ジョーカー フォリ・ア・ドゥのレビュー・感想・評価
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圧巻だった…良かった!84点
率直な感想は前回の作品よりも悲しいなぁ…レディ・ガガが喋る度にミュージカルが始まって、ん〜なんだかなぁと思ったけど圧巻されました…!いや凄かった…!ホアキン・フェニックスも歌上手いんだ!って思っちゃいました!
とにかく音楽に力入れました!みたいな情報あったんですがほんとその通り。まるでミュージカル見てる感じ!(生のミュージカル見たことないですw)
そうそう、この表現の仕方すげぇ!と思ったのが、面会するときにレディ・ガガさんがガラスに口紅を書くシーンがあるんですが、ホアキンさんがすっとガラスに書いてある口紅に合わせるところが鳥肌立ちました…!表現の仕方かっこいいだろ…!
あとホアキン・フェニックスまじで体ガリガリに痩せててほんと凄い…(あれはリアル痩せしてると思う)
ジョーカーは居なかった。
終始ピエロに茶化されているような感覚だった。
頼むからもう歌わないでくれ、なんでこうなった。
前作とは別物。
もともとジョーカーは居なかったのかもしれない。
それが狙いならすごい映画だ。
みんなが見たかったのはジョーカーで、これはアーサーの物語。
好きな映画ながら、評価(表現)しづらい作品
私の文才では、ちょっと評価(表現)しづらい作品です。文章を整理して評を書きたいが無理かな。とっちらかった評となるので、興味もって先を読んでくれる人は勘弁ください。
前日観たCIVIL WALに続き、本作も音と映像が私は好き。
少し凝った感じの人物の画への納め方、陰影、表情、音楽の入れ方、シーンの展開、どれも絶妙で良かった。レディガガも画面のなかで陰鬱な輝きを放っていて素晴らしかった。
さて、映画の方向性としては「La・La・Land」に近いかなぁ・・・。
男と女という生き物の生々しさというか、出会った2人が理屈ではなく互いの人生を重ね合わせる妙というのか。でも結局別の道を進むことになるあたりも似てる感じもしなくはない。
映像と音楽のマリアージュはLa・La・Landと同レベル、いや超えていると思えるほどのシーンもあり完成度が高かった。しかし、オリジナルの楽曲の強さでLa・La・Landを超えることはできない。まぁ比べるべきではないのですが・・・
もしくは、レディガガという配役が、Adoが声優を勤めた劇場アニメの「ONE PIECE FILM RED」に近くも思えたりもする。
人々の評価が割れているというのも、恐らく「ONE PIECE FILM RED」のようなところでしょうか。脈々と続く冒険活劇のONE PIECEの流れを期待した人からすると「FILM RED」は異質と感じた人が多く。単発物として捉えた人は、Adoの素晴らしい楽曲をとりこんだ、素晴らしい作品と感じた人が多いのえはないでしょうか。
そんな感じ。どんな感じ?
映像 ★★★★+0.5 アート的で好きな画づくり!
音 ★★★★+0.5 こちらもいい、とても良い!
物語 ★★★
役者 ★★★★ 良いね
編集 ★★★★★ 良いと思う
粗さ ★★★★ バットマンの世界観のなかなので、何でもありかな
総合 4.0
画と音、役者どれも素晴らしかった。本当に良かった。
でも総合評価は★4という矛盾。
なんだろう、そもそもJOKERという作品はBATMANの一部だとすると、もっと非現実的というかマンガ的であってほしい。いや、BATMANの世界ではなく完全に切り離されたJOKERであれば、前作とセットで考えると「La・La・Land」のような陽の楽しくなる空気感は何かモヤッとする。
私的に、かなり好みな映画なのに・・・総合★4と評価するとは・・・駄目だ矛盾してしまう。
虚構を剥がしたジョーカー
「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」
前評判があまり良くなくて、どうなんだろうと思ったけど、これはこれで面白かった。
こちらのジョーカーの世界線では彼が起こした事件は終わっていて、一部の熱狂的なカリスマになってるけど、それを剥がしたただの中年男アーサーとして裁判で裁かれる話。
なので裁判や刑務所の中のメイン話は重苦しい、妄想や自分が思ってる「ジョーカー」の中に逃げる
ジョーカーとして振る舞ってる時はレディガガを相手にきらびやかでイキっててカッコいい。
ガガの役、ジョーカーに熱狂するのも早いけど、ただの中年男だとわかると醒めるのも早い。
エンディングテーマのダニエルジョンストンのTrue Love Will Find You In The Endが物悲しいくてよかった
主役はレディガガ‼️❓ジョーカーは似て非なるもの‼️❓
ジョーカーじゃない
ジョーカーになり切れないアーサー
ガガ様のメイク真似したい
賛否両論あるのはわかりますが、私は「賛」
前作が大変素晴らしい映画だったので期待度が高くて「否」の方も多いと思います。もちろん、前作を見ていない人は今作を見ないと思うので、1本の映画として判断するのはほぼ不可能だと思います。
私個人は大変心動かされ、「賛」派です。一言で言ってしまうと「地獄のラ・ラ・ランド」だと思いました。というかラ・ラ・ランドのもとになった「ニューヨーク・ニューヨーク」ですね。(あれも音楽映画で、二人の「子ども」がキーでした) 前作が「キング・オブ・コメディ」&「タクシードライバー」で今作が「ニューヨーク・ニューヨーク」なんでこのジョーカーの後ろにはデ・ニーロがいる、と。前作出てましたし今作も冒頭シーンに絵で出てました。
ミュージカルシーンに入るところは私は不自然に感じませんでしたし、アーサー、リー共に歌いきっていてとても素晴らしいと思いました。役者としてホアキンがいいのはもちろん、レディ・ガガも素晴らしいと思いました。
素晴らしかった前作を、続けて今作で終わらせるとするとこういう形がベストだったんじゃないかなと思います。前作好きだった人は見るべき作品であるとは断言できます。
二人のビッグショー
トマトで32%と28%、iMDbでは5点台、アメリカでは酷評の割に日本の映画サイトでは優しい評価が多いです。
ボロクソの最大理由は歌謡ショー。トップガンの新作がミュージカルだったら怒るでしょう?ジョーカーに歌番組を期待していません。バットマンもジョーカーも知らない人以外は。前半はコマ劇場にいるみたいで何回か居眠りしましたが、起きるとまだコマ劇場で素晴らしいですね。
裁判のシーンも通常の法廷モノと違って犯人がハッキリしているのでサスペンスゼロ、ひたすら気違い妄想男がワケのわからないことを叫び続けるだけで、前作に顕著だった哀愁や不条理感や退廃感が全く感じられず、ただただ腹立たしいだけ。
とはいいつつも、狙いがミエミエで微笑ましいので、前半零点ですが、少しオマケして1点です。
Me and My shadow
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を思い出した。
幸せそうに楽しく遊んでいる子供達を、崖から落ちない様に見守るライ麦畑の番人になりたかった男。
でも彼は、精神病院で療養中の病人。
小説では、そんな彼が第一人称の語り部として話を進めて行くストーリーと私は解釈している。
さて当作品は、前作の殺人罪で刑務所に囚われているジョーカー=アーサーのお話し。
孤独で心優しかった男アーサー、本当は誰からも愛される様な「幸せの使徒」ハッピーになる筈だった。
しかしそんな彼が、不条理な社会の狭間で悪の権化ジョーカーへと変貌を遂げていく。
そんなアーサーの内面に焦点を当てた物語で、アーサーのダークサイドである、理不尽で欺瞞に満ちた世界への代弁者としてのジョーカーの物語では無い。
フィリップス監督もミュージカル風にしたのは幻想と現実の差異を表現するのと、内面を描いたシンプルなストーリーに長い上映時間なので、ミュージカルシーンでアクセントをつけたのだろう。
ストーリーとしては、どこ迄が彼の妄想でどれが現実なのかも分からない。全てが妄想なのかも知れない…。
評価は分かれている様だが、私はこれはこれで観る価値の有る良い作品だとは思う。
蛇足の2時間をミュージカルで
見終わってからも魅了される
ジョーカー1は最高傑作鳥肌立つ…(ちょっと気持ち悪いけど)で何度も視聴し、2が楽しみすぎて初日に映画館へ!
映画.comの記事を読んでからみました。おかげではじめからどこからが妄想でどれが現実なのか考えながらみれました。
相変わらず、悲しすぎる物語。
ミュージカル?シーン多いなって印象で、だからレディ・ガガなのかなって思ったり…映画館のサウンドできけてよかったです。
「フォリ・ア・ドゥ」とは、フランス語で「二人狂い」の意味。 1人の妄想が他の人に感染し、同じ妄想を複数人で共有する精神障害の妄想性障害とのことで、終わってから考えさせられる。
はじめがアニメなとことか、刑務所の歩道で傘の色が変わるとこなんかおしゃれで最高。心理描写もでてる。相変わらず演技も最高!すごい…
とても素晴らしい時間でした。1が良すぎただけに期待しすぎてやっぱり1がいいな。と思った瞬間もありましたが、あとからどんどん魅力が押し寄せる不思議な映画です。
何故か共感できる、心優しいアーサー…悲しい物語…
一一一一一一🤡
〈翌日追記〉
鑑賞後は考察してそういうことかぁ。と辿り着いた時、それまでの時間が楽しすぎました。
その仕掛けもおしゃれすぎて、ますます好きになりました。
鑑賞中は、また歌かぁ…となる瞬間もありましたが、翌日映画のサントラを購入しすぐにJOKERの世界に入れて嬉しいです。いっぱい歌ってくれて今は感謝です。
2回目はミュージカルシーン1回目より楽しめるかも…
ガガ様のミュージカル映画でいいじゃない
前作に思い入れはなかったので、
いろいろあるようですが楽しめました。
万が一歌の下手な女優がやっていたら大爆死だったでしょうが、さすがのガガ様!
嫌味なく歌詞とシーンをまとめて引き込んでくれました。
有名な曲ばかりでしたが。歌詞を把握してなかったので
なんて素敵な歌詞なんだろうと涙腺解放😅。
そんな楽しみ方をしでもいい…よね?でしょ?
前作の熱狂から一気に醒める虚しさ哀しみ(途中からガガ引っ込め、と思っちゃったよ)
冒頭の「トムとジェリー」のアニメに嫌な予感が!!
悪くはないのだけれど、レディ・ガガがまぁ歌うこと、歌うこと。
歌謡ショー(いえいえ、ミュージカル風ですねー)
かと思うほど、ガガのハーレイ・クインが出突っ張り。
ガガもガガの歌も嫌いじゃないけれど、ドラマの台詞を書くのを
減らすためじゃないの?
それと時間潰しに・・・みたいにホアキンと2人で歌うこし、
踊るし、何度もストーリーを止めてまで歌うこと、歌うこと。
「歌を聴きたいんじゃないんだよ‼️」
「ジョーカー」のドラマを観に来たんだよ!!
そういう気持ちが大きくなり、ガガに八つ当たり、
ガガの意志で出しゃばってる訳でもないのに、
歌が多過ぎた。知ってる名曲も多かったけど、なんかウザく聞こえた。
Dolby cinemaで観たのは時間帯がそこが良かったから・・・だけど、
Dolbyでなくても良かった感じですね。
ホアキンはギリギリ痩せてて、心配になるほど。
頬はコケてる、目は窪んでる、背骨の肩甲骨がありあり、
病的で不健康でした。
そこまで痩せなくてもねー。
(なかなか内容に話が行きませんよ)
特に目新しいストーリーはなかったかな。
裁判シーンがあって、弁護士に切れたジョーカーが、
弁護士を解任する。
自分で弁護することになるけれど、
そこからは意外と言えば意外な展開。
ジョーカーという虚像から、普通の人間アーサーに戻る・・・
そんな哀しさですね。
アーサーはピエロのメイクをして赤いスーツを着ると、
アメコミヒーローのジョーカーに変身したんですよね。
前作のカリスマ性も、もはや消え失せて、メイクを落としてスーツを
脱ぎ捨てたら、気弱な中年の誰にも顧みられぬ貧しくて孤独な男。
ガガが扮するハーレイ・クインに熱烈に愛されて童貞を卒業して、
虚像を捨てて、我に返ったジョーカーに幻滅して、
ポイ捨てされても、それはそれで良かったです。
幸せな時がたとえ短くても・・・。
フォリ・ア・ドウとは“2人狂い”という意味の精神科の病名。
ジョーカーへの熱狂・思い込み・高ぶり・・・
それが民衆に伝染して熱狂、
刑務所内も異様な世界でしたね。
だから、
夢の覚めた後の悲哀みたいな寂しさ感じますね。
前作の「ジョーカー」があまりに良過ぎたので、
完結編はそれを超えられなかったですね。
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