ジョーカー フォリ・ア・ドゥのレビュー・感想・評価
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哀しい
哀しかった。そういう終わり方をするのか、それはないだろう、という気もした。ジョーカーはジョーカーでいてほしかった。でないと辛すぎる。
レディーガガとのシーン、とくに歌はとても美しいところがたくさんあった。「山をつくる」って何だったのだろう。美しかっただけに、すべてが幻想だったのかもしれないと思うとまた辛い。
彼女のこと以外は刑務所+法廷で、刑務所は例によってむごいだけなので、見終わってぐったり落ち込む。前作『ジョーカー』は、何というかダークヒーローの「悪の華」の魅力があったが、今回はとことん悲しいし暗い。「ダークヒーローを格好良いと思わせちゃいけない」という配慮でそうしたのか?と勘繰りたくなるほどに。
作らなくていいものをファイナルって言われちゃ観ちゃうよ。
俳優陣が可哀想。
まぁ~~~脚本がクズ。
なんとなく観ながらダミアン・ファイナルの予告を思い出した。
もしかしたら、別の脚本で撮っちゃう可能性もあるの?
世間と自分の理想のずれ
アーサーはただ自分が尊重されたいだけだったのだと思う。
前作でアーサーはジョーカーになることで解放されたかのように描かれていたが、今作では監獄の中でさらに抑圧されている。
アーサーはその抑圧に諦めを感じていたが、リーに出会うことで解放への光が見えた。
そしてリーだけでなく周囲もジョーカーの復活を望む。
しかし、アーサーはジョーカーとして生きることに葛藤する。
続編のむずかしさかな
前作では、アカデミー賞作品賞取るのではないかと自分も思っていたくらいの内容だし、ホワキン・フェニックスの怪演ぶりがとにかく心に焼き付く作品でした。
今回は、ジョーカーが逮捕されて裁判を受けるという、比較的展開が少ないために期待外れになってしまった。
相変わらず、フェニックスの異常に痩せた姿などは気合い十分であることをうかがえるが、期待したほどの内容では無かったと観客は思ったんだろうことは想像がつく。
ダークナイトの時のように、脱獄して更なる悪事を働くような脚本を観客は望んでいたのかもしれない。
私自身は、可もなく不可もなくってことで3をつけました。
ジョーカーはいない
この作品の評価が別れるポイントは
ホアキン=ジョーカー
を期待しているかどうかだと思う。
ジョーカーは誰か1人を指す言葉ではないという解釈で観た方にとってはとてつもない傑作に見えるのではないでしょうか。
裁判所でのシーンが多く、かつての同僚からの言葉に心動かされるシーンは特に素晴らしかった。
あとガガ様めちゃ歌上手い。
見届けた
あまり評判がよくないのはチラホラと耳にしてたが、多分観るだろうから、、となるべく見ないようにして
1が余りにも衝撃で、余りにも突き刺さってきたので
そりゃ、、なかなか2が越える、ってなかなかないよねー、と期待を下げつつ観ましたが
難しいですねぇ、、
新たな方向性を求めたのかな
ホアキンの演技力は素晴らしい
引き込まれる
今回はミュージカル要素が強く、現実とのギャップに少し戸惑ったけど、私的にはまぁアリ
それより、いったいどこに辿り着きたいのか、ジョーカーをどうしたいのかがわからなかった
私の理解力不足でしょうか
やっぱり救われない、寂しい、寂しい、寂しい人
でも、寄り添いたいわけじゃない
バキバキの悪者でいて欲しかったなぁ、、
傑作だと思います。
踊りながら階段を降りるシーン、あれに前作の全てが凝縮されているようにおもいましたが。
今回は、階段を上っていき救いを求める。。。
せつないですね。
映画館で観れるうちに、もう一度見に行きます。
ミュージカルが見たい訳じゃない
アニメから始まって、
ずっと、刑務所と裁判所と妄想の世界を行ったり来たり。
常に、ミュージカル調。
途中で気づいた。
あ、これおもんないやつだわ…って。
話の内容も、あまり入ってこなかったけど難しいように思う。
JOKER を見たかったんだが、
終始 アーサーばっかり。しかもナヨナヨでしょぼくれている。見たくもない ガリガリの痩せ細った体見せられて。
あらかじめ、賛否両論あり評価がきっちり分かれる作品だと話題にはなっていたが、ここまでとは思わなかった。
途中で退席するのは マナー悪いと思ったのでしなかったが、面白くないと分かった時点で出たかったレベル。
果たして、レディーガガを出演させたいからミュージカルにしたのか ミュージカルになったからレディーガガに出演依頼したのか…
1作目の答え合わせ
アメリカでの評価がイマイチなのは知ってたが、国内のレビューは入れずに鑑賞して来ました。
終わった後軽くレビューを観ましたが、みなさんの言わんとする事はわかる。
結局『ホアキンのジョーカー』に何を求めたのか?
ですね。
DCコミックのみんなの知るあのジョーカーとは切り離した方がいい。
1作目でホアキンジョーカーに度肝ぬかされ
ヒースジョーカーをも薄れさせるほどの出来でした。
そりゃ期待するさ。皆んな。
求めたのは1作目で堕ち、覚醒したジョーカーが次はどんな事をするのか?何と戦うのか?
ハーレイもでるの!?ハービーデントも!?
期待した人達の『こうであったらいいな!』が膨らむのは無理もない。
が、この世界線の答えは違う。
悪のカリスマは群衆の負の化身であり、いわば作られたシンボル。
人々を混乱させる負の煽動者。
卓上では『ただのイかれた犯罪者』でしかない。
ならば法で裁く。
簡単過ぎる前作へのアンサーです。
アメコミヒーロー映画のような派手なバトルも無いしサプライズもない。
ヒース版の様な振り切った人格でも無ければ、狂人でもない。
ただの精神に問題を抱えた貧しい男が主役。
何かを期待した人々は肩透かしを喰らいガッカリする。
さらに今作はミュージカル調と言う事もあり、更にネガティブに輪をかけるのでしょう。
個人的には基本楽しめて見れた。
獄中の身である事。
裁判中である事。
それ故
1作目の堕ちるストーリーとは反対に
愛を知り生きる希望を持ち自由を手に入れ登るストーリーへ。
作中1作目と階段を降りるシーンと違い、階段を登るシーンが多かったのもその象徴でしょう。
ガガがハーレイ役と聞き、少し疑問を抱いたが、ミュージカル調と聞き納得はした。
元々アーサーも1作目から音楽とは繋がってたしそこまでミュージカルと言うものに違和感はない。
問題はミュージカルシーンなのだが、これも結局はアーサーの妄想が大半であり、現実とは切り離されている。
現実で歌うシーンも『イカれた奴が何か歌い出した』で片付けられるが、アーサーやリーの心情を表す演出として見ればそこまで嫌味なく見れた。
ストーリー自体は法廷劇を軸にしたアーサーの行末。
論点は二重人格であるか否か。
ここら辺は『ジョーカー』をリアル思考で精査するのが面白かった。
他の映画じゃ誰かが乗り込んで来て助けて終わりですからね。
アンチヒーロー映画とは言いませんが、現実に落とし込んだジョーカーはこんなものでしょう。
作中のジョーカー崇拝者と同様
我々やコアなジョーカーファンは『アーサー』ではなく『ジョーカー』を求めてたからガッカリし、酷評へと繋がった。
作中の崇拝者と全く同じ心情になる皮肉。
インビンシブルやザ・ボーイズなどアンチヒーロー物も増えて来ましたが、そのどれとも当てはまらない良い作品だと思います。
ただラストは頂けない。
苦悩し追い詰められた人間を完膚なきまでに終わらせるのは違う気がする。
もっとふくみを持たせたラストにして欲しかった。
それでは『ジョーカー』と言う冠をつけた意味もなくなる。
酷いちゃぶ台返し。
面白かったが、残念。
1と合わせて最高傑作!!
賛否両論ありますが、私はかなり大満足でした!とても深く、考えさせられます。
もともとミュージカルが大好きなので、何の違和感も無く観れました。
そもそもミュージカルで歌があるのは、感情が台詞でも言い表わせないほど高ぶった時に、メロディが生まれ、歌やダンスとなって表現されます。
それほどアーサーにとってリーの存在は言葉では言い表せられないほどの愛の感情を知ったのだと思います。だからミュージカルで表現されたのだと。
母親から愛を得られなかった、好きな人からも愛されなかったアーサーが、初めて愛される喜びを知ったのです。
ちょっと他の方と見方が違うかもしれませんが、私が母親になったからこそ、母から愛情を得られなかった子供の虚無感がより理解できるようになり、アーサーがどれだけ純粋だったかがわかります。
アーサーはただ愛されたかっただけなんだと思いました。
他のジョーカーが描かれている作品よりも、このジョーカーはなんとも人間らしい。リーに嘘をつかれた時にも、愛された真実が信じられなくなるほど酷く心が乱されていました。そして最後にリーと会話する時も。
バッドマンに登場する悪役のジョーカーならば、きっと平然としていられたのでしょう。
誰が本当の悪かわからなくなる所も見所かと思います。ジョーカーなのか、市民なのか、警察なのか、検察官なのか、陪審員なのか。この映画を見た方に聞いてみたいです。
1番感動したのは、ジョーカーは一人の人間であるという所。私は、誰でもジョーカーになれる可能性があるのだと感じました。ジョーカーを崇拝する市民達は、もしかしたらアーサーと似た様な境遇なのかもしれませんね。そしてこの映画を見ている私達も、ジョーカーのような犯罪を一歩間違えれば犯してしまう可能性を秘めているのだと。
そんな残酷なストーリーの中で、アーサーとして存在している所が、ジョーカーになってはいけないんだと観ている側に訴える、制作側の願いなのかもしれません。
実際に舞台でミュージカル化して欲しいです!!
ジョーカーを作っていたのは私たちだった
始まりはアーサーだった
いつ脱獄するのか、いつ狂気に戻るのか、期待していた。
刑務所で暴動になりかけたとき、ついに来たか!と思ったら肩透かし。
弁護士を解雇し、ジョーカーの格好で自己弁護するアーサーだが判決は有罪となる。
「ジョーカーは居ない」というアーサーの発言に愛想を尽かし、法定を去るリー(ガガ)の気持ちが理解できるのは、ジョーカーを見たいのは私たちだから、と気づいた。
ゲーリー(小さい男性)が証言するように、アーサーは優しい。ジョーカーになったのは民衆に乗せられたから、というメッセージを感じた。
過激なユーチューブ動画に、いいねが沢山ついて、さらに過激になるみたいな。
直後は、ミュージカル仕立ては残念、背筋が寒くならなかった、など表面的なところが気になったが、冷静に振り返ると異なる感想になった。
でもミュージカル仕立ては残念。もう一度観るかと問われたら、1回はあるかも。
(前作は5回以上視聴)
賛否分かれるのは分かる気がしました。 DCの正史から外れる系のブラ...
賛否分かれるのは分かる気がしました。
DCの正史から外れる系のブラックレーベル、主演2人の演技や歌…そこが苦手ではなければ続編として楽しめるストーリーとオチでした。2時間にわたるガガのMVを観てる気分にはなりましたけど。
ラスト画面奥でに口角を切り裂いてた人物こそが実はジョーカーで、この後に精神科医となったハーレイと出会い、本編の主人公はジョーカーになり損ねた只のアーサーという人物だったのでは…というのは深読みしすぎかもしれませんが。(アメコミキャラは生き返りもありなので、アーサーこそが後にバッツと出会うのかもしれませんし)
ハービーデントが顔左半分を火傷してたのとか、どこにも繋がらないだろうけどDC映画のそういうところが好きなので、甘口の星4個です。
現実と空想の境界線
たしかに破壊的で破滅的なジョーカーのキャラクターを期待するとちょっと肩透かしをくらうかもしれませんが、1本のエンターテイメント作品として、じゅうぶんに面白いと思いました。
現実と空想が混沌として描かれていますが、そこの境界線は曖昧でいいのかもしれません。観る人によって様々な捉え方のできる、絵画でいうと抽象画のような作品。
ホアキン・フェニックスのジョーカーはもちろん、レディー・ガガのリーもとても良かったです。
脚本崩壊?途中でガガ入り?
一番感動したのは小人の人が法廷で語る一分くらい。主人公の演技が光ったのは最初の5〜10分くらい。ガガが出るまで。
ガガが嫌いというより、別の脚本が二本同時進行しているような変な感じがしました。
ガガだけで楽しいロマンチック・ダンスストーリーで映画を作れば良かったのにとは思うが、それでは観客をさほど呼べないからジョーカーにねじ込んだのかな?
しかもガガは演技はイマイチ。役に徹する事も出来なかったのは、実は医者の娘って設定にした所からも分かります。貧乏人の娘役が嫌だったのでは。
キャラクターが定まらないから感情移入も出来ず。。。でした。
実はあの女性は主人公の空想の中の女性の設定だったのでは?
演技力のある女優でその設定で脚本を進めていたのなら名作になったと思います。
主人公の鬼気迫る演技力も生きたでしょうに。
ただジョーカーという作品は平和な時なら良いが、今のような時代はコケて正解だったのだと思います。影響を受ける人々もいたでしょうから。
監督の良心でガガの話に乗って駄作にしたのかもしれないなと、帰り道で思いました。
ザッツエンターテイメント!!
SNSの酷評なんて魔に受けたらダメですね。
正直めちゃくちゃ面白かったです。
世間の"ジョーカー像"を完膚なきまでに破壊してみせたまさかの続編!!
万人受け? 観客動員?
そんな物はどうでもいい!
凄いよジョーカー、いや流石はアーサー!!
安易なカタルシスに迎合せず、あえて前作を突き放したストーリーが痛快。
まさかあのジョーカーをも絡め取ってしまうとは。
冒頭の凝りに凝ったアニメからして最高‼️
裁判劇もミュージカルも禁断の愛の末の逃避行も最高‼️
絵作りもキャストも一級品だ‼️
ん? これのどこが退屈だって?
勝手なジョーカー像をイメージしてそれと乖離してたからって駄作扱い?
それこそとんだお笑いだ
現実社会への影響をも取り入れたメタ構造。
それ自体が狂気でありエンターテイメントになっているのが見事。
振り返るとマトリックスレザレクションズが近いだろうか?いや、でもここまで攻めた自己言及には至ってなかった。
ゲームで言ったらメタルギアソリッド2。
これに近いものを感じた。
何で皆んなこの魅力に気づかない?
カッコ良すぎるだろ!
アーサーによるジョーカーへのアンサー。
前作ジョーカーを壮大な前振りに見立てての続編。
ジョーカー自体をジョークにして視聴者はもちろんキャラクターそのものまでも飲み込んでしまう怪作。
映画というエンタメそのものを批評した映画としてもオススメ!!
予想とは違ったけど
よかったです。
アーサーは、アーサー
最後の「もう歌いたくない」で
泣いてしまった。
どうにもならない人生
妄想するしかないのかな。
リー、最初の弁護士、
アーサーを救おうと手を差し伸べるのは、みんな女性で、
そして、看守は、みんな太っていて、何か意味があるのだろか、
答え合わせにもう一度観たいです。
追記
前作で、ジョーカー、
年とりすぎでは、と疑問だったけど納得いたしました。
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