「JOKERのお話はおしまい!自分に帰ろう、淋しくても」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
JOKERのお話はおしまい!自分に帰ろう、淋しくても
冒頭のアニメでジョーカーの(地面に映ってる)影が力づくでジョーカーの動きを止めよう、引き止めようとする、でも意気揚々としたジョーカーは影のそんな反応を無視してどんどん先に行ってしまい、影は離れる訳に行かないからジョーカーに嫌々くっついて共に居るしかないシーンがある。とても印象的だった。影はアーサーなんだなと思った。
レディ・ガガの歌の上手さと迫力に心から感動!アーサーが恋できてよかったけれど、自分を偽ったり興味本位にジョーカーに近づく者は皆、アーサーを見ないで隠れ蓑スターのジョーカーにしか関心を持っていない。だからせいぜい同じようなメイクと衣装で物まねするだけ。
前作のJOKERでは、アーサー&ジョーカーと共に格差社会、貧富の差、人々の分断と怒りと暴力が大きなテーマだった。今作のJokerはアーサーの孤独、苦しみ、絶望が前面に出ていた。ミュージカルであれBGMであれみんなの歌であれ、懐かしのアメリカン・ソング一揃いという感じだった。それは夢と憧れかもしれないけれど、みんなの前に出て照明に照らされ賞賛と歓声を浴びる強烈な快感がセット。だから麻薬のように人を虜にする。自分を見て!拍手して!楽しんで!でもそれは一過性のもの。前作でも流れた暗いインストルメンタルの曲は本作でも何度か流れた。チェロの深い音色と共に。それはジョーカーでなくてアーサーの音色。暗く重いけれど、暖かみと優しさが根底にある。アーサーが公衆電話からリーに電話をかけ、留守電に向けて一生懸命言葉を紡ぐ箇所では涙がたくさん出た。
ちっぽけで弱い自分の部分は誰もが認めたくないしあまり好きになれない。でも大事にしてあげて、優しくしてあげて、認めてあげて。自分自身への言葉でもある。
talismanさん、コメント返事ありがとうです✨
マ王はマ王の観た感覚(沢山の映画を観てきて培った感性?かな)を信じています😊
人間ですから趣味趣向は誰もが違って当たり前🤣
一つの映画で同じ意見しか無い作品は駄作が多いのではないかと🥴
考察が重ねられる中で同意見を押し付け合いながら安心するより、違った角度(やっぱり感性かな)をポンと出してくる人と話が出来たら、マ王は嬉しいですね😆
ほほぉソコを観てたんだ、と感心します🤔
かと言って難しい芸術系の映画は苦手なマ王ですわ😂
talismanさん、大量の共感に驚きと感謝のコメントをコチラに書かせてもらいます✨
ていうかtalisman=幸運の御守とは意味有りげな名前ですね🤔
さてマ王も「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」を映画館にて鑑賞してきました😆
おそらく前評判の酷評を知らなくてもマ王の感想はあまり変わらないと思ってます😐
ただし、ミュージカル部分だけは理解するまで時間が掛かったかもしれません💦←それくらい挑戦的且つ挑発的な構成だった
マ王の考察としては、後半の裁判所爆破の犯人はリーだと思ってます✋
リーは事前の電話を受けて(ジョーカーではなくなった)アーサーを殺そうとしたのではないかと🤔
でも前作のように生き延びたのなら今一度、彼を愛そうとしてあの階段で待っていたのでは?(ラストに階段で待ってたトコの不思議さへの推理)
でもアーサーの答えはアーサーとしての愛であり、そこにジョーカーはいなかった😶
ジョーカーを愛していたリーはジョーカーが存在しない事を確信しアーサーの元から去る🥲
アーサーは失意の中(リーが事前に連絡してたであろう)警官に逮捕された、がマ王と同伴者の回答でした🌀
結果としてリー(ハーレイ・クイン?)はジョーカーをアーサーから奪い(愛を与えた事により)世界に放った犯人とも言えるのでは?が考察結果なのですが、如何でしょうか😁(屁理屈を言うならジョーカーは死んでいない)
兎に角、他のレビューへの共感が嬉しかったので長文になってしまいました、失礼🙇
そう、あの検事は、アーサーはアーサーであってジョーカーではないということを最初から見破っている非常にクールでクレバーな人なんですね。でもアーサーにとってみれば本当の理解者はそういう人であってある意味、アーサーに対して優しい人ということになるのかな?
ワタシもアメコミはだめよダメダメです。
うまく繋げた上下2巻という感じでしたね。
サントラCDは品薄のようでして、予約注文してやっと昨日ゲットしました。
まだ聴いてません😎
ミュージカル風っていうのに違和感を持った人が多いようだけど、思いのたけを示すのは歌でもセリフでも違いはありません。私はアーサーがリーへの恋心を歌う「君微笑めば」で泣いてしまいました。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
レビューと頂いたコメントに大共感です。
私も影の方がアーサーだったのだと思いました。だから泣けました。
アメコミのジョーカーは詳しく知らないのですが、だからか「ジョーカー」と本作の繋がり方に違和感はなかったし、両方合わせて"完結したんだな"と素直に思えました。
talismanさん、共感&コメントありがとうございます。映画への同じ想いが共有できて、私も嬉しいです。talismanさんのレビューも素晴らしいです。タイトルと最後の4行を読んで、ウルっときました。
“起立するときは上着のボタンを閉め、着席するときはそのボタンを外してました。この動作は裁判シーンで必ずチェックする(私にとって)大事なポイントです!それがちゃんとクリア~!”
そういうところもチェックしてるんですね(笑)
凄い!厳しい!?(笑)
おはようございます!
talismanさんの今までの作品レビュー見てると今作は☆5かな?なんて予想してたんですが…、逆に私は期待してなかったんですが歌、ミュージカルに振ってるのが刺さったのかもです。
あと吹替版も違和感なかったからそれも良かったのかも。
コメントありがとうございます。
ストーリーが歌う場面(幻想?)で度々途切れるのが、
とても辛かったです。
ガガさんは「スター誕生」や、本格的に演技をした「ハウス•オブ・グッチ」
で、女優向きだと思い好きです。
この映画は歌う時はもうガガさんで、ハーレイ・クインには
見えなかったのです。
そしてジョーカーを殺して終わりにしたのは、トッド監督の
ケジメ(社会的悪影響への)と聞き、なるほどと思いました。
お返事ありがとうございます。監督は前作の大ヒットの影響で犯罪が起きたことを悔やんでたらしいですね。だからこの続編を作って前作と自分を裁いたとのことです。それで法廷劇。
極私的動機で作られたもので映画会社も赤字覚悟でOK出したんでしょうか。前作が1500億円も興行収入上げたのなら、それくらい太っ腹になるでしょうけど。
パドルズさん 小柄な方 良かったですね。ジョーカーの心の機微の変換の 契機となった重要な役❗️
それに元々ジョーカー自身も 彼に一目置いてました。
『CLOSE TO YOU 』はガガ様➕ホアキン 場面的にも最高でした。 失礼します❗️
こんばんは。本当は心優しきアーサー。恵まれない境遇で育ち心を蝕まれ罪を犯してジョーカーに祭り上げられて、唯一自分を愛してくれたと思ったリーにも裏切られて。でも彼は自分の影であるジョーカーから最後には解放されたんだと思います。
ジョーカーは彼を殺した男に引き継がれ、その狂気は世界に感染していくんだと思いました。