ミッキー17のレビュー・感想・評価
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コレさあ
松本人志の、さや侍が上手く行ってたらこれになったんじゃ無い?
本作主人公のミッキーが、仕事として毎回ミッション与えられ、終わったらハイ次!ハイ次!と次回ミッションに駆り出され、永久に終わら無い感な人生。
最悪死ねば終わると思いきや、死んでもハイ次!
コレはどうなってしまうのか?ハラハラ運命を見届ける物語。
もう、あんなクソ社長、ゴミ会社最後ブッ壊しちゃえよ!!と、俺ら観客思ってスクリーンに集中しちゃうんだけど、ラストあの決断であそこに描かれちゃうかー。
てもさすハリウッドまで行ったポンジュノ、キッチリファーストシーンから初期設定も解りやすく、見せ場絵作りもお見事にちゃんとエンタメしてた。
ま、ポンジュノお得意の貧困と格差への皮肉、やっぱ案外クリーチャー好きなんだね感も有ってキレイな映画だった。
やっぱ上手いな、ちゃんと人間描くトコ踏み込んでれば、さや侍もコレになったろうな。
描こうとした人間の無力さ、ソコでも捨てられ無い最後の自我は同じなのにね。
結構良かったです。
ポン・ジュノ監督が撮ったとは思えない、平々凡々なただのSF映画だった
大好きな『パラサイト』(2019)の監督の最新作ということで自分でハードルを上げすぎたんだと思うけど、とにかく退屈すぎてホントに面白くなかった
始めの30分ぐらいは楽しくなりそうな映画だなと思って観てましたが、何かが起こりそうで何も起きない、という至ってフツーの展開が続き、肩すかし感が強かったため、やたら尺の長さが気になりました
もちろん労働搾取、移住と植民地支配、アイデンティティの軽視などといった社会風刺が根底にあるのはわかるけど、ポン・ジュノ監督らしいエッジが無くマイルドな仕上りというのが率直な感想
ロバート・パティンソンさんのルックが昔から苦手なので、そこに輪をかけてつまらなさが重なって、かなりしんどかった
更にマーク・ラファロさんもルックが苦手な役者さんで『哀れなるものたち』(2023)に続きクソ男の小物感がガマンならず、本作はマジで拷問の様な作品でした(苦笑)
と、不満だった男優陣に比べてナーシャを演じるナオミ・アッキーさん、カイを演じるアナマリア・ヴァルトロメイさん、2人共すごく綺麗で魅力的だったので、それだけでも満足できたのでよかったです
“クリーパー”が気持ち悪い、そしてミッキーが再生されるとなぜ性格まで変わるの?という疑問もあり、いささかしっくりきてない部分もありました
ラノベや異世界コミックを読んでいるせいか面白さがわからない
ウェスアンダーソンに憧れてます?
SF的社会風刺だが惜しい!!
Have a nice death!
予告編の方が100万倍面白かったです 予告観てエンタメ感満載の作品...
予告編の方が100万倍面白かったです
予告観てエンタメ感満載の作品かと思ったのが間違いでした、、この監督の作品は初めて視聴しましたが根本的に合わないと思わせられました
話が右往左往、何を見せたいのか、ユニークと思ってるであろうやり取り全てに嫌悪しました
基本的に作り手の方達はリスペクトしているのですが、あまりに自分と合わないので初めてコメントしてしまいました、、
トニコレット顔面力
犠牲者・奉仕人
こんな設定大好き!最高の面白さ!
もっとシリアスでもよかったかなぁ
ロバート・パティンソンの新たな魅力を引き出した
「パラサイト半地下の家族」のポン・ジュノ監督がハリウッドで制作したSFコメディ。
パラサイトで感じた盛りだくさんでテーマが定まらず、結果、中途半端な印象が今作でも感じられた。
どこかで観たことがあるようなシーンも多くオマージュなのだろうが、気になって集中できないし、ハリウッドの制作費を得たSF作品なのだから誰も観たことのないイメージを観たい。
何をやっても失敗続きの人生を送ってきたミッキー(ロバート・パティンソン)は何度でも生まれ変われる仕事で一発逆転を狙うが、契約書をよく読まずにサインしてしまう。
地球では政治家を目指すが何度も落選してしまい地球外の植民星で独裁国家を作ろうと企む富豪夫婦のプロジェクトに参加するも、危険な実験のモルモットとして使われ、何度も死んでは生き返る日々を繰り返すことになる。
ところがある日、任務から命からがら死なずにコロニーに戻るとすでに死んだと思われ、彼のコピーが現れる。
法律で2人のコピーが存在することは禁じられているためどちらかは死ななければならない、また、移民星の先住生物との間である事件が起こり、事態は深刻になってくる・・
SF映画でクローンが登場する話は古典的で新しいものではない。
人間が他の星に移住し、先住生物との戦いや共存のようなテーマもSFの定番だ。
そこに新しいイメージやアイデアはあまりないのでスケールが小さいようにも感じてしまう。
しかもコメディ要素を散りばめてくるのでわちゃわちゃ感が否めないし、笑えない。
一体何を描きたいのか・・
貧富の差や社会の底辺でもがきながら生きていく人たちを描くのがポン・ジュノ監督の一貫したテーマなのだと思うが、ここまでこねくり回すとボケてしまう。
今作の収穫は今までクールな役がほとんどだったロバート・パティンソンの情けないコメディタッチの役がはまっている事。
彼の演技の幅が広がった。
難解でした
ほとんど事前の知識がない状態で観に行ったので「オール・ユー・ニード・イズ・キル」みたいなイメージなのかなと予想していたのですが、制作に「プランB」の文字が見えた時点で「もしかしてメッセージ性の高い作品なのか?」と、見逃し厳禁、気を引き締めてスクリーンを凝視しました。
そしたら、異なるテイストの作品で、どの立場の人にスポットを当てるかによって大分異なる感想を抱くだろうなぁと思った次第です。
ワタシ的にはトニ・コレットとマーク・ラファロ夫妻の異世界にぶっ飛んじゃってる怪演がツボでした(思想には全く共感できませんが)。
ただ、視覚的に何十年後かの未来を描くのって難しいですね、宇宙に移住できるほどのテクノロジーを持っているけど、身に付けているモノは現在とさほど変わらない、どこに折り合いをつけると受けが良いのかサジ加減にセンスが問われるよなぁと、本作を観て痛感しました。
それでも、いつの世においても不変なのは優しい気持ちだよなぁと、17番のミッキーの行いを見て改めて自分自身の行いをきちんとせねばと教えられる作品でした。
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