「悪霊超えて殺人鬼」死霊館のシスター 呪いの秘密 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
悪霊超えて殺人鬼
前作は主人公がシスターになることを決意したり、不可解な死を解明したりと、ホラーとしてはイマイチだったものの、ストーリーは割と面白かった。だが、本作は...。意外にもちゃんと続編だったけど、マジで怖くないしワクワクしない。予告あんなにヤバそうだったのにさ。
すっごい無理して続き作ってる感じがしてならない。そこまでしてユニバースを広げようとしなくても。冒頭がピークで、そこからひたすら下り坂。前作のアイリーンはいいキャラしてたのに、本作は...なにこれ。アイリーンだけでなく、登場人物全員好きになれない。設定も何もかも、なんでそんなに雑なんだよ。前作あんなに真面目に作ってなのに、どうしたんだよ。
ホラーは古典的なことしかしないし、予告以上のことはあんまり起こらない。しかも、予告の方が怖いという始末。そんなやたら滅多に殺しにかかるかな、シスターって。思惑がよく分からん。4Dで鑑賞したが、劇中の演出よりも若干座席の稼働が早いため、驚きは薄い。でも、4Dの紹介ムービーとしてはかなりいいかも。こんなにフラッシュが機能した映画は見たことがなかったかも。血が水しぶきなのは中々グロいね笑
呪いの描きがしょんぼり。
すっごい在り来りだし、恐ろしさがまるで無い。なんでこうなっちゃうんだろうな〜。ただただ、操られているだけ。秘密なんてあったもんじゃない。前回の棺桶のシーンとかめちゃくちゃ良かったし、シスターにしっかりスポットが当てられて面白かったのに。まるで生かされていないのが、どうも納得いきません。
序盤は結構期待出来たから、すごく残念。
絶対もっとパワフルで見応えのあるストーリーに出来たはず。ベースは良いから、今後が楽しみと言った感じかな。死霊館ユニバース、もっとちゃんと見てみます。