劇場公開日 2024年10月11日

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ジョーカー フォリ・ア・ドゥのレビュー・感想・評価

全444件中、201~220件目を表示

3.5ジョーカーは何処へ…

2024年10月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

寝られる

ミュージカル仕立ての正統なる続編。
決して駄作ではないのだが、確かに好き嫌いは
ハッキリしそうではある。

渾身のホアキンの悲壮なまでの演技は圧巻。
レディ・ガガも良かった。
ラストシーンに全てが……かな?

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shallow

4.0バットマンのいない世界線で・・・・

2024年10月15日
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悲しい

ジョーカーの続編を撮るにあたって、バットマンがいない世界線では、エスカレーションする訳にもいかず。ということで、監督としては、きちんとオトシマエを着けたというところではないでしょうか。ミュージカルっぽい演出は「良い悪い」というよりは「好き嫌い」の範疇かと。
私は全体的に好ましいと評価しましたが、アメリカを含めての評価の低さを見ると、悪としてエスカレーションしたジョーカーを見たいと思っていた人が多かったのか?
あと、宣伝の方向は、エスカレーションをイメージさせるものでしたよね?あの宣伝は如何なものかと思いました。

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KONO

3.0気弱で恵まれない社会のLoser『アーサー』であった

2024年10月15日
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怖い

興奮

難しい

2019年アカデミー賞を独占した歴史に残る名作『Joker』。
その続編が『レディーガガ』を巻き込んでどんな凶悪カップルの誕生か?の期待とワクワクが公開まで止まらなかった作品。
結論言えば非常に残念。
でもこの残念さこそがこの作品の意味を成していると考えると非常に深い。あのジョーカーの鮮烈デビューは映画内の大衆のみならず映画を観る我々観衆にも衝撃を与え、凶悪への憧れや期待さえも抱かせ、宗教的に取りつかれた。
でもその終焉はレディガガのみではなく大衆も我々観衆も失望させた。
彼は腐った世の中を破滅、恐怖に陥れる凶悪な大衆・観衆をも魅了した『ジョーカー』ではなく、気弱で恵まれない社会のLoser『アーサー』であったということ。あとミュージカルは無駄(邪魔)と思ったのは自分だけではない気がする。

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masayoshi/uchida

3.5思ったより

2024年10月15日
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アニメから始まり
予告の傘のシーンでは傑作かもという期待感。
ミュージカルシーンが妄想・・・
割と好きだったんだけど、前半がピークの感じも。
ジョーカーを神と崇め、がっかりしちゃうガガ様とシンクロしてしまうかも。

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ルゲ式

4.0期待は裏切らない

2024年10月15日
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まずはレディーガガ。彼女は歌った方がグッと魅力が増す様に感じる。前のグッチの映画では上手く生きなかった部分が全部覆った。期待を裏切るナイスキャスティングでした。続いてホアキンフェニックス。
相変わらず日本でジョーカーが現れる位の負のエナジーと爆発力。結末をあの様にせざるを得ないのを妙に納得してしまう。
気になるのは喫煙シーンが禁煙してモンモンとしている人達が吸いたくなる刺激を与えてしまう事。何だかタバコ会社はズルいです。気をつけましょう。自分の事ですが。
私は前作と同等に最後まで充分楽しめました。

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しげちよ

4.0何よりも感銘を受けたのは

2024年10月15日
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大ヒットの続編にありがちな延長戦にしない、シナリオと世界観の崩し方が見事だったことと、やはりそれを許される主役二人の圧倒的な存在感。

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BEERBEAR

4.5“It's a show time!” by T.P.

2024年10月15日
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悲しい

興奮

映画史に残るmaster piece “Joker” 第一作を盤石のbaseにして、Todd Phillips が仕掛けたentertainment show。歌姫Lady Gagaを迎えての今作、musical show としては、極めて中途半端、監督も想定内だろう。
だが、やはり圧巻のホアキン・フェニックスの演技、やや暑苦しいLeeの存在感ではあるが、流石の歌唱力で観る者を黙らせるレディ・ガガ。秀作である事に異論は無い。

導入パートのcartoon animeで、Jokerが自身のshadowに呑み込まれてしまう展開は、今作の全ての伏線となっている。
アーサーの骨の浮き出た悲しい背中を見つめ、“Comon Comon”で、でっぷりと中年太りのおじさんだったホアキンは、一体どれだけストイックに減量したんだろう、と目を見張る。
話題になっている、切り取られたアーサーの大笑いのシーン。私は、“この胸にヒリヒリと痛む哀しい笑いを、まとめて大売り出ししないで!” と心で叫んでいた。
裁判で証言台に座るゲイリーが、見て辛い。それまで、アーサーを被害者目線で見ていた我々も、まさにアーサーも、彼もまた、非力な弱者を力で威嚇する加害者であったことにハッとする。

第一作Jokerを10回観て尚、ホアキンの一挙手一投足、貧乏ゆすりにさえ、その度色褪せしない深い感動を覚える私だが、さて、今作では如何なものか?
胸のつっかえが晴れやかに解き放たれたような前作とは異なり、今回は胸にモヤモヤが残るending。
LeeとJokerの幻想的シーンは、確かに美しい。
監督トッド・フィリップスは、今回は、不条理社会へのアンチテーゼなどではなく、観て聴いて、心昂り、心乱され、心奪われるentertainment作品を意図したのだろう。

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Sue

4.0誰かの期待通りじゃ無くても、とても良い映画です。

2024年10月15日
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細かい箇所は、もう既に他レビューにたくさんあるので割愛させてもらいます。
ジョーカーが悪の権化として数々の悪業を行うさまは、
それぞれがカタルシスを感じるには充分過ぎる対象なのでしょう。
しかしこの映画は、歌の歌詞や監督、俳優の意図として、
そのようなものは存在しない。
愛や平和こそが大切な全てなんだ。
と分かり難いながらも、伝えて来る。

劇場での他映画の予告編を観れば、どの映画も戦いや戦争、
悪の存在や、果ては学校での殺し合いなど、
こんな映画の数々を観て快感を得て、
果たしてこの世界は良くなるんだろうか?
といつも疑問に思ってしまう。

実際にJOKER1を観て、世界で、この日本でも、
様々な模倣した事件が起こった。
もしあなたがその事件の被害者家族、遺族だったとしても、
同じようにこのJOKER2に悪業の限りを求めるだろうか。
その「快感」を、期待するだろうか?

映画と現実は違う。
だけど私は、だからこそ映画には、
今の現実にはまだ無いような素晴らしい世界や、
暖かい世界が描かれていて、
それに憧れて、いつしか本当に自分のまわりが、
映画みたいに素晴らしい世界になったら良いな、
と思っています。

Joker Folie à Deux、で明かされるのは、
JOKERは存在しない、もうこの世界には必要無い。
というメッセージかも知れない。
だけど、アーサーは今も存在していて、
同じような気持ち、境遇の人もたくさんいる。
だからと言って、
誰かを傷付けて良い訳では無い。
誹謗中傷して快楽を得て良い訳では無い。

この映画は、観る人を、私たちを試しているような、
私たちが観られているような、
そんな不思議な感覚がありました。

最後になりますが、
アメリカでたくさんの否があろうとも、
私には関係ありません。
ホアキンフェニックスの演技も、
レディガガの歌も、
映像も、音楽も、本当に素晴らしい。
また来週もIMAXでもう一度観に行きます。

【追記】
早速、グランドシネマサンシャイン池袋にて、
IMAX レーザーGTの超大画面にて2回目を観覧しました。

まず大画面になった事で、表情が巨大なビルくらい迫って来るので圧が凄かったですが、それに耐え得る主演2人の表情に見応えを感じました。
また1回目はJOKERを期待して観に行ったのですが、
2回目はどちらかというと「アーサー」を観に行った感覚に近く、その感覚で観た時の、後半の知人のくだりなどはより名シーンに感じました。
シーンの動きこそ少ない本作ですが、やはりその狭いシチュエーションの中での細かな演技が随所に光っており、その表情の細かさは大画面で観るに限る!といった所でした。

そして結局2回観ても、
私は本作が好きな事に、なんら変わりはありませんでした。
前評判など気にせず、是非劇場で観る事をオススメします。

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MOON

5.0美しく儚い名作

2024年10月15日
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悲しい

心優しい孤独な大道芸人アーサー・フレックが、悪のヒーローへと変貌するさまを描いた映画「ジョーカー」の続編。
前作の評価が素晴らしく、「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」の評価が低かったので心配したが、個人的には素晴らしい作品だと思った。
ミュージカルっぽい作品になったが、美しく儚い映像美はもちろん、バート・バカラック等の選曲も素晴らしくホアキン・フェニックスとレディ・ガガの歌声も素晴らしかった。
ジョーカーではなくアーサー・フレックの物語
個人的には、前作以上の期待通りの作品となりました。

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真十郎

4.5ラスト、"後ろの男"を見ろ。

2024年10月15日
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アーサーがジョーカー?こんな気弱な男が?策士でもなければ大してクレイジーでもない。
『こんなジョーカーは認めない』
そんなジョーカーファンは、今作のラストシーンを注意深く見ていれば膝を打ち納得するだろう。手に持った”それ”で彼が何をするのか、気づければ。

フォリ・ア・ドゥ、まさしくこれは共鳴により生まれる真のジョーカーの誕生秘話である。

おそらくこのシリーズは今作で完結だろう。
何故ならば、続編があるとすればそれはもうバットマンであり、完成されたジョーカーが出てくる作品になるであろうから。

最高の評価を受けた前作の世界観や解釈に囚われず、見事にDCバットマン映画のジョーカーに繋げる落とし前をつけたトッドフィリップス監督に最大の賛辞を捧げたい。そしてあえてお膳立て役を引き受けたホアキンフェニックスにも。

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はりねずみ。

3.5 「ボーは恐れている」でのだらしない裸体を観た後だと一層凄みを感じ...

2024年10月15日
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 「ボーは恐れている」でのだらしない裸体を観た後だと一層凄みを感じる、ホアキン・フェニックスの痩躯!ジョーカーのメイクよりも、素顔の方がずっと不吉かつ憂愁を湛えて美しくさえあり、その存在感は前作から些かも衰えていない。…それが続編である本作の問題でもあって、ミュージカル・法廷劇・新ヒロインと新規要素のことごとくが、ホアキン・フェニックスが一人で佇んでいる場面より、色褪せてしまっている。特にレディ・ガガはシナリオ上でも主人公を惑わせる装置でしかなく、題名に反してホアキン・フェニックスとまったく釣り合っていない印象。ジョーカーが妄想の中でしか人を殺さないのも物足りないが、ただそこにいるだけで(本人はジョーカーを否定してさえも)暴力と死を誘発する現象としての「ジョーカー」の描き方は悪くない。特に結末は、黒沢清「CURE」味があってスゴク良い。そしてこの世界のブルース・ウェインはコスプレ自警団とかやる前にゴミを拾え!

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sugsyu

3.0たばこ吸って歌って、たばこ吸って歌う…

2024年10月15日
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IMAX効果で加点ではあるが…
ジョーカーは『こうでなくてはならん!』とは言わないけれど、個人的ジョーカー像とは離れていたし、続編としてエンディングに掛けての受け入れも少し難しい感じかな。
ただホアキンの演技は文句のつけようがなく素晴らしい。そして、ガガ様の歌が上手すぎて、途中途中の没入感が削がれる。

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Iwarenkon

2.0アイコンの完膚なきまでの抹消

2024年10月15日
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前作で悪のアイコンとなったジョーカーを、この続編で完膚なきまでに抹消してみせた。
レディ・ガガのキャラがいなかったら、陰惨でやりきれない138分だっただろう。
それにしても、なんのためにこの映画を作ったのか。もしかして、ジョーカーの模倣者をこれ以上出さないため?

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ファランドル

2.0単純につまらない

2024年10月15日
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ジョーカーのカリスマ性?え?どこにそんなのある?
崇めるほどのキャラクターかな?

アーサーはただのメンヘラ犯罪者。生い立ちは気の毒だけれど、だから殺人が許されるの?おかしい。

ある意味ジョーカーにまで昇華されるのを期待していました。
途中で寝るほどつまらなかった。
ゲイリーがかわいそう。唯一まともなのが、ゲイリーと、弁護士の女性。

リーもいらなかったかな。

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Mariko

ただただ憐れで悲しい物語

2024年10月15日
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泣ける

悲しい

怖い

続編ということで期待していきましたが
悲しいにつきる。
最後手前の演出はジョーカーらしさでてます。

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335

4.0ダメ芸人の夢と幻想崩壊裁判劇ミュージカル

2024年10月15日
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賛否分かれてたから自分で確かめに来た。
で、私は高評価ですよ。
まあミュージカル部はもう少し短くても良いと思うけど、2人とも歌いい感じだし、歌詞も凄く話にハマってて良いんだ。短く出来なかったんだろうなぁ。

ジョーカーの話じゃなくてアーサーの話です。
だから悪のトリックスターの活躍を期待するとハズレです。これだけ悪さしてると裁判で争点になるのは病気か?正気か?って事で否応なく自分のトラウマと対峙することになります。さらに悪い事に歌のお姉さんと知り合って恋に落ち、どんどんピュアなアーサーになって行き、、、あ、この辺でやめとこ。
私はこの感じ好きよ、一生懸命に生きていた才能のない芸人が社会に虐げられて怪物に変わって行く感じと、大した事ない自分を自分が一番知っているところ。

見るとわかりますがイカれたカッコいいジョーカーを期待する人が最後のハーレイに被ります。
何だろうなぁ、、陰謀論とか政治家に踊らされて議事堂に凸したアメリカの反省なのかな、知らんけど。

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masayasama

3.5確かに“ジョーカー”の続編で凄い作品なのですが…

2024年10月15日
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悲しい

楽しい

怖い

まずこの作品の為に体重を削ぎ落としたホアキンの役者魂に驚かされる。

たとえミュージカルな作品に生まれ変わろうと、前作を彷彿させる映像と音楽は紛れもなく“ジョーカー”の続編。

拘り抜かれたカメラアングルと光を巧みに使った映像は非常に美しい。
またアーサーやジョーカーの心境を表現する重厚な音楽も、もちろんレディー・ガガ演じるハーレィの歌声も素晴らしいです。

もの凄い映画だというのはよく解るし、実際私も「凄い作品だ…」という気持ちで観ていました。
……が、やはり論点となるのは問題のラストシーン。

確かに驚愕です。
驚きのあまりに当日は頭の整理が追いつかず、皆さんのレビューを見てようやく「なるほど、そういう事か!」と理解できました。

ある意味でヒース・レジャーへの敬意ともとれる結末にした事については、尊敬はします。
しかし公開前の宣伝に胸を躍らせて観に行った私としては、期待通りの作品…とはなりませんでした。

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びぃあぃじぃ

3.0見えていたはずの未来を覆す

2024年10月15日
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悲しい

将来の「ジョーカー」を判っている事を逆手に取る

観終わって一層先が見通せなくなり、妄想を誘う

そこに作り手の意図がある

事前の評判ほど酷い映画とは思わないが、ガガの表現を受け手がどう感じるか

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JM

4.0虚像と実像

2024年10月15日
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悲しい

エンディング歌「ザッツ・ライフ」は、前作ではフランク・シナトラ版が使用されたが、今作ではレディー・ガガがカバーしている。「うつむいた日も顔を上げ、私はレースに戻っていくんだ」という歌詞は、レディー・ガガ演じるリーが、ジョーカーという虚像に憧れるようなことはやめ、現実に戻れと訴えかけているようにも聞こえる。
リーは、″ジョーカー″に心酔し、自ら精神病棟に入ることで勾留中のアーサーに接触し、嘘を重ねてその心を掴んでいく。ただ、リーが愛したのは凡人であるアーサーではなく、事件を起こしたカリスマの″ジョーカー″だった。一方、アーサーにとってリーは、はじめて自分を好きになってくれた、もう一人ではないと思わせる女性である。リーとの距離が縮まっていくと、アーサーは生きる活力に満ちていき、自信を取り戻していく。その後の二人の駆け引きはミュージカル仕立てのショーとなって、歌を通した妄想劇が繰り広げられる。
アーサーの起こした殺人事件の裁判が始まると、リーは面会に行き、自分が妊娠したことを告げる。翌日の裁判でアーサーは弁護士を解任し、自分自身で弁護することにした。ジョーカーの扮装をして一人で法廷に立つことにしたアーサーは、裁判をショーに仕立てていくが、唯一の友人に恐怖を与えていたり、慕っていた若者が殺されたりするにつれ、心境に変化が起こる。メイクを取って臨むことになった最後弁論では、陪審員に罪を告白し、ジョーカーはおらずアーサー・フレックしか存在しないと証言する。それを聞いたリーはアーサーの元を離れていく。リーはアーサーが自分の望む存在にはなれないと気付いたのである。
サブタイトルの「フォリ・ア・ドゥとは、フランス語で″二人狂い″という意味で、一人の妄想が複数人に感染していく様を指す。実際、ジョーカーに感染したのはリーだけではない。多くの群衆もアーサーを偶像化し、ジョーカーの解放と再来を求めた。しかし、ジョーカーというのはあくまで虚像であった。実像は孤独ではあるが純粋で心優しきアーサーという人間であった。
人間誰しも多面性を持っている。虚像と実像の違いに悩まされるということは、普通に生活していてもよく起こりうることだ。ザッツ・ライフ、つまり、世の中そんなもんだと思うことにしたい。

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ミカエル

3.5ちょっと作り込み過ぎかな・・・・

2024年10月15日
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知的

ホアキン・フェニックスが演じるジョーカーの続編が公開されたので見てきました。

まず、正直な事を言えば、とても内容は作り込まれて大変に良かったです。

前作からホアキン・フェニックスのジョーカー役は本当に板についてきたし、それをレディー・ガガ煽るようにいい演技で攻めています。

しかし、本作品って、「バッドマン」に出て来る敵役のジョーカーだよね、「バッドマン」のスピンオフなんだよね・・・

ちょっと作り込まれ過ぎと言うか、ジョーカーに対して、これじゃ、その後ジョーカーが想像できないような・・・

例えば、ヒース・レジャー、ジャック・ニコルソンのどの役のジョーカーと繋げていけばいいのか・・・・

ちょっと作り過ぎてしまって、本質と違っていないかな・・・・

最後なんて、日本のヤクザ映画みたいで・・・・何とも勘違いのような気がするな・・・・

勿論、1本の映画としては、良く出来ているんだけどね、あのバッドマンの敵役になるジョーカーと想定すると・・・

何とも、イメージしていたジョーカーやこれまで見てきたジョーカーとは異なるかな・・・印象が・・・こうなると、これからバットマンと戦うジョーカーのイメージがね・・・・・成立しないと言うか・・・・

最後のシーンは要らない気がするけどね、あの階段のシーンで終わると、何とか、無理やりでも、バッドマンのジョーカーが想像出来るんだけどね・・・

しかし、レディー・ガガはいいね、歌も歌えて、ハーリーン・クインゼルをしっかり演じていたね、もっとはっちゃけても良かったけどね。

しっこいですが、1本の映画としては大変に素晴らしいですが、「ジョーカー」として、バットマンのスピンオフとしてみたら、どうなんだろう・・・・

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sally