チャレンジャーズのレビュー・感想・評価
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Anti-Sports Film with Winning Soundtrack
Luca Guadagnino has demonstrates once again he can turn a love story out of the most unlikely circumstances. With three months of professional training, the actors' tennis skills are genuine enough to sell the story. Trent Reznor and Atticus Ross' pumping soundtrack carry the film in a way that's as fashionable as its three-way romance. Sure to arouse desire even for those who don't enjoy sports.
凄く「行ったり、来たり」する駆け引き映画。 付き合う相手も、時代も...
凄く「行ったり、来たり」する駆け引き映画。
付き合う相手も、時代も、試合観戦者の首やボールも行ったり来たり。
カメラアングルが細かく動き、BGMが大袈裟にもり立てる。撮影の特殊効果を「これでもか」と多様する不思議な演出で主要登場人物は3人。画面の動きが「少しやり過ぎか?!」と思う反面、観てて飽きさせないハイテンション効果だ。
音楽担当のトレント・レズナーとアティカス・ロスのコンビは『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』『WAVES/ウェイブス』『ゴーン・ガール』『ボーンズ アンド オール』などの多くの映画音楽で評価された天才二人組。
『パスト ライブス/再会』で監督デビューしたセリーヌ・ソンの旦那さん ジャスティン・クリツケスが今作『チャレンジャーズ』で脚本デビュー。
音楽最高!でもストーリーは正直イマイチ。テニス脳ビッチにヘドが出る!
冒頭の音楽マジ神! トレント・レズナー&アッティカス・ロスに土下座!
まずね、冒頭から音楽が最高なんですよ! トレント・レズナー&アッティカス・ロスって誰だよ!って思った人もいると思うんですけど、映画音楽界の重鎮コンビらしいです。マジで土下座レベル。
メリハリのある音楽の使い方で高揚感を演出している点はマジで最高。クラブミュージック的な要素もあって、映像との相乗効果でアドレナリン出まくり。映画館で爆音で聴いたら、マジで漏らす自信ある。
ストーリーは…正直イマイチ。テニス脳ビッチにヘドが出る!
音楽はマジで神レベルなんだけど、ストーリーは…正直イマイチだったんですよね。永遠のライバルとのアツい熱戦は分かるんだけど、その間のテニス脳女の振る舞いが胸糞悪すぎて、何やねんって。
主人公の女性(テニス界のスター)が、元カレと今の旦那(元カレの親友)の間で揺れ動くみたいな話なんですけど、マジでどっちつかずな態度がイライラする。
「あたしってば、罪な女…」みたいな雰囲気を醸し出してるのが、鼻につくんですよね。いやいや、お前が一番悪いわ!ってツッコミたくなった。
2時間超えは長すぎ! もっと短くまとめてくれ!
まあ、時間は2時間超えですが、内容的にはもっと短くてもよかったかな。正直、中だるみする部分もあったし。
永遠のライバル対決をもっと熱く描くか、テニス脳女のクズっぷりを徹底的に描くか、どっちかに振り切った方が面白くなったんじゃないかなーって思いました。
まとめ:音楽は神! でも内容は…まあ、暇つぶしにはなるかな?
というわけで、映画『チャレンジャーズ』のレビューでした。
まあ、暇つぶしにはなるかな? くらいの作品でした。過度な期待は禁物ですぞ!
のために(テニスで)決闘する二人の男の物語
自分は「スポーツ」は観ないが「スポーツもの」は観るのは、そこに「人」が描かれるから。そして、スポーツ全般に疎い私は、当然、テニスに関しても「ラケットで球を打つスポーツ」であるということより難しいことは何も知らない。その結果、テニスの試合をメタファーにした駆け引きの部分は(画面に表示される点数の見方も含めて)正直よく分かっていないところも多い。
それでも一人の女と二人の男のラブ・トライアングルの微妙な駆け引きは理解できる。誰に感情移入しながら観るのかは恐らく観客によって違ってくるだろうし、場合によっては誰にも感情移入するのは無理という人もいると思われる。
紋切り型の不倫話として切り取ることも出来たかも知れないが、愛の在り方という概念の再定義を迫るかも知れない作品となっている。人は複数の人を愛することは出来ないのか?複数の子どもに同じように愛情を注ぐことと何が違うのか?「そんなことあり得ない」というのは従来の慣習に縛られ過ぎているからではないか?時代によって価値観も変化する。20〜30年前までは恋愛は異性としかあり得ないと思っている人が大半だったはずだが、現在ではずいぶんその概念も変わってきているはず。
えっ、そこが結末?というビックリも含めて色々考えながら(スポーツ好きな人はテニスの試合も楽しみながら)観てもらいたい。
不思議な映画
ゼンデイヤのハマり役
三角関係をとても官能的にスロウに描く
テニスボールになれる。
ルカとゼンデイヤ。
話題にもなったものの、Amazonだけにprimeで観るつもりで、しばらくリストに入れて、ようやく観た。
結果、何がおもろいのかサッパリだった。場外でのイロイロも陳腐だし、試合の所業たるやマナーもへったくれもない。
テニスとは人生?
事前情報でスルーしてて損した!
ゼンデイヤ
まどろっこし
グズグズ進まない展開に「早く終われよ」の気持ちが強くなりすぎ、最後の試合シーンもこんなにドキドキしないクライマックス見たことないってくらい平穏な気持ちで見れました。そもそも3人とも自分が悪いくせに怒ったり相手をなじったり、まっとうな人間ならどう見ていいか分からない映画です。タシがパトリックを毛嫌いする理由は?試合前に心乱れてケガしたから?でもそもそもケンカふっかけたの自分だぜ?しかも何ならアールがウソついてそそのかしたし、駆けつけたパトリックを追い返したのもアール。このあたりあら?何か話が合わないわね?って思わない?3人ともテニスしかしてない運動バカだから仕方ない?まあそもそもゼンデイヤ以外の男二人魅力なさ過ぎ。大して美しくないのは百歩譲っても、俳優なんだからなんかにじみ出る魅力ないわけ?ゴッズ・オウン・カントリーみたいな素朴なゲイ役ならいいよ、この映画に彼はダメだ。もう一人は見たことないけどとにかく薄い、人間味も顔も何もかもが薄い。ルカ・グァダニーノのゲイ臭が100%悪い方に傾きました。差別でないことを言っておきたいのはルカ・グァダニーノの今までの映画は大好きだし、ゴッズ・オウン・カントリーも大好きでした、しかしこれはすべてがチグハグ、彼が作るべき映画じゃなかったんだろうな。ラストもアートあれだけ取り乱してどうなるのかと思いきや、普通に試合してどうすんだよ、何が言いたいのかさっぱり分からん、近年稀に見る駄作でした。ゼンデイヤは結局グレイテスト・ショーマンくらいしか心に残る映画はないね、黙って歌手に戻ったほうが良いと思います、かわいいんだし。
情熱と舞台が見合ってない
タシの情熱。タシを愛し翻弄される2人の男。
10年に渡る愛。に対して、久しぶりに2人が対戦する舞台がショボく感じて、熱量はそんなものかい?と感じてしまった。
スポ根ものだとしたら、タシと結婚したアートは登り調子で、別れたもう1人は成績が落ちて行き、
だけど嫉妬かあるいはタシへの変わらぬ愛で、
再び勝ち上がり全米オープン決勝でタシを賭けてぶつかる。
これくらいやってくれると非常に分かりやすく見応えが
あったのだけど、そんな擦られた手法は古いのかな?
これが新しいリアルな10年に渡る愛の形なのか、
ボクには分からなかった。
特にパトリックの嫌らしいじっとりとした視線と、
嫌味たらしい実力と成績が伴ってないのに自信家の
笑顔が気持ち悪くて、コイツの良さを教えてくれよ
と思った。
アートはアートでトップテニスプレイヤーになったのかも
しれないけど、タシの前では弱々しく自分で行動を決められない子どものままで、こいつもまた魅力がなかった。
ただ、三通りの2人きりになった時の何が起こりそうな怪しげな空気感と雰囲気は「君の名前で僕を呼んで」の監督と言う事でなるほどと思いました。
ラストのテニスの試合のシーンは
スローモーション使い過ぎてスゴい怠く、
今まで時間軸をバラバラにして、
ボクには分かりづらい演出だったけど、
3人の関係性を緻密に繊細に機微を描いて来たのに、
ラストカットで急に大雑把で派手なスポ根テニス映画でも
ここまではやらんだろ!と言う演出で、
今までの物語はここで笑わすためのフリで
コメディだったのか?と思っちゃいました。
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