マッドマックス フュリオサのレビュー・感想・評価
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期待通りの豪快スペクタクル・アクション! 主演のアニャ・テイラー=ジョイの熱演と少女時代からの成長過程の描写もさすが
期待通りの豪快スペクタクル・アクション!
最初、今度はフュリオサの前日譚というから、ふーんスピンオフかと思っていましたが、さすがストーリーテラーのジョージ・ミラー!
フュリオサの復讐劇を中心にした、マッドマックス・サーガを展開しておりました。
前作「怒りのデス・ロード」の伏線を回収するかの如く、つながる要素が次々に描かれ、やがて伝説となるのがさすがです。
主演のアニャ・テイラー=ジョイの熱演と、少女時代からの成長を全く違和感なく描かれていたのも凄い。
サーカスからマトモな劇映画へ
公開週の昼なのにお客さん少なかった。。
普通におもしろいのでみんな観て٩( 'ω' )و
前作があまりにも振り切った全編サーカスみたいな映画だったので、それに比べてマトモというか、ちゃんと細かいドラマとか説明がある。前作で省かれたぶん、今回で補足してる感もある。
アニャ・テイラー・ジョイ演じるヤングフュリオサが登場する後半ではほとんどセリフもなく、アクションの連続で超アゲな展開。
それに対して子役が演じる前半はやや落ち着いたトーンで、マッドマックス世界の異端の鳥というか、辛酸をなめる前半生を見せられる。
なので前作の異常さと比べるとさすがにおとなしいというか、むしろこれがマトモなのにおかしいな?っていうか。
ただ前作はわりと群衆劇の要素もあって、フュリオサにマックス、ウォーボーイズのあいつ、子産み女たち、とそれぞれのドラマが重層的に駅馬車することでドライブしてた。
一方の今回は基本、フュリオサの単一視点。だからその点では正直あっさりした印象はあった。でもアニャになってからのウォータンクのシーンは最高によかったし、後半はただのフューリーロードなのでみんな観よう。
終盤まで、フュリオサのゴール設定(どうなることが映画の出口なのか)がちょっと曖昧だな〜と思ってたけど、なるほど納得のオチ。
前日譚って説明的だったり整合性がネックではっちゃけられなかったり難しいものだとと思うけど、ディメンタスを出すことによってストレートな復讐劇をやりつつ、あのフュリオサの1作目にもキレイにつながるという離れ業をやってのけた。
そしてまた1作目が観たくなるループへ…2つで1本の作品として完成するってことかも。
ところでぬいぐるみの扱いとか、イモータンジョーと初めて対面するシーンとか、とくに説明はないけど鬼の大隊長フュリオサも無意識に父を求めていた、ってコト…?
追記)
あとで家でフューリーロード観たら、完全なる「後編」だった。「前編」を観た後だとよりスッと入ってくる。
9年前、世界は前編のない後編にあんなに熱狂してただなんて。。
主役は違うしジョー様が亡くなったりいろいろ隔絶があるはずなのに体感的にはほぼ直結のシームレス。
前作もより楽しめるようになるので観よう٩( 'ω' )و
怒りのデスロードと合わせて一つの映画
フュリオサだけを観ると、ストーリーの荒さテンポなど気になるところがある。でも、怒りのデスロードを観ると二つ合わせて一つの物語で最高だった。
怒りのデスロードは映画館でみてあんまり覚えてなかったのだが、逆にそれで時系列で作品を楽しめることができた。
ジャックがいい人過ぎた。あの時代に絶対いないよ。あんないい人。ひとりだけ顔つきが柔らかい。でも時々かっこいい。
強いていえば、ラスト画面上小さかったからもっと表情みせて欲しかったな
クリヘムはダメダメな男だった。やってることは酷いし適当なのに何故か憎めない。
あまりにクリヘムがリーダーとしてダメすぎて
イモータンジョーがいいリーダーにみえた笑
イモータンジョーは周りが脳筋すぎて
なんか可哀想な上司だったw不思議w
中盤は結構胸熱アクションが多かった。
ただ、ラストはだるくなるし、なんか気味悪い。
あといまいち意味がわからない?あれは何年後?あのきのみ食べたくないw
あと、ストーリーはデスロード忘れてたから、これ伏線?って思ったら全部違くてほほ?ってなったw
帰って怒りのデスロード見たら、脳裏にいつもジャックいたよ。
トム・ハーディも若くてめちゃくちゃかっこいい。
(でも、あの子の脚撃たないで欲しかった。)
ずっとフュリオサに感情移入したし、悲しみもわかるし、怒りのデスロードをまた一層楽しめた。
世紀末の世界観は流石です。
前作から好きになったマッドマックスシリーズ!
ちなみに前作は3回観に行きました。
流石に4Dを観た時は
椅子が暴れすぎてずり落ちそうになったので
笑って集中できませんでしたが…^_^
今回の作品は世界観は見事です。
カーアクションなども楽しめます。
でもちょっとゴチャゴチャしていて
どちらか味方か敵なのか混乱してしまった。
最後の決戦シーンはもう少し描いて欲しかったかぁ〜
期待に応えるすごさ
久しぶりに鑑賞中に感謝しながら見た。
マッドマックスというシリーズのエネルギーを感じれて最高の体験でした。
前作の前日譚という難しくなりがちなハードルを越えてくるのは落ち着いて考えるとすごすぎる。
前作同様フュリオサはもちろん、主人公以外のキャラクターの魅力が短い時間の中であふれ出ていてる。特に気に入ったのはスクロータスとオクトボス、スクロータスはゲームの方に出ているらしく、そこまで評判が良くなかったので避けていたが少し興味がわいてきた。
マイナスな点があるとすれば、フュリオサが超人すぎてリアリティに欠けるかなというところだけど、そのおかげで面白くなっているからOK。
前日に前作を見直していたのに、鑑賞後にまた前作を見てしまった。
今回はDolby cinema、次はIMAXで見に行こうと思う。
マッドな世界の熱量がハンパねえ!
待ちこがれていた映画、公開2日目映画の日に鑑賞。
ジョージ・ミラー監督79才とは思えない凄い映画でした。
前作「怒りのデスロード」のときも思いましたが、監督の年齢を感じさせない熱量の高い映画です。
映画監督は普通年齢を重ねると角が取れて丸くなり、万人受けする映画になっていきがちだと思うのですが、ジョージ・ミラー監督は年齢を重ねてもこういうマニアが熱狂しそうな狂気の世界をとことんこだわりを持って表現し、そして格調高い映画にしているのに驚かされます。
1979年の1作目から5作目の今作まですべて監督し、世界が崩壊した後の暴力が支配する荒涼たる世界をシリーズ30年ぶりとなる4作目「怒りのデスロード」で見事に表現しアカデミー賞(衣装デザイン賞、編集賞、メイク・ヘアスタイリング賞、美術賞、音響編集賞、録音賞)まで獲ってしまうすごさ。
5作目となる今作は「怒りのデスロード」の前日譚となっており、女戦士フュリオサの幼少時代からの過酷な運命、ディメンタス対イモータン・ジョーの抗争、フュリオサの復讐劇がまるで小説を読むかの如く章で区切られハードに描かれています。
(見どころ)
・フュリオサの母(チャーリー・フレイザー)の狙撃シーン
・独創的な改造車の数々&ド派手なカーアクション
・フュリオサが唯一心を通わせる警護隊長ジャックとの共闘シーン
・フュリオサの母譲りの狙撃シーン
・母の仇ディメンタスとの対峙シーン
さすがに幼少期のフュリオサは戦えないのでディメンタス対イモータン・ジョーという悪い者同士の抗争でつないでいますが、本当に面白くなるのはフュリオサが戦い始めてからです。
とにかく激しいアクションの連続で熱量がハンパない。
そしてフュリオサが重傷を負ってしまうシーンが…(ちょっと目をそむけたくなるシーンでした)
あんな大怪我したら戦意喪失すると思うのですが、復讐を誓うフュリオサは平然と片手でバイク運転し激走ってもうヤバすぎでしょう。
見ているほうも狂気の世界に引き込まれます。
とにかく物凄い映画を見せられました。
続けて「怒りのデスロード」を鑑賞したくなるの必至です。
この狂いきった世界で君たちはどう生きるか(笑)
「お前の怒りを解放しろ」という言葉に惹かれ、迷わず映画館へ足を運びました。
前作鑑賞済みです。
⭐︎以下、ネタバレを含みます。
知っている人にしか伝わらないと思いますが、私にはフュリオサがMGSVのクワイエット、ジャックがスネークに見えていました。
長い髪を剃るシーンはフュリオサの静かなる怒りが表現されていて非常に良かったです。
ラストシーンについて
ディメンタスが手放さなかったボロボロのテディベアが色々なことを物語っていましたが、クリス・ヘムズワースの持つ雰囲気は決して悪くはないんだけど、いまひとつ役不足かもと思いました。
フュリオサに向けて「お前と俺は似てる(同じだ)。俺たちはもう死んでいる」と言い放った言葉がとても印象的でした。
想像したところでどうしようもないことですが、いまは亡きヒース•レジャーだったらこの役をどう演じたんだろうと思ってみたりしました。
個人的にはディメンタスを殴りつけるシーンは不要だったように感じましたが、シンプルに殺すという方法は取らず、生かしたまま種の養分にするという惨さがフュリオサの復讐劇として最適なやり方だと思いました。
最近は映画館から足が遠のいていましたが、思い切って観に行って良かったです。
ジョージ•ミラー監督の79歳とは思えない想像力と独創性には敬服するばかりです。
クリス最高!
怒りのデスロードが先じゃなきゃ成立しない話。
クリスのブッ飛んだ悪役っぷりが最高にハマってて最後やっぱやられちゃうのね、、と悪役なのに何か残念な気分に。。
フュリオサの、目には目をの復讐から大事な人を失った人の気持ちが痛いほど伝わってきた。
なにげにトム・バークが良かったな~悲惨な最期……なのかな?やっぱり。
見終わってからもう一度デスロードを見たくなります。
このサイズの娯楽でこの面白さがあるのは今や奇跡
やっぱり80年代を生きてきた監督はひと味違う。今はどんなに金かけても空疎な絵しか並ばないのにジョージミラーは背景もキャラクターもアクションもジョージミラーでないと存在し得ないケレンミのオンパレード。
モーターパンク西部劇みたいな世界観を集団がどっちから走って来てどこに行く、煙がどう立ってどう去ってゆく、とか、今更言う必要すらないが、駅馬車のインディアン襲来のモーター版をとても丁寧にバカっぽく、そして片腕フュリオサのデスロードに至るまでをきっちり繋いだ。正直ここまで金かけてやるとは。
聞けばもともとデスロードの時にこの前日譚はアニメでやろうとしていたそうな。デスロードのヒットのおかげでエンタメとしての強度を補強して新シリーズになったのだと思うけど、「そこに繋がる前日譚」は正直ストーリーとして面白くもなんともない。想像してる方が面白いから。それでもバイクが「そこあがるか普通!」とか「それどんなふうに撮影してんのか!」とかキリがない面白さ。なんとなく、インド映画に対抗できるのはジョージミラーのような職人な気がする。
同じ砂漠でもヴィルヌーヴデューンとは育ちが違う、と思った。そして、デスロードとか書いてるとサンダーロードや爆烈都市がパンク侍を撮ったことを思い出した。
やばい、フュリオサに惚れたw
作中通して口数が少ないキャラではあったんだけど、美しく、気高いフュリオサに心奪われたw😍
アニヤ・テイラーの演技力半端ねえ…
クリヘムは最高にクレイジーなヴィランを演じててソーの時とは違って、また別の魅力を引き出してて最高だった👍
4DX、揺れが半端ないw ラストはきちんと、前作の「怒りのデスロー...
4DX、揺れが半端ないw
ラストはきちんと、前作の「怒りのデスロード」通称「行って帰る話」に繋がる。
独立したストーリーとして成立してはいるが、イモータン・ジョー絡みのネタは前作を観ていないと意味不明な部分もある。
クリヘムがソーっぽい格好をして卑怯外道キャラなのが面白い。
なんてったってウォータンク戦
またデスロード世界に浸れる幸せサイコーです。ロードウォーリアーから続くウォータンク戦何回観ても素晴らしい。ディメンタスがもっとクソヤローならなお楽しめたのに後目新しさなかったかな?
復習要
弾けた爆走映画にドラマ性を加味した点では以前から作品の品が上がってると感じました。ただ、アクションは前作のジョー軍団の異常性の表現の方が上回っていたかも。今作の敵役がバイク野郎で期待した異常な部分は少し物足りなかったかな。前作から年月が経っていますので本作鑑賞後に怒りのデスロードをAPで再鑑賞しました。2本併せて観る事で怒りのデスロードを自分の中で再評価することもできました。是非2本セットで観る事をお勧めします。今はもう一度映画館に足を運びたくなってます。
鑑賞動機:前作のフュリオサ7割、アニヤのフュリオサ2割、予告のフュリオサ1割
シリーズは前作のみ鑑賞(v1)。
IMAXにて。ストーリーの進行自体はちょっと丁寧すぎるくらいだから、単体でもいける気はするけど、前作観てるとなおよし(特にイモーたん周り。へんたいだー!)。アニヤはセリフは少ないし顔を隠してる場面も多いけど、あの強力な視線で雄弁に心情を叩きつけてくる。いやあ立派になったなあ。
派手さは無いものの、トム・パークもよかった。沈着冷静ながら、時折見せるさりげない優しさに、そりゃあコロっといく。
カーアクションは予告でちょこちょこ出してはいたけど、アレは本編初出しで使うの分かってるのにタメテタメテタメテ、ハイグイーン!ドーン!ウォー! さすがに前作で慣らされたというか手懐けられているので、何が起きても驚かないつもりだったが、とんでもなさは抑えられたように思うが、ひも引いてスイッチ入ったのは吹いた。
とはいえ力技一辺倒というわけでもなくて、木の成長のシーンとかをスルッと入れちゃたり、小道具の使い方とかハッとさせられる。
まあでもv1かな。
おもしろかった
ぜんぜん期待していなかった予想に反して最強に面白かった。2024年上半期最強。
おもしろすぎて普段見ないエンドロールまで観てしまった。
そしたらエンドロールが長くて5分か10分近くやってたような。エンドロールのBGMがまたよくて。その長いエンドロールがやっと終わったと思った矢先というか、最後の最後で0.5秒くらいの思わせぶりの動画がチラリ。なんだろう。
あと、インターセプターが出てきたような…。
あと出てくるオートバイがハーレーとか現行のアメリカンタイプのBMW。と、星型エンジン搭載で有名なカスタムバイク。カワサキどこいった。
何はともあれ、よかったよかった。
前作よりは熱量が低い
やはり前作の強烈なインパクトが今回かなり弱まっていると感じた。キャラクターや世界観が使いまわされているからかもしれない。
また、残念ながら、アニャ・テイラー・ジョイは演技はとても上手なのだが、あまりにも華奢で迫力に欠けてしまったと思う。シャーリーズ・セロンが身体が大きかったからというのもあるが。
今作から観た人は未消化な感覚を受けるかもしれない。だが前作を観ている人間からすると、今作はスピンオフ、おまけエピソードというふうにも捉えられる。
ディメンタスにもうちょっと深みが欲しかったかも。
ただ、カーアクションはやっぱり秀逸。このレベルはマッドマックスでなければ体感できない!!!クリエイティブで、見たこともない改造車や武器が登場する!急傾斜を登っていくシックスフットはあり得なさすぎて爆笑。衣装も凝っていて楽しい。骸骨ヘルメットのデザインがとても好き。
時々差し込まれる残酷なシーンも、ジョージ・ミラーならではのものを感じる。
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