チャレンジャーズのレビュー・感想・評価
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ゼンディヤの破壊力ハンパない!
ゼンディヤ目当ての鑑賞だったので、思う存分堪能いたしました。
破壊力ハンパない。
タシ・ダンカン、
気強そうな、イヤ、ホンマに強い女性だったな。
ものすごーくハマってた。
怖いわぁー。
正直、アートとパトリックの印象薄くなっちゃってます。
お話し的には、ちょっと何が言いたかったのか、良く判らなかったです。
時代もあっちゃこっちゃで、
三人の髪型や髭などの容姿の変化でがんばって理解するように務めたけど、
ちょっとこんがらがり気味でした…。
女に振り回され、男の友情にヒビが入るというあるあるなのかと思いきや、
ラストの試合のシーン、
二人にしか判らない言葉を使わない伝言で、
ニヤッとして、白熱のボレー合戦の末に、抱き合って…
結局、男の友情(それとも愛情?)の方が勝ったってこと???
で、タシ・ダンカンはテニスに燃える男たちに、萌える女子ってこと???
まっ、ゼンディヤの抜群のスタイルを目いっぱい拝めたので良しとしよう!
なんか、彼女を観てるだけでテンション上がりました!!
固定概念をぶち壊し狂気で楽しませてくれる。これはクラブかも。
痺れる映画。高揚感、中毒性のある音楽。理解されないような価値観の行動。
それでも見終わった後の爽快感がすごい。
メインとなる試合の状況から過去に遡って、それぞれの背景が描かれていく構成。
少し背景の描き方が冗長な印象はあったが、それ以上の狂気が待っていた。
愛とは他人には理解できないもの。
増しては、当事者同士にも、なんなら自分自身でも理解できないもの。なのかもしれないと思わされた。
三角関係
音楽やカメラワークを駆使し、飽きさせることなく駆け抜けた表現方法は見事でテニスのラリーの如く疾走感が凄かった。
観客席から試合を見ていたタシは
2人の人生すらも観客席から見ていたのか。
彼女はどこまでいってもテニスには一途だが
男たちにはどこか曖昧で不誠実。
タシとアートとパトリックの三角関係というよりは、タシとアート&パトリックとテニスとの三角関係のような印象を受けた。
試合終盤
サーブを打つ時「ヤッた」のサインをいつ出すのか?アートは八百長をするのか?
最後までスピードを緩めさせない工夫がみえた。
そのサインを見たあとにアイスからファイヤーに変わったアートが深く印象に残った。
複雑さと魅力の狭間で揺れる物語
レイトショーで見たら途中から眠くなってしまった。
●独特な物語構造と演出
本作では時間軸を行き来する独特な構造によって、アート、パトリック、タシの3人の関係性が徐々に明らかになっていく。この手法は、彼らの友情と恋愛の変遷が単純なものではなかったという印象を鑑賞者に与えている。しかし、時間軸の行き来がわかりづらく、混乱を招くこともあった。
全体として、単純な物語を複雑に見せようとしているため、ストーリーの理解を難しくしている点があげられる。スポーツと人間関係のメタファーを追求するあまり、キャラクターそのものの深掘りが不足している点も気になった。
例えば、タシの野心や、アートの自信の欠如、パトリックの挫折感などが、もう少し掘り下げて描かれていれば、より共感できたかもしれない。
音楽面では、テクノ調のサウンドトラックが印象的で、テニスの緊張感を表現するのに効果的な役割を発揮していたように思う。しかし、後半になるにつれて音楽の使用が過剰に感じられ、やや飽きてしまったようにも感じた。
これらの要素が相まって、全体としては野心的な試みではあったものの、その複雑さゆえに眠くなってしまったように思う。
エロチシズム溢れた人間ドラマ
ゼンデイア見たさに鑑賞。
彼女の肉体美と優雅さが存分に堪能出来てそれだけでも満足したが、人間ドラマが予想以上に良かったのが驚きの嬉しさ。
エンドロールで知ったのが「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督作。
納得の濃密なドラマだった。
特に映画史に残るであろう濃密な3Pキスは圧巻で、これがあってこの映画のテーマが見事に生み出された。
テニスシーンも圧巻でプロテニスプレーヤーの動きに俳優の身体をCGで作り上げたのか?それとも本当にプレーしてるのか?プレーそのものがセックスを思わせるエロチシズムで溢れている。
セリフに頼らない動きでドラマを見せる高等な映画術が痺れる。
来年のアカデミー脚本賞にノミネートされそうです。
ひたすらにアッパーで楽しいテニス界隈の愛憎劇
どういう企画の成り立ちかよくわからないけど、テニスプレイヤーの男と男と女の10何年間かに渡る愛憎ゲームみたいなのをハイスピードでキメキメの絵にトレント・レズナーもまたアッパーな音楽で応え、男たちは情けなく、バカっぽく、そしてかっこよくて面白かった。もう言うことない。本来映画なんてこういう風俗を楽しんでればいいようなもん、という代表的な映画。
しかしさすがデンゼイヤプロデュースだけあって魅せどころというか、魅せますよ、というアプローチが素晴らしい。しかし、そうか、131分あったか。とすると少し長いな。
凝った構成がいい感じ。
字幕翻訳は愛しの松浦美奈さん。
ゼンデイヤも、マイク・ファイスト(スピルバーグのウエストサイドストーリーのリフ役)も、よかった。が、一番印象強かったのは、ジョシュ・オコナーだった。だって帰らない日曜日の彼でしょ?ドラマ・the crownのチャールズ皇太子でしょ?ブリティッシュアクセントの貴族役しか観てなかったからさぁ。
アメリカのやさぐれたテニス選手で、お金ないけどナニがビッグで女にモテるなんて、ギャップあり過ぎよー。宿なしで臭そうなのに嗅ぎたくなるわぁと、性的客体として勝手に消費しました。
2019年のあるテニスの試合を通じて、タシとアートとパトリックの過去を13年前から時系列混ぜこぜかつ細切れで出してゆく、凝った構成です。タシの髪型で時代を見分けました。
タシはアートもパトリックも愛してはない気がした。彼女が愛したのはテニス。あとパトリックとアートの絡みに興奮したのもあるような。BLを愛でる的な。精神的な愛ではなく、アートとパトリック2人の関係を、彼らそれぞれを性的に消費はしてたと思う。女だって愛を伴わないエロスがあるってことを表現していると思った。
パトリックとアートは、テニスもタシも多分愛したのはけど、なんかそれ以上にお互いを愛しているのでは?と思った。
パトリックのサーブのフォームがなかなか珍しい(腕上げたところから構えてた)と思ってたら、第3セット、ブレイクされたら負けるゲームで、アートにだけ分かる「(タシと)ヤッたよ」サインを送る時に、あの珍しいフォームが生きてきて、おおって思った。
ロエベのI told yaってTシャツが、この映画のおかげでバズってるらしいね。40000円だって。誰か買って。ジョナサン・アンダーソンの衣装良かった。アートのUNIQLOウエアも良かった!
最近は見れてないけど、テニスは見るのが好きなスポーツのひとつなので、テニスシーンもなかなかに迫力あって、良かったです。
テニスを通じて大切な友情や愛情を表現した感じの作品。 本年度ベスト級。
序盤から良くわからない展開(笑)
途中から、本作は幼馴染みの親友のパトリックとアートのある試合の決勝戦を全編に映し出す中、この2人に加え天才女子テニスプレーヤー、タシの3人の10年以上に渡る友情や愛情の出来事を表現した感じの作品だった。
そんな事もあってなのか途中で寝落ちする失態(汗)
いつ結婚したのかも解らず(笑)
これから鑑賞予定の方は上述の展開の作品と認識して鑑賞した方が面白さは倍増する感じ。
本作で印象に残ったのはテニスの試合のシーン。
軽快な音楽の中、迫力ある試合の映像が素晴らしかった!
テニスボールが自分の顔に直撃しそうな感じや、自分がテニスボールになった感じが新鮮(笑)
タシを演じたゼンデイヤさんが美しかった!
彼女を全面に打ち出した作品だった感じ。
男性陣は彼女の引き立て役に徹しているかと思いきやのラストシーンに本作の満足度は急上昇!!
ラストで全てを持って行かれた感じ(笑)
序盤の良くわからない感じもラストで本作の満足度は爆上がり(笑)
日本人ではあり得ない様なストーリー。
非日常の世界を体感させてくれた作品だった感じでした( ´∀`)
「3P...チャレンジャーズ」 \\(^Q^)°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°(^Q^)//
暇つぶしで見たけど 結構面白かったわ。
タシの Bclassが透けて見えたり 揺れたりして
ラストの試合は どーなるのか ハラハラしてたら
?(・o・)? ど.....どーゆーことかな??で
終わってしまって ちと残念。
結局彼女の ダブルフォルトで「乱れ勝ち」ってことかもね。
激しい打ち合いは 目が回りそうで つぶってました。
( >_< )/
ホントの愛?友情?
トップテニスプレイヤーとして活躍しているタシ・ダンカン(女)と、そのタシ・ダンカンに憧れる、テニスプレイヤーのアートとパトリック男2人の話。
試合中の怪我で選手生命を絶たれてしまったタシ・ダンカンと、遊び人でタシと体の相性のいいパトリックと、テニス指導をしてもらい後に結婚した生真面目で一途なアートのストーリー。
とりあえず人の性格は幾つになっても変わらないのか私生活、女にだらしないパトリックと、結婚し子供も出来ても男にだらしないタシ・ダンカン、「アートを勝たせて!」と八百長試合持ち掛けて…、八百長試合を成功させる為に抱かれた展開にはガッカリ。
アートも八百長感察して、それなりに対応しながらも試合してたけど…、1人の女性を巡り不仲になってしまったが二人が仲良く抱き合って決めた感じで終わったけれどタシとパトリックの関係性がね~
あと、何度もあった過去を振り返る何年前とか週初めとか分かりづらいし、ラストの八百長試合には時間を感じてしまったかな…、試合前の八百長持ち掛けとダメな関係性で。
サインはV 😎
みどころはジョシュ・オコナーのヨレヨレのユニクロのボクサーパンツ(アンダーウェア)みたいなテニスウエアーかな。試合中にアレがポロリしちゃわないか?
靴もヨレヨレ。
決勝の前の日にサウナ入って、嵐の晩にカー◯ックスして、炎天下で熱中症になりながら···
第4セットのマッチポイントのサーブ。あんなのあり?
9頭身のセンデイヤは魅力的。足長〜い。あの足に絡まれた〜い🤩
ジョシュ・オコナーの映画はゴッズ・オウン・カントリー、帰らない日曜日に続き、3作目。相変わらず魅力的。自慢のアレには残念ながら強力ボカシ。
Deuce
今作を観終わった、というか観ている途中に出てきた感想がジャンプやマガジンで稀に出てくるこのエピソード限り、続きは一つも予想できない、というか作者が書くつもりのない闘魂注入鞭が飛ぶ、そんな読み切りを読んでいるみたいだなと思いました。
現在進行形で試合の様子を送りつつも、タシとアートとパトリックとの出会いを描いたり、恋に落ちる様子、身体を交わす様子、複雑な関係性、選手とコーチ、選手と選手、コーチと敵というシンプルながらも奥が深い絡みが見応え抜群で、スクリーンに釘付けになりっぱなしでした。
学生時代に出会った3人それぞれが恋に落ちる、というかアートとパトリックがタシにめっちゃ惹かれて、ホテルなんかに誘っちゃったりと年頃の男の子っぷりを見せつけてきます。
そしたらタシがまぁ上手いこと誘惑してくるもんですから、アートとパトリックがタシの横に陣取って、濃厚なキスをして体もサワサワしちゃって、でもタシの宥め方が抜群に上手いのもあって、本番手前で終わって焦らす、しかもこれを10年単位でやってのける物語自体のスタートラインだった構造に物語が進んでいくごとに震わされました。
日常描写ではタシに上手いことやられているアートの姿が印象的で、決して尻に敷かれているわけでもないのに、頭の上がらない感じはコーチと選手との関係性からなのか、この人に逆らったらアカンという本能からなのか、どっちとも取れるし、それ以外の何かかもしれない感じが好みでした。
主観視点、ボール視点、頭上からのショットでお送りするテニスの試合は見応え抜群で、ぐわんぐわん動き回るカメラワークにこれでもかってくらい興奮しましたし、どうやって撮ったのかという裏側も気になりました。
ラストシーンが素晴らしい作品が最近多いんですが、今作も例外に漏れず素晴らしく、止まらぬラリー、流れる汗、油断なんかしたら一瞬で負けが決まってしまう極限状態から繰り広げられるコート全面を使った白熱の試合風景、試合シーン自体特別多いわけでは無いのに、このラストだけでもスポ根ものをたっぷり味わったような感覚に陥りました。
最後のウイニングショットで2人が抱き合い、観客が湧き、タシが叫んだ勢いのまま終わる、思わず映画の中の観客と一緒に立ち上がりたくなるくらいワクワクドキドキさせてもらいました。
テニスのルールはざっくりとしか知らないので、ちょくちょくそのサーブは試しで打っていいやつなんだとか思ったり、あと現実でもちょくちょく見るんですが、なんでテニス選手はいの一番にラケットぶっ壊すんだろうなぁとモヤっとはしましたが、映画全体を通して見ると些細なもんだなと思いました。
ここから一気にギアが入りますよと言わんばかりに音楽でテンションを上げてくれるのも最高で、気持ちを入れたい時に今作の音楽を聴いたらエンジンかかりまくるだろうなと思いました。
メイン3人の演技がそれはそれは素晴らしく、特にゼンデイヤはスパイダーマンのMJでのイメージのまま止まっていたので(DUNEはありつつも)、ここまで欲の強い女性を演じれるのかという点に驚かされました。
ジョシュ・オコナーのやさぐれた感じも、マイク・ファイストの頼りなさげな感じも、試合シーンや日常シーンにうまく繋がっていくもんですから下を巻きっぱなしでした。
テニスを通しての関係性やコミュニケーションをここまで映画として成り立たせる手腕にあっぱれですし、良い意味で思っていたものとは違うものを観れた感動がそこにありました。
映画館で観れて良かったな〜と改めて思いました。もっと上映館増えてけろ〜。
鑑賞日 6/17
鑑賞時間 15:20〜17:45
座席 I-7
友情愛情
常人には理解できない友情と愛情の攻め合い。
時系列の挟み方は斬新。
音楽が所々上がる感じで良い!
魔性の女だが真を通しているのがまたいい。
終わり方はこれでいいのか?となった
ゼンデイヤの存在感!
悪女を挟んだ男女の三角関係を描く。
滑稽にも取れる内容を絶妙な駆け引きやバランス、ゼンデイヤの存在感で押し切った良作だった。
●とにかくゼンデイヤの存在感が作品に説得力と魅力をもたらしている。
ただのお色気悪女に写ったらすべてが水の泡になる内容だ。そこをあの憂いの眼差し、時
に攻撃的な視線、肉感で観客を納得させてしまう。
彼女が単純に男を手球に取るキャラクターだったら、こうも魅力的に映らない。
ひたすらテニスのために全存在を追い求める。ゆえに何を求めているのか明確にわからな
い。どちらの男性に気があるのか?そもそもどちらも求めていないのか?
複雑なのに強烈にシンプルに映る女性を表現したゼンデイヤには脱帽。
●男たちもいい。嫉妬に狂う心情をただ発散するわけでもない。恋愛と友情に揺れ動く感情
を見事に演じている。
●オナニーのバカ話から3人のキス、気づくと男二人でキスして煙にまかれて…。このやり
とりひとつとってもセンスがいい。
●映像センスもいい。撮り方が変わっているだけでなく、人物の心情を追うことを忘れてい
ない。
ラストでヒロインはどちらかの男を選ぶのか?あるいは男たちが彼女を捨てるのか?
3人の結びつきを説明ではなくまさにド直球で映像で押し切ったのが素晴らしい。
●音楽もいい。音楽なのに不協和音に聞こえる。ゴダールのソニマージュのリスペクトかな?
この監督、毎回、変わってるけど面白いなぁ・
意外にもテニスに対して熱かった!
ゼンデイヤという女優があまり好きではない。トム・ホランドのスパイダーマンも、ヴィルヌーヴのDUNEもヒロインがあまり魅力的に感じなかった。好きじゃないタイプの顔なんだと思う。だから、本作も観るのに少し躊躇してしまった。ガッツリ彼女の主演だから。
でも、予告編を観て抱いたイメージとはかなり違って、ゼンデイヤ演じるタシは、2人の男性をもてあそぶ天才テニスプレイヤーではなく、テニスに真摯に向き合い、テニスの高みを追い求める女性だった。
だからなのか、ちゃんとテニスのシーンが多めになっていたし、その試合の描き方もいろんな工夫がされていてなかなか迫力があった。ただ、実際にボールを打ち合うことはできないからCGになるのは仕方ないが、あのボールの行き来では実際のラリーとの違いを感じてしまう。
それでも、時系列を入れ替えて徐々に3人の関係が浮かび上がってくる脚本はなかなか面白かったし、テニスに対する熱さを感じる物語だった。あまり好きではないゼンデイヤでも、少し魅力的に見えてくる不思議。あまり期待していなかったけど、スリリングな展開を最後まで楽しむことができた。意外と掘り出し物だ。
ストーリーラインは面白かった。ずっと下世話だし、ホテルで2人を囲ん...
ストーリーラインは面白かった。ずっと下世話だし、ホテルで2人を囲んでの主人公の攻防に持ち込む様にはすごくわくわくした。テニスボールの中にカメラを仕込んだかの様な映像は迫力があった。
ライアーゲーム紛いの劇伴のセンスが僕には合わなかったのと、スローモーションの使い方があまりにも多くて、特にラストシーンには疾走感を『カモーーンン!!!』と求めてしまった。
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