マッドマックス フュリオサのレビュー・感想・評価
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そのスピード感、グルーヴ感は期待に違わぬもの
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚では、再びこの世のものとは思えない砂漠の大地を舞台に、この世のものとは思えない風貌をした独裁将軍やバイカー軍団たちが、雄叫びを上げながらデス・ロードに興じる。それが俳優たちの演技とメイク、そして当然、演出による異世界と分かっていても、このトリップ感は唯一無二。つくづくジョージ・ミラーの演出力は凄いと思う。
今回、特に新鮮だったのは、タイトルにもなっているフュリオサの若き日を演じる子役のアリーラ・ブラウンから主役を受け継ぐアニャ・テイラー=ジョイへのシフトチェンジが見事なこと。目を凝らして見ていないと2人の入れ替わりに気づかないほどだ。『これは前日譚で俳優も替わりますよ』といういかにもな振りを避け、一つのストーリーとして仕上げたかったミラーのこだわりをここにも感じる。一見、誰だか分からないクリス・ヘムズワースの快演も含めて、背景に負けていない俳優たちの役作りが本作のリアルを倍増させている。
そのヘムズワースが演じる暴走族の元締め、ディメンタス将軍に対して戦いを挑むフュリオサのロードは、終始、絶妙な緩急をつけて最後まで疾走を続ける。そのスピード感、グルーヴ感は期待に違わぬもの。数多い前日譚の中でも本作の完成度はかなり高い。
YouはShock…
砂埃でむせ返るような荒野の世紀末の世界観、様々な角度から大迫力のチェイスシーンを楽しめた。怒涛のアクションシーンの連続を久々に堪能し、これは映画館で見るべきだったと思う。前作の説明不足を補う前日譚としてのストーリーがしっかりしており、フュリオサの子役、アニャテイラージョイの好演も相俟って共感できた。前作のイモータン・ジョー、ウォーターボーイのキワモノ感に比べるとクリヘムのモンスター感をあまり感じなかった。
怒りの戦士フェリオサよ、復讐のエンジンを鳴らせ。
原題
Furiosa: A Mad Max Saga
感想
MADな世界〈マッドワールド〉でぶちあがれ!「怒りのデス・ロード」へと繋がる、戦いの幕が開ける!
伝説の創始者ジョージ・ミラー監督が放つ『マッドマックス』サーガ最新作!
「デス・ロード」へ繋がる「怒り」の原点が明かされる。
リアルで圧巻のノンストップ・カーアクション!
前作で登場した女戦士フュリオサの前日譚になってます。
生い立ち、壮絶な憎しみの半生を経てのフュリオサなんですね。
怒りのデス・ロードに繋がるラストは好きでした!
5章立てで148分と長いかなと思ってましたがあっという間でした!
シャーリーズ・セロンのフュリオサも好きでしたがアニャ・テイラー=ジョイのフュリオサも眼力があって良かったです!ジャックとの信頼関係も忘れてはならないですね。
子供の頃のフュリオサの子役も可愛かったです。
ソーでお馴染みのクリス・ヘムズワースの高いテンションの悪役ディメンタスも印象深いです。
ディメンタス養分の果実は食べたくないですね笑
1. 到達不能極 (THE POLE OF INACCESSIBILITY)
2. 荒れはてた地の教訓 (LESSONS FROM THE WASTELAND)
3. 潜伏 (THE STOWAWAY)
4. 故郷へ (HOMEWARD)
5. 復讐の彼方 (BEYOND VENGEANCE)
※ボミーノッカーだ
色んな意味でエグい…体力いります
見終わった感想はシンプルにエグいな…でした。
マッドマックスはやりたい放題でめちゃめちゃ面白い記憶だったのですが、観たのがかなり前でほぼ記憶なしで今回鑑賞。
フュリオサの過去の話だから結構ヤバいんだろうなとは
予想してましたがやっぱりエグかったですねぇ…
やっぱりかなり残酷でした…つらいつらい
かなり引き込まれて集中して見てしまったけど
2時間半は長かったかなぁ〜
ウジ虫ちょっとトラウマです。腕がなくなるところはもう怪我したあたりであーこの後か〜とは予想がついたけど
戻ってきてしまったとこでかなり疲れてしまった…自分の気持ち的に…こっちが心折れそうになるwwwww
結構な強さで1番まともそうだったジャックも案外あっさりフェードアウトしてしまったのも残念。まあそれがマッドマックスか…
フュリオサの子供時代の子もよかったしアニャさんもすごい好きなのですが演技もめちゃくちゃ凄かったですね
皆さん言うみたいに交代したときもめちゃくちゃナチュラルすぎて本当すごってなりました
あと最初のお母さん達強すぎてかっこよかったのでもっとみたかったな
クリヘムはもう見た目ソーやん!て思ってしまったけど中々にハマり役でしたね〜
というかヒーローやってた人達こぞってしっかりした悪役やってますよね!やりたくなるのかな!
ディメンタスの最後はまあそうだよな!!とは思いました!!私も絶対すぐに殺さないで痛めつけて一生苦しませたいですもんまあ実際みたらエグ…とはなりましたけど笑
怒りのデスロードすぐに観たくなりました!!
でもこの映画はみるのめちゃくちゃ疲れる!!!疲れた!!!これは余韻が鬱!
でも本当にしっかりと無駄なく過去が描かれてるかんじがあってさすがマッドマックス
誰も文句言わせねえっていうクオリティでした
伝説の前日譚!だけど…
2015年に世界中で「マッドマックス現象」を巻き起こし、第88回アカデミー賞で6部門受賞を果たした名作『MAD MAX/怒りのデス・ロード』の前日譚。核によって文明が崩壊し、暴力と狂気が渦巻く荒れ果てた大地で、1人の少女の“怒り”が覚醒する。
シャーリーズ・セロンが演じた大隊長フュリオサ役を、アニャ・テイラー=ジョイが引き継ぎ、若き日のフュリオサの姿が描かれる。
全体的な完成度の高さは間違いないのだが、評判の良さに対して世界興収は苦戦を強いられている様子。何なら、赤字で終わる可能性が非常に高い。
その要因の一つとして考えられるのが、148分という昨今のハリウッド大作にありがちな長尺なのではないかと分析する。私自身も本作の上映時間が判明した際、「前日譚(スピンオフ作品)である本作が、本編である前作よりも尺が長いというのはどうなのだろうか?」と、若干不安を覚えた。そして、それは残念ながら的中してしまったように思う。
前作が極限まで要素を削ぎ落とした“究極の引き算”で成り立っていた(尺も120分)のに対して、本作は物語を構成している要素含め“今時のハリウッド大作”の域を出ていなかったように思う。勿論、面白いのは間違いないのだが、スピンオフである以上は前作と同等かそれ以下の尺で収めてほしかったというのが正直なところ。
もう一つ私見を述べておくと、やはり前日譚というのが不味かったのではないかと思う。本作を最後まで鑑賞しようと、所詮それはスタート地点に立ったに過ぎず、あくまで「本番はここから」なのだから。
前作がマックスやフュリオサといったキャラクターに感情移入して共に突っ走るライドムービーなのに対し、本作は既に未来が決した上でキャラクター達を見守る事になる。作中登場する懐かしのキャラ達も、その殆どが本編での結末を既に知っている状態。
だからこそ、観客は無意識に一歩引いた視点で物語を追う事になり、距離が出来てしまうのだ。久々の新作でヒットを狙うなら、やはりあの伝説の続きをこそ描くべきだったように思う。
若き日のフュリオサを演じたアニャ・テイラー=ジョイの演技力は間違いないのだが、幼少時代の子役と合わせて観ても、小柄で華奢な印象のアニャだと、とても15年の歳月が経ったようには見えず、精々5年くらいだろうと思ってしまった。
左腕を失う件と、それを補う義手を自ら造りあげるシーンはアツい。作中何度か瞳に涙を浮かべるシーンは、パッチリとした大きな眼を持つ彼女ならでは。
幼少時代のフュリオサを演じたアリーラ・ブラウンの活躍も忘れてはならない。“子産み女”として砦の楽園で監禁されるのを恐れ、逃げ出す際にカツラを作る機転の良さが良かった。
フュリオサの母親の仇である本作の悪役ディメンタスを、あの『マイティ・ソー』のクリム・ヘムズワースが演じているのは興味深い。狡猾で独り善がり、目的を果たす為や危機を脱する為ならば容赦なく仲間を犠牲にするペテン師を演じ切っており、ラストで木の養分にされる結末も良かった。
パンフレットによると、ディメンタスとは“認知症”の事で、肌身離さず身に付け「子供の形見」と語っていたクマのぬいぐるみも、自身が幼少期から所持していたものらしく、子供が居たかは怪しいという。しかし、その事が作中では示されない為、幼いフュリオサを生かしたのは、彼女に亡き子供の面影を重ねての、彼なりの唯一残された良心のようにも思えてしまった。
バイカー集団を率いての、時に残忍に、時に優しく、時に演説ぶって指導者らしく立ち振る舞うのも、悪役として一本芯の通っているイモータン・ジョーと比較すると、正に認知症的な「軸の定まっていない感じ」に見え、些か迫力には欠ける。しかし、彼の操縦する古代ローマの剣闘士が乗るチャリオットを模した3連結バイクは最高にイカしていた。
短い出番ながら、故ヒュー・キース=バーンに変わってイモータン・ジョーを演じたラッキー・ヒュームも良い。完全に彼が演じたイモータン・ジョーに成り切っていおり、「やっぱりコイツだよな!」と感じさせられた。
作中唯一の良心と言っても良い、警護隊長ジャック役のトム・バークの眼差しも印象的だった。何処となく、トム・ハーディのマックスと重なるようにも思え、フュリオサが唯一心を開いたのも頷ける。あまりに良い人過ぎて、アクの強いキャラばかりの本作では若干埋もれがちなのは惜しいが。
ところで、左腕を失って逃亡するフュリオサを崖の上から眺めていたインターセプターはマックスで合っているだろうか?だとすると、負傷した彼女を砦まで運んだ事で、本編の前に思わぬ出会いを果たしていた事になり面白い。
面白いと言えば、前作を鑑賞済みの観客には思わずニヤリとさせられるキャラクター達も嬉しい。“鉄馬の女”である若き日のヴァルキリー、医者であるオーガニック・メカニック、人食い男爵に武器将軍、数秒の出演にも拘らず強烈に印象に残るコーマ・ドゥーフ・ウォリアー。つくづく個性的なキャラクターの宝庫だなと思う。
どうしても前作と比較してしまうと、全体的にもう少し削ぎ落とせそうな印象を受けてしまう。だが、唯一ディメンタスのバイカー軍団とイモータン・ジョーのウォーボーイズ達の戦争シーンは、ダイジェストにしてももう少しじっくり見せてほしかった。特に、狡猾なディメンタスがどうやって戦線を離脱して逃亡したのかは見てみたかった。彼の性格上、また仲間を囮にしたのだとは思うが、それによってこれまで彼に付き従ってきたバイカー軍団の面々(特に下っ端)が「付く相手を間違えた」と戦場で後悔するような展開も面白かったと思うのだが。
最後にもう一度断っておくと、本作は間違いなく「面白い」部類の作品だ。しかし、前作のような「名作か?」と問われると、あくまで「昨今のハリウッド大作の中では面白い」という域なのは間違いない。
マックス役のトム・ハーディが、今後予定されているマックスの前日譚の可能性について、本作の興行的不振を理由に「実現する可能性はない」と語っていたが、残念ながらその発言は現実となってしまうかもしれない。
また、せっかく制作されるのならば、やはり前日譚ではなく、あの名作の「続き」をこそ観たいのだ。
Road leading to Fury Road🔥
『怒りのデスロード』の凄まじいアクションを期待してしまうと物足りなく感じるかもしれませんが、
フュリオサの生い立ちをストーリー重視で描く続編として完成度の高い作品でした👏🏻✨
若いフュリオサの役は、アニャ・テイラー=ジョイさんが採用されたのは意外でしたが、世紀末の世界観での緊迫した演技が上手かったです。
今作では、砂漠を駆け抜ける車の改造シーンがあったのも良かったですね。
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デスロードでヴァルハラに逝ってしまった、イモータンジョーの仲間たちの個性が垣間みれるシーンが多くてよかったです!
意外と優しい一面があったりするので、デスロードを見るのが悲しくなりそうです😢
ジャックがフュリオサと協力して戦い、フュリオサが故郷へ帰るための手助けをするシーンが良かったです。
ラストのV8カーで砂漠の丘を越えながら、ディメンタス将軍が率いるバイカー軍団を蹴散らすシーンが復讐への殺意が表現されていていました😂
エンディングでは、デスロードでの逃走するシーンがあったので完全に繋がる作品としてまとまっていてスッキリしました。
漢を感じる
序盤のフュリオサを救出するために駆け出す勇姿がとても激しく情熱的で映画に引き込まれた。
そして故郷への想いと復讐に燃える力がフュリオサを突き動かす原動力となり、ディメンタスを追い詰める姿がマックスとまた違ったカッコ良さを醸し出し、漢として惹かれるものを感じた。
不毛の大地で狂気に身をゆだねる。
家族を殺されたディメンタスはこの狂気に満ちた世界に身をゆだねた。無秩序なこの世界、法もなくただ欲望のままに搾取を繰り返し貪り食らう。その彼に母親を殺されたフュリオサは復讐を誓いそしてやがて成し遂げる。だが、フュリオサは彼のように狂気に身をゆだねることはなかった。
ディメンタスとフュリオサの違いは何だろうか。この狂った世界で正気を保っていられた理由とは。
フュリオサには信じるべきものがあった。たとえ母を奪われても彼女には帰るべき心のオアシスがあった。そのオアシスの存在のおかげでこのマッドな世界でも彼女は正気を保ち人間性を失わなかったんだろう。
ディメンタスにはこの狂った世界に信じられるものなんてなかった。唯一の心の支えである家族を奪われ、彼はその家族を奪ったけだものたちと同じ存在になり果てた。
二人の戦いは人が混沌とした世界で人間性を投げ捨てその世界に身をゆだねるか、それとも信念を持ち続け人間性を失わず生き続けるかの選択の戦いともいえた。
そしてこの戦いにフュリオサは勝利し、子生み女たちを開放して、自分の故郷を目指すのだった。それはまさにこの混沌とした世界における人類の一縷の希望を思わせる。
不毛な争いを続け命を奪うのが男なら、命をはぐくみ命を紡いでゆくのが女なのかもしれない。
予想していた通り前作のフューリーロードに比べて作品的にはかなり落ちる。前作はその特異な世界観と何より映像のド迫力と息をもつかせぬ怒涛の展開で見る者を圧倒した。本作はその点でも二番煎じだし、前作ほど刺激的でもない。
肝心のキャラクターも弱い。こういう娯楽作品では悪役が重要で、いかに悪役がその極悪ぶりを発揮できるかが作品の出来を左右する。
ディメンタスを演じてるのはこれまたマイティーソーという微妙なヒーローを演じてきたクリス・ヘムズワース。今回の悪役で一皮むけると期待したが、悪役としては何ともおとなしい。フュリオサの敵となる人物だが直接彼が手を下すわけでもなく、劇中彼を悪役として憎めるほどのものがなかった。
とにかくキャラクターの印象が薄い。フュリオサのキャラクターも弱い。アニヤがいままで演じた役の中で取り立てて魅力あるキャラクターとも思えなかった。
総じて娯楽作品としては期待に応えるほどの出来ではなかった。二時間の尺に収めた方がもう少し中身も凝縮されて見ごたえあったかも。興行的に振るわなかったというのも納得。
最高
最高だった。すばらしい世界観。
「怒りのデス・ロード」の前日譚になっていて、マッドマックスの世界の魅力的な設定の数々の由来が明かされる。
ストーリーもめちゃ面白い。
なんか全体的に神話や昔話めいていて、そういうところも好み。
主人公が女性であることを隠して生きのびるところとか、故郷への帰り道を入れ墨にして残すとか…。
厳しすぎる世界観だから神話のような残酷さが存在できるのだろう。
カオスの世界でクレバーにのしあがるフュリオサ
展開が非常に多くて時間を忘れてあっという間にクライマックス。
開始からすぐに母を失い、もらった植物(桃?)の種と故郷に絶対に帰る、それだけが希望。
しかし故郷は30年後には砂漠と化す事がわかっているので(前作)、何をゴールにストーリーが進んでいくのかと鑑賞。
イモータン・ジョーなど前作のキャラも出てくる中、ストーリーはやはりディメンタスとの確執へ決着。
またウォータンクの運転手ジャックがいい奴すぎて、裏切りのフラグか?とも思いつつ、やっぱりいい奴だったり、フュリオサの正義感の強さに、戻らないで逃げろよ!と思ったり。
そもそも正義感の強いキャラじゃなかったら冒頭のシーンで逃げきって、このお話はなかったかもしれないので、そこは助けに戻るかと納得。
マッドマックスらしい、マッドな復讐(身体を張って植物の栄養になってもらう)の仕方で終わる。
やろうと思えば2部作にもできたくらいの内容だったなと鑑賞後に感じた。
No.1460 IMAX Laser
タイトルなし(ネタバレ)
フュリオサがかわいい
美少女すぎる!アニャオサも良い。ほっそいからとても闘ったり殴ったりできなそうな感じがあるが
最後のシーンでちょっとガタイよくなっててシャリーズセロン?て思った
ストーリー重視といえど前作のストーリーの方がエンタメとしては良いような気がした
今作はキャラ造形が弱い感じがあった。恋人役の信念とか見たかった
特に信念やこだわりを感じるキャラが少ない
フュリオサはキャラが良かった
少女時代の幸せの余韻の描写は大事。
ひたすら生き抜くため、復讐のため、故郷に帰るため機転をきかせつつ戦い走る
怒りが生きる原動力!かと思ったら途中愛のために頑張ってたりなかなか多面的で良い
絶望の中でわずかな希望に真剣に縋っているのがフュリオサの切ないキャラ造形で好きな要素の一つ。前作のその特性も今作では絶妙に引き継いでいた。全然喋んないけど
ディメンタスがちょいワル親父というか夢だけビッグなダメ社長感がすごく、悪役としてはあまり強くない感じが勿体無い。信念と目的も関連性がなく最後説明されないとわからない弱さというか。
前半でワーボーイのフリして突っ込む作戦は良かったんだけど。
ディメンタスがもっと賢く容赦なく強いキャラだったら話は面白かったろうがどこかのタイミングでフュリオサは拷問されそうだしちょいワル親父じゃ無いとあかんか…という感じ。
拠点の詳しい描写があるので地面に穴掘ってウジ虫食べて生きてるっていうのがわかって面白かった
肝心な復讐シーンで説明的なセリフの応酬がちょっと長かったのは勿体無いなって思った
怒りのデスロードよりストーリー性はある
前日譚である本作は前作の衝撃やぶっ飛び感はやや弱いものの物語として一人の少女が戦士に変わっていく様は納得出来る物語となっていると思いました
あまりセリフの無いフュリオサの感情が表情や仕草で豊かに演じたアニャ・テイラー=ジョイさん凄かったです
カーチェイスシーンも相変わらずどうやって撮ったのかびっくりするアングルと飛行攻撃がカッコよかっただけにもっと観たかったですね
前作の衝撃で脳が焼かれた状態で観に行ったのでやっぱりアレ以上の刺激を求めすぎた部分があったため、そうじゃなかった事に少しガッカリした部分はある
とはいえあの迫力や砂漠の途方もない広さと砂の山は映画館で観れて良かった
ディレクターズカットで追加された削除シーン集っぽい
まずこの後にフューリーロードがある前提で見れば問答無用に面白いです
ジョーさんが調子づけばつくほど「お前!この後!ヒュー😀」と盛り上がりはしますが
この映画を単体で見るとまぁ普通に面白い映画かなってゆう...
フィリオサさんは
ディメンタスに囚われの身とはいえ結構丁重に扱われたり、
何か師匠みたいな人がいい人過ぎたり、
若い女バレしても役職任されたり、集団で雑魚寝できるくらい存在を尊重されて
安全面が確保されているなどあの過酷な世界にしてはそれなりに暮らしてたんだなぁ
というのがちょっと自分には余計な情報だった感じがしました。
あの、女にとって地獄のようなイモータンコミュニティ-の中で育ちながらも、
自我に目覚めて、決起のときをうかがっていた孤高の女戦士フィリオサさんかっけー🤩
というイメージだったので外部から来た人ならそりゃあ裏切って激おこデスロードするよね
...となってしまいました
今回も戦闘シーンは派手でアイデアとかも凄いし、見ていて飽きないですが
あまりにも突飛すぎて、それ実用性ある?普通に危ないし、すぐ死ぬじゃん?
という感じもしました
あと、走るバイクのエンジンと数センチのところでチューブなんてガシガシしてたら顔面大やけどじゃんとか、ディメンタス軍の引き回しセレモニーであほみたいにガソリン消費してこいつら状況わかってんのか?とかディティールで気が散った感じがします。
ただ、これを見ている間も「このままフューリーロード続けてみたら最高だろうな...」
と何度も頭をよぎったのでフィリオサ見てフューリーロード見ればいいですね
フューリーロードは最高
何度でも見たい🤩
イモーターン!
絶望からの再生産
普段からアクションや暴力ものは全く鑑賞しないのですが、フィリオサのファンなので劇場まで足を運びました。
破壊を尽くして絶望している男性達とは反対に、種という唯一の希望を守り続け植えて育てようとするのがフィリオサです。やはり育てるという行為そのものが生命の本質なのですね。育てるものが何もないから、絶望するのです。現実社会でもそうですよね。
全てに絶望した男の象徴ディメンタスが、フュリオサに殺され木の栄養となり再生産されるのが希望でしたね。ディメンタス、ちょっとは役に立ったんじゃん。
それにしても、フュリオサとフュリオサの母親がかっこよすぎたせいか、男性でかっこよかった人の記憶がない。40年前はマッチョな作品だったマッドマックスなのに、時代が変わりましたね。女性が主役で女性しかかっこいい人が登場しないという。そんな作品を創り出したジョージ・ミラーには、まだまだ作品を撮り続けて欲しいです。
フュリオサの過去
フュリオサが、イモータルジョーの部下?になるまでの物語。今回の話は正直1個前のマッドマックスさえ見とけば見れると思う!
フュリオサが小さい頃から勇敢なのが分かるいい作品だったし、辛い過去を乗り超えた末のあのキャラクターだと知れてよかった!ディメンタスのクソ野郎がずっとクソ野郎だったけれど、終わりが最高。フュリオサがお前とは違うって言うのがフュリオサたる所以でとても好感がもてる!
ジャックが良い奴すぎて、見ていて好きになっていったし思ったよりアクションも多く見応えがあった。
本当にフュリオサを徹頭徹尾好きになるいい映画だった!また、マッドマックスを見直したいなって思えた!
王道のアクション映画
マッドマックスシリーズはストーリーをウリにしているシリーズではなく、本作のストーリーも優れているとは言い難い。
しかし、アクションシーンが全編を通して次々と展開されるため、上映時間が2時間を超える作品であるにも関わらず冗長さはそれほど感じられなかった。
難しく考えず、とにかく派手な映像を楽しみたいというニーズには十二分に応えてくれる作品だと思う。
目力
フュリオサ役の眼光がとても強烈。
怒りのデスロードのパンフとかに書かれていたのとは確かに違いがあるけど、まあいいでしょう。
まあ昔のジャンプ漫画のことを考えたら些細なことよ。
片腕をなくした理由や、隊長まで上り詰める活躍など、うまくつながる形にはなっていると感じた。
クリス・ヘムズワースもソーのイメージが大きくなっているなかで、イメージを払拭する感じ。
タイトルなし(ネタバレ)
世界崩壊の45年後。
水が枯渇して世界は砂漠化、石油・ガソリンを巡っての争いが繰り広げられていたオーストラリア。
ごく僅かな緑の地があった。
幼いフュリオサは、荒地のバイク集団を率いるディメンタス(クリス・ヘムズワース)によって母を殺され、ディメンタスに育てられることになったが、抗争と和平のはざまで城塞都市の王イモータン・ジョーに引き取られることになった。
姿を隠して生きていくフュリオサだったが、ある事件がキッカケでイモータン・ジョーに認められ、成長した後(アニャ・テイラー=ジョイ扮演)は、運輸警備主任を任されるようになっていた・・・
といった物語。
冒頭のフュリオサ母娘の物語以降、前半はディメンタスvs.イモータン・ジョーが中心。
派手なアクションシーンが続くが、こちらも見慣れたせいか、「なんだか、ヤンキー対決みたいな・・・」といった感じで興が乗らない。
後半、アニャ・テイラー=ジョイ演じるフュリオサが登場。
待ってました! といいたいところだが、肉体が躍動するアクションはそれほど多くなく、マシンを駆ったり、スナイパーもどきの腕前をみせるなどで、少々ガッカリ。
そりゃまぁ、カッコいいのはカッコいいんだけど。
しなやかな肉体が躍動するさまを観たかったのよ。
と、最終盤はフュリオサvs.ディメンタスの一騎打ち。
ここは主役ふたりが立っており、対峙はヒリヒリ。
ディメンタスの最期も、70年代あたりのディストピアSFを彷彿とさせ、『怒りのデス・ロード』へとうまく続けている。
終盤で面白さは持ち直したが、フュリオサのドラマ部分が弱く、延々続く一本調子のアクションシーンに疲れたね、というのが正直なところ。
ドラマとアクションは車の両輪、なんだけど、このクルマ、片方、タイヤが外れているね。
って、それらしきシーンも登場・・・
でしたね。
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