劇場公開日 2023年10月13日

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「【”聖遺物を求めて。そして、現れ出でたる禍々しきシスター”ヤッパリ、カトリックホラーは重厚感があって良いね。そして、(順番が逆だけれど)お母さんヴェラ・ファーミガが登場するのである。】」死霊館のシスター 呪いの秘密 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”聖遺物を求めて。そして、現れ出でたる禍々しきシスター”ヤッパリ、カトリックホラーは重厚感があって良いね。そして、(順番が逆だけれど)お母さんヴェラ・ファーミガが登場するのである。】

2025年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

幸せ

■1956年、フランス・タラスゴンの教会で老いた神父が焼き殺される事件が起こり、それをきっかけに、西に向けて凶事が続く。
 そんな中、母から受け継いだ能力を持つシスター・アイリーン(タイッサ・ファーミガ)は、バチカンの要請を受けて事件の調査を開始する。

◆感想

・ホラー映画は数々あれど、カトリックホラーは重厚感が在って好きである。勿論怖いけどね。

・今作も、「死霊館」シリーズの時系列では2番目の位置づけで、秀作「死霊館エンフィールド事件」に続いて行くのだが(ラストで、ウォーレン夫妻が登場する。勿論、ヴェラ・ファーミガラが奥さんね。)、後付けとは言え良く作ったなあ。

・今作で、モーリスに憑りついていたじゃじゃーんと登場するのは、最凶のシスター・ヴァラクなんだけど、ちょっと作り物っぽいんだよなあ。

・後は、序盤に結構な頻度で、ジャンプス・ケアが使われるんだけど、あの方法はそろそろ脱却した方が良いのではないかな、と少し思ったかな。

<けれども、今作は序盤からの教会のゴシック感や、元修道院の寄宿学校の作りなども、雰囲気がバッチリで、良いんだよねえ。
 次作が出るのなら、是非、ジャンプス・ケア少なめで、堂々と勝負してくれると、嬉しいな。じゃーね。>

NOBU
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