「SFが向いていないのか、アメリカとの相性なのか」ミッキー17 矢吹 貴さんの映画レビュー(感想・評価)
SFが向いていないのか、アメリカとの相性なのか
今作も、社会格差や先住民問題などの社会風刺に富んだ作品で、「スノー・ピアサー」よりは楽しめたけれど、後半のクライマックス・シーンなどが長くて少しダレるのが残念。
主演のロバート・パティンソンといえば「テネット」のニールを思い出すんだけど、今作は気の弱いナヨナヨした感じの役柄で随分と雰囲気が違うなぁと思っていたら、途中でニールそっくりな感じにもなって、演技が凄い。
演技が凄いといえば、開拓団のリーダーを演じるマーク・ラファロは、まんまトランプ大統領で、これまた楽しめたので、惜しい作品という印象でした。
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