ミッキー17のレビュー・感想・評価
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(パラサイト+グエムル)÷2
予告で観た時は、失敗だらけの人生を一発逆転させようと、過酷なミッションにチャレンジする男の話と思っていた。その過酷なミッションを乗り超える話だと思っていた。しかし、何度でも生まれ変わる要素が自分の中で欠落していたため、先入観は一掃された。
権力者とイエスマンとブラック労働者と虐げられた先住生物「クリーパー」の話だった。何度も生まれ変わるブラック労働者の過酷な運命の話だった。
我々が暮らす日常生活でも十分ありえる構図。
この構図を映像で見させられて、会社時代の様々な理不尽、不条理が走馬灯のようにかけめぐる。これは私だけの現象だろうか。おそらくポン・ジュノは、観る側の各々の思いを映像に投影させているのかもしれない。
ポン・ジュノは、ある意味『パラサイト』と『グエムル 漢江の怪物』を融合させて、新境地を見出したと思われる。
昨今の某放送局の腐敗したパワハラ、セクハラ体質にも通じるものがあり、リアルな感覚で映像に自分の思いを投入できてストレス解消になった。
ミッキーが二人いる必要がない
青春映画にしてビルドゥングス•ロマン 幼い頃の出来事から大きなトラウマを抱えることになり、精神的にも未熟だったミッキー君が様々な出来事を通して花も実もある大人のミッキー•バーンズに成長してゆく物語
ポン•ジュノ監督作品を見るのは『パラサイト 半地下の家族』に次いで2作目。私、実はこの『パラサイト−』が苦手でして、特に後半のたたみかけてくる感じが料理用の長い金属製の串に次から次へと肉をぶっ刺してくるような感じで、胸焼け、胃もたれ感を感じたものでした。ということで、敬いつつ遠ざけようと思っていた監督のひとりだったのですが、本作はSFみたいだし、いろいろと政治的、社会的な暗喩もありそうな感じだし、まあ見てもいいかなと映画館へ。
結果としては大正解でした。原作小説のタイトル”Mickey 7”が映画化にあたって”Mickey 17”と改変されています。さすがハリウッド、ご近所のLAドジャースのスーパースター大谷選手の背番号にちなんで17にしたの? とちらりと思いましたが、どうもそうじゃないみたいです。やはり、これは青春の香りがする17歳の17ではないかと。最後のタイトルの出し方にポン•ジュノ監督の思いが込められているようです。
この作品は、5歳のときの事故から大きなトラウマを抱えるようになり、やがて、エクスペンダブル(使い捨て)になって人間としての尊厳を失っていたミッキー君が仲間たちの助けを借りながら尊厳を取り戻し大人のミッキー•バーンズになる成長物語だと思います。仲間たち(“18”やナーシャ、カイ、ドロシーなど、ひょっとしたらあの「先住民」たちも)との交流を通して愛と友情を描く青春映画だとも思います。青春映画にしてビルドゥングス•ロマンーー私の割と好きなカテゴリーですので、17より少しドライな18が出てきたあたりから、まあ、そういうことなんだろうなとそちら寄りで見てたら、私、けっこう感動しまして、あのセレモニーのシーンでは不覚にも目が潤んでおりました。もし、SFのジャンル映画(にしてはカネかかり過ぎですが)として見ていたら、星はもっと少なかったかもしれません。
敬いつつ、遠ざけようと考えていたポン•ジュノ監督ですが、これからはもっと注目してゆこうかな。
久しぶりの面白SF
天才かよ
すべてが中途半端
4Dでこの点数は低い、エロ描写いらねー
まず、評価するところは主人公ミッキーの演技力
17.18の使い分けで
なんだか雰囲気も顔すらも違うような気もしてくる
2人の使い分けは本当に別人のようで
一緒に見に行った連れが
まさか双子で出演してないよね?とか疑ったほどである
そして
吹き替えでみたが
とても良かった
なんだかこの、ぼやーっとした読み方とかも上手で良かったが、表情なども凄かったので
字幕だったらもっとこの俳優の実力を噛み締められたなーと思ったら少し惜しくなった。
でも
吹き替えの声優も素晴らしかった!!!
からの
彼女役、悪いけど少しまたポリコレ入ってんなーという感じで
黒人ひいきが凄い。
でも、どっちも大好き!!っていう気持ちとてもわかる。
私も昨日彼氏が2人になる夢を見て凄い幸せすぎて
この映画と被った(笑)
椅子は
あまり動かなかったなー
でも、悪くはなかったけど
IMAXで字幕で見た方が良いかもしれないと思った
今となってはタラレバだけど
あと、出てくるの知らなくて
急に出てきた
グレンにびっくりした!!!
キャーーーここに出てきたの!?
やっぱイケメンだねぇ!!
元気にしてた?
って
感じで
嬉しくて飛び跳ねたところ!!!
もうちっと大どんでん返しになるのかな?と思ったのに
意外にSFすぎた
最後のやつマジでいらねーーー
しかもなんかキャラクターが超雑
特撮大国の日本からしたら
あーーこれはだめ
ダメダメすぎると
目のドアップ
いやーないわ
冷めるわ。
って感じですわ。
むずいね
沢山作られる構造は良かったから
もう少し違う方向にしてほしかったなー
うん。
エロ描写が多過ぎて
隣が気まずいよ
それも星マイナスな部分
わしは
どうしても載せないといけないならわかるけど
極力いらねーエロいシーンはムカつく
いらないものは載せるな!!
ボーナスタイムはいらん!!
ここがどうしても必要であれば載せても良いと思うけど
ヤンマガで
ランダムでどれかはエロいシーン載せないといけない週刊誌
みたいなのやめてほしい。
今回はいらなかったとおもう。
もしくわ
ことがはじまりそーなことを挟んで大揉めに揉めるかもっと。
いやー
いらなかったなーーー
少し悲しい。
そんな感じで点数低めでした
PS
他の人のコメントみてきたが
やはりみんな
あの生物とエロいシーンについて話してたな(笑)
半地下はどんでん返しで面白くてトゲトゲしくて好きだったなー
でもあっちもいらんエロいシーンあったもんね
この監督がエロいんだわきっと!!
そこだけ取り除いてほしかったわ
身を任せ執り成す生存術
命で支払わせるタイプの借金取りから逃げようと星間移民団入りを目指したミッキーが、搭乗権を得るために飛びついた仕事もまた…という物語。
事前の盛り上がりを見て、期待しすぎてしまったかなぁ、という印象。
映像や世界観づくりに手が込んでいるのはわかるし、現代社会や人類史に対する皮肉も伝わる。だが、どうにもSF設定や18番目のミッキーの行動が、『階層社会の中で生きるために尊厳を切り売りする主人公が、自尊心を取り戻し藻掻いていく』というお馴染みのプロットに対して、平易な舞台装置に留まっているように見えて有機的なものを感じなかった。
『パラサイト』が過激な選択やビターな終わり方をしたので、今回は調和とハッピー感を目指したのだろうか。ぐいぐい切り拓くヒーロー的な主人公ではなく、潤滑剤系の主人公という意味では新しいのかも知れないが。
クタクタになったりオラオラしたりするロバート・パティンソン氏は新鮮で、近年の賞レースの常連達の揃い踏みも見応えがあった。
「動物との触れ合い大事」
思ったより面白くならなかった・・・
始めから終わりまで
考えさせられた
本当に おもしろかった~
よいB級映画だった。
予告編で何回も再生される人生を送らざるをえなくなったミッキーのお話に興味が湧いてみに行きました。結構面白かったし考えさせられる事もあった。
内容的には壮大な話と言うよりB級映画。
でも倫理的、政治的に考えさせられる所もある。
あとやたらセックス描写や匂わせ発言が出てきて小学生位の子供と一緒に見ると親がドキドキするんじゃなかろうか?
R12だったっけ?ドギつい訳でもないしレイプでもないからいいか?
時は惑星移住が始まった未来。地球環境は壊されて移民に希望を抱く人が多い時代。
友人と始めたお店が倒産してしまい借金返済に頭を抱えるミッキーと友人。ある時金貸しから拉致られて借金を期限までに返さないとチェーンソーで切り刻まれる悲惨な最後を迎える動画のネタにされると知らされ実際目の前で切り刻まれるのを見せられる。金貸しはサイコパスで借金返済より悲惨な死に方を見るのを喜んでおり、世界の果てまで追いかけて惨殺動画を撮ると言う。それが嘘でない事を目の前で見せられたミッキーと友人は宇宙の果てに逃げる事を決意し移民船に応募。手に職のあった友人は乗れたが資格も技術もないミッキーはまず選考で落とされる。途方に暮れて絶対に乗れるが誰も応募しないエクスペンダブル(使い捨て労働者)として乗り込んだ。移民船に乗って直ぐに魅力的な女性と恋仲になり過酷な労働やゴミの様な仕打ちにも耐え抜けた。ミッキーの仕事は命懸けの労働と言うより人体実験が主。惑星に危険なウイルスがいないか確かめる為に下ろされ未知のウイルスに侵されてワクチンが完成するまで何度も罹患して失敗する度に溶鉱炉に生きたまま捨てられた。死ぬ度事に生体プリンターで蘇生されて事前に保管してある記憶を戻されて復活?これを繰り返していた。
そして移民惑星の原住生物を発見し調査中に17番目のミッキーがクレバスに落ち重症をおって見捨てられるが、幸運にも?死ぬ事なく宇宙船に帰還したがそこには18番目のミッキーが既に製造されていた…そこから始まるドタバタと2回連続で落選するどうしようもない政治家崩れの移民船司令官、彼を神の様に崇拝する移民たち。未知との生物とのいざこざなどギャグっぽい混沌が楽しめる。
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