「人類が歩むべき道を間違えませんように」ミッキー17 こころさんの映画レビュー(感想・評価)
人類が歩むべき道を間違えませんように
原作となった「 ミッキー7」( エドワード・アシュトン )読後の鑑賞。
エクスペンダブル( 使い捨て )人間として生きる事を選んだ青年ミッキーをロバート・パティンソン )が熱演。
政治家マーシャルを映画「 哀れなるものたち 」で主人公ベラ( エマ・ストーン )を誘惑する弁護士ダンカンを演じたマーク・ラファロが、本作でも厭らしさたっぷりに演じる。
原作では、主人公ミッキーは、歴史研究家レベルの知識を持つ青年( 残念ながら情報を瞬時に知り得る歴史学者という職業は最早存在しなくなっていた、との設定。)として登場。
ミッキーがエクスペンダブル人間として志望する旨を伝えたところ、受付担当者の女性が、『 この苛酷な任務への志望者はあなたが初めてだし、あなたのようなまともな人に、志望して貰いたくはなかった 。』といったような思いを伝えるくだりがあるのですが、主人公の人物設定を変えず、そういった場面も入れて頂きたかった気も。
人間味溢れた魅力あるミッキー17でしたし、映像も原作の世界観がリアルに再現されていましたが( 惑星に生息する生物は原作では巨大ムカデ。)、ストーリーとしては原作の方が好みでした。
ー 俺の人類への贈り物
ー 死ぬのは怖い
映画館での鑑賞
こころさん
コメントありがとうございました!
確かに原作の方が面白そうですね。アーサーCクラーク的で。映画の方は無理くりに、支配層と被支配層の対比シナリオにしちゃったと。それも、ポン・ジュノらしいですw
共感ありがとうございます。
原作を読まれたのですか!!
ミッキーが歴史学者で、しかも用無しになる設定・・・
{検索すれば済む・・・だから用無し?)
エクスペンダブル人間に応募する設定、
映画では事業に失敗して、やむなく志願って感じでしたね。
混沌とした感じ、
ミッキー{パティンソン)の偉ぶらない所とか、
好きな映画でした。