「『フュリオサ』!!!期待していたけど、微妙といえば微妙だった???」マッドマックス フュリオサ クラウディア🫶さんの映画レビュー(感想・評価)
『フュリオサ』!!!期待していたけど、微妙といえば微妙だった???
マッドマックス・シリーズって、異色アクション映画の金字塔だね、『怒りのデス・ロード』を観た後、しばらくあの戦慄と狂気の世界から抜け出せられなくなった人は多いと思う、
イモータン・ジョーの得体のしれない存在感、砂漠を爆走する改造車や改造バイク、火を噴くエレキギターほか、目に焼きつくというか脳内に刻まれるインパクトあるシーンの数々は、未体験の驚きだった、絶望的な近未来世界において、唯一の希望はマックスとフュリオサだけというとこもいいよね、にしても、偉大なるジョージ・ミラー監督って、もはや80歳なんだよね!!!
ということで、『フュリオサ』だけど、結構微妙だったので、その原因について考えてみた、
① アニャ・テイラー=ジョイはもちろんいい俳優だ、『ラストナイト・イン・ソーホー』と『ザ・メニュー』は、彼女の存在感なしには語れない、『フュリオサ』の宣伝でパンクなメークは嫌でも期待値を上げてくれたよね、インスタもがんばっている、そこでは女優さんというかモデルさんだよね、
② クリス・ヘムズワース演じるディメンタスがもう一人の主役と言ってもいいが、ソーのキャラから抜け出せない感もあって、熱演すればするほど、悪役を演じているおしゃべりな人気ハリウッド・スター感を醸し出していた、スタッフやキャストからは好評だったみたいだけど、
③ その流れで、存在感の強烈なイモータン・ジョー率いる白塗りウォー・ボーイズたち、指南役兼恋人の警護隊長ジャックの存在感が薄くなり、あげくは砂漠を暴走する壮絶なカー・チェイスも減ったというか地味になったという印象、
以上だが、前作と比べて単純なストーリー展開ではなく、物語の積み重ね的なとこがあって、見せ場が絞り切れていないのは仕方ないとしても、いろいろな意味合いがあるキャラ設定とのディメンタスだけど、目立ち過ぎのクリス・ヘムズワースの出番は半分くらいでも、、、悪役をやや過剰気味に怪演する人気スターより、黙っていても不気味なメークや異様な衣装だけで圧倒的な存在感を放つ問答無用な悪役のほうがよかったかもしれない、
あっ!クリス・ヘムズワース・ファンの皆さん、ごめんなさい!!!
もちろん、次回作の公開も待ち遠しいです!!!