劇場公開日 2023年10月6日

「オールドスクールなラブストーリー でも嫌いじゃないんだなーこれが」アナログ にゃたろうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5オールドスクールなラブストーリー でも嫌いじゃないんだなーこれが

2023年10月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

これだけ様々なジャンルのコンテンツが溢れかえっている昨今、ちょっと時代遅れにも感じるようなオールドスクールのラブストーリー。
それなのに心にグッとくる、自然と涙してしまうのはどうしてなんでしょうね。

本当に丁寧で優しいラブストーリーに仕上がっています。
サカナクションの”新宝島”くらい丁寧ですし、Superflyの”やさしい気持ちで”くらい優しいです。
二宮くんと波瑠さんの仕草や言葉、表情の一つ一つがそんな雰囲気をつくっているのでしょうね。
特に二宮くんの演技とても良かった!個人的イチオシシーンは、2回目に彼女と会ったところ。冗談を言った後「嘘でーす」の言葉に合わせて、めちゃくちゃ耳を真っ赤にしている二宮くんに、「そんなんもう演技のレベル超えてますやん…」と感服しました。

僕は基本、映画の中でアドリブ全開なシーンはあまり好みではないのですが、本作はそこを全く不快に感じませんでした。むしろ自然と笑みがこぼれたくらいです。
俳優陣のまさに”自然体の演技”が感じられて、そういった意味でも丁寧で優しい映画でしたね。映画界の無印良品です。

最後に、最近インスパイアソングという文化?流行っているような気がしますが、普通に主題歌にしたらダメなんでしょうか?「エンドロールでinst流すんならもう主題歌でええやん」と思ってしまいました。

にゃたろう
にゃたろうさんのコメント
2023年10月9日

コメントありがとうございます!
いや待ってください!
僕のレビューより良い表現のレビューをコメントに書かないでください笑

にゃたろう
みかずきさんのコメント
2023年10月8日

はじめまして、みかずきです

設定は古かったですが、感動的なラブストーリーでした。

仰る様に、二宮和也、波瑠が持ち味を活かした自然体の演技でGoodでした。丁寧に大切に愛を育む、愛を紡ぐという雰囲気が出ていました。二人を取り巻く豪華俳優陣の演技も自然体でした。

終盤の山場でも、過剰な演技はせずに、切々とみゆきへの想いを吐露する悟役の二宮和也の演技が感動的でした。

ラストは、希望の光が漸く二人に差し込んで、二人の愛の物語の第二章が始まるんだなと感じました。

観終わって、良い映画を観たなって感じました。

ー以上ー

みかずき