「狂気に満ちた世界との対峙」マッドマックス フュリオサ だいふくさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気に満ちた世界との対峙
もう、上映前からこんなにワクワクが止まらない映画は久しぶりです。メル・ギブソンの『マッドマックス』シリーズはもちろん大好きな映画で、その新シリーズの『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をみて大興奮したのに、さらに関連したフュリオサの物語が見れるなんて!
しかもですよ、私の好きな女優のアニヤ・テイラー=ジョイが主演ということでもう、期待感満載です。
公開2日目になりましたがしっかり映画館で観ました。はい、もう大興奮で面白いの一言。140分超えの時間がもうあっという間に終わりました。爆音がすごいし砂漠の荒廃感もすばらしい。対して冒頭の緑の土地の色彩、見事としか言えません。そしてなんといってもカーアクション!今回も想像の斜め上を行ってくれました。
そしてフュリオサの眼力が凄すぎる。あまり喋るシーンは無いのですが、目でだけで感情が読み取れるのですよね。顔を覆い目しか出ていない時なんかは、その眼力に引き付けられます。そして目が余りにも美しい!(子役の子も凄い眼力だった)
さらにうれしいのは、今回の悪役ディメンタスを演じるのがクリス・ヘムズワースでなんと豪勢なことでしょうか!憎たらしいがどこか憎めない感じがまた役柄合いますね。が、でもほんと芯からの悪だなぁってところは見事に演じてます。彼のぬいぐるみの真相も知りたい気がする。(何か意味深なぬいぐるみだもんね)
観終わって興奮しっぱなしの映画でしたが、ジョージ・ミラー監督、御年79歳ですよ。もうこんなぶっ飛びのおじいちゃん見たことないです!『マッドマックス』シリーズはまだ作るみたいなので、絶対に長生きして我々を楽しませてほしいと思います。
Mさん
コメントありがとうございます!
ほんとかっこよかったです!
本作見て、改めて『怒りのデスロード』を観ると、さらに面白かったですよ。
ジョージ・ミラー監督には頭が下がるばかり!