死霊館のシスター 呪いの秘密のレビュー・感想・評価
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がんヴァラク!
出し惜しみなく早々に話を進めてくれて、おーー!ってなるオープニング。
ヴァラクさんガンガン出ます。
ただ、全体的に話が投げっぱなし感が強くて死霊館ユニバースもエンタメだなぁとしみじみ。
かわいいシスターアイリーンちゃん。
いくら前作でがんばったとはいえ、彼女1人に丸投げとか枢機卿とやらはそんな無慈悲な方なのか。
せめて神父さんつけてあげてよ。
悪魔祓いは神父の仕事ではないだろうか…
強めにポルターガイストをたくさん起こしてくれるのは楽しいので良かったけど、聖ルチアの目とか言われてもキリスト教信者ではないのでわからない。
こちとら、盆暮正月クリスマスバレンタインハロウィンを楽しむ無神論者なので細ぇことはわからんのよ。
そしてフレンチは最終的にウォーレン夫婦のとこで研究材料になることが前作でわかってて、あー!そこで繋がるのね!って納得していた私には観る前からこれは絶対蛇足的ストーリーだと思って観てたので、最後に助かった風だったけど、そんなことナイナイ。
アイリーンちゃんの特殊能力だけに焦点を当ててたような感が否めない。
最初に出てきた少年は?とかフレンチを木の棒(レベル1の装備)一発で気絶させるとか、謎のヤギ人間とかどこ行った?ヤギと悪魔って繋がってる扱いなのは分かるけど。
さらにデブラどこ行った?校長?
入れないようにしていた礼拝堂に生徒たちを避難させるとかどうなってんだ。ソフィーちゃんの行動も良くわかんない。みんな逃げまくり。
とにかく、ヴァラクさんががんばってポルターガイストを起こして楽しかったという感想くらい。
あと、学校って設定も良かった。
個人的にはウォーレン夫婦は胡散臭さも含めて大好きなので最後にちこっと出てきてくれて嬉しかった。
信心
朽ちた修道院とかなかなかにいい雰囲気。
どうやら続編らしく、前作は見ていないが、前作との関わりが深い構成にもなっていて脚本的にはなかなかに立て込んでた。
主人公が聖人なんちゃらの末裔らしく、淡い恋心を描いているのも良かったかなぁ。怖いって印象が柔らぐ感じ。
さて、死霊館シリーズだけど、1作目は舞台が現代でニューヨークだったような覚えがある。実話ベースって触れ込みだったかな。その頃から思えばなんだかアトラクション要素が強くなってるような印象。ラストに至り山羊の悪魔と追っかけっこするのだけれど物語的にはあんま必然性を感じない。
つまりはあまり怖くはない。
ただ、全編に渡り「悪魔の囁き」というか、人間の恐怖に漬け込むって描き方は良かったように思う。
日常のほんの些細なところにも存在するかのような。
古都を歩く修道士ってだけでも雰囲気は抜群。
後半のアトラクション要素が少なかった方が俺的には好みではあるのだが…まぁシリーズ故のジレンマかもしれない。
ワインがキーアイテムであるのだけれど、悪魔を焼く聖なる血は、もっと赤くても良かったような気がする。
悪魔のシスターの呪職
“死霊館ユニバース”通算9作目。
2013年にスタートして以来、本家やらスピンオフやらコンスタントに作られ続けているが、ランダムに時系列もバラバラで、時々今回は何だっけ?…とも。
今回は悪魔の激怖シスター“ヴァラク”のスピンオフ第2弾。
実話ベースでじわじわ恐怖を煽る本家に対し、ヴァラクさん(アナベルちゃんもだけど)は創作で視覚的な恐怖演出。
顔面凶器なのだからその売りでやるのは悪くないんだけど、前作は全体的にホラー・アトラクション風で、エンタメとしては面白いが、氾濫するB級ホラーの類いになってしまったのが惜しい所。
さて、今回は…?
今回も“期待通り”のヴァラクさん。
暗闇の中や背後に。少し離れた所に。何だか前作以上に出たがり。
突然大音響と共に、ワッ!…と。サービス精神もたっぷり。
壁に貼られた本がパラパラめくり、やがてそれがヴァラクの姿を形作るシーンは秀逸。
クライマックスは悪魔と言うよりもはやモンスター級のインパクト。超能“魔”力で主人公たちを襲撃するド派手さと荒業。
メチャクチャ怖いってほどじゃないけど、何だかんだ怖楽しませてくれるヴァラクさん。
話は…
1956年。フランスのとある教会で神父の謎の怪死事件。それをきっかけにヨーロッパ各地で同様の怪死事件が頻発する。
全ての発端はあのルーマニアの修道院での事件。そこで“悪魔”と対峙したシスター・アイリーンに再び調査依頼が…。
調査の過程である寄宿学校に辿り着く。そこには前回共にヴァラクと対峙したモリースがいた…。
前作からの直接的な続編と言うより、別場所で起きた事件。
でも前作の事件について触れられ、アイリーンやモリースも続投。
アイリーンの特殊能力って何だっけ…?
モリースって誰だっけ…?
前作はもう5年前で、その間“アナベル3”や“本家3”が挟み、ちとド忘れ…。見ていく内に少しずつ思い出してきたけど。
ルーマニアでの経験が見込まれて、枢機卿や教会から直々に調査を依頼され、すっかり“修道女探偵”に。とは言え前回はバーク神父がいたが、今回は一人で。
そのバーク神父、(コレラで)死んだという事になっていてびっくり! しかも台詞でたった一言。お払い箱かよ!
同じ修道院のシスター・デブラが同行。修道院でも問題児で、パートナーと言うより勝手に連いてきて…。
モリースも思い出した。前回の案内人。
前作のラストでヴァラクに取り憑かれ…。
その後どうなった…?
寄宿学校で雑用の仕事。教師である母親、いじめを受けているその娘と交流を深めている。
娘は時折ヴァラクの存在を見る。
モリースも時々異変。ヴァラクが…。
各地であった怪死事件。いずれにもモリースが使用人としていた。
彼が事件を起こしている…いや、彼に取り憑いたヴァラクによって起こされている。
アイリーンにとってモリースは命の恩人。
アイリーンはある時夢の中でモリースから助けを求められる。
彼が助けを求めている…。彼を助けたい…。
が、ヴァラクは必ず倒さなければならない。取り憑いた人間すら犠牲にしてまで…。
そんな二人の再会。
モリースの苦しみ。
仄かに進展を思わせるモリースと母娘。
ヴァラクはモリースを操って“何か”を探している。
その“何か”とは…?
アイリーンはモリースを救う事が出来るか…?
再びの対峙。今度こそ、ヴァラクを葬り去る事が出来るか…?
正直前作はユニバースの中でもビミョーな方。
今回もシスター・デブラの存在がビミョーだったり(ポリコレ枠…?)、結局ラストはホラー映画と言うよりアクション&モンスターのアトラクション風になったりと、ユニバースの中で特別いいってほどじゃないが、全体的な雰囲気や恐怖演出も話の面白さもドラマ性も前作より向上。
呪いを増し、きっちり聖職ならぬ“呪職”をこなしてくれた悪魔のシスター、ヴァラクさん。
ラスト、一応は決着。
が、EDオマケ映像であの夫妻登場。
“本家2”とのリンクらしく、つまりヴァラクは…。
ヴァラクの呪いは続く…。
“死霊館ユニバース”の恐怖も続く…。
まあまあですね
字幕版 PG-12指定
2018年「死霊館のシスター」の続編
前作で「エンフィールド事件」に登場した「悪魔ヴァラク」の誕生を描き、修道女アイリーンとモリースで戦い鎮静させた後の話。
アイリーンとモリース役は続投してます。
「死霊館シリーズ」は私はとても好きで、全部観てます💕
怖さと言う点では、たいした事はないのですが、ストーリーがしっかりしてるので、面白いです。
今回も「ルチアの目」が重要となってきます。
聖ルチアとアイリーンの繋がりとか、なかなか面白かったです😊
日本人にはキリスト教とか聖書の話になると、本当にわかりにくくて、しっくりとこないので、ここら辺が日本人と海外の人との怖さの違いになってきてるような気がします。
悪魔よりも恐怖なのが、映画の中にめっちゃ出てくる「G」が鳥肌でした(笑)
後ろから来る悪魔から逃げるのか、前にいるGから逃げるのか、どっちを選ぶかって究極の選択だわ(笑)
マジでGのアップは無理です💦
怖さを求めてる人には向いてませんが、それなりに面白かったし、良かったですね。
ただ全体的に画面が暗いので、ちょっと見にくかったのが、残念でした。
まぁー雰囲気はいいんですけどね。
エンドロールの時の映像の雰囲気もとても好みでした💕
ラストの映像に出てきましたが、この映画の後に「エンフィールド事件」に繋がっていきます。
【4DX】エンタメ感がすごい!
シリーズは、一切見たことがなかったのですが、ホラー映画で4DXってアトラクション的にすごそう!と思い鑑賞しました。
ホラー苦手なんですが、洋ホラーは敵キャラがバケモノ寄りで怖くない傾向なので意外と大丈夫なんですよね。
結果、どちらも予想通りでした!!
ホラーのびっくりシーン全部で4DX演出が入るのでドキドキ感が倍増。
不意打ちが少ないのも怖いの苦手な私的にはよかったです。
けど、最初に少年がサッカーボール蹴ったときに不意打ち4DX作動したときは、心臓止まるかと思いました!
敵キャラも日本人的に全然怖くないルックスでよかったです!
ヤギの悪魔?とか、劇団四季みたいなやつがライトに照らされたとき笑っちゃいましたよね!
めっちゃ走ってくるし笑
洋ホラーの過剰演出、笑っちゃうんですよね。本能では一周回って防衛本能で笑ってるのかもしれませんが。
冒頭で神父の方がやられてしまうシーンとかヤギとかシスターの登場退場演出とか笑っちゃいました(本能では恐怖を感じている)。
シリーズものということなので他の作品(死霊館、キャッツ、ライオンキング等)も観てみようと思います!!
音でビビらすだけのお化け屋敷
なんだこのお化け屋敷感🤣
全然怖くないし
ジャンプスクエアもタイミングが
しっかりとわかるものだから
ホラー要素なしと言っても過言ではないでしょ🤣
予告はハラハラさせられたのになんだよ、もぉ🤣
人気だからって無理やりシリーズを
継続させるなんて金儲け主義はもう辞めてしまえ😫
つまらないものを作るな💢
そしてまだ続けようとされてますね。
また観ちゃうけど、頼む怖いの作って🙏
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ヴァラク
「死霊館のシスター 呪いの秘密」
前作でヴァラクが死んでいなかった!
モリースに密かに取り憑いていたのだ。
ルーマニアの土地から何かを目指して移動している、その目的とは。
マイケルチャペス監督、死霊館ユニバース3作目で
素晴らしく怖くて怖くて最高のホラー映画でした。
とにかく恐怖場面のオンパレード、
スタートから飛ばします。
今回は最多の女子たちの
キャーキャー‼️が観れます。
それが良い‼️
(スピンオフの中で『アナベル 死霊人形の誕生』が一番好きな)
あと傷付きます。(衝撃的な)
話も一件落着としてましたが
まだモーリスの中にヴァラクは一時冷凍睡眠に
入っただけかもですね。
あのウォーレン家廊下の場面は
なんで入れたんだろうか?
未来が見える的な?
エンドクレジットのウォーレン夫妻は
次回作へってことかな?
アイリーンとロレインは
(本人たち姉妹ですけど)
今後の繋がりはあるのか?
ドルビーシネマ推薦
まず、絶対にドルビーシネマにしてほしい!!
真っ暗なところが結構あって見えないと思うので!
あと、めっちゃ音が良いとめっちゃ驚く!
来るってわかってるのに驚く(笑)
最近で一番驚いたかもしれない!
映画の後しばらくずっとドキドキしちゃって現実に戻って来れなくなったよ(笑)
最後になるまでイマイチかなーと思っていたけど
ラストで伏線が回収されて
気持ちよく終わる事ができた
そして最近いつも泣かせてくるから
今回も泣いた(笑)
ちょいとフラれてしまったのが悲しかったけど
まあー仕方ない
そんな時もあるさ
そして最後またも夫婦が出てきたところで終わりとか
次回作予告してるやんけ!!
またあの夫婦観れるの楽しみすぎて最後ニヤニヤしてしまったよ!
怖さはマシてる。
作りも良い
CGも綺麗
On fire
前作を予習してから鑑賞。ホラーよりもミステリー色強めな作品でしたが、今作は一転して驚かせまくる楽しい楽しいホラーに仕上がっていました。しっかりビビらせてもらって、しっかり笑わせてもらいました。
序盤の神父が呪いによって一気に燃え盛るシーンはエグいスタートを切ってくれて良いもの始まりそう〜って感じでした。
前作で悪魔退治に一役買ったシスター・アイリーンが今作でも悪魔退治に出向かされるというなんとも大変なことを押し付けられていますが、今作ではそこまで活躍するわけではありませんでした。基本的には悪魔たちが大暴れする様に出くわしていくうちの1人といった感じなので、前作での成長や葛藤などは今作ではあまり感じられませんでした。
今回はシスター・ヴァラクはじめ悪魔たちが大盤振る舞いの如く暴れ回ってくれるので見応えがありました。前作で顔バレしているのを逆手に取って、色んなシチュエーションで思う存分表情を曝け出してくれて面白かったです。
暗いところからズンっと現れるのはもちろん、謎の本棚に全身像を映してからバーっと驚かしてくれたり、ビデオドロームみたいにパンストみたいな状態で出てくれたり、思った以上に躍動感満載で暴れ回ってくれたりと従来の悪魔とは全然違うアクティブさを兼ね備えてくれていました。
校長の姿をした悪魔の口から思いっきりゴキブリがダーッと出た時にはゾゾっとしました。ヤツが苦手な人には失神ものなんじゃないかってくらい出てるので要注意です。
ゲームに出てきそうなタイプの悪魔もしっかりと猪突猛進しながら暴れてくれます。とにかく突進して突き破ったり、全速力で追いかけたと思ったら、ドア越しに角を伸ばして少女の体を貫く(ちなみに少女が生きてるのか死んでるのかは分からなかった)変化技も見せてくれてお腹いっぱいでした。
全体的に程々の出血量を兼ね備えているのもまた良かったです。人体が引き裂かれるというレベルまではいきませんが、程よく痛いなって感じの痛みは伝わってきました。
終盤のシスター2人で祈ったらミラクルが起きてワインが滝のように噴き出て着火して大爆発手前くらいヴァラクが燃え上がっていました。祈ったらうまいことなるんだなくらいの印象だったので、結構雑にまくって終わらせちゃったなって感じでした。
なんやかんや元の日常に戻ってモリースも無事健康体になってめでたしめでたしとホラーとしては優しい終わり方になっていました。
エンドロール後、ウォーレン夫妻の元に依頼が…といったところで終わるのでこのまま新たな次回作へと繋げて世界観を広げてくれそうで楽しみです。死霊館ユニバースにまだまだ期待していきます。
鑑賞日 10/15
鑑賞時間 11:40〜13:40
座席 H-15
アトラクションとしては良いのでは
なんかシリーズの九作目(?)らしい。むこうの貞子的なやつなんかな…。
全く前作まで観てなかったのだが、予告編が面白そうだったので観てみた。あまり期待せず観たつもりなんだが、それでもやや物足りなさはあった。予告編の「面白そう!」を超える本編ってなかなかないものだな…。
こういうホラーものはそもそも定型的になりやすいものだと思うけど、この作品もお手本みたいにセオリーどおりに作ってます、って感じ。わかりやすくて安心感があるけど意外性がなくて薄味。
ホラー演出はまあまあ良かったと思う。幽霊の正体見たり枯れ尾花…、怖い怖いと思ってるとなんでも怖く見える、という生理的現象を逆手にとり、錯覚の怖いものが本物になってしまう、という面白さがある。
こういうマイルドなホラー演出はがテンポ良く出てくるので、お化け屋敷的というか、アトラクション的作品としてよくできてると思う。友達どうしとかカップルで観るのに良いのではないか。
雰囲気も良かった。古い寂れた教会とか、陰湿ないじめとか差別がある学校とか、ホラーの舞台としてぴったり。
ここが弱かったな、と思うのは、謎解き。最後に主人公が絶体絶命になり、どんでん返しでボスを倒す、というのがパターンだけど、どんでん返しと謎解きはセットになっている。
この作品では、ワインも信仰によって聖遺物であるキリストの血になる、ということと、主人公が聖人の子孫だった、というのがどんでん返しの仕掛けだった。
でも、ふーん、って感じで、なるほどそうきたかー、って感じにはならなかった。全体的にご都合主義で、はでに攻撃されたりするけどあまりダメージがなかったり(主人公サイド誰も死なないし)して、はらはら感がなかった。もう少し敵を倒す条件を厳密に限定した方が恐怖や絶望が増したし、どんでん返しのエッジも効くと思う。
なぜ敵の悪魔がシスターの姿なのか、教会は悪魔が嫌うはずなのになぜ教会に悪魔が出るのか、というのをぼんやり考えながら観ていた。
「信仰」って、日々の救いになるものだとは思うけど、絶対的な救い主である神を信じることと、自分が罪深い存在であることを自覚することは、表裏一体の関係で、切り離せないのではないか。
そして、神を疑う、信仰を否定する、という最大の(死ぬよりも怖い)罪を自分が犯してしまうのではないか、という恐怖を心の底に植え付けることになる。
悪魔とは、自分自身が神の冒涜者になってしまうかもしれない、という恐怖の象徴ではないか。だから、実は悪魔というのは信仰者にのみ存在するもので、だから教会に悪魔が出現するのではないか。
倒すべき悪魔もシスターで、自分自身もシスターである、というのは面白い。この物語はある意味で自分自身との戦いともいえる。僕がこのシリーズの物語の最後を描くとしたら、シスターヴァラクと主人公の和解をテーマにすると思う。
あともう一つこの映画のユニークなところは、男性のキャラがほとんど登場しないことだ。主要キャラがほとんど女性で、男性はそれこそひと昔前のヒーローものの、助けられるためだけに登場するヒロインみたいな役どころでしか登場しない。
アナ雪が大ヒットしたぐらいの頃から潮目が変わってきた気がする。
シスターヴァラクだけでいい。
前作をたまたまサブスクで見てシスターヴァラクの存在感と暴れっぷりが気に入って今作は劇場で鑑賞。
序盤の神父殺しに始まり目的地の学園やアイリーンの幻視(夢?)など要所要所で現れるなど出番が増えただけでなく最後は聖遺物を得て完全復活して大暴れするなど今作でも前作以上の存在感を遺憾なく発揮しててとても良かった。
ヒロインのアイリーンは続投の女優が綺麗なのはもちろんのこと鬼気迫る演技が凄くて線が細いながら芯の強いキャラを見事に演じ切ってた。違う女優だったら印象も全然違っただろうな。
その一方で前作の神父がコレラで死んだことになってるとハリウッド映画お約束の展開は残念。
また配達員と校長は殺したのにソフィーを虐めた同級生を殺さずじまいで、どうせなら一人一人殺していった方がシスターヴァラクの怖さも際立ったしすっきりもしたと思う。
一番駄目な点は山羊の悪魔で出す意味も必然性も無くて余計なキャラ出すならもっとシスターヴァラクに出番を割いて欲しかったな。
全米で三周連続1位になったから三回目の復活あるだろうけど三作ではヴァラク対アイリーンに徹して欲しい。
もっと怖さを…
前作の事件後のお話です。
フランスの教会で神父が火炙りにされる事件が発生します。
なかなか酷い死に方…
ハンガリーやオーストリアでも怪死事件が起きていました。
悪魔尼僧がルーマニアから西へ進んでいると予測でアイリーンが指名されました。
アイリーン達は悪魔の目的を調べ両目をえぐり出された聖ルチアに思い至ります。
一方、モリースはフランスの寄宿学校で使用人として働き教師のケイトとその娘ソフィと親しくなっていました。
校長は亡くなった我が子の声を聞き礼拝堂に誘われて死亡。
アイリーン達はヴァラクの目的は聖遺物である両目を入手し力を取り戻すことと突き止めます。
ヴァラクは前作で取り憑いて弱らせて思い通りに操り
聖ルチアの子孫を殺害しながら探していました。
到着したアイリーン達は悪魔化したモリースを気絶させ拘束。
アイリーンは聖遺物を発見しますが目覚めて抜け出したモリースに襲われます。
なんとか聖遺物を使ってモリースを倒しますが隙をみて奪われてしまいます。
アイリーンはデブラとの祈りと信仰でワインをキリストの血と信じてヴァラクを退治します!
エンドクレジットの途中に電話を受けるウォーレン夫妻の姿!
懐かしいですね😊
今作をもっと楽しむなら前回を必ず観ることをおすすめします!
じゃないと少しわかりづらいことが多い気がします…
今回の事件はアイリーンではなく悪魔祓いがすることではないのかな?
って思ってしまいました笑
怖かったですがもっと怖さ、恐怖が欲しかったです!
個人的には物足りない感じでした…
いろいろ作品みすぎて慣れたのかな…
ちょっとわからないこともありましたが面白かったです!
面白い映画をありがとうございました☺️
熟ぶどうと熟とまと。
シスター達が悪魔を退治する話。
1956年に起こった神父殺害事件から世界に悪が蔓延、特殊能力を持つシスターアイリーン、教会からの要請で事件の調査をする事になったアイリーンのストーリー。
ストーリーは何となく把握出来たんだけどちょっと分かりにくかった!多分私も眠かったってのもあるけど。
てか、2作目だったんですね!(笑)
Netflixに1作目あったと思ったので観る!
悪魔退治する側のシスター達、悪魔の闘牛的な奴が現れて以外と逃げ腰、てか逃げちゃう姿に大丈夫?って感じでした(笑)
学校に在籍する生徒役の女子達、みんな将来有望、綺麗、可愛い子が多かったような!
これぞまさしく「1秒の恐怖」
このシリーズは1秒後に「音バン」含めどうくるかわからないからドキドキするんだよね。
冒頭のボールからのワイン瓶のミスディレクションはお見事!
それにシスターアイリーンが顔美形な割に眉間のシワがホラー向きでいいんだよね。
雑誌がめくれてヴァラクになる演出も良かった。
基本音バンあるからそれでビクッとするんだけど、このシリーズでは許せる。過去1で怖かったなあ、個人的には。
だからクライマックス、モリースの姿が見えて追っかけてくれてる方がホッとする。ドキドキし過ぎて運動後みたいにはあはあしちゃってたから。
パーフェクト★5だと思ったんだよなあ。でもアイリーン追い込み過ぎちゃって助かり方がなんかアワアワしちゃった気がする。お母さん?見えるちから?聖遺物?なんかね。
でも、エンドロールも含めてワクワクしたから★5は当然かも。
観ててふと思ったんだけど、ウォーレン夫妻とシスターアイリーンのコラボはあるのかな?結構年代離れてるけどさ、あとマッケナグレースも出て欲しい。オールキャストで「ユニバース」をまとめるのはありかな。ホラーとしてちゃんと怖がらせるのは難しいけど。
今回は暗転が多いのも仕方ない。結構早めに怖い物の姿を映しておいて、
1秒後
バーン!
これ、ほんと怖い。
「ワンセコンドショック」だよね。
今年のホラーではベストかも!
はあー、怖かった
新たなユニバースヒーローの誕生
安定のホラーパート&アクションパート&サスペンス要素のバランス、そして今回はさらに人間ドラマとしての仕上がりも見事でした。
神を信じきれないシスター、子供がいじめに合う母娘と使用人の愛、シスターアイリーンの過去とモリースとの関係性。
様々な要素を絡めていて見応えがあるのですが、欲を言えば折角ここまで人間ドラマを絡めたのであればもう1シーンずつくらい深堀りしてほしかったですかね。
ただモリースと母娘は良く描けてたし、神を信じきれない友人シスターとの最後の「ワインと血」を伏線としたシークエンスも良かったです。
ヴァラクは既に顔バレしてるという続編の弱みを逆手にとって序盤からバンバンアクティブに登場するラスボス。新鮮でしたが得体の知れない恐さがあった前作やエンフィールド事件には純粋な恐怖としては劣ります。
その分アクションでガッツリ魅せてくれました。エンフィールド等でも見られた霊を手下として使うやり口ももうこの時からやってたんですね。
何よりシスターアイリーンは今回新たなユニバースのヒーローとして覚醒した感がありますね。バックボーンが描かれた事で魅力が倍増してました。
ウォーレン夫妻につぐユニバースヒーローとして今後の活躍に期待したいです。
結局このヴァラクの物語は死霊館、そしてエンフィールド事件へ繋がっていくのはファンなら周知だと思いますが、そこまでにまだ時間の空白があります。
モリースのその後やアイリーンの不思議な能力の謎、そしてヴァラクとの決着もまだついていない感じなので、これは是非続編を期待したいところですね。
個人的な予想では、アイリーンは最終的にロレインへと繋がっていくんじゃないかと勝手に思っています。
死霊館ユニバース、10年を経ても尚まだまだ今後の展開が楽しみです。
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