「シスターヴァラクだけでいい。」死霊館のシスター 呪いの秘密 いも男爵さんの映画レビュー(感想・評価)
シスターヴァラクだけでいい。
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前作をたまたまサブスクで見てシスターヴァラクの存在感と暴れっぷりが気に入って今作は劇場で鑑賞。
序盤の神父殺しに始まり目的地の学園やアイリーンの幻視(夢?)など要所要所で現れるなど出番が増えただけでなく最後は聖遺物を得て完全復活して大暴れするなど今作でも前作以上の存在感を遺憾なく発揮しててとても良かった。
ヒロインのアイリーンは続投の女優が綺麗なのはもちろんのこと鬼気迫る演技が凄くて線が細いながら芯の強いキャラを見事に演じ切ってた。違う女優だったら印象も全然違っただろうな。
その一方で前作の神父がコレラで死んだことになってるとハリウッド映画お約束の展開は残念。
また配達員と校長は殺したのにソフィーを虐めた同級生を殺さずじまいで、どうせなら一人一人殺していった方がシスターヴァラクの怖さも際立ったしすっきりもしたと思う。
一番駄目な点は山羊の悪魔で出す意味も必然性も無くて余計なキャラ出すならもっとシスターヴァラクに出番を割いて欲しかったな。
全米で三周連続1位になったから三回目の復活あるだろうけど三作ではヴァラク対アイリーンに徹して欲しい。
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