劇場公開日 2024年10月11日

「怒涛の〆」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ SHさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0怒涛の〆

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

正直、苦しかったです。長いし・・・
なので、とりあえずは負の感情を吐き捨てたいと─
どうも、役者ガガは苦手。歌を題材にしているので、彼女が最適だとは認識できるのですけど、どうも・・・
IMAXで観賞したのですが、前半の大部分はクローズアップが中心で、大画面の効果があまり・・・いかに優れた役者のパフォーマンスを強調したいからといっても、あんなアップは不要かと・・・
変な笑いがあまりに多用されすぎのような気がして、終いには慣れてきて飽きが来ちゃいました。
とまぁ、ミュージカルなのかどうか分からない中途半端な歌い合いなんかハマらなかったし、長いなー、ヤバイなー、早く終わんないかなーと思っていたんですが、最後の最後、強烈な爆音とともに怒涛の展開と表現には、それまでの印象を吹き飛ばすくらいのパワーを感じて、効果的なIMAX映像とか、しかも予想や期待を裏切る終わり方・・・まじか・・・となりました。でも、この〆含め最後の部分だけでこの作品の評価はかなり変わった感じです。
これぞ一線を画すジャーカーというところで、通常のあのシリーズと比較する上でも、すごく良かったです。
でも、あまりに本線とは違いすぎる印象で、あらゆるシリーズにつなげづらいと思うので、熱狂的ファンは拒絶するのでしょうね。自分の中ではこの作品からダークナイトと勝手に強引につなげることができたので、何気にすごいのかもしれない、この発想─なーんて思っちゃった次第です。

SH