「星新一ワールド?時々ナウシカ?」ミッキー17 maryさんの映画レビュー(感想・評価)
星新一ワールド?時々ナウシカ?
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賛否両論、感想が分かれそうな作品。
使い捨てワーカーと称される、過酷な業務で死んではコピーとなって生き返る主人公ミッキー。
18番目製造のタイミングで、17番目がまだ生きているのに複製されてしまい、同時期に2体生存してしまうミスが起こり、事態は一気に急展開。
ちなみに復活する際の、3Dプリンターのような機械からウィーンウィーンと出てくる様は、星新一がお得意であったようなシュールなワールド。爽やかさゼロ(笑)
誰もが彼を過酷に扱い、不要になったら当たり前のように溶鉱炉のようなダストシュートに放り込み、何度も生死を繰り返す場面をコメディと笑えるか、気持ち悪いと感じるか。今回鑑賞したのはショッピングモール内のシネコンだったが、これはミニシアター系のストーリーかと。血が出るわ吐くわ食事は不味そうだわで、まかり間違って子供が観たら泣くだろう。
ちなみに自分はミニシアター好きなのでOK。
クリーパーと名付けられた怪異生物達は、もうどう見てもナウシカのオーム。フォルムも、口から出る触覚も、子供を守るために集団で襲ってくる様も、もうナウシカでしょこれは。
最終上映で鑑賞し、夜中に1人で帰宅途中、運転しながら思い出して、なんちゅーストーリーだwwwwと爆笑しながら帰りました。
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