マッドマックス フュリオサのレビュー・感想・評価
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ストーリーはイマヒトツだけど独特の世界観がとても良い作品。 本年度ベスト!
シリーズは多分全て劇場鑑賞済み。
過去作の内容も忘れてたけど全然問題無かった。
シリーズ毎に世界観は異なるけど「マッドマックス」としての世界観は確立出来ていた印象。
本作は1章から5章で構成。
5本のショートムービーを観させられた感じ(笑)
本作の主役、フュリオサが章を跨ぐ毎に成長し力強くなって行く感じ。
子供のフュリオサがメッチヤ可愛い
けど賢い女の子。
フュリオサのお母さんも強く格好良かった!
大人になったフュリオサは更に強くなり自分を守る為、体の一部を犠牲にする驚きのシーンが印象に残る。
本作の醍醐味はやっぱりカーアクション。
バイクやトレーラーに加え、空からの攻撃が新鮮で迫力があった!
トレーラーの後部にある複数の鉄球が意味不明だったけど、まさかの破壊力(笑)
音響の良いスクリーンで観たのも良かった!
バイクや車のエンジンの重低音の振動が座席から体に伝わって来る!
マッサージチェアに座っている様な感覚(笑)
忘れた頃、フュリオサの本作での目的を思い出し納得の結末だった。
子供の頃に観た1作目が衝撃的だった作品って事は未だに記憶に残っています( ´∀`)
唯一無二のジョージ・ミラーの世界
前作“怒りのデス・ロード”で本シリーズにも、ジョージ・ミラー作品にも初めて触れた。予告編で目茶苦茶な映像を目にして観賞することに気が進まなかったのだけど、観てみたら驚いた。こんな世界があるのかと感動。
今回は迷い無く観賞。
【物語】
前作“マッドマックス 怒りのデス・ロード”でイモータン・ジョーの妻たちを連れて大脱出劇を図ったフュリオサ(前作ではシャーリーズ・セロン)。彼女の出自、砦に住んだ経緯、若き日の苦闘を描く前日譚。
世界崩壊の45年後。荒廃してしまった地球上の稀有な緑の地である故郷で育っていた少女フュリオサ(アリーラ・ブラウン)はディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)率いるバイク軍団にさらわれる。助けに向かった母親に一旦は救い出されるが、結局再度捕まり母親は目の前で殺される。
ディメンタスはイモータン・ジョーが支配する水や緑、石油、土地を奪おうと軍団を引き連れてイモータン・ジョーの砦に向かう。ディメンタスとイモータン・ジョーが対峙・交渉し、ディメンタスは石油生産基地を手に入れる一方で、フュリオサはイモータン・ジョーの要求により差し出される。
イモータン・ジョーはフュリオサをゆくゆくは妻の一人にして子供を産ませることを考えていた。フュリオサは妻として捕えている女たちが暮らす部屋に入れるが、隙を見てそこを脱出し、砦内で働かされている男達の中に紛れ込む。
フュリオサはいつかディメンタスへの復讐と故郷への帰還することだけを希望に暮らし、やがてメカニックとしての地位を確立したフュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)は日々脱出と復讐のチャンスを窺っていた。
【感想】
前半は素晴らしい。
前作同様筋書なんてどうでもいいと思わせる映像の迫力、世界観に圧倒される。作品のメインとなる車・バイクの爆走シーンの疾走感も素晴らしい。ジョージ・ミラーの感性の非凡さを改めて痛感させられた。
独特の世界観の他にもう1つ強烈に惹きこまれた要因は、幼女時代のフュリオサを演じるアリーラ・ブラウンだ。 めっちゃいい!
野性的で意志の強さを感じさせる目に吸い寄せられた。
そもそも前作で圧倒的に惹かれたのはフュリオサを演じたシャーリーズ・セロンだった。砂漠の中で躍動する美女は圧倒的だったので、彼女の不在は本作一番の懸念材料だったが、アリーラ・ブラウンはシャーリーズ・セロンに匹敵する光を放っていた。
成長後のフュリオサを演じるアニャ・テイラー=ジョイも悪くはなかったが、シャーリーズ・セロンには及ばなかった。正直ずっとアリーラ・ブラウンを見ていたかった。
一方で、中盤までは本当にスクリーンに釘付けだったのだが、終盤はその世界観が失速したように感じた。俺が前作と本作前半で感じとった“ジョージ・ミラーの世界”は「ストーリーもリアリティーも、もうどうでもいいや」と思わせる圧倒的な音と疾走感溢れる映像。それによって味わえるえも言われぬ興奮の世界だ。他の作品では味わったことのない唯一無二のものだ。
が、本作の終盤は妙にストーリー重点にシフトしたかのように疾走感が消失し、興奮がパタリと止んでしまった。俺としては残念。最後まで爆走し続けて欲しかった。
それでも中盤までは満点以上だったので全体としては十分満足。
娯楽映画の決定版
前と違ってセリフが多そうだったので先ずは吹替から。andフューリロードの時に出されたメイキング本でおさらいしてから。
本ではジョーのあらましの部分で「過去にディメンタス将軍との争いがあって生き延びた」くらいしか書かれておらず、フュリオサのあらましでは「緑の地から攫われた」とザックリな記述。だがミラー先生の頭の中ではたぶんもっとキャラクターそれぞれのストーリーと彼らの繋がりみたいな物があって、フューリロードを頂上とすると、富士山の裾野クラスの物語が潜んでいると思う。今回はその一部が映像化されたけどたぶん全部見ることはないだろうなと思う。
先生の頭の中ではたぶんマキシミリアン否インターセプターはシリーズの象徴で(サンダードームで散々叩かれた)今回はナイスなタイミングでチラッと登場してフューリロードに直結!
期待通りの豪快スペクタクル・アクション! 主演のアニャ・テイラー=ジョイの熱演と少女時代からの成長過程の描写もさすが
期待通りの豪快スペクタクル・アクション!
最初、今度はフュリオサの前日譚というから、ふーんスピンオフかと思っていましたが、さすがストーリーテラーのジョージ・ミラー!
フュリオサの復讐劇を中心にした、マッドマックス・サーガを展開しておりました。
前作「怒りのデス・ロード」の伏線を回収するかの如く、つながる要素が次々に描かれ、やがて伝説となるのがさすがです。
主演のアニャ・テイラー=ジョイの熱演と、少女時代からの成長を全く違和感なく描かれていたのも凄い。
サーカスからマトモな劇映画へ
公開週の昼なのにお客さん少なかった。。
普通におもしろいのでみんな観て٩( 'ω' )و
前作があまりにも振り切った全編サーカスみたいな映画だったので、それに比べてマトモというか、ちゃんと細かいドラマとか説明がある。前作で省かれたぶん、今回で補足してる感もある。
アニャ・テイラー・ジョイ演じるヤングフュリオサが登場する後半ではほとんどセリフもなく、アクションの連続で超アゲな展開。
それに対して子役が演じる前半はやや落ち着いたトーンで、マッドマックス世界の異端の鳥というか、辛酸をなめる前半生を見せられる。
なので前作の異常さと比べるとさすがにおとなしいというか、むしろこれがマトモなのにおかしいな?っていうか。
ただ前作はわりと群衆劇の要素もあって、フュリオサにマックス、ウォーボーイズのあいつ、子産み女たち、とそれぞれのドラマが重層的に駅馬車することでドライブしてた。
一方の今回は基本、フュリオサの単一視点。だからその点では正直あっさりした印象はあった。でもアニャになってからのウォータンクのシーンは最高によかったし、後半はただのフューリーロードなのでみんな観よう。
終盤まで、フュリオサのゴール設定(どうなることが映画の出口なのか)がちょっと曖昧だな〜と思ってたけど、なるほど納得のオチ。
前日譚って説明的だったり整合性がネックではっちゃけられなかったり難しいものだとと思うけど、ディメンタスを出すことによってストレートな復讐劇をやりつつ、あのフュリオサの1作目にもキレイにつながるという離れ業をやってのけた。
そしてまた1作目が観たくなるループへ…2つで1本の作品として完成するってことかも。
ところでぬいぐるみの扱いとか、イモータンジョーと初めて対面するシーンとか、とくに説明はないけど鬼の大隊長フュリオサも無意識に父を求めていた、ってコト…?
追記)
あとで家でフューリーロード観たら、完全なる「後編」だった。「前編」を観た後だとよりスッと入ってくる。
9年前、世界は前編のない後編にあんなに熱狂してただなんて。。
主役は違うしジョー様が亡くなったりいろいろ隔絶があるはずなのに体感的にはほぼ直結のシームレス。
前作もより楽しめるようになるので観よう٩( 'ω' )و
怒りのデスロードと合わせて一つの映画
フュリオサだけを観ると、ストーリーの荒さテンポなど気になるところがある。でも、怒りのデスロードを観ると二つ合わせて一つの物語で最高だった。
怒りのデスロードは映画館でみてあんまり覚えてなかったのだが、逆にそれで時系列で作品を楽しめることができた。
ジャックがいい人過ぎた。あの時代に絶対いないよ。あんないい人。ひとりだけ顔つきが柔らかい。でも時々かっこいい。
強いていえば、ラスト画面上小さかったからもっと表情みせて欲しかったな
クリヘムはダメダメな男だった。やってることは酷いし適当なのに何故か憎めない。
あまりにクリヘムがリーダーとしてダメすぎて
イモータンジョーがいいリーダーにみえた笑
イモータンジョーは周りが脳筋すぎて
なんか可哀想な上司だったw不思議w
中盤は結構胸熱アクションが多かった。
ただ、ラストはだるくなるし、なんか気味悪い。
あといまいち意味がわからない?あれは何年後?あのきのみ食べたくないw
あと、ストーリーはデスロード忘れてたから、これ伏線?って思ったら全部違くてほほ?ってなったw
帰って怒りのデスロード見たら、脳裏にいつもジャックいたよ。
トム・ハーディも若くてめちゃくちゃかっこいい。
(でも、あの子の脚撃たないで欲しかった。)
ずっとフュリオサに感情移入したし、悲しみもわかるし、怒りのデスロードをまた一層楽しめた。
世紀末の世界観は流石です。
期待に応えるすごさ
久しぶりに鑑賞中に感謝しながら見た。
マッドマックスというシリーズのエネルギーを感じれて最高の体験でした。
前作の前日譚という難しくなりがちなハードルを越えてくるのは落ち着いて考えるとすごすぎる。
前作同様フュリオサはもちろん、主人公以外のキャラクターの魅力が短い時間の中であふれ出ていてる。特に気に入ったのはスクロータスとオクトボス、スクロータスはゲームの方に出ているらしく、そこまで評判が良くなかったので避けていたが少し興味がわいてきた。
マイナスな点があるとすれば、フュリオサが超人すぎてリアリティに欠けるかなというところだけど、そのおかげで面白くなっているからOK。
前日に前作を見直していたのに、鑑賞後にまた前作を見てしまった。
今回はDolby cinema、次はIMAXで見に行こうと思う。
マッドな世界の熱量がハンパねえ!
待ちこがれていた映画、公開2日目映画の日に鑑賞。
ジョージ・ミラー監督79才とは思えない凄い映画でした。
前作「怒りのデスロード」のときも思いましたが、監督の年齢を感じさせない熱量の高い映画です。
映画監督は普通年齢を重ねると角が取れて丸くなり、万人受けする映画になっていきがちだと思うのですが、ジョージ・ミラー監督は年齢を重ねてもこういうマニアが熱狂しそうな狂気の世界をとことんこだわりを持って表現し、そして格調高い映画にしているのに驚かされます。
1979年の1作目から5作目の今作まですべて監督し、世界が崩壊した後の暴力が支配する荒涼たる世界をシリーズ30年ぶりとなる4作目「怒りのデスロード」で見事に表現しアカデミー賞(衣装デザイン賞、編集賞、メイク・ヘアスタイリング賞、美術賞、音響編集賞、録音賞)まで獲ってしまうすごさ。
5作目となる今作は「怒りのデスロード」の前日譚となっており、女戦士フュリオサの幼少時代からの過酷な運命、ディメンタス対イモータン・ジョーの抗争、フュリオサの復讐劇がまるで小説を読むかの如く章で区切られハードに描かれています。
(見どころ)
・フュリオサの母(チャーリー・フレイザー)の狙撃シーン
・独創的な改造車の数々&ド派手なカーアクション
・フュリオサが唯一心を通わせる警護隊長ジャックとの共闘シーン
・フュリオサの母譲りの狙撃シーン
・母の仇ディメンタスとの対峙シーン
さすがに幼少期のフュリオサは戦えないのでディメンタス対イモータン・ジョーという悪い者同士の抗争でつないでいますが、本当に面白くなるのはフュリオサが戦い始めてからです。
とにかく激しいアクションの連続で熱量がハンパない。
そしてフュリオサが重傷を負ってしまうシーンが…(ちょっと目をそむけたくなるシーンでした)
あんな大怪我したら戦意喪失すると思うのですが、復讐を誓うフュリオサは平然と片手でバイク運転し激走ってもうヤバすぎでしょう。
見ているほうも狂気の世界に引き込まれます。
とにかく物凄い映画を見せられました。
続けて「怒りのデスロード」を鑑賞したくなるの必至です。
この狂いきった世界で君たちはどう生きるか(笑)
「お前の怒りを解放しろ」という言葉に惹かれ、迷わず映画館へ足を運びました。
前作鑑賞済みです。
⭐︎以下、ネタバレを含みます。
知っている人にしか伝わらないと思いますが、私にはフュリオサがMGSVのクワイエット、ジャックがスネークに見えていました。
長い髪を剃るシーンはフュリオサの静かなる怒りが表現されていて非常に良かったです。
ラストシーンについて
ディメンタスが手放さなかったボロボロのテディベアが色々なことを物語っていましたが、クリス・ヘムズワースの持つ雰囲気は決して悪くはないんだけど、いまひとつ役不足かもと思いました。
フュリオサに向けて「お前と俺は似てる(同じだ)。俺たちはもう死んでいる」と言い放った言葉がとても印象的でした。
想像したところでどうしようもないことですが、いまは亡きヒース•レジャーだったらこの役をどう演じたんだろうと思ってみたりしました。
個人的にはディメンタスを殴りつけるシーンは不要だったように感じましたが、シンプルに殺すという方法は取らず、生かしたまま種の養分にするという惨さがフュリオサの復讐劇として最適なやり方だと思いました。
最近は映画館から足が遠のいていましたが、思い切って観に行って良かったです。
ジョージ•ミラー監督の79歳とは思えない想像力と独創性には敬服するばかりです。
クリス最高!
怒りのデスロードが先じゃなきゃ成立しない話。
クリスのブッ飛んだ悪役っぷりが最高にハマってて最後やっぱやられちゃうのね、、と悪役なのに何か残念な気分に。。
フュリオサの、目には目をの復讐から大事な人を失った人の気持ちが痛いほど伝わってきた。
なにげにトム・バークが良かったな~悲惨な最期……なのかな?やっぱり。
見終わってからもう一度デスロードを見たくなります。
このサイズの娯楽でこの面白さがあるのは今や奇跡
やっぱり80年代を生きてきた監督はひと味違う。今はどんなに金かけても空疎な絵しか並ばないのにジョージミラーは背景もキャラクターもアクションもジョージミラーでないと存在し得ないケレンミのオンパレード。
モーターパンク西部劇みたいな世界観を集団がどっちから走って来てどこに行く、煙がどう立ってどう去ってゆく、とか、今更言う必要すらないが、駅馬車のインディアン襲来のモーター版をとても丁寧にバカっぽく、そして片腕フュリオサのデスロードに至るまでをきっちり繋いだ。正直ここまで金かけてやるとは。
聞けばもともとデスロードの時にこの前日譚はアニメでやろうとしていたそうな。デスロードのヒットのおかげでエンタメとしての強度を補強して新シリーズになったのだと思うけど、「そこに繋がる前日譚」は正直ストーリーとして面白くもなんともない。想像してる方が面白いから。それでもバイクが「そこあがるか普通!」とか「それどんなふうに撮影してんのか!」とかキリがない面白さ。なんとなく、インド映画に対抗できるのはジョージミラーのような職人な気がする。
同じ砂漠でもヴィルヌーヴデューンとは育ちが違う、と思った。そして、デスロードとか書いてるとサンダーロードや爆烈都市がパンク侍を撮ったことを思い出した。
やばい、フュリオサに惚れたw
4DX、揺れが半端ないw ラストはきちんと、前作の「怒りのデスロー...
復習要
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