「アーサーがジョーカーになれず破滅するだけの映画」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
アーサーがジョーカーになれず破滅するだけの映画
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ジョーカーの続編
前作の事件で刑務所に入っているところから始まる
賛否両論ある作品らしいが個人的にダメだった
続編なので前作の内容が頭に入っていないと
話がわからないところが多い
「5人殺した(本当は6人)」とかセリフがあって
誰々だっけ?としばらく考えてしまった
そして、事件の証人として
前作の登場人物もでてくるので
前作を見た人も覚えてない部分があると混乱する可能性があると思う
前作を見ている前提の作品なのに
裁判でアーサーの人格や人生を前作からさらに追い打ちをかけるように否定されたりする
しかし、アーサーは自分はジョーカーでないと認めてしまい
裁判所が爆破されて逃げ出すことができるが刑務所に戻って
最後は「ジョーカー信者」に刺されて殺されてしまい終わる
前作は妄想か現実かわからない部分があったが
今回はミュージカルシーンが多く
これのせいで上映時間は長く感じる
刑務所、裁判所の描写が大半なので
爽快感はほとんどない
アーサーの妄想で裁判所で暴れまわるくらい?
結局アーサーはジョーカーではなかった
だったら、前作を否定しているとしか見えない
最後アーサーを刺した男が次のジョーカーかもしれないがそれはよくわからない
前作、今作合わせてみると
不遇な男が悪のカリスマになろうとしたがそれができなくて破滅した
というように見えて「ジョーカー」はタイトル詐欺のように思えた
リーはアーサーをたぶらかして
ジョーカーにしようと思ったがジョーカーにならなかったからアーサーを見限ったように感じた
リーはミュージカルシーン以外では、放火騒動を起こしたくらいにしか覚えてない
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