー(感想・評価)
少し古くさい感じが良い…⭐︎
ビートたけし原作という恋愛小説ということもあって、見に行くのを迷っていたのたが行って良かった。
物語は、波瑠演じるみゆきと二宮和也演じる悟が出会って始まる王道の恋愛小説だが、みゆきが携帯を
持っていないため二人が出逢ったリリー・フランキーが経営する「ピアノ」というカフェで木曜日に
逢うという昭和的なシチュエーションが上手く作用して、何とも言えない味わいがある。
波瑠の素性がほとんどわからないままプロポーズしようとするところなど若干の無理を感じるシーンも
あるけど、ゆっくりと進む二人を見ていて、心地よい感情が湧いてくる。
二人の周りの人々のキャラがとても良く、リリー・フランキーは本当にどんな役を演じても
そこに行ったら、彼が実際にいそうな存在感があって、今回は彼のお店「ピアノ」で美味しい
コーヒーを飲みたくなったし、自分的には桐谷健太と浜野謙太の二人が演じている悟の男友達
がすごく良かった。
二人を心配して様子をみに行ったり、焼き鳥屋で波瑠に気を遣って、盛り上げようとするところとか、
友達良いなぁ…、悟を含め全員が40歳くらいというのもこの恋愛を今時のものとは違う作品に
仕上げていることの一つと思う。
物語は、結構唐突な出来事があり一転した展開になってしまうけど、終盤もへんに甘っちょろく
ならず、そこそこの希望を残した感じで終わって良かった。
ラストシーンの海の場面の画像の綺麗で余韻のある映画に仕上がって、恋愛映画も良いなぁ…。
エンドロールにうるさい歌が流れずに、最後までインストなのもすごく良かった。
みかづき様
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本作、二宮和也と波瑠の持ち味を存分に発揮した純愛ラブストーリーでした。携帯電話を使えない、週に一度しか会えないという設定が効いていました。二人を取り巻く豪華俳優陣が作品を支えていました。
良い映画でした。
ー以上ー