「お題:こんなジョーカーは嫌だ」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ bionさんの映画レビュー(感想・評価)
お題:こんなジョーカーは嫌だ
いきなりアニメで肩すかしを喰らう。
レディ・ガガの歌声に酔いしれるも束の間、現実に引き戻されてしまう。トッド・フィリップス監督は、ミュージカルがしたかっただけ?
憎たらしい看守たちの行動を伏線と思わせておいて、結局放置プレイ。
いよいよジョーカー覚醒。盛り上がりかけたところで、急ブレーキ。
トドメは、全てを無に帰すようなラスト。
俺がジョーカーになってやんよ。
共感ありがとうございます。
〝お題〟に込められた気持ちを感じた方はいっぱいのようですね。
私は今作も満足だったのですが…。
なるほど好みが分かれることもよくわかる作品でした。
ラストが悪い意味で衝撃的過ぎて、、、
制作期間残り一ヶ月が何らかのトラブルで、急遽後一日で作る様に指示があったかの様な適当さ。結局あんなラストで何を伝えたいのか(そもそも何も考えてないのか)意味不明でした。
共感、コメント有難うございます!
おっしゃる通り世の中の影響度を鑑みて「火消し」とついでに「ガガ露出」が今作制作の縛りだった可能はありますね。最後は監督がうんざりして投げやりになった感が否めないです。もう絶対続編作らせないぞ、的な。
おはようございます😃
レビュータイトルに笑ってしまいました。クスクス。では。これからも宜しくお願いいたします。返信は不要ですよ。ア、映画がはじまりますので。
おっしゃる通りで、前作の大ヒットでジョーカーに感化された人が実際に犯罪まで犯してしまったから、監督はそのことに罪悪感を感じて監督自身と前作を裁くために本作を撮ったらしいですね。町山さんの解説によると。それを聞いてものすごく納得しました。まあ、前作で1500億も稼いだから今回こけても全然大丈夫と映画会社もOKしたんでしょうね。
本作が賛否両論分かれるのは理解できます。私は賛の方ですが。どうしてもバットマンシリーズのジョーカーを求めてしまうと本作は肩透かしを感じますよね。特にヒース・レジャーの存在は大きい。
前作から通ずるジョーカー像は現実にジョーカーのような人間が存在したらこうなるだろうという徹底的なリアリズムを追及した結果生まれたものと思いました。本作は前作以上にリアルだと思います。
ジョーカーはアーサー個人に限らず、この狂気が潜む現代社会に普遍的に存在する象徴のような、人間の中の悪を象徴するような存在。極右団体を煽り立て議会襲撃事件を引き起こしたトランプのように、社会が混迷するときに現れて人々を操り社会をさらに混乱に陥れる。狂気を感染させパンデミックを引き起こす恐ろしい存在なのだと感じました。
アーサーは最初の感染者に過ぎなかった。