「フュリオサの怒りの原点がドラマチックなストーリーとマッドなカーアクションで描かれる!」マッドマックス フュリオサ UUUさんの映画レビュー(感想・評価)
フュリオサの怒りの原点がドラマチックなストーリーとマッドなカーアクションで描かれる!
「私を覚えてる?」
フュリオサの怒りの原点がドラマチックなストーリーとマッドなカーアクションで描かれる!
▼感想
ジャパンプレミアに招待頂きました!ULTRA 4DX、吹替版で鑑賞!
今作は「行って帰ってくる」ようなシンプルなストーリーではない。フュリオサのディメンタス将軍への復讐と、イモータン・ジョーとディメンタス将軍の勢力争いが絡み合ったドラマチックなストーリーだった。
イモータン・ジョー勢力が味方陣営というのもスピンオフならではの面白さ!
シリーズの代名詞のカーアクションも、今作もしっかりマッドな仕上がりに!
まるでフュリオサの運転する車の助手席や後部座席に乗っているような迫力・臨場感。
4DXとの相性も抜群に良いので、4DXがある劇場で鑑賞予定の方には強くオススメしたい。
改造車はディメンタス将軍の運転するバイクを3つ並べたものがお気に入り。まるで古代ローマのチャリオットのようで、暴君のディメンタス将軍にぴったりの改造車だった!
今作の敵役のディメンタス将軍はイモータン・ジョーと比べるとカリスマ性や統率力もなく、行動も短絡的だ。だけど、ディメンタス将軍はこのMADワールドを大いに楽しんでおり、衣装・セリフ・アクションも印象的でかなり魅力的な悪役に感じた!これはディメンタス将軍を演じたクリス・ヘムズワース自身もこの役を楽しんでいたからかもしれない。
フュリオサのスピンオフの今作だが、怒りのデスロードのスピンオフとしての色も濃く出ている。この映画を観る前に怒りのデスロードを復習しておいて良かったし、鑑賞直後はすぐに怒りのデスロードを観たくなった。
これから自分は怒りのデスロードのフュリオサを見たら、この映画...「フュリオサの怒りの原点」を思い出すだろう。頭の中でアニャが演じた若きフュリオサがきっと自分にこう語りかけてくる。
「私を覚えてる?」
▼お気に入りのシーン
フュリオサが乗るウォー・タンクと空飛ぶバイカー集団のカーアクションのシーン!
空飛ぶバイクの改造車が斬新だし、これを迎え撃つウォー・タンクもかっこいい!
共感ありがとうございます。
ウォータンカーの攻防戦はホント、面白いですね。雑魚がスピーディーに撃沈していくのが快感、反面フュリオサやマックスは粘り強く危機をクリアしていく、この辺のメリハリ演出は天才的なのかもしれませんね。それ以外は平凡かもしれませんが・・。