チャレンジャーズのレビュー・感想・評価
全67件中、1~20件目を表示
ベッドで3人でキスするシーンはドキドキした。え、どんな展開?って…...
ベッドで3人でキスするシーンはドキドキした。え、どんな展開?って…
クライマックスの、幼馴染みとの男の友情ってすごい。すべてお見通しってこと。女の愛が勝つか?男のプライドが勝つか?が、最大の見どころ。
テクノにのって映し出される独特な映像が魅力的
ルカ・グァダニーノ監督作品ということで鑑賞。個人的に本監督推しなので劇場で観ようとしていたが、タイミングが合わずやっとアマプラで。
本作は「君の名前で僕を呼んで」に継ぐ良作。結構ハズシを楽しむ監督のようだが、本作は久しぶりに面白い。
何が面白かったのかを的確に説明するのは難しいが、テクノにのって流れる独特な映像は大きな魅力。正直主人公達の心情の変化もよくわからないのだが、それも含めて本作の魅力になっていると思う。
さすがはルカ・グァダニーノ監督、次作も楽しみだ。
一人の女が二人の男を
主人公(ゼンデイヤ)は将来を期待されていた女子テニスプレイヤーだったが、試合中の大怪我で選手生命を立たれる。
次に人生の目標にしたのは、自分に好意を寄せる親友同士の男子テニスプレイヤーを操ることだった。
テニスシーンの映像は斬新で、テレビ中継とは違う。
ラストは期待してもいい。
カメラワークが凄い
この映画の一番の魅力はカメラワーク。
テニスのラリーのようにカメラをワンカットで
あちらを向いたりこちらを向いたり動かすこと。
急に俯瞰になったり選手目線になったり
挙句の果てにはボール目線になってしまう。
ある意味チャレンジですね。
物語は10年以上も親友の二人の男の間を
魅力たっぷりに引っ張ていく女性。
この女性をゼンデイヤが上手く魅力的に演じ切ってました。
脚も長くてスタイルバッチリですね。
ラストは花火が打ちあがった時のように終わらせました。
フェロモン
全開のオコナーとゼンデイヤ、マイクが絡み合いテニスマッチを行うだけの映画ならが、面白かった。ゼンデイヤが主役なんだろし、見事だったけど、完全に二人の男性に持って行かれた感も面白かった。
テニス好きもあり、チャレンジャーズ大会、一流選手の大会の下のトーナメントの名称。正式に描いているなら、あのCGのテニスマッチには少し辟易した。
まぁそこがメインではないので仕方ない。でもそれ以上に、人間関係は面白かった。
オコナーこの俳優凄い、もっといろんな側面を見てみたい俳優です。まぁ少し癖が強すぎ感あり。
ゼンデイヤはほぼ半分以上足、スタイルも凄い演技もお墨付き。でもテニス選手向きではない二人。
マイク初見ながら見事に演技、ラストのネット越しの抱擁はスカッとした。👏最後にサウンドトラックカッコよかった、音楽は印象的。監督はなるほどね。
この人がスポ根?と思いきや
同性愛の二人の男性をコッテリ描いた『君の名前で僕を呼んで』以来、『サスペリア』『ボーンズ アンド オール』とコッテリした愛憎世界を描き続けて来たルカ・グァダニーノ監督が撮ったテニス映画と聞いて、「何で、あの人がスポーツ映画を?」の興味が募っていた作品が公開です。
場面中で突如始まる劇伴を繰り返して物語にドライブ感を増し、時制の複雑な往復を見事な編集で混乱なく見せ、テニスシーンを迫力の映像で描き(特に、カメラに向かって飛んで来るボール)、そして、ゼンデイヤのキレキレ・ボディを強調してと魅力が溢れてはいるのですが、「男二人を翻弄する女の三角関係とスポ根という単純にも見える映画を何故この監督が今更撮るの?」と不審に感じながら観ていました。すると、終盤に、「くぅ~、やっぱりそう来たかぁ~」の展開で、降参しました。テニスは或る種のメタファーだったんだね。ルカ・グァダニーノ監督とはこれまで決して相性はよくなかったのですが、本作は遣られました。
恋の逆三角関係
さすがルカグア、一見高嶺のゼンデイヤ姫をめぐるテニス男子に2人よる恋の鞘当てゲームと思いきや、ゲイの皆さんが大喜びしそうな“恋の逆三角関係ラブコメディ”にゲーム・チェンジ?しているのである。大坂なおみと身長は同じぐらいで体重はその半分もなさそうなゼンデイヤ姫が、COME ON!と叫ぶ時、wwwのボルテージも一気に高まるスポすぽコンこんムービーなのである。
ティーンの頃から同じテニススクールに通っていたアート(マイク・ファイスト)とパトリック(ジョシュ・オコナー)は大の仲良し。奥手のアートにパトリックが“マスターベーション”を教えてあげて同じ部屋で“かきっこ”をするほどだ。そんな2人を手玉?にとるお蝶夫人のような存在のタシ・ダンカン(ゼンデイヤ)は、パトリックとアートの間をいったりきたり、2人の仲を引き裂くテニスコートのネットのような悪女なのである。そんなタシがプロになる直前選手生命を絶たれるような大怪我をしてしまう....
今やグランドスラムに一番近い男をと呼ばれるまでに成長したアートは、自身のテニスコーチでもあるタシと結婚一児をもうけるのだが、なぜか全米オープンにだけには勝てないでフラストレーションがたまり気味。もう一方のパトリックはといえば、プロテニスプレーヤーにはなったものの、2回戦以降に駒を進められずランキングも底辺をさ迷うホームレス状態だ。要するに、真のパートナーが側にいるにも関わらずそれに全く気づかない“イキきれてない”2人なのである。
アートが全米オープン出場直前の調整のために出場したマイナーなトーナメントの決勝で、なんと幼馴染みのパトリックと対戦することに。映画はこの2人の息詰まるような試合中継の合間に、過去におきた三角関係の顛末をカットバックさせる構成になっている。あわや3Pという出会いの場面でなぜか男二人のキスにもつれこんだり、細長いスナックを2人で仲良く分け合ったり、試合中パトリックが🍌を意味深に頬張れば、サウナで仲良くととのってしまう2人。ゲイであるルカグアの確信犯的演出だ。
ラケットのネックホールにテニスボールをあてがう仕草もシモっけたっぷりに描かれており、激しいラリーの応酬にそれを見ていたゼイデイヤ姫も思わず高まってきてしまうのである。そして、タイブレークにもつれた最終ショットで、アートとパトリックはお互い抱き合うようにして真の愛に目覚めるのである。それを見たゼンデイヤ姫、オルガスムスに達する前にペ◯スを引き抜かれたビッチのように思わずこう叫ぶのである。COME ON(そっち?)
流石トレント!
なんちゃない男女関係の愛憎&悲喜交交を、イカした曲がクールに変える
セリフの合間、試合シーンと劇伴が良すぎ
一種のトランス状態に…結果、場面に見入る→面白い!
うーん、見事に術中にハマった
尺の長いMVみた気分w
ゼンデイヤが細すぎてそこだけ気になった(子供にしか見えんて)
◇ テニスボーイの憂鬱
テニスというスポーツはネットを挟んでラケットでボールを打ち合います。私が大学時代に住んでた学生寮の真前にはテニスコートがあって、休日早朝、テニスボール🎾が跳ねる音と「ナイスコースです❗️」という掛け声が目覚ましになっていた事を思い出します。真剣にテニス競技している人にとって、この物語はどのように受け止められるのか気になるところです。
二人の男と一人の女を巡るテニスコートを舞台にした三角関係のメロドラマです。男女の12年の月日を前後するように進行する昼メロ的な恋愛関係の絡み合いは、略奪愛の応酬の物語。もはやコメディにさえ思えてくるような展開。ラケットもバナナもチュロスも全て性的隠喩に見えてくるのは私自身のお下劣さの現れでしょうか。もはや「t」⇆「p」を置き換える低俗なダジャレさえ思い浮かびます。
しかし、結末はネットを挟んで戦っていた二人の深い結びつき、人種も性別も越えて人と人の関係性は複雑怪奇に絡み合い飛躍するのです。コートで跳ね上がるテニスボール🎾のように、愛が人を結び付ける瞬間のリズム、押して押して迫り来るように響き合うのでした。
ゼンディヤの破壊力ハンパない!
ゼンディヤ目当ての鑑賞だったので、思う存分堪能いたしました。
破壊力ハンパない。
タシ・ダンカン、
気強そうな、イヤ、ホンマに強い女性だったな。
ものすごーくハマってた。
怖いわぁー。
正直、アートとパトリックの印象薄くなっちゃってます。
お話し的には、ちょっと何が言いたかったのか、良く判らなかったです。
時代もあっちゃこっちゃで、
三人の髪型や髭などの容姿の変化でがんばって理解するように務めたけど、
ちょっとこんがらがり気味でした…。
女に振り回され、男の友情にヒビが入るというあるあるなのかと思いきや、
ラストの試合のシーン、
二人にしか判らない言葉を使わない伝言で、
ニヤッとして、白熱のボレー合戦の末に、抱き合って…
結局、男の友情(それとも愛情?)の方が勝ったってこと???
で、タシ・ダンカンはテニスに燃える男たちに、萌える女子ってこと???
まっ、ゼンディヤの抜群のスタイルを目いっぱい拝めたので良しとしよう!
なんか、彼女を観てるだけでテンション上がりました!!
固定概念をぶち壊し狂気で楽しませてくれる。これはクラブかも。
痺れる映画。高揚感、中毒性のある音楽。理解されないような価値観の行動。
それでも見終わった後の爽快感がすごい。
メインとなる試合の状況から過去に遡って、それぞれの背景が描かれていく構成。
少し背景の描き方が冗長な印象はあったが、それ以上の狂気が待っていた。
愛とは他人には理解できないもの。
増しては、当事者同士にも、なんなら自分自身でも理解できないもの。なのかもしれないと思わされた。
複雑さと魅力の狭間で揺れる物語
レイトショーで見たら途中から眠くなってしまった。
●独特な物語構造と演出
本作では時間軸を行き来する独特な構造によって、アート、パトリック、タシの3人の関係性が徐々に明らかになっていく。この手法は、彼らの友情と恋愛の変遷が単純なものではなかったという印象を鑑賞者に与えている。しかし、時間軸の行き来がわかりづらく、混乱を招くこともあった。
全体として、単純な物語を複雑に見せようとしているため、ストーリーの理解を難しくしている点があげられる。スポーツと人間関係のメタファーを追求するあまり、キャラクターそのものの深掘りが不足している点も気になった。
例えば、タシの野心や、アートの自信の欠如、パトリックの挫折感などが、もう少し掘り下げて描かれていれば、より共感できたかもしれない。
音楽面では、テクノ調のサウンドトラックが印象的で、テニスの緊張感を表現するのに効果的な役割を発揮していたように思う。しかし、後半になるにつれて音楽の使用が過剰に感じられ、やや飽きてしまったようにも感じた。
これらの要素が相まって、全体としては野心的な試みではあったものの、その複雑さゆえに眠くなってしまったように思う。
エロチシズム溢れた人間ドラマ
ゼンデイア見たさに鑑賞。
彼女の肉体美と優雅さが存分に堪能出来てそれだけでも満足したが、人間ドラマが予想以上に良かったのが驚きの嬉しさ。
エンドロールで知ったのが「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督作。
納得の濃密なドラマだった。
特に映画史に残るであろう濃密な3Pキスは圧巻で、これがあってこの映画のテーマが見事に生み出された。
テニスシーンも圧巻でプロテニスプレーヤーの動きに俳優の身体をCGで作り上げたのか?それとも本当にプレーしてるのか?プレーそのものがセックスを思わせるエロチシズムで溢れている。
セリフに頼らない動きでドラマを見せる高等な映画術が痺れる。
来年のアカデミー脚本賞にノミネートされそうです。
ひたすらにアッパーで楽しいテニス界隈の愛憎劇
どういう企画の成り立ちかよくわからないけど、テニスプレイヤーの男と男と女の10何年間かに渡る愛憎ゲームみたいなのをハイスピードでキメキメの絵にトレント・レズナーもまたアッパーな音楽で応え、男たちは情けなく、バカっぽく、そしてかっこよくて面白かった。もう言うことない。本来映画なんてこういう風俗を楽しんでればいいようなもん、という代表的な映画。
しかしさすがデンゼイヤプロデュースだけあって魅せどころというか、魅せますよ、というアプローチが素晴らしい。しかし、そうか、131分あったか。とすると少し長いな。
テニスを通じて大切な友情や愛情を表現した感じの作品。 本年度ベスト級。
序盤から良くわからない展開(笑)
途中から、本作は幼馴染みの親友のパトリックとアートのある試合の決勝戦を全編に映し出す中、この2人に加え天才女子テニスプレーヤー、タシの3人の10年以上に渡る友情や愛情の出来事を表現した感じの作品だった。
そんな事もあってなのか途中で寝落ちする失態(汗)
いつ結婚したのかも解らず(笑)
これから鑑賞予定の方は上述の展開の作品と認識して鑑賞した方が面白さは倍増する感じ。
本作で印象に残ったのはテニスの試合のシーン。
軽快な音楽の中、迫力ある試合の映像が素晴らしかった!
テニスボールが自分の顔に直撃しそうな感じや、自分がテニスボールになった感じが新鮮(笑)
タシを演じたゼンデイヤさんが美しかった!
彼女を全面に打ち出した作品だった感じ。
男性陣は彼女の引き立て役に徹しているかと思いきやのラストシーンに本作の満足度は急上昇!!
ラストで全てを持って行かれた感じ(笑)
序盤の良くわからない感じもラストで本作の満足度は爆上がり(笑)
日本人ではあり得ない様なストーリー。
非日常の世界を体感させてくれた作品だった感じでした( ´∀`)
全67件中、1~20件目を表示