「ゴメンナサイ。自分には受け入れられませんでした・・・」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ ゴウさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴメンナサイ。自分には受け入れられませんでした・・・
公開されてから、全世界で賛否が真っ二つに割れているという本作。
前作が非常に良かっただけに、果たして自分にはどう映るのか興味津々でした。
で、鑑賞した結果・・・
何故こうなった???と困惑の嵐😅
前作からの正規な続編にも関わらず、恐ろしいくらい作風が変わってしまっている。
前作の、何が妄想で何が現実なのか分からなくなる狂った世界観。とことん堕ちていくジョーカーのヤバさ加減に魅了されたものだが、今作ではそんな刺激は全く無くなっている。
レデイー・ガガ扮するハーレイ・クインとの恋愛模様。
何かといえば歌を歌いだすふたり。
ミュージカル映画は好きだが、この作品にミュージカル要素は求めていない。
とにかく想定外の作風に戸惑うばかりでした。
せっかくのハーレイ・クインも、あれだけの頻度で歌ってたら、レデイー・ガガの為の映画か?と思ってしまう。
ラストも如何なものかと思いました。
バットマンの宿敵ジョーカーの誕生秘話のはずなのに、この結末をどう捉えたらいいものか・・・。
ただ、冷静に考えると、アーサー・フリックって名前はこの作品にのみ使われているジョーカーの名前。
原作のジョーカーは、ジャック・ホワイトが本名だし。
バットマンの宿敵のジョーカーとは別人で・・・
って事であれば、本作の結末も筋が通るのか?
いずれにしても、自分にとっては受け入れがたい作品でした。
今作を観ちゃうと、バットマンのジョーカーって設定なんて無かった方が良かったんじゃないかと思えてしまいます。
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