ミッキー17のレビュー・感想・評価
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思ってたのとは違う展開だったけど
2025年劇場鑑賞108本目。
エンドロール後映像無し。
ポスターの印象で最後ミッキー軍団がレミングスかのようにバンバン死にながら反乱するのかなと思っていたらそうでもなかったのですが、その方が良かったと思います。
自分も高校生くらいの時に自分の記憶をコピーしたクローンがいて、自分が死んでもそっちのクローンは元の記憶があるから死んだことにならないかもしれないけど、元の方はそこで記憶が終わるのでやっぱり死んでいるのではないか、と考えて、じゃあ過去の自分は未来の自分と同一という保証がなければ常に死んでいるのと同じではないのか、と考えて怖くなりました。伝わりますかね?
そこら辺がループものと違うところだよな、と思います。主演のロバート・パティンソン、バットマンの時はこんな線の細いイケメンバットマンってピンとこないなぁ、という印象でしたが、この映画だとホアキン・フェニックスみがつええトッポイ兄ちゃんだなぁ、という印象です。
マーク・ラファロはアホが権力持っちゃうとこうなるというのを見事に演じていて良かったですね。ヒロインは主人公にとってちょっと都合良すぎな女だなぁと思いました。
絶対にこの監督はナウシカを見てるだろ😛
同一人物の二重存在とは
人間か複製されて同じ空間に存在してしまうと
どんな気持ちになるのか。Mickey17とMicky18の会話
が興味深かったです。いちどMickey18を認識すると次に再生されるMickey19は自分の再生ではなく、Micky18の生まれ変わりになってしまう。みたいな感覚がかなり心に残りました。映画はSFで未来のストーリーなのになぜか、
とても今現在っぽく感じました。登場人物のキャラクターがそう思わせるのかクローン技術がもう実現可能な所まで来ているのか、
多分そう遠くない未来に同じ様な状況が起こり得るのでは
ないかと自然に思わせてしまう、ポン.ジュノ監督の腕が
凄いんだなと思います。ハリウッド作品だからなのか
アジア人の配役あったっけ。入れて欲しかったです。
観た後にクローン技術について興味が湧き、自分のクローンについて、じっくり考えてみたくなりました。
演技力がさすが
オウムは頂けないかな…
ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」は韓国が抱える格差社会をシニカルに描いた作品として面白く観賞しましたが、今回の「ミッキー17」は正直ついていけなかったです。
それまでのアメリカの現状を描いた作品のようで、大統領選でトランプ氏と戦ったカマラ・ハリス氏をナーシャを演じるナオミ・アッキー氏に重ねて観ていました。
「風の谷のナウシカ」の影響のあったのでオウムとは違うクリーパーが観たかったです。
それなので感情移入はイマイチでした。
しかし観て損はナシです。
ロバート・パティンソンが二人いたら、そりゃ楽しいわな
第2の主役はマーク・ラファロさんでしょ。
つまらん
宇宙開拓SFものとして楽しめた
ミッキー・バーンズは地球で悪徳金貸しから借りた借金から逃れるために、契約書をよく読みもせずにエクスペンダブル(消耗品)として宇宙開拓船団に応募してしまう。
その任務は特に危険なもので自分が死んでもクローンが作られ、次の任務に当たるというとんでもない物で何度も死と新たなクローン体への転生を繰り返し、ついに目的の惑星に宇宙船がたどり着き――
『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞を受賞したポン・ジュノ監督がエドワード・アシュトンの小説「ミッキー7」を基に作ったSF映画。
監督の持ち味として貧困などの社会的格差やエロ・グロをブラックユーモアで見せるスタイルは今作でも健在。
借金まみれで死んでは次のクローンに生まれ変わるのを繰り返すミッキーには同情してしまう。
何度も主人公が死ぬ、という一見残酷なシーンも誇張してユーモラスに描いているので、たいして抵抗なく見られた。
今回はさらに宇宙開拓というSF要素が加わり、長い宇宙航行に疲弊する乗組員の人間模様や未知の惑星を探索する恐怖感なども味わえる。
宇宙開拓SFモノとしてなかなか楽しめる作品でした。
良くも悪しくも原作とは味わいが違う
久しぶりに劇場に足を運んだのは、原作が好きだったから。原作は「ミッキー7」のところ、映画は「17」なので、違いを楽しみにしていましたが、確かに結構改変されていました。
主人公の背景事情などの肉付けは丁寧でしたが、原作以上にカリカチュアライズされた嫌な上司や同僚たちが登場して、風刺っぽさが強まっています。一方、遭遇する宇宙生物やオチは、SFとしてマイルドになった印象。
個人的に不満なのは、主人公の「死ぬ」回数が増えたのに、バリエーションはかえって減った点です。エクスペンダブルズ(消耗品)の価値や辛さが、原作ほど伝わってきませんでした。
まあ、予算や映像表限上の制約もあるのでしょうが、7→17の改変に大きな意味が見出せないのは残念。
原作のタイトルは、不幸な主人公の境遇を捉えて、「ラッキー7」をもじったのかなと(勝手に)思っていましたので、そこをあえて変えるからには、それなりの積極的な意味が欲しいと感じました。
全体として、2時間超えの長尺の割にダレることなく観せる監督は流石です。
味わいの好み次第でしょう。
出オチ映画
面白い設定で掴んだあとの展開が弱い。「複製された人間」というコンセプトをもっと突き詰めていくべきだった。
特に異星人(異星生物?)とのコンタクト話って関係ないよね。あれにミッキーが二人いる必要はない。
前半にあった「複製人間による完全犯罪」とかラストの「ラスボスが複製される」とか、ああいうラインでいったほうが面白かったはず。
主人公二人組も右往左往してるばかりでほとんど活躍しない。ラストにちょっと見せ場があるだけ。
その他にも「異星生物が完全に人間と同じ思考形態なのはなぜ?」とか「複製されてるのにキャラが違うのは?」とか突っ込み始めるとキリがない。
グロいギャグはちょっと面白かったが、よかったのはそれくらいかな。
追 この映画の制作者は宮崎駿に金を払ったんだろうか?
終わりはよかった
話の設定はなかなか面白いと思うし、結末もとても良かったと思います。しかし、物語の伝え方や方向性、また内容がすべて外れてしまったように感じました。
映画の前半は、背景と人物紹介がほとんどで、だいたい予告編で分かるまた予測できる内容です。後半からようやく物語が動き出しますが、話の軸はエイリアンズに移り、複製人間のテーマから離れてしまったと感じました。また、非常に謎だったのは、宇宙船のエリート女性たちがなぜか全員ミッキーに夢中で、セックスシーンや残虐シーンが多く、途中でかなり不快を覚えました。年齢制限を設けてほしいですし、こういった内容よりも、もっとストーリーやキャラクター作りに力を入れてほしかったです。
結末はとても良い感じでまとまりましたが、途中は色々と台無しだと思う。
ちなみに、宇宙船のリーダーについてですが、変人で典型的な悪役ではありますが、エイリアンズがいきなり岩から現れ、宇宙船の全員がパニック状態に陥る中、パニックせず逃げずにしっかりと現場を指揮する姿にとても驚いた。やはり、性格が悪くても、こういった性質の人だからこそリーダーになれるし、フォロワーもついていくよね。
予告と雰囲気違いすぎ
テレビでポン・ジュノ監督作品と云う触れ込みで何度も流れていたので鑑賞。 正直、面白いのか、面白くないのか評価の難しい映画です。
失敗続きの人生を送ってきた男ミッキーは何度でも生まれ変われると云う使い捨てワーカーとして権力者の云われるまま危ない仕事をしては殺され、17回も生まれ変わっていた。
ここまでは映画の予告編で観ていました。
そこで、ストーリーが変わります。
ミッキーは環境の悪化した地球から移住ならぬ移星に参加するが、まだ死んでもいないのにそこで生まれ変わり18回目のミッキーと出会います。
移住予定の星には先住民(オオグソクムシに似ている)がいて、それらを駆逐して地球人を移住させようとする権力者と先住民と共存を目指すミッキー17と18が戦うと云う荒唐無稽なストーリーです。
ただ、温厚なミッキー17と気性の激しい18を演じ分けていたロバート・パティンソンは凄いと思いました。
ダリウス・コンジの撮影なのでIMAXかドルビーシネマで観たかったけ...
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