「ハーレーと最強コンビでヒャッハー展開全開!!」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ Duchampさんの映画レビュー(感想・評価)
ハーレーと最強コンビでヒャッハー展開全開!!
クリックして本文を読む
!!!以下ネタバレ注意!!!
↓
↓
↓
↓
、、最後まで全然そんな展開にならず、驚いた。
今回の主役はレディガガ演じるリー。
ファムファタルとして最後までアーサーを翻弄する。
リーが離れたときが彼の運の尽き。。
ミュージカルシーンでのパフォーマンスは流石に圧巻(流石にホアキン部が悪い)。
リーに焚き付けられ、意気揚々と裁判に挑むアーサーだったが、次第に自分の惨めな過去を突きつけられる。
弁護士をクビにした後、裁判の巻き返しがあるのかと思いきや、本当に無策で雲行きが怪しくなる。
看守に尻穴を掘られ、友達も殺され夢から覚めてしまう。最後は悪のカリスマではないと否応なく自覚し、”ジョーカーなどいない”と告白。
魔法は解けてしまい、後は最後まで辛い。
(リーだけでなく)鑑賞者の自分が、最後までカタルシスを期待していた。
自分もアーサーの暗い妄想に感染していたと気づき、よけいに辛くなった。
辛いとしか書いていないが、鑑賞後これだけ悶々とする映画もないので、これは観る価値のある映画だと思う。
以下印象に残ったシーンを羅列。
- WBのOPロゴとバックスバニー風?アニメで驚き。デニーロの絵よ。
- 序盤アーサーの口端の血が、口角の上げ下げ(気分)を表現していて、上手いなーと思った。
- やたらタバコ咥えるシーンが多い。タバコ吸ってるときだけアーサーがかっこよく見える(ジョーカー気分)。リーに煙あげるシーンも良かった。
- 終盤のピアノとタップダンスはかっこいい。IMAXで観たので音が良かった。
コメントする