「前作を茶番化する作品」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ パワーさんの映画レビュー(感想・評価)
前作を茶番化する作品
クリックして本文を読む
DCコミックのジョーカーというのはバッドマンの最大の宿敵、戦闘力は高くないものの、様々な策で翻弄しいつも余裕の態度を崩すことはないゴッサムの犯罪王です。前作はそんなジョーカーの成り上がりの物語、いかにして男は悪のカリスマへとなったのか、と非常に満足でした。今作を見るまでは...
今作はアーサーの獄中での生活と裁判、ハーレイクイーンとの出会いが描かれましたが、蓋を開けてみればひたすらアーサーが虐げられ、あれだけ思わせぶりだったハーレイも最後はアーサーに失望し離れてしまう始末、最後はイかれた囚人にフォークで腹を刺されお陀仏。バットマンとは顔を合わせてもいません。もはやこれジョーカーじゃありませんよね?最後エンディングが流れた時何を見せられたんだ?と思いました。仮にもDCのジョーカーを使うならむかつく看守も何もかもぶち壊してハーレイと一緒に犯罪王として君臨してほしかった。あとミュージカル多すぎ途中で眠くなりました。マジでこんな結末にするなら前作はなんだったの?
コメントする