ダークグラスのレビュー・感想・評価
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サスペリア2
いよいよ我が県でも上映が始まり、片道約70キロを走破し観に行きました。前日には、今回はジャーロ系と聞いたのでサスペリア2を復習して、万全を期しました。
ダリオ・アルジェントの作品をスクリーンで観るのはいつ以来か記憶はないのですが、もうないかとも考えていたので感慨深きです。
内容は、至ってまともで起承転結もあり、過去作に散見される意味が繋がらない展開や、本題とは全く関係ないシーンの挿入もなく(しいて言えば日蝕?)とても楽しめました。
こうしたどこかで観たことありそうなストーリーでは主人公を応援したくなるかどうかが大事だと思います。その意味で、ダリオ監督、実にうまく可愛く愛おしく、思わず応援したくなってしまうヒロインを作ったと思います。
500ユーロの太客、本当にいい奴だし(あの照れ笑いセリフ、素晴らしい)、「困ったわ、お金がないわ、仕事しないと」としてこのジジイを頼ってしまうディアナ、とっても可愛いですよ。
最後は、心底、「おいおいおい」大丈夫かよとドキドキしました。結果大満足です。
ダリオ監督、これまでは美女をいたぶるのに蛆虫を多様してましたが、今回は〇〇〇〇です。正直、少々無理筋かとは思いました。
久しぶり
潔くB級に徹している
ホラーで泣く
1.ホラーなのに目がウルウル
2.これはハイジ系の犬映画かも
3.一番怖かったのは川のヘビ
4.ブリーダーは犯罪を犯しやすいかも
5.イレニア・パストレッリのスタイルとロケット美乳は加点ポイント 頭に包帯グルグルのほぼすっぴんも加点ポイント。
6.子供は早合点をしやすいけど、そこを大きな展開の起点にするストーリーはグッド👍️
7.オジサンたちの悲哀も加点ポイント
8.ニンテンドーは喜んじゃうかも
9.警察犬と盲導犬の2つの能力を併せ持つ設定は許す
10.後頭葉をやられると見えなくなる
盲目
ダークグラス
ダリオアルジェントの作品は
それこそ「サスペリア」と「ゾンビ」ダリオ監修版。は
観たことあります。
10年ぶりの作品つーことで
鑑賞しました。
え、普通に楽しい。
普通に面白い。
ちょっとグロいけど手作り感ある血しぶき描写が味わい。
イタリアにはセレブな娼婦がいるんですね。
主人公も内心、優しいんだよね。特に子どもには。
ツンケンした娼婦じゃないのが中盤から分かってくるのが良かったです。
いわゆる連続殺人鬼から街から郊外へ。そして森の中へ。
盲目の主人公と相棒の少年とのコンビは
THE定番なんだけど非常にテンポも良くて音楽も良くて
見やすいホラー映画でした。
これが遺作にならないように
ダリオ・アルジェント監督10年振りの監督作品「ダークグラス」を見てきました。前作の「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」から10年経つんですね・・・・
また、ダリオ・アルジェント監督が本作品のコメントで「数年前に想像したものの、制作することができなかった作品です。でも頭から離れることはありませんでした。バイオレンスでくだらない作品を求める市場での需要に左右されることが難点でした。一方で、ようやく自分の悪夢との和解を経験することができました」なんだか凄く期待できると思い見に行ってきました・・・・
まずは、本作品・・・・ダリオ・アルジェント監督の遺作にしないでね・・・とひと言・・・
正直、内容ですが、全編、内容に沿った好都合主義に出来過ぎていて、何とも・・・・
主演の女優さん、助演のアジア系の少年の演技の悪さにイライラ・・・・
どうしょうもないラストで、最後は笑うしかない・・・・
要所要所のアイデアは分かるんだけど・・・効果的ではないし・・・
前半にこそアルジェント節があり、アルジェント監督ファンは嬉しい演出はあるものの・・・
何ともスタイリッシュなアルジェント監督作品には及ばないね・・・
映画を撮る情熱は決して年齢は関係ないと思うので、本作品を遺作にせず、アルジェント監督らしい究極のサスぺンス映画をもっと見れるように期待している・・・・
なるほどね、イタリア映画のホラー映画は独立しているのね…。
今年120本目(合計771本目/今月(2023年4月度)15本目)。
ホラー映画といえば日本映画や韓国映画が大半で、イタリア映画でホラー?というと結構珍しいのではないかと思うのですが(シネマートで見た「殺しを呼ぶ卵」くらい?)、このタイプの映画(イタリアのホラー映画の類)を「ジャッロ」というんですね…。
最初は目が不自由になった女性とその女性とかかわりのある子のお話、後半が「ある動物」(目が不自由になった方が一般的に連れている動物は、何でしょう?)という1作品で2つのテーマが入っているお得な映画です。
一応、PG12の扱いですが、PG12の中でも一部描写にひっかかったかなと思える部分はありますが、エログロの類はないのでそこは大丈夫です(「グロい」といっても、PG12なみになっています)。
イタリア映画といえば、ラブストーリー等が多いかなという印象ですが、このような映画も良かったです。
減点まで見出しにくいのでフルスコアにしています。
鮮血もエロスも少しはアルジェント
空きっ腹に血
特に事前情報は入れずに鑑賞しましたが、結構好きな作品でした。
娼婦のディアナ客の男性の匂いを指摘したことによって、その客が超暴走でストーカー殺人を起こしていく物語です。煽り運転を食らって事故り、失明してしまい、事故で亡くなってしまった一家の子供のチン結果的に引き受けて…みたいな感じでポンポンと物語は進んでいきます。
出血量はそこそこで、最初の首切りでドロッドロ血が出ますし、ポンコツ刑事たちの1人は車にポコっとぶつかっただけで顔は血まみれで死にますし、もう1人は半ドアを顔面に食らったあとナイフで思いっきり刺されるという対応力の無さに笑いました。
ストーカー男の執念は凄いもので、とにかくどこまでも追いかけて来る気持ち悪さは抜群です。そこまでの道中でディアナと関わる人物は見事に全員殺していくのもナイスです。殺されたカウンセラーは可哀想でしたが。
盲導犬のはずなのに、殺傷能力抜群のワンコなので、ストーカー男の顔面をめちゃくちゃに引きちぎる映像が長いこと展開されます。やめて〜って言ってるのに言う事を全く聞かないのは相当ヤバいのでは?と思いつつ、そのやり過ぎな感じにまた笑いを誘われました。遺体を見た警察が同情するくらいなので、よっぽどです。
終わり方は無事にチンを香港のいとこに引き渡して…みたいな感じで終わります。いとこもうちょっと待ったれよと思うくらい早足で連れていきますが、ディアナも幸せなお別れなので、丸く収まったから良いかなと思いました。
音楽も良いですし、テンポも悪くないですし、楽しめました。映像が暗過ぎて見づらいのが難点ですが、グロ耐性が余裕である人はキャッキャして楽しめるかもしれません。水蛇は一体何だったのか…。
鑑賞日 4/11
鑑賞時間 18:20〜19:50
座席 F-7
タイトルなし(ネタバレ)
イタリア・ローマ、赤いドレスで自動車を駆るディアナ(イレニア・パストレッリ)。
道行く人々が立ち止まって、天空を見上げている。
何が起こるのか・・・
果たして、起こったのは日食。
不吉な予感。
ディアナは高級コールガール。
いつものように仕事をすませたある日、殺人鬼に狙われる。
巷をにぎわす猟奇的コールガール連続殺人事件の犯人だ。
自動車で逃げたディアナであったが、運悪く、交差点で他車と衝突。
相手は中国人家族だった。
ひとり軽傷だった少年チン(シンユー・チャン)は施設に引き取られ、チンを見舞ったディアナだったが、彼女は事故の後遺症で全盲になっていた・・・
といったところからはじまる物語で、ダリオ・アルジェント監督的にはオカルト要素を排し、初期の『わたしは目撃者』『4匹の蝿』などの系列の映画。
10年ぶりの新作なので、もう文句を言う筋合いではなく、「素晴らしい!」と絶賛すべきところだけれど、意外とフツーの映画に仕上がっていました。
主人公ディアナの、そのものズバリでない色気とか、チン少年との信頼関係だとか、殺人鬼に追われての逃走劇とか、演出や物語に大きな破綻はなく、かえって「あれ、アルジェント的なのかしら、どうかしらん」な物足りなさを感じないわけでもない。
音楽は70~80年代のプログレロック的で、アルジェントっぽい。
ま、破綻しているといえば、終盤、チン少年と連れたディアナが逃げる先が森の中ということぐらいか。
全然、盲目ヒロインの設定が活きないような、反撃もできないような設定。
ただし、『フェノミナ』の蛆虫攻撃に似た、川の淵でミズヘビに絡まれピンチに陥るという本筋と関係ないヒロインいじめが展開するあたりは、アルジェント御大の不変さを者がっているのかもしれません。
終盤は、ヒロイン組と殺人鬼の格闘。
遂には・・・の描写は、盲導犬協会が激怒しそうな描写ですが、アルジェント御大ですから、ご容赦願いたい。
と、傑作とか秀作とかではないけれど、それなりに満足。
ですが、若い世代にも受けるかしらん。
盲目になったヒロインを助ける女性リタ役で、アーシア・アルジェントが出演しています。
『古典』・・・とでもいうのだろうか?...
所謂スプラッターホラーの大御所の最新作
ジャンプスケアの技法は使用していない為、心臓には悪くない作品である
何となく真犯人が透けて見える所もご愛敬であるし、シンプルな構成と、アジア人とヨーロッパ人を無理矢理でも融合する姿勢は評価したい
何より、そんな人種問題よりも、"動物万歳"作品では有るのだがw
それにしても裸一貫で奮闘する彼女たちに、尊敬以外になんの感情も湧かない リスクを背負うというテーマは、同日に観賞したナイキの映画でも取り入れられていたから・・・
面白かった
主人公が非常に魅力的。これ以上ないしんどい状況で、判断力も機転も効かせようもなくただ焦るばかりなのがとてもよかった。この監督の映画では、こうした主人公を守り危機を救う存在が大抵の場合、唐突に出現して、それが全体のトーンとアンバランスであっても大きな美点と感じることが多かった。今作では物語上ごく自然な流れで、少年と犬、そしてアーシアが彼女の支えとなる。彼らとのシーンを丁寧に描いているのが素敵。監督も老齢となり、突飛なアイデアや異常なテンションの演出等はさすがに影を潜めたが、映画自体が発する独特な味わいはそんなに衰えていないと思った。伏線がどーたらとか、物語の整合性みたいな物差しでしか映画を評価できない現代の日本で、彼の映画を待つ人が何人いるのかは分からないが、配信などでなく劇場で見ることができたのは奇跡に近い。
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