劇場公開日 2024年10月11日

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ジョーカー フォリ・ア・ドゥのレビュー・感想・評価

全444件中、401~420件目を表示

1.0二人のビッグショー

2024年10月11日
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トマトで32%と28%、iMDbでは5点台、アメリカでは酷評の割に日本の映画サイトでは優しい評価が多いです。

ボロクソの最大理由は歌謡ショー。トップガンの新作がミュージカルだったら怒るでしょう?ジョーカーに歌番組を期待していません。バットマンもジョーカーも知らない人以外は。前半はコマ劇場にいるみたいで何回か居眠りしましたが、起きるとまだコマ劇場で素晴らしいですね。

裁判のシーンも通常の法廷モノと違って犯人がハッキリしているのでサスペンスゼロ、ひたすら気違い妄想男がワケのわからないことを叫び続けるだけで、前作に顕著だった哀愁や不条理感や退廃感が全く感じられず、ただただ腹立たしいだけ。

とはいいつつも、狙いがミエミエで微笑ましいので、前半零点ですが、少しオマケして1点です。

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越後屋

3.5Me and My shadow

2024年10月11日
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サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を思い出した。
幸せそうに楽しく遊んでいる子供達を、崖から落ちない様に見守るライ麦畑の番人になりたかった男。
でも彼は、精神病院で療養中の病人。
小説では、そんな彼が第一人称の語り部として話を進めて行くストーリーと私は解釈している。

さて当作品は、前作の殺人罪で刑務所に囚われているジョーカー=アーサーのお話し。
孤独で心優しかった男アーサー、本当は誰からも愛される様な「幸せの使徒」ハッピーになる筈だった。
しかしそんな彼が、不条理な社会の狭間で悪の権化ジョーカーへと変貌を遂げていく。
そんなアーサーの内面に焦点を当てた物語で、アーサーのダークサイドである、理不尽で欺瞞に満ちた世界への代弁者としてのジョーカーの物語では無い。
フィリップス監督もミュージカル風にしたのは幻想と現実の差異を表現するのと、内面を描いたシンプルなストーリーに長い上映時間なので、ミュージカルシーンでアクセントをつけたのだろう。
ストーリーとしては、どこ迄が彼の妄想でどれが現実なのかも分からない。全てが妄想なのかも知れない…。

評価は分かれている様だが、私はこれはこれで観る価値の有る良い作品だとは思う。

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JUN

3.0ミュージカルかな???

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

ラストは予想外を狙ったかな??
ほぼミュージカル仕立てな展開、前作には及ばなかった感じですね。ガガのカーペンターズ、○○後の逃走中ビリー・ジョエルのマイウェイは良かった

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フライボーイ

1.5蛇足の2時間をミュージカルで

2024年10月11日
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ジョーカーの収監の様子&裁判の展開なので、前作の続き。ということは前作のカーテンコール的な蛇足なのだ。
しかも2時間かけて、完全なミュージカル映画になってしまった。
ジョーカーの脳内シーンが3分の1くらいあって、そこでは綺麗な衣装でレディ・ガガと二人で歌って踊る。こんなのDC作品じゃない。

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ばう

4.5見終わってからも魅了される

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

ジョーカー1は最高傑作鳥肌立つ…(ちょっと気持ち悪いけど)で何度も視聴し、2が楽しみすぎて初日に映画館へ!

映画.comの記事を読んでからみました。おかげではじめからどこからが妄想でどれが現実なのか考えながらみれました。

相変わらず、悲しすぎる物語。

ミュージカル?シーン多いなって印象で、だからレディ・ガガなのかなって思ったり…映画館のサウンドできけてよかったです。

「フォリ・ア・ドゥ」とは、フランス語で「二人狂い」の意味。 1人の妄想が他の人に感染し、同じ妄想を複数人で共有する精神障害の妄想性障害とのことで、終わってから考えさせられる。

はじめがアニメなとことか、刑務所の歩道で傘の色が変わるとこなんかおしゃれで最高。心理描写もでてる。相変わらず演技も最高!すごい…

とても素晴らしい時間でした。1が良すぎただけに期待しすぎてやっぱり1がいいな。と思った瞬間もありましたが、あとからどんどん魅力が押し寄せる不思議な映画です。

何故か共感できる、心優しいアーサー…悲しい物語…

一一一一一一🤡
〈翌日追記〉

鑑賞後は考察してそういうことかぁ。と辿り着いた時、それまでの時間が楽しすぎました。
その仕掛けもおしゃれすぎて、ますます好きになりました。

鑑賞中は、また歌かぁ…となる瞬間もありましたが、翌日映画のサントラを購入しすぐにJOKERの世界に入れて嬉しいです。いっぱい歌ってくれて今は感謝です。
2回目はミュージカルシーン1回目より楽しめるかも…

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せたがやん

3.0ガガ様のミュージカル映画でいいじゃない

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

前作に思い入れはなかったので、
いろいろあるようですが楽しめました。
万が一歌の下手な女優がやっていたら大爆死だったでしょうが、さすがのガガ様!
嫌味なく歌詞とシーンをまとめて引き込んでくれました。
有名な曲ばかりでしたが。歌詞を把握してなかったので
なんて素敵な歌詞なんだろうと涙腺解放😅。
そんな楽しみ方をしでもいい…よね?でしょ?

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ジャム太

3.5前作の熱狂から一気に醒める虚しさ哀しみ(途中からガガ引っ込め、と思っちゃったよ)

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

冒頭の「トムとジェリー」のアニメに嫌な予感が!!
悪くはないのだけれど、レディ・ガガがまぁ歌うこと、歌うこと。
歌謡ショー(いえいえ、ミュージカル風ですねー)
かと思うほど、ガガのハーレイ・クインが出突っ張り。
ガガもガガの歌も嫌いじゃないけれど、ドラマの台詞を書くのを
減らすためじゃないの?
それと時間潰しに・・・みたいにホアキンと2人で歌うこし、
踊るし、何度もストーリーを止めてまで歌うこと、歌うこと。
「歌を聴きたいんじゃないんだよ‼️」
「ジョーカー」のドラマを観に来たんだよ!!
そういう気持ちが大きくなり、ガガに八つ当たり、
ガガの意志で出しゃばってる訳でもないのに、
歌が多過ぎた。知ってる名曲も多かったけど、なんかウザく聞こえた。
Dolby cinemaで観たのは時間帯がそこが良かったから・・・だけど、
Dolbyでなくても良かった感じですね。

ホアキンはギリギリ痩せてて、心配になるほど。
頬はコケてる、目は窪んでる、背骨の肩甲骨がありあり、
病的で不健康でした。
そこまで痩せなくてもねー。
(なかなか内容に話が行きませんよ)
特に目新しいストーリーはなかったかな。
裁判シーンがあって、弁護士に切れたジョーカーが、
弁護士を解任する。
自分で弁護することになるけれど、
そこからは意外と言えば意外な展開。
ジョーカーという虚像から、普通の人間アーサーに戻る・・・
そんな哀しさですね。
アーサーはピエロのメイクをして赤いスーツを着ると、
アメコミヒーローのジョーカーに変身したんですよね。
前作のカリスマ性も、もはや消え失せて、メイクを落としてスーツを
脱ぎ捨てたら、気弱な中年の誰にも顧みられぬ貧しくて孤独な男。
ガガが扮するハーレイ・クインに熱烈に愛されて童貞を卒業して、
虚像を捨てて、我に返ったジョーカーに幻滅して、
ポイ捨てされても、それはそれで良かったです。
幸せな時がたとえ短くても・・・。
フォリ・ア・ドウとは“2人狂い”という意味の精神科の病名。
ジョーカーへの熱狂・思い込み・高ぶり・・・
それが民衆に伝染して熱狂、
刑務所内も異様な世界でしたね。
だから、
夢の覚めた後の悲哀みたいな寂しさ感じますね。
前作の「ジョーカー」があまりに良過ぎたので、
完結編はそれを超えられなかったですね。

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琥珀糖

3.0ガガの「Close to You」最高でした。

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

難しい

日本贔屓の レディー・ガガ メイクアップも 似合ってました。
独房での ラブシーンも良かった。
皆も思っているように ミュージカルに感じました。
ラストシーンの 次第にアップになる場面 すぐ目をつぶりました。
それがしわ カーペンターズが大好きなのねーん。

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Hammer69

4.0価値観のアップデート

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

私のドルビーシネマデビューは2019年10月に公開された『ジョーカー』。あれから5年が経ち、続編が公開となればやはり劇場はドルビーシネマ一択です。という事で、公開初日の丸の内ピカデリー10時からの回に、UNEXTポイントを使いアップグレード料金のみ払って参戦です。前売り初動は勢いがあった気がしましたが、結局当日の客入りは余り多くありませんでした。なお、本作は「レディー・ガガの歌唱」を堪能したければやはり音響面は良いに越したことありませんし、また、演出として印象的に「画面を真っ暗にするシーン」が数回あり、それらをより体感したいのであればドルビーシネマはとてもお勧めです。丸ピカ、空いてますよ。。
前置きが長くなっていますが、、毎度苦労して書いているこのレビューですが、今回は書きながら徐々に考えが変わっていき、一度書いたものを半分以上無しにして書き直し、書き終えるのに結構な時間がかかりました。
そもそも、鑑賞直後はざっくり「素晴らしいけど、少しだけ物足りない。期待しすぎたか?」という趣旨で感想を書いていたのが、今作でレディー・ガガ演じる「ハーレイ・“リー”・クインゼル」について触れだしてから自分に違和感。要するに、私はこの最高のポテンシャルを秘めたキャラクターの力と愛でアップグレードした「最強のジョーカー」的なものを勝手に期待していたのだと思います。ですが、多分これって私の古い男性性から出る欲望的な想像力だな、と。今作のリーはそういうんじゃない。別にジョーカーを立てるのが役割ではなく、常に自分の考えと意思で決める主体的な人。ジョーカーの「やったこと」に興味を持ち、彼に近づいて愛に落ちても、決して一方的に惹かれるのではなく愛は対等。そう考えだしたら、自分の価値観の古さに気づいた次第というわけです。まったく、お門違いも甚だしい。
と言うことで、実にまとまりがありませんが、総評としては「素晴らしい仕上がり」と言うべきかと。以降は元の感想と変わっていませんが、ミュージカル仕立てで進むストーリーは歌詞に内容がしっくり伴っており、ことのほか美しく仕上がっています。そして勿論、当然のことながらレディー・ガガの圧倒的な歌唱と存在感は紛れもなく最高です。また、前作ではアーサーから徐々にジョーカーとなっていく様子を驚きの演技で表現したホアキン・フェニックス。今回は更にアーサーとジョーカーの人格をパーセンテージを行ったり来たりさせて演じ、更に複雑性が増したキャラクターを作り出しています。
と言うことで、一応これが私の今の感想ですが、もう一度観れば間違いなくまた違う想いが湧くのでしょう。特に、価値観のアップデートは簡単ではありません。その為にも作品は観て終わりではなく、よく反芻して文字に起こしてみることが重要。しんどいですが、今後も書かないとですね。。お粗末様でした。

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TWDera

5.0アメコミものではありません

2024年10月11日
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知的

前作はゴッサムシティを舞台にした難解な社会派ドラマでしたが
本作は法廷で事件を振り返って考察し分かり易いミュージカル作品に仕上がっています
アーサーの心の中に潜むジョーカーは今回も現実世界に登場します
(詳細は核心部分なので記述しません)
子供だましのアメコミものにうんざりしていたので
久々の子供には理解できない大人の作品に大満足です
いくつか子供(ジョーカー信者)が喜びそうな出口が用意されますが
いやいやそうじゃないんだと否定するのが本作のキモですね
物語はすべて冷静に観れば当たり前の話ですが
ネット上で無責任に間違った考えを主張する連中への戒めという事でしょう

TVCMの吹き替えがあまりにホアキンのイメージとかけ離れていたので
今回は字幕版で鑑賞しましたセリフが単純明快で内容も分かり易く
殆どがレディ・ガガとホアキンの歌唱シーンなので字幕版が正解でした
あの吹替だと内容そのものを誤解してしまう可能性すらあります

レディ・ガガは本作といいハウス・オブ・グッチといい本当に上手いですね
アカデミー賞も獲る日が来るかもしれません

そろそろ一巡したみたいなので核心部分を少し追記します

アメコミではないと書きましたが
これはジョーカーのモデルとなった男の実話ととらえる見方もあります
しかし前作のウエイン夫妻殺害シーン同様バットマンの世界を踏襲しており
「二人狂い」のもう一人はリー(ガガ)ではありません
つまりダークナイトと繋がるわけですね

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椎名モモコ

3.5ジョーカーという呪い

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

アーサーはアーサー
それが悲しい
ゲイリーのあの言葉
悲しくて仕方なかった

ジョーカーとは何なのか?
その答えが賛否両論に表れているのではないでしょうか?
私はとても引き込まれて没入して見てしまった

この作品は観てみないと自分がどの立ち位置にいるのか、わからない
観ずに評価するのはもったいない

前作を観た人には是非観てほしい
観ていない人もこの作品から受け取れるものはあると思う

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ワイナオ@フロワク@映画おじさんの風呂が沸くまで

3.5ミュージカルだった。

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

この映画はジョーカーが裁判に掛けられる前後の話を70〜80年代の名曲を使ったミュージカル仕立てで表現されている。正直こんな切口の映画とは思わなかった。前作もどこか映画の中の映画っぽいかんじではあったが、今回はミュージカルと当時のTV報道っぽい感じで如何にも当時そんな事件があったっぽい感じの表現だ。

ジョーカーことアーサーフリックはあの事件で捕まって警察の監視付き閉鎖病棟に押し込まれた。
そして裁判を待つ日々。
アーサーにはいつしか彼を慕うリーと言う女性患者と親しくなる。
そして始まった裁判。彼の弁護士はジョーカーはアーサーの別の人格だと言う弁護方針。
検察は多少心に問題があるが判断力はあり有罪との方針。
果たして裁判の行方は?リーとの恋?の行方は?
ジョーカーとはなんだったのか?アーサーなのかジョーカーなのか。アーサーはジョーカーなのか、アーサーはアーサーでジョーカーは演じているのか?
ジョーカーはジョーカーでありアーサーとは別の存在なのか?
予想外の展開と結末。
アーサーとは?ジョーカーとは?人間とは?サイコパスとは?考えさせられる映画だった。
ただ特に前半は暗く陰鬱で寂しい感じの絵が続きが妙に眠気を誘う。最後まで見終わっても心がどんより。人の心の闇をたくさん見た様だ。

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ひろちゃん千葉

2.5賛否両論は、観て納得

2024年10月11日
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私個人としては、「よく作ったね」っていう賛辞:「よくこんな内容で劇場にかけようと思ったね」って拒絶=2:8くらいかな?

SNSや映画情報サイトで「賛否両論」と書かれた理由は、観て納得。
ほとんどミュージカルで、ガガが起用された理由としては観て納得。
1作目の『Joker ジョーカー』の続編かつ"映画として"はチャレンジングで面白く「アリ」だが、DC『バットマン』をはじめとする愛されヴィラン・ジョーカーの映像化としてはクソだし「ナシ」。
1作目以上にヴィラン・ジョーカーの存在を否定をしていて、「クソ」「ナシ」と断じたい嫌悪感が先に立ちはしましたが、芸術家肌な方々が(屁)理屈で考えつつ、「前と如何に変えるか」と「これで決定的に終わらせちゃえ」って感じで作ったのがよくわかって、一方的に否定はしないと冷静に考え直し。

他のシリーズものに喩えると、最初の『ジョーカー』が斬新さと独自性で『エイリアン』1作目みたいだったのに対して、この『フォリ・ア・ドゥ』は『エイリアン3』みたいなもんでしたよ。

フラッシュに加速してもらって「こんなのもあったあった」と早く過去にしてもらいたい感じ。

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コージィ日本犬

3.0ラスト5分

2024年10月11日
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悲しい

楽しい

難しい

アーサーのジョーカーについて葛藤?に何だか違和感を感じながら見てました。

が、ラスト5分で納得。

ミュージカル部分はアーサー自身の世界観というか白昼夢を表現する方法として良かったと思います。

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やまだ

3.5ミュージカル「ジョーカー裁判」

2024年10月11日
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悲しい

寝られる

萌える

ジョーカー2というよりもミュージカル「ジョーカー裁判」。
最初のジョーカーで「なるほど!ジョーカーはこうやって誕生したのか!」と納得の展開だったのに、このミュージカル映画…どうなっちゃうのよ?
という事はジョーカー3もあるって事?

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キブン

3.0妄想性ロマンスミュージカル

2024年10月11日
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思ってたのとは全く違って面食らった。ミュージカルとして見たらレディ・ガガの存在に納得がいくものの「なんか違う。何を見さされているのか」と思いながら見続けた後のラストシーンにストーリー全般に妄想性ミュージカルを鏤めた構成に納得した。全て「茶番悲劇」のお祭り騒ぎであると。
何とも言えない結末にこれまた面食らった。

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ゾロ

4.0ホアキンを観る アーサーなのかジョーカーなのか

2024年10月11日
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IMAX 字幕版で鑑賞

前作で犯した罪によりアーカム州立病院勾留されているアーサーが、リー(=ハーレイ)との出会いを経て、裁判にかけられ、そしてその後が描かれる。

本編の殆どがアーカムと裁判で占められるので正直変化に乏しい。もちろんアーサーやアーカムとリーの特出すべき場面も多くある。
リーがアーサーにするジョーカーメイク。面会室での赤のライン。リーへの煙草の煙の口移し。…。

アーカムで行われている音楽療法に参加して正式にリーと出会う。それから各場面でミュージカル演出が行われる。しかし思いの外ミュージカルシーンが多い。映画の時代は1980年代前半だが、ミュージカルはそれよりもっと前をイメージした選曲なので、ミュージカル好きの私でもちょっと辛かった。

前作が好きな人に薦められるのかといえば不安だが、出来れば見て欲しい。迷って見なかった事に後悔するより、自分でホアキンの素晴らしい演技を見て、それでも合わなかったら仕方ない。見て後悔して欲しい。

ラスト前には例の階段。ストリートビューで見よう! ”Guason Stairs”

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imaxmax

4.0ある意味衝撃的なラスト

2024年10月11日
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悲しい

楽しい

興奮

前作で暴徒化する街中、車の上で高笑いするジョーカーを、今回も期待していた。
今回のラストシーンはある意味ショックでした。
すべてはエンターテイメントなのか?
それとも最後に愛は残っているのか?
それにしても、ホアキンは恐ろしい俳優だ。
もう一作、ホアキンのジョーカーを観たい。

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コウジ

3.0これだったっけ

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

映画としてはとてもよく出来ているけど、納得感が乏しい。前作のJOKERを笑い飛ばしたり、泣き晴らしたりさせたいわけでもなさそうだし。善悪ですら無い狂気の中の狂気とか、心底からの笑い声による狂気の増幅とか、JOKERに求めるものは結局そこで、それを観に来ているのだと再確認出来たのが、少ない収穫。観る側がJOKERの心情に寄り添いたいと思いながらも、どうも嫌悪感とか違和感を拭えなくて無理、といったあの感じが薄い。

ガガ様の入ったミュージカル調も良いし、映像も印象に残るし、役者も抜群だが、やはり欠乏感は否めない。インド料理屋で、幾つか頼んだ中に甘いカレーが出て来て「これ注文したっけ」といった感覚だ。不味くはないけど、期待してたのとだいぶ違う。

終わらせ方も「これでいいんだっけ?」という感想。
例えばダースベイダーが子猫を守って死ぬみたいなストーリーだったら、それはそれで良いかもしれないけど、なんかスターウォーズじゃない感じがするだろうな。そんな、変な妄想をするのもある意味収穫なのか。

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AMaclean

4.0怒涛の〆

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

正直、苦しかったです。長いし・・・
なので、とりあえずは負の感情を吐き捨てたいと─
どうも、役者ガガは苦手。歌を題材にしているので、彼女が最適だとは認識できるのですけど、どうも・・・
IMAXで観賞したのですが、前半の大部分はクローズアップが中心で、大画面の効果があまり・・・いかに優れた役者のパフォーマンスを強調したいからといっても、あんなアップは不要かと・・・
変な笑いがあまりに多用されすぎのような気がして、終いには慣れてきて飽きが来ちゃいました。
とまぁ、ミュージカルなのかどうか分からない中途半端な歌い合いなんかハマらなかったし、長いなー、ヤバイなー、早く終わんないかなーと思っていたんですが、最後の最後、強烈な爆音とともに怒涛の展開と表現には、それまでの印象を吹き飛ばすくらいのパワーを感じて、効果的なIMAX映像とか、しかも予想や期待を裏切る終わり方・・・まじか・・・となりました。でも、この〆含め最後の部分だけでこの作品の評価はかなり変わった感じです。
これぞ一線を画すジャーカーというところで、通常のあのシリーズと比較する上でも、すごく良かったです。
でも、あまりに本線とは違いすぎる印象で、あらゆるシリーズにつなげづらいと思うので、熱狂的ファンは拒絶するのでしょうね。自分の中ではこの作品からダークナイトと勝手に強引につなげることができたので、何気にすごいのかもしれない、この発想─なーんて思っちゃった次第です。

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SH