「余計なことをしてくれた」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ ハッセルホフさんの映画レビュー(感想・評価)
余計なことをしてくれた
芸術家肌の人は同じような路線の物を造りたがらないというけどその典型。
ジョーカーの続編を何年も待って期待してたのにガッカリ感が半端じゃない。
ミュージカル仕立てになるとの記事を見て嫌な予感はしていた。
日本ではミュージカルは当たらないから期待値を下げて観た。
ジョーカーが彼女とステージで歌って踊るシーンが何度か出てくるが全てアーサー(ジョーカー)の頭の中でのこと。
退屈で途中何回もあくびが出た。
盛り上がったのは裁判所から王の御帰還のように精神病院に帰り食堂で『聖者が街にやってくる』を歌った患者たちがエキサイトして暴動まがいに騒ぐシーンや、裁判所がぶっ壊されてジョーカーが逃げるシーンくらいだった。
「悪は亡びる」を描くのはいいけど相手が小さくてこれでいいのかと思った。
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ちゃいるさんのコメント
2024年10月17日
もともとアーサーの物語なので、どちらかというと観る側が1作目からの余計な想像と期待をしていたということなんですよね。
これにガッカリしてる人達はまさに作中のジョーカー崇拝者そのものだと思いました。