「そうきたか、という感じ」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ mech_yさんの映画レビュー(感想・評価)
そうきたか、という感じ
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自分はバットマンの知識がゲームのアーカム・ナイトシリーズと映画も一部しか見てないけど
バットマンがいない世界でジョーカーがどうなるのか?
というのを徹底的に描いたものだったように感じた。
ハーレクインだけではジョーカーをジョーカーたらしめることはできず、結果、彼は一時的にジョーカーのようになるもののアーサー・フレックに戻り、死ぬ。
バットマンがいないことで逆にバットマンとジョーカーを相互依存性が浮かび上がる、ジョーカー2:ジョーカー&ハーレクインを期待して見に行ったら、ジョーカー:マイナス・バットマンをお出しされるのだ。
基本私は見たい映画は一切情報入れずに映画を見るけど結構不評らしいがそりゃ不評も買うよなぁ!?って感じの作りではある、だって前作ジョーカーからこう幕を閉じるとは思わないし自分も見終わった直後はすごい梯子外されたという感じしかなかったもの。
でも見たあとの帰り道で咀嚼してると、エンタメ的にはふざけんなという気持ちもあるけど納得感がひしひしと湧いてくる。
最初のアニメのジョーカーとジョーカーの影のパートもアーサーとジョーカーと見せかけて実はジョーカーとバットマンではなかろうか。
前作と合わせて複数回見たい作品ではないけども、ジョーカーとバットマンを描かないことでこれ以上なくジョーカーとバットマンを描いていた。それこそ光と影のように。
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