「アーサーの涙」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ ぽかさんの映画レビュー(感想・評価)
アーサーの涙
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感想文にしたらば、長文必至なので、箇条書き。
・『JOKER』でなく、『ARTHUR FLECK』のタイトルにしたら、
誰も文句を言わなかったのに(でも、ほとんど誰も観たがらないなあ)。
・冒頭のアニメで、作品の骨子は説明済み。
ジョーカーの影が独り歩きして、本体だったアーサーことなど、
誰も気にかけていないよ。でも、権力に潰されるのはアーサーだけ。
影は、次のジョーカー役を探せばいいんだよ。
・映画(That’s Entertainment)も、外の世界(That’s Life)も言うことは一緒。
社会のせいにするんじゃないよ。個人責任だろう、と。
ジョーカー的な問題の根源(貧困、格差…etc.)をアーサー個人の問題に狭めようぜ。
・ジョーカー的な存在が生まれざるを得ない社会システムは現前に在る。
アーサーは、たまたま、ジョーカーの役に当たっただけ。犯罪統計学の問題。
何でもかんでも、個人の責任に押し付けるのは無理筋。
・小人さんのゲイリー・パドルズに「君だけはぼくをバカにしなかったのに」と
なじられて、涙ぐんだ時点で、アーサーはジョーカー失格。
ゲイリーは可愛かった。ガガより可愛かった! (★1~2個はゲイリーの分)
・ジョーカー(役)の自己否定。ガガはハーレイ・クインになり損ね、
ハービー・デントは一介の検事のまま(顔は焼けるけど)。DCU全否定w
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