マッドマックス フュリオサのレビュー・感想・評価
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この世界観こそがMAD MAX
IMAX®にて鑑賞。
シリーズ創始者=ジョージ・ミラー監督作品。
前作【マッドマックス 怒りのデス・ロード】の続編というか前日譚。
「【怒りの...】のフュリオサになるまで」の話。
前作はもう2015年だったのか・・・
“神作品”だった前作に比べ、イマイチ不評で。
そんな訳で若干Negativeな気分で観始めたんだけど・・・
超面白ェじゃん!
冒頭からスクリーンに釘付け。
荒廃した世界観。
バイクの追跡劇に銃弾戦。
それに続く身を固くする悲劇。
濃ゆィCharacter陣。
NonstopでのCar Actionも「イカれてる」(褒め言葉)。
「スゲェ!」としか。
なんたって若き日のフュリオサが良い。
シャーリーズ・セロンが演じた前作も良かったけど、
今作のアニャ・テイラー=ジョイもイイ(・∀・)
一瞬だけどV8インターセプターがカメオ出演!
End Rollでも『MAD MAX』としてCreditされてた!!
思わず「うぉ〜っ!インターセプターじゃん!!」と、
声が出そうになった🤣
やっぱジョージ・ミラー監督は素晴らしい♪
世間(ネット)の声に惑わされナイで良かった。
自分は満足。
そして続けて【 怒りの...】がまた観たくなった😅
前作のようなものを期待してしまった。
・前作のイメージが強すぎて、また始終アクションのオンパレードかと思ったらストーリー映画でびっくりした。前作の全員冷酷無比みたいな人間しかいなかったのが、概ねまともな面が垣間見られて同じ舞台でも描き方で全然ちがうんだなぁと思った。前回のような休む暇なくアクションが続くのを期待して観に行ったせいで少し物足りなさを感じた。チャプター分けしてあったのも、わかりやすくていいのだけど、マッドマックスにはちょっと、と思ってしまった。わけのわからない世界でとんでもねぇ奴らが暴れている、っていうのが割合落ち着いた感じに収まってて、観やすいし感情も入るけどそこに物足りなさを感じた。
・フェリオサが捕まって、砦の子産み女だけが監禁されてる部屋に入れられて、逃げた後、メカニックになっていったけど、どうやってそうなったのかがよくわからなかった。フェリオとしてではなくメカニックになったっぽいけど、その後、フェリオサって事が周知の事実になっていったっぽいけど、どうしてメカニックのままでいられたのだろう。見つかったら、戻されるわけでもなく、というのが疑問だった。もしくは思いっきり見逃した。
手を変え品を変え
ultilaで観ました。
安定のディストピア感
いつもながらの派手かつドライな暴力描写はさすが「マッドマックス」シリーズ。
今回のフュリオサは「怒りのデスロード」のシャーリーズ・セロンよりも大分若い感じだったけど、「怒りの~」の直前のエピソードだったんですね、マックスもチラッと出てたし。
アニヤ・テイラー=ジョイ、彼女はそれで良いんだけど、私としては断然シャーリーズ・セロン推し、彼女に寄せた女優さん使ってくれたら良かったと思いました。
カー&バイク・アクションがとにかく凄い。
「マッドマックス2」以降、広大な砂漠を激走するタンクローリーとその襲撃者の攻防が見せ場になってて、やっていることはだいたい同じなんだけど、毎回スケールアップしてマンネリ化しない
よくまあ次々と新しいアイデアぶっこむもんです。手を変え品を変え贅沢に見せつける、今回はパラセーリングが目玉、ほとんどを長回しのワンカットで撮っていて臨場感と迫力が半端ない
ディメンタスのクリス・ヘムズワースが、マイティ・ソーに見えるんだけど悪役が不思議に納得できるのは何故でしょう。マント背負ってバイク3頭立てのチャリオット操ってて笑ってしまった
エンドタイトルで「怒りのデスロード」をちらちら見せてくれて親切な作り。
「怒りのデスロード」観たくなりました。
むしろ本作と続けてみたらいいんじゃないかと思いました。
マッドマックスシリーズも、今や主役は女性のフュリオサ、(「怒りのデスロード」の時点ですでにそう)
こんな感じでいいので延々続けてもらったら嬉しい。
「猿の惑星 キングダム」は世界観が「マッド・マックス」寄りだった、と思い出してしまいました。
ニンゲン虐げられてるし、野蛮なディストピア感に通じるものがあるような
最高やん
前作「怒りのデスロード」も良かったけど、今作「フュリオサ」は想像を超える出来だと思ったよ。
同じ世界観を同じ監督が作ってくれるので、私たちはただみをまかせていればいい。至極。
あらすじは公開されているし、みなさんも触れているので、例によって感想のみ。
最初に出てくる子ども時代のフュリオサがいい。母親が殺され、囚われの身になっても、意思の強い目が印象的。アバター並みの巨大さ(笑)。イモータン・ジョーとの交渉の席にリトル・D(ディメンタス)として同席している姿は美しい姫のようだ。幼女嗜好のあるイモータン・ジョーの息子からは隙を見て逃げ出すために髪を切りカツラを作る知恵がすごい。
もうね。いつ左腕を無くすのか、アクションやバイクに乗ったりする度にハラハラしっ放しだったよ。
それにしても、ディメンタス役のクリス・ヘムズワースは好きな俳優さんだが、マイティ・ソー辺りから体が重そうに見えるし、人がいいのか、今回の悪役も悪役にしては憎々しさが足りないかなあ。イモータン・ジョーも、ちょっと端正な顔になっていて、ダブル悪役なのに、どちらもフュリオサの扱いがそれほど酷くは無い(本当か?)気がしてそれほど悪いやつに見えない。(個人の感想です)
そして、「怒りのデスロード」に繋がる前日譚ということなので、ストーリー重視なんだけど、変にそっちに振れるのではなく、マッドマックスはマッドマックスだった。
全てに満足。一瞬たりとも目が離せないスリルとアクション満載の秀作だと思ったね。サブスクになったら「デスロード」と続けて観たい。
メル・ギブソンもトム・ハーディも出てこないけどマックスは一瞬映る。更にはエンドロール時にデスロードが流れ、ふたつの作品のつながりが強調される。
ところで、子役の子は全然違う顔だった。皆さんがAIによる合成と触れており驚愕した。いよいよなんでもありになってきたな
母と娘のStars be with you
6月4日(火)TOHOシネマズ日比谷Dolby-Atmosで「マッドマックス:フュリオサ」を。
フュリオサの少女時代を演じたアリーラ・ブラウンが良いね。よくもこんなにアニヤ・テイラー=ジョイに似た子を見つけてきたものだ。二人の「眼力」がこの作品の肝だったと思う。
それとフュリオサの母親役もハマっていた。意志の強さ、戦闘能力。あの親にしてこの子有り。
マックス不在の今回、マックス的立ち回りのジャック(トム・バーク)が、マックスが使っているのと同じショットガンを作らせてフュリオサに与えるのも良かった。
カメラと編集が素晴らしかった。ともすれば単調になりがちな砂漠のチェイスシーン、戦闘シーンも高所に据えたカメラや空撮、ウォータンクの下側のシーンを入れて画角や構図に変化を付け、凄い画を観せてくれる。
作中のナレーションでも語られていたが、どんな世界になっても戦いを止められないのだ。
林檎(のような果物?)で始まって(それも果実だけが赤く周辺はモノクロだ。黒澤か)、林檎で終わる。それも生き埋めのディメンタスから栄養を取って育った樹になった果実である。フュリオサが左腕を失った理由も判る。
惜しむらくは、最後にディメンタスと対峙してからが時間を取り過ぎた。彼女が、どうディメンタスを処刑したかの想像シーンが長すぎて、実際は生き埋めにされて樹に栄養を取られて死んだのが分かりにくい。
ラストは「怒りのデス・ロード」にきっちり繋いで、前作のシーンをインサートで入れ込み15年振りに故郷に戻ったシャーリーズ・セロン=フュリオサの慟哭に帰結する。
「フュリオサ」で、死ぬ前の母との約束「どんなに時間がかかっても故郷に帰る」を守ったフュリオサの悲しみは如何ばかりか。
「怒りのデス・ロード」と「フュリオサ」の関係性に、山田洋次監督の「家族」と「故郷」を思い出してしまった。
アニヤ・テイラー=ジョイもアクション頑張っているなと思ったが、フュリオサ・アクションダブルがちゃんとクレジットされていた(当たり前だ)。車の運転は自分でやっていたようだが、それも凄い。
マッドマックスの出演は、ワンカットのみでした。
『怒りのデスロード』とは違うが、神作!
正直に言うと、初めて今作を観たとき、私はある意味過小評価していた。アクションシーンだけを見れば、今回は前作に比べてアクションシーンの密度が低いからだ。しかし、3回観てみて、本作は前作に比べて内容の密度が格段に上がっているとしみじみと感じた。この映画のテーマの一つ「戦争」だけを例としてあげても、作中には古今東西の古典的な戦役、戦術が凝縮されているとよくわかった。その中には、トロイの木馬、以下孫子兵法三十六計より:空城計(自分の陣地に敵を招き入れることで敵の警戒心を誘い、攻城戦や包囲戦を避ける)、調虎離山(敵を本拠地から誘い出し、味方に有利な地形で戦う)、声東撃西(陽動によって敵の動きを翻弄し、防備を崩してから攻める)、暗渡陳倉(偽装工作によって攻撃を隠蔽し、敵を奇襲する)……私が気づいただけのでもこんなに数え切れないほど(まあ数え切れなくはないか)あった。
しかも、本作のテーマは「戦争」以外でもいっぱいあった…(また別の機会で)
『怒りのデスロード』は「絶望」&「希望」の最高傑作と同様、『フュリオサ』も恐ろしいほどの神作だ!
前作とはイカれ方のベクトルが少し違う
予習せず予備知識を持たずに観るとショックを受ける可能性あり?
私はとても楽しためたが、観終わった後少しモヤったのもまた事実。
まぁ、ダークな復讐劇だから仕方ないか。
個人的にあの結末にはあまりカタルシスを感じなかった。
フュリオサは明らかに救われていないと思う。
ディメンタスの言葉通りか。
前作のハチャメチャイカれアクションとは明らかに違う。
タークでエグい演出多数。メンタル弱い人には勧められない映画だ。
ヤングフュリオサのアリーラ・ブラウンとアニャ・テイラージョイが素晴らしくてその演技だけでも一見の価値あり。
何気に夫婦共演のクリヘムの怪演も良かったがフュリオサの二人が凄すぎた。
そして相変わらずエンジン音は素晴らしい。
映画館で浴びるべき作品。
取り敢えず帰って直ぐにFURY ROADを観直すとする。
長く退屈な道のり
本格的にマッドマックス感が出てくるまで1時間強待たされる。
ディメンタス(ボス ソー)がフュリオサ(リトルD?)を気に入っている理由が分からない。実りの地?に行きたいのではなかったのか。
特に序盤はCG感が強く、前作に感じたリアルな危険さやアドレナリンを感じなかった。
とはいいつつも、やはりカーチェイスシーンは目を見張るものがあり、唯一無二のアクションだと思える。
バイク集団がガスタウンを襲撃したときに、まず少数のみ潜入するのは分かるが、その後に続く無限のバイカーを上方にいる人物が双眼鏡で見逃すわけがない。
フュリオサとジャック(師匠的なキャラ)が捕まった場面、あれだけ周りを囲っていたバイカーを掻い潜りフュリオサがバイクで逃げられるわけがない。
捕まってるとき意味ありげに2人が近づいて耳打ち?してたのはなんだったのだろうか?ただの最期のイチャつき?
アクションシーンの迫力がある分、それ以外のシーンのテンポの悪さが目立つ。
最後のフュリオサとディメンタスの相対するシーンもその掛け合いにもなんか意味があるんだろうが、長くて頼むからさっさとやってくれ。という意識が強かった。
普通に面白い映画でした。
マッドマックス怒りのデスロードにつながるその前のお話ですが、単純にこの映画だけでも見ていて、飽きなかったし面白かったです。章立てになっていたのは、キル・ビルを思い出させるものでしたし、サブタイトル通り、SAGAということであれば、そのように分けて説明してもらって、ストーリ展開がわかり易かったです。最後は前作につながるので、結論は見えているのですが、それは、アナキンがダース・ベーダーになるのと同じようなことで、最初から分かっていたことでしょうから、これをもって評価するのはちと気の毒というもの。純粋に2時間半の映画ですが、あっという間で、長いと感じることはありませんでした。怒りのデスロードを期待して、アクション全開と考えなければ、楽しめますよ。割とすいていたので、映画館内のいい場所で見られてよかったです。音響もドルビーじゃない普通のでしたが、迫力があってよかったです。映像も、実写が多いので、CGばっかりのアクション映画よりは、やはり迫力がありますね。アクションものは頭使わないで、みられるのがいいです。名探偵コナンとかだと頭が疲れてしまいます。
パーフェクト‼️ フュリオサせっ記
くっそ~・・・最高じゃないかッ!
まただ!また、ジョージ・ミラーがやってくれた。
フュリオサ大隊長様の年代記ということで、多少のダレ感はあった。あったが、そんな事はどうにでも許せる範囲の強烈な世界観・再び、だ。
前作「怒りのデス・ロード」では、マックスの影の薄さが繰り返して見ていくうちに気にならなくなり、アレはほぼフュリオサの物語として認識しきってたところに本作の登場だった。両作品を足すことで、まるでスキの無い完璧な『フュリオサせっ記』を誕生させてしまったじゃあないか。アクション映画界ってものがあるとしたら、これは文句なしのMUST-SEE MOVIEだ。
***
フュリオサ様の少女時代からの成長にそったキャスト変更も自然で、アニヤがやがて年齢を重ねてシャーリーズ・セロンになっていくことも含め納得の出来。
アニヤさんはこういった感じの、ラストできっちりやり返すキャラ、ほんと似合うよなー。
何度も見たせいか、イモータンを始めとする再登場キャラ達は、キモさコワさを通り越して、もはや愛すべきキャラに見えてしまったのは仕方ないとはいえ微細な難点か。
マックスいましたね。
アレ前作の冒頭シーンってことなのかなあ??
また、クリス・ヘムズワースは衣装も含めてソーにしか見えずにちょっと笑ってしまったが。そういう人多かったんじゃないかなあ。赤いマントって(^_^;) オイ。ぜったいハンマー持ってて違和感ないし。もしかして狙ってます?
キモグロ改造車ラインナップは今回も凄かった。に、してもウォー・タンクの開発シーンまで拝めるとはよ…。バイカー集団がメインのせいか、改造車(クルマ)のキモさは前作の勝ちではあったけど。
エンドクレジットのエピローグは要るような要らないような感じではあったが、むしろ『次回作の予告編』として、デスロードを見たことない人にはどうせなら本作から先に時系列で見ても面白いのではないだろうか。
個人的には、いつか公開されるはずの『本作ブラック&クロームエディション』見てからの→→『カラー版 怒りのデス・ロード』再見にして、悦に浸ってみたいのだ。
アウト!
開始2時間経ってようやく物語が動き始める感じだった。前作が良過ぎたのもあってか、サッパリだめだった。とにかく私には「感動」がなかった。
まず、アクションシーンが少ない、迫力が無い、VFXが雑。ディメンタスが火の海に落ちかけた時の炎が漫画。いくつかの乗車シーンですらブルーバック撮影だとわかった。
その分ストーリーに重点を置いたようだが陳腐であり“趣き”がない。また、警護隊長との信頼関係を結ぶ過程が説得性に欠けた。なんとエンドロールには前作を流す始末。
キャストが陳腐。ディメンタスではイモータンに悪者ぶりで劣る。その今回のイモータンには目力がない、声にドスが効いていない。ジャックに“押し”が無さすぎ面白味に欠ける。目力のみに頼ったアニャを活かしきっていない。ウォー・ボーイズも活かしてない。
良いとこほぼなしで残念過ぎた。
大好きなマッドマックスシリーズ。やはりマックス・ロカタンスキー抜きでは考えられない。
ウェイストランドに賭けよう!!
大スクリーンが荒野に変わる!迫力の爆音劇!
前作に負けず劣らず、大画面に展開する迫力満点シーンの連続!
さらに、爆音、轟音、車のエンジン音に椅子が揺れる!
いや~、まさに映画館で見るべき映画です。
4DXなんかで見たら、ホンッとにスゴいだろうなって思います。
それにしても、荒野っていうより砂漠っていう感じが強いような気がする。砂煙がスゴくて、砂の惑星みたい。(その砂を効果的に使う場面もあったりして、見応え十分でした。)
さて、本編ですが、前作の「マッドマックス
怒りのデス・ロード」(以下、「デス・ロード」と表示)で、マックス以上に大活躍したフュリオサの前日譚になります。
シャーリーズ・セロンが演じたフュリオサが好きだったので、う~~~ん、アニャ・テイラー・ジョイでは・・・(ファンの人、ごめんなさい)
まぁ、若い頃のフュリオサ、両性的な魅力も持ってるから、彼女でないと出来ないかなとも思います。眼力もスゴいし。
前日譚なんで、どんな危機に陥っても死なないってのは解ってますが、かなりハラハラドキドキさせてもらいました。面白かったです。
直属の上司?になる警護隊長のジャックがまた渋い。どことなくマックスの雰囲気を漂わせ、師匠であり、恋人でありってな感じも醸し出してました。
ディメンタス将軍のクリス・ヘムズワースも、良いですね。「マイティ・ソー 」とは、また違う、相手をなめきったようなおふざけ感が魅力かな。そこに狂気が加わって、あのイモータン・ジョーすらも手玉にとるような悪ぶりを魅せてくれました。
最期は、ちょっとキツいかな。
この作品、全5章立てで、フュリオサの幼い頃から「デス・ロード」で逃げるまでを描いてます。(エンドロールで「デス・ロード」の名場面を流している)ホンッと、直前までの出来事でした。
スピンオフだから「マッドマックス」って言葉をタイトルに入れるんだろうけど、チラッと出てたよね。あのインターセプターと横に居た革ジャン男は紛れもないマックスだと思うんだけど・・・
前作の前日譚と思ってたら…
直結してたのですね。
おさらいしてから観るべきだったと後悔。
それはさておき、この世界観とカーアクションはたまらないです。
観てる間、普段は分泌されない何かが脳から出てるような、そんな感覚になりました。
監督の年齢とかいろいろ考えたら、★5じゃ足りないですわ。
あーシタデル住みてーと思ったのは僕だけ?
前日にマッドマックス怒りのデスロードをおさらいしてから、映画館にゴーしてたっぷりマッドワールドに浸ってきました。
正直、怒りのデスロードほどのグルーヴ感は…。いやいや、期待しすぎたこっちが悪かったと反省しつつ、いいとこみっつ上げてきます!
ひとつ!
三大首長サイコーってことです。
前作のおなじみキャラ濃い目首長さんたちや、ガスタウンの文化的首長様もいいキャラしてて、サイコーでした。てか武器将軍ってストレートな名前は、これまでのマッドマックスシリーズしかりネーミングセンスはぴかいちですよねー。
三大首長さん素敵すぎるもんだから、ディメンタス君があまりにも慕われてなさ過ぎ&クズ過ぎーって思えてしまう。もしこの世界で生きるなら、ジョー様の配下に居たいと思ってしまったのは僕だけじゃないはず!
ふたつ!
中盤のデスロード攻略中の空中部隊サイコーってことです。
前作のヤマアラシ部隊や高跳び棒グワングワン部隊もサイコーでしたが、今作もやってくれましたねー。
特にマレフィセント大将が飛んでくるときの黒いパラシュート、マトリックスのセンチネルみたいにキモかったです。いや、かっこよかったです!
みっつ!
怒りのデスロードへちゃんとつなげてくれてサイコーっことです。
キャストは違うものの、つながりは十分に感じられる終わり方で、スッキリサイコーでした。
以上、マッドマックスワールドサイコーってことですが、とにかく前期高齢者のジョージ・ミラー監督がこんなファンタジーワールドを作って提供してくださる、そんなこの世界も僕は大好きです。
アクションは凄いがキャラクターに魅力が
前作の怒りのデスロード、フュリオサを主役にしたスピンオフだがキャラクターに魅力がない。
なんといっても敵役が強いのか弱いのか分からないボス(笑)なので作中でも馬鹿呼ばわりされているからか、復讐のカタルシスが感じられない。
追い詰めたまではいいが、あんなに喋らせずに成敗したほうがよかったかもね。
前作もマッドマックスと題していたけど、実質フュリオサが主役だったので前日壇より続編を作った方が良かったのでは。
あとハリウッドではポリコレ映画と評価されてるみたいだが、それも納得。男がある1人を除いて醜く悍ましい容姿でバカに描かせてるのでそう取られてもしょうがないかも。
ブラックインターセプター
ちょこっと出てませんでしたか?
CITADEL の手前でボロボロになってフュリオサが倒れ込むシーン
崖の上から眺めてるひと、マックスかと思ってしまった
とにかく演者さんもベタハマりで言うことありません!
楽しく痛い
ストーリーは剣劇的シンプルさながら映像がいい。アニャ・テイラー・ジョイはもちろん、クリス・ヘムズワースもからっぽ感が出ててよかった。/でも最後、あの実、食べたくなくない?
Messiah
今年最初に見た映画が怒りのデスロードで、なんだこれめっちゃ面白いやんとなってから前日譚に当たる今作を楽しみに待っていました。
ファーストデー効果もあって座席も8割くらい埋まっていた気がします。特典はステッカーでした。
面白いものは観れましたし、テンションの上がる場面は多かったんですが、いかんせん期待し過ぎたのか、上映時間の長さなのか、やや乗れない部分もあって惜しいな〜と思いながら観ていました。
個人的には章分けする映画に当たりはない(ただしその法則を超えてくる作品はごく稀にある)と思っているので、今作も章分けが出てきた瞬間にヤベってなってしまいした。
今作も砂漠をよく駆け回ってくれるんですが、中盤の陸対空での荒唐無稽な競り合いは最高に熱く、ギミックが溢れんばかりの大活躍で、ばんばん人が死ぬわ、ばんばん轢かれていくわとヒャッハーな絵面がこれでもかと展開されていて、これが観たかったんだよーというニーズにバッチリ応えてくれるものでテンション爆上げでした。
ただ砂漠でのチェイスもわりかし単調なところが多く、前作の全てハイレベルハイテンションなものと比較するとどうしても見劣りしてしまいます。
ただフュリオサが脱出する際に切り落とした腕のシーンは最高に上がりました。上がっていいのかは分からないけれども。
その後の義手が未来へと繋がるんだなとこれまたテンション上がりました。
アニャのフュリオサはハマっていて、吸い込まれるような瞳から繰り出される一挙手一投足に気品と闘争心が感じられてとてもよかったです。
ここ数年の新米映画ファンなので、アニャがどんどん大舞台へ駆け上がっていく様子をリアルタイムで観れているのは幸せ者だなぁと思う節があります。
クリヘムのヴィランはやはりソーがいるからこそどうしても違和感が生まれてしまい、幼きフュリオサを抱えるシーンなんかもうパパやん!とツッコミを入れてしまいそうになったので、めちゃくちゃ頑張ってくれていたんですが、人の良さが今作では少し仇になってしまったのかなと思いました。
敵味方含めデザインも挙動も優等生すぎたのはちょっと残念でした。もう少し弾けていてもよかったのに。
今作の素晴らしいところは怒りのデスロードが再び観たくなったという点に尽きると思います。
果たして作られるべき作品だったのか、というところはありますが、大スクリーンでテンションを上げさせてもらったのでアタイは幸せもんですというところで決着をつけましたチャンチャン。
鑑賞日 6/1
鑑賞時間 9:50〜12:35
座席 Q-43
荒廃した世界を舞台にした西部劇
前作「怒りのデスロード」のスピンオフ作品ではありますが、丁寧に作り込まれたストーリーとなっています。
主人公フュリオサはシタデルの女性大隊長。短く刈り込んだ頭髪と顔に塗った黒いグリースが特徴。左腕の前腕部から先を欠損しており、金属製義手を装着している。この義手は小型モーターを内蔵しており、人間の首すらへし折ってしまうほどの出力を備えている。そのほか、皮革製固定ハーネスとコルセット、ショルダーパッドを身に着けている。動作も俊敏で銃器の扱いにも長け、特に改造型SKSカービンを使った長距離射撃を得意とする。といったキャラ設定がしっかり出来上がっています。ここにいたるまでの生い立ちがベースとなります。展開は、幼い頃にさらわれて、母親を殺されてしまいます。その敵ディメンタスに復讐することを誓い、狂った世界で生き抜いて立ち向かっていきます。まさに西部劇です。馬の代わりに様々に改造したバイク、車、トラック等乗り物が登場します。この改造車の数々はモーターファンでなくても魅力的なデザインと機能を備えています。R指定にならない程度のバイオレンスシーンの演出もかなり計算されています。復讐物のラストである敵のディメンタスとどのように決着するかとなりますが、ここもひねりがきいています。アクション映画としては大満足です。前作の「怒りのデスロード」は事前鑑賞を薦めます。
小ネタですが、フュリオサが一人故郷に戻ろうと疾走しているシーンにマックスがいるのに気づけたらラッキーです。
期待通りの豪快スペクタクル・アクション! 主演のアニャ・テイラー=ジョイの熱演と少女時代からの成長過程の描写もさすが
期待通りの豪快スペクタクル・アクション!
最初、今度はフュリオサの前日譚というから、ふーんスピンオフかと思っていましたが、さすがストーリーテラーのジョージ・ミラー!
フュリオサの復讐劇を中心にした、マッドマックス・サーガを展開しておりました。
前作「怒りのデス・ロード」の伏線を回収するかの如く、つながる要素が次々に描かれ、やがて伝説となるのがさすがです。
主演のアニャ・テイラー=ジョイの熱演と、少女時代からの成長を全く違和感なく描かれていたのも凄い。
全123件中、61~80件目を表示