バービーのレビュー・感想・評価
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バービーで遊んでない
バービーで遊んで無いから面白さが今一つわからなかった!個人的に残念
バービーに目を付けたのは面白いと思う
マーゴットロビーが見たくて鑑賞した
面白いファンタジーブラックコメディ
評判が良さそうなので予告では興味が全くなかったバービーを鑑賞。
「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」のグレタ・ガーウィグ監督脚本のファンタジーコメディ。
最初の1960年代の名作映画のパロディシーンはかなり強烈で過激なコメディ作品になってます。
女性を被害者、高圧的な男性を卑下するだけの作品ではなく、深く社会問題に切り込んでる印象です。
女性が見たほうが共感を得る作品だとは思いますがライアン・ゴズリング演じるケンにも悲哀があり男から見ても
共感できて笑えて意味のある作品になってます。おススメ度はかなり高いです。大人が楽しめるファンタジーコメディです。
ケンダム
色彩感覚疑うようなドピンク主体なバービーランドで医者や大統領、はてはノーベル賞受賞バービー達と日夜キラキラガーリーな日々を何の疑いもなく過ごす定番バービーは唐突に死について考え、足の裏が地面につきーのセルライトが気になりーの異変に襲われて原因究明のため人間世界へ向かう(オマケ付き)、、、。
まー映画にするんだから起承転結色々盛り込まんと二時間はもたんのだろーけど色々キツイ!
申し訳程度にLGBTキャラやら妊婦だの有色人種だの紛れ込ませて多様性に配慮してますよアピールしつつ要は女性は偉大だ、なのに実世界では苦労してます!もっと認められるべきだっつー被害妄想フェミの憤懣浄化カタルシス映画でしかなかった。
予想はしてたけどね。
訴えたいならちゃんとして。
解って観たけどメッセージが強すぎて若干ゲンナリしながら鑑賞。
★が3なのは好みの問題。ミュージカル系好きじゃなかったわ。
男も女も大変だし、地位が上の人はそれなりに努力もしてるし責任が伴う。3Kとか言われてる職業だって無ければ社会は回らない。お互い尊重しあって楽しくやろうぜベイビー💗と考える切っ掛けになるような夏映画。
マテル社の創始者が脱税で有罪になったり、上層部が全部男性役員なのをネタにしてるのも皮肉が効いてる。
日本でバンダイナムコを舞台にして、ガンプラが自我を持った映画を作ったとして「パナマ文書に企業名載ってまーす」なんて絶対やらないだろうな。
家族で観たらいろいろ考えさせられただろうけど、デートムービーのつもりで観たカップル鑑賞後別れるの出そう。
好みで数字は辛いけど、テーマをポップに笑えるよう見せたのに公式のやらかしでケチ付いたの本当にもったいない。
もっと、もったいないのは、架空の地図をあれにする必要あった?
バーベンハイマーについては「ウッカリ乗ったら大変なことになりました」と言い訳できるけど、作中にあるあの地図は意図があると考えられ、一部のアジアの国で上映禁止になるのは致し方なし。
訴えたいことがあって広く見て欲しいなら神経質になり過ぎはないと思う。
クライマックス、お母さんの愚痴は共感出来た。
男性に置き換えたら「自信を持って堂々としても偉ぶるな。女性の良いとこを褒めろ。でも、容姿のことを言ったりイヤらしい目で見るな」と男女ともどないせっちゅーねん!な矛盾と理不尽の中、それに文句言いながら生きていくしかない。
そういう生き辛さはお互い様なのだから、どっちが良いとか偉いとか無しに尊重しようよというのを解りやすくしてるのに、監督とスタッフ、公式とマテル社ちゃんとして。
娯楽と社会性の見事な融合
多様性なバービーの世界観を元に現代女性の苦悩を様々な角度から描かれて、ワンシーンワンシーン本当によく考えて作られていてびっくりした。
フェミニズム、そしてそれを越えようとした主義、思想をエンターテイメントにまで昇華した映画は過去に無い画期的な映画になっていると思う。
この映画に付いて語りだすともの凄く長くなってしまうので割愛するけど、それほど奥が深い。
マーゴットロビーの魅力が発揮されてない
ピンク色のバービーランドで暮らす住民は、女性はみんながバービーで、男性はアラン1人を除いてみんながケンと呼ばれていた。そんなバービーランドで、オシャレ好きなバービーは、ボーイフレンドのケンと幸せな日々を過ごしていた。ところがある日、彼女のかかとがぺったんこになってしまった。困った彼女は変わり者バービーの助言で、人間の世界へと旅に出たところ、ケンが車に乗り込み付いてきた。ロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは奇抜な衣装からか人間たちから好奇の目を向けられ・・・てな話。
何とも冴えないストーリーでがっかりだった。
マーゴット・ロビーは人形みたいに手脚が長くスタイル良いのはわかるが、ハーレイクイーンやバビロンで見せてくれたちょっと腹黒さを持った魅力的な彼女の良さは本作では発揮されてないと感じた。
ノーマルバービーは彼女じゃなくてもスタイル良い白人女性なら誰でもいい感じがした。
他に気になったバービーは小説家バービーのアレクサンドラ・シップくらいかな。
人種や男女間の差別を無くそう、自分の大切なものを見つけよう、とのメッセージは感じたが、それだけ。
イマイチだった。
追記 23/8/20
前回は吹替版だったので、マーゴットロビーの声を聴こうと字幕版で再度観賞。
不思議なことに、ストーリーはわかっているためか、初見では見えてなかった所や、前回感じた違和感も多少薄れ、また本人の声が聞けて良かった。
評価を+1の3に変更します。
日本語の声優をどうこう言う気はないが、日本語にするとくどい場面でも英語だとそう思えないのは日本語の脚本のせいか?
それに、バービーの声優をやった高畑充希は声が低いのでマーゴットに合っていたとは思えなかった。
この作品も字幕版をお勧めします。
ツルペタ
ジェンダーとかフェミニズムとか仏教的な生老病死とか、掘り下げればいくらでも深いテーマは含んでるけど、そこらへんはあまり掘り下がっておらず、ポップな漫画が表に出てくる。カラフルなスラップスティック・コメディとしては楽しい。
本作のヒット具合でその国のジェンダーレベルが明らかに
たかが人形ひとつから、とんでもなく深淵な世界観まで分析してしまった圧巻の傑作映画。とことんキュートでおしゃれなのに、性差の概念を解き明かす最先端の側面と、「オズの魔法使い」のような原理主義的クラシック大作の両面を持つ、極めて重大な問題作でもありました。
そもそも映画「トランスフォーマー」に関わるのが米国第二位の玩具メーカーであるハズブロ社である。この日本生まれの玩具を全米で展開し販売し、さらに勢いに乗るマーベル関連の玩具も手掛けている。この競争相手企業の現状に、全米トップの玩具メーカーであるマテル社の忸怩たる思いは想像に難くない。そのマテルが遂に自社最大の資産であるバービー人形をモチーフにした映画に参入、ってのが粗々の本作のプロセスでしょう。
本作の冒頭で「2001年宇宙の旅」の壮大なパロディが堂々と再現され「ツァラトゥストラはかく語りき」が鳴り響き、ベビー人形が次々に破壊されてゆくドキモ抜くシーン。従来の女の子の人形と言えば赤ちゃん人形で、お母さんになってベビーのお世話をすると言う女性の概念の固定化を、一挙に打ち破り登場するのがバービーだと、製造元が堂々と宣伝する。言うまでもなく八頭身のスレンダーな美女で、金髪碧眼の成人女性の着せ替え人形が人気を博する。
当然に大ヒットの裏には功罪もあり、女性の概念を打ち破ったハズなのに、常に美しくあらねばならない脅迫概念まで植え付けてしまった負の部分までも、本作では遠慮なく暴いて行く。こりゃ本気ですよ、マテル社は。白人オンリーから肌の色・髪の色・目の色までも多様性に鑑み拡張し、妊婦までも登場させた失敗談まで語るのですから。
マーゴット・ロビー扮するバービー人形の生きる世界は、女性ありきの世界。だからライアン・ゴスリング扮するケンはバービーの下僕同然。ところが人形にあるまじき老いの先にある死の概念がよぎったことから、リアルの人間社会にバービーとケンが侵入し騒動が起こる。リアルの世界では男性優位、マテル社の役員はすべて男性で、シルベスター・スタローンのマッチョ信仰から、「ゴッドファーザー」の家父長制まで引用する。当然にケンはすっかりミソジニーに染まりバービーランドを様変わりさせてしまう。
結局はバービーもケンも自身の性に固執の利己の世界から利他の概念に気付かされ、肯定感に満ちたと言うか進化を遂げる域まで描く。こうした性差をセリフでは勢い堅苦しくなるところを、超ポップなデコレーションなセットを背景に、臆面もなく群舞とミュージカルまで総動員して映像化する。これこそが革命的でなくてなんであろう。ここまでの正論を導く高等戦術には舌を巻くしかない。翻って、堂々たるバービー人形のコマーシャルになっている事をも思い知る、だから凄いと。
マテル社の壮大な賭けを大成功に導いたのは脚本・監督のグレタ・ガーウィグ、そして制作・主演のマーゴット・ロビーなのは間違いない。逆に言えばここまで掘り下げないと、表層的な矛盾に行きあたってしまうから、なのでしょう。21世紀のこの段階で女性差別に対する論理を打ち立てた事がとんでもなく素晴らしい。たかが人形に社会の概念の分水嶺かもしれない領域を提示され、この映画のヒットの度合いによって、その社会(国)のレベルがわかってしまうでしょう。ましてや本作は原爆のゲの字も関係なく、大ヒット作2作に喜んだ一部の米国のファンの無知な投稿なんぞによって、本作を見ないとは勿体ないし残念、実に。
それにしても、ライアン・ゴスリングの演技力が後半を支えているのは確か、しかも弾き語りので披露の素晴らしさは認めますが、個人的にはリアム・ヘムスワース(ソー役のクリスの弟)の方がいかにもケンと思うのですが。でも、もしそうなったら主演の2人ともがオーストラリア出身ってのもマズイのかも。アジア系の代表のような扱いで登場のシンチーことシム・リウが良い味わいなのが特筆もの。八頭身とは言い難く、イケメンとも言い辛い、でも妙な愛敬が本作のコメディ調を支える。
軽いノリのおふざけコメディに終わらなかった本作は間違いなく映画史に残るでしょう、それくらいの重要作品なのです。
深く掘り下げよう
この作品がもたらした社会的な意義は大きいのでは。
満員御礼のカナダや米国、Twitterでのフェミニズム批判に対して炎上している日本。それはきっと、バービーが映し出したテーマに対しての社会的受容度の違いではないのかな。欧米でのフェミニズムとか、LGBTQとか色んな社会問題に対しての民衆の感度の高さ。逆に日本でのフェミニズムに対する批判をすることをただ悪とするようにsns上で盛り上がるだけ。そして残りはきっとこの作品を見ても何も感じない人たち。国民の社会問題に対する感度の違いが、もろ国によっての映画の評価に繋がりそうだな、て思った作品です。
こういう社会性を帯びたテーマに対して、真向から挑んでいること。そしてそれをあえてバービーという子供向けポップさ溢れるシリーズでトライし、世界観を壊さず、かつ楽しいユーモアも織り交ぜながら作品作りに取り込んでることに驚きと感動。
なんせ、マーガットロビーとライアン・ゴズリングだよ。この2人にこんな演技をさせたこと自体が映画的に唯一無二を感じます!
ただ、個人的にはこのフェミニズムと囚われるようなテーマがここまでポップに分かりやすく伝えないと、響いていない、こんな形で出てきてしまう、という現代社会に対して哀れみの気持ちが芽生えてしまう...
キャスティングが神
ヘレンミレン、ジョンシナってまさかのワイスピワールド(違うw)でテンション上がりました。
もうちょっとスカッとしたところが欲しかったので星は少なめですがマーゴットロビーとゴズリンはやはり期待以上でした。
観たい度◎鑑賞後の満足度◎ ピンクの金平糖をまぶしたゴーヤみたいな映画。見た目に魅せられて口に入れ表面の甘さを楽しんでいたら、砂糖が溶けて中身を噛んだ途端苦味が出てきた或る意味哲学的!と思った映画。
※2023.08.22.08.14. 3回目の鑑賞[シネマサンシャイン大和郡山]
3回目の鑑賞で初めて泣いた。本作はバービー人形の世界から説き起こしたグレタ・ガーウィグ監督の人間讃歌だ!
※2023.08.21. 2回目の鑑賞[シネマサンシャイン大和郡山]
①冒頭、堂々と『2001年宇宙の旅』をまんまパクっているところで並みの映画ではないだろう、と掴みはバッチリ。
モノリスの代わりにポーズを取っている水着姿のマーゴット・ロビーの偉容。
そして赤ちゃん人形を打ち付けて赤ちゃん人形を叩き壊していく幼女。不穏な映画という予感も漂わせる。
②と思ったら、本編に入った途端繰り広げられるピンク・ピンク・ピンクのガーリーでドリーミーな世界。
私のバービーとケンのイメージからすると、ちょっとトウがたっているように思う主役の二人だが、まあ見ていて暫くは楽しい。
③定番バービー(マーゴット・ロビーのキャスティングで成功の半分が決まったようなもの。接写するとさすがに年齢ーもう37なんだねーを感じさせるが、劣化し出したバービーにはちょうど良かったかもしれない)が劣化し出した最初の兆候としてベタ足を持ってきたのも上手い。完璧をきすためにはいつもハイヒールを履いて爪先立ちでいなくてはならないなんて(後の展開の伏線にもなってます)男からしたら苦行以外の何者でもないな。(私は脚の筋肉を衰えさせない為に階段だけは爪先立ちで登っているけど結構しんどい。)
④女の子に乱暴に扱われたバービー人形は劣化するか、その女の子(か、かつて女の子だった女性)の精神状態に影響されると聞いたマーゴット・ロビーのバービーは自分の遊び主を見つけに現実世界に行くことに。
なかなかこの発想は男には出けませんな。(子供の頃は女の子と一緒にリカちゃん人形で遊んだことはあるけれど。)
そしてバービーに気の有るケンも何故かついてくる(普通であれば二人はいずれ恋に落ちてくっつくか、という在り来りの展開を大きく裏切ってくれます。でもこれは後の話。)
⑤現実世界にやって来た二人は予想通り浮きまくり。
バービーにいたってはメンヘラだの、人形遊びは5歳で卒業したの、如何にもフェミニストの女の子には「女性の地位を50年後退させた」だの「ファシスト」だの散々な言われよう。
どの業種(肉体労働含め)でも女性が当たり前に活躍していないし、バービーランドで信じられている事とは真逆の有り様に茫然自失。
ただ、この辺りでバービーの自分探しなんて話になったら予想に反して退屈な映画になりそうだなと、少し危惧も芽生え出す。
一方、女の子の人形を作っているのに何故か重役は男ばかりのマテル社。
何年後(忘れた)までに重役の何%かを女性にすること(うちの会社なんかどうすんだろ?と延長雇用の身ながら心配していますが)をやっと言い出した日本とは違うと思っていたUSAでこの設定。
ここでまた、よくあるフェミニズム全開の話になっても、それはそれで陳腐だな、という危惧も芽生え出し、加えて現実世界に現れた「製造物」を元に戻そうという騒動も『カイロの紫のバラ』みたいで既視感満載、と期待感がかなり萎み出す。
⑥と、ここで話に捻りが生じる。バービーと離れて単独行動を取っていたケンは、現実世界が男社会であり、ケンはあくまでバービーの“相手役/添え物”であるバービーランドとは違うことに気付きバービーを置いといて一路バービーランドに逆戻り(自分の野望のためなら好きな女も置いていくというところ、如何にも男、単細胞なところも如何にも男)。
でもって、かなり都合よく自分の遊び主に巡り遭えたバービーが歪みを正すべく遊び主の娘とバービーランドに戻ったら、何とそこはケンによって「ケンダム」という男社会となっていた!(マッチョのマンメード版ケンにジョン・シナが扮しているお遊びあり)。
そう、これは男社会で抑圧されてきた女性たちが立ち上がったウーマンリヴ⇒フェミニズム運動の裏返しだったのである!(と、そこまで力まんで良いか…)。
ケンが“バービーランドでは毎晩がガールパーティーで、僕らがどんなに寂しかったか、これで分かったろう!”とバービーにいい放つところ。
女性が男性の添え物と見なされてきたこと(僕らの子供の頃はまだ此の通念が十分に生きておりました)への女性の手痛いしっぺ返しか皮肉か?ボーボワールの『第二の性』が頭を過ったりして…
⑦でも此の映画はここでもう一捻りする…
「ケンダム」を「バービーランド」に戻し男社会中心にしようとした(多分)新憲法成立を阻止するため、バービー(マーゴット・ロビーの)はじめ遊び主母娘、変り者バービー、廃版になったケン人形やアラン(男の子の人形もバービー側にはいます)が反撃に出る。
現実世界の(現代の)「男社会」では一見女性たちも男女平等を勝ち得たようにも見える。しかし、実は
そして、その方法はケン(男)たちの自尊心・虚栄心・嫉妬心を煽って対立させること。(男のこと、よく分かってらっしゃる。)
⑧で、案の定ケン(男)達は内輪揉めをはじめ敵味方に分かれて喧嘩(これが大きくなれば戦争だね)し出す。まあ、バービーランドなので武器はなくオモチャしかないから見ていて安心。
でもって、ケン達が小競り合いしているうちに、ちゃっかり「ケンダム」を「バービーランド」に戻し憲法改正を阻止しちゃった。
⑨だが、“フェミニズムが正しい!だから何がなんでも勝つの!”なんて短絡的に言わないのがこの映画の本当のミソ。
「バービーランド」のケンたちは実は現実社会での女性たちの裏返し。
救いの映画
楽しい映画だと思って行ったのに!!こんなに!!泣かされるとは!!全然思わなかった!!!!
(わかんない泣いてるの私だけかもしれん)
もちろんフェミニズムの映画ではあるけど、男女問わずステレオタイプの呪いに苦しむすべての人類の救いと成り得る映画だった!!
呪いのおかげでピンク大っ嫌いだったけど少し受け入れられた気がするし、お守りのようにキーホルダー買って帰ってきた。
最高!最高だよ!グレタ・ガーウィグ!!ありがとうグレタ!!ありがとうマーゴット!!
ライアン・ゴズリングも本当にすばらしかった👏
全員素晴らしい!!👏なにもかも!!👏
ネトフリ加入してる人は、ボクらを作ったオモチャたちのバービー回必修科目だから観てから行くんだ!!観ずに映画観た人は今からでもいいから観るんだよ!!
女性は完璧でなくてはならない?!
他人と同じが嫌な天邪鬼幼少期を過ごしてきたので
リカちゃん人形でも
バービー人形でもなく
【お化粧あんなちゃん人形】が好きでした。
シャンプーして、ドライヤーをあてたら髪の毛がチリチリになって溶け…泣きじゃくった女児時代をこのBarbieを観て思い出しました。どこかでヘンテコあんなちゃんになっていたらと…(あんなちゃんゴメンなさい)
マーゴット·ロビーさんのバービー人形
PINKな世界
シム·リウさんのダンス(腹筋も)
それだけでも映画の面白さを感じて満腹です。
肝心のストーリーは…観る方の価値観や生まれ育った環境でガラリと変わるのではと思います。
男性が育休を取る
女性がダンプの運転をする
女性が校長になる
男性がブラを着ける
女生徒がパンツ型の制服を着る
ありのままの自分を愛して
他人を愛して自由に生きる
女だから
男だから
という垣根が取り払われて数年。
これからどんな社会になっていくのか、とても興味深いです。
オシャレムービー📽️
フェミニズムとして見ていて凄く楽しかった。
社会派コメディミュージカル?笑
各々が自分のアイデンティティを認め受け入れ感情と向き合う部分が自分のやっているワークに似ていてジンワリ観てた。
ホモソーシャルな描写はあくまでもスパイスと言う所かな。
脱構築バービー
企業商品の映画では普通ありえない監督・脚本コンビ、また予告から伝わる悪意に満ちた映像を見て結構楽しみにしていました。
果たして内容は期待通りというか予想通りといいますか、おそらく良くも悪くも中途半端にフェミニズムに関心のある人や件のミーム画像に激怒する人にほど伝わりづらい、『チーム★アメリカ』的な両サイドに喧嘩を売るブラックコメディになってます。
※社会運動に一家言あるヘレン・ミレンをナレーションに据えるのもいちいち意地が悪い!
冒頭からベタベタなキューブリックパロディで始まり、これ大丈夫か? 純粋なバービーファンに伝わるのか? と何故か分からないけれど周囲を気遣うことになりますが、面白いパロディは元ネタを知らなくても面白いということで、女児の形相と破壊で笑いも起きていて一安心。
やりすぎでは? ここは攻めないのか? モンティパイソンはさすがに無理では?
このようなスレスレのボーダーを行き来する展開は楽しめました。
通常分かりやすく脱構築するのならば、空想世界と現実世界のギャップを強調すればするほど良く、例えば現実世界で適応できなかったバービーが売春婦まで身をやつし、トラヴィス化した怒りのケンがポン引きを皆殺しにする……みたいな極端な方向に舵を切った方が話は作りやすいです。
しかし本作はお決まりのカルチャーギャップコメディ要素が有るには有りますが中盤で早々に切り上げ、空想世界に現実世界の価値観を持ち込む『カラー・オブ・ハート』展開へとツイストしており、これには制作者たちの矜持を感じました。
また、大企業の首脳陣や資本家たちを馬鹿にしまくる展開を許可したマテル社の懐もすごい。さすが冗談の通じる成熟した大人な企業であることが分かります。
バービー人形制作そもそもの発想が、大人の女性への憧れをシミュレートする玩具ということらしく、この映画もすべからく少女は大人に成長する、という非常にシンプルなストーリーが核となっています。
そういった普遍性が種々雑多な声を押しのけてヒットする要因になったのだと思います。
デートに最適😊
終始可笑しくてパワフルで、とても楽しい映画でした。
ノリノリでケンを演じたライアン・ゴズリングが最高。
カップルに全力でおすすめしたいのはもちろん、彼氏や夫のことで悩んでる女性もぜひバービーと一緒にぺたんこのサンダル履いて冒険に出よう!
男尊女卑社会に対する痛烈な皮肉?
バービーが現実世界でハチャメチャの大暴れ、、じゃないのね。
男だと言うだけで何にでも成れる訳じゃない。
女だってなりたい自分になれる。
女だからこう有るべき等と言う刷り込みなんかぶち壊して未来に夢を持とう。
なのかな?
女のくせにとか、女だからと言われて未来を諦めさせられた人には刺さるんだろうな。
マララさんの心にも響いたと記事を読みました。
大きくなったら仮面ライダーかウルトラマンになるんだと決めていた平和ボケには
今一つ理解できない所があったのですが、、、ムムム、、、です。
社会風刺系だったとは
ラジオパーソナリティーがお薦めしていたので観に行ってきました(その2)。
なるほど、どんなストーリー展開になるのかと思いきや、そういう事でしたか…、改めて考えさせられました。
男性社会なのは諦めて生きてますから、21世紀になってからの(歳とったなぁ〜)様々な社会ムーヴメントには大まかなところで賛成ですが、確かに色んな意味で色んな方向でどんどん生きにくい世の中になっていってますね。
アメリカ・フェラーラ(どこかで見た事あると思っていたら…、すっかり大人の女性!)演じるグロリア・ママのクライマックスでの長セリフ、うなづき通しでした。
ともすれば重くなりがちなテーマを軽いタッチで観た者の心に植え付けていく手法、いいと思います。
こうして、もっと世の中が素敵に公平になっていくんじゃないかなぁ〜(だといいなぁ〜)
ケン達の良い意味でのバカバカしい苦悩のダンスも嫌いじゃないです。
『アランは一種類』もウケたなぁ〜
段々真面目な展開に
2023年劇場鑑賞193本目。
予告でなんかアホそうな映画だなと(いい意味で)期待していきました。
前半は確かに思った通りおバカ映画な感じでしたが、後半になると段々色々展開が思っていなかった方へ行き、もうちょっとハチャメチャを期待してはいたのですがメタなツッコミは笑ってしまいました。
バービー人形をスタイルのいい人間がやるとめっちゃエロいなぁと思っていたら映画の中でもそういう扱いをされていたり、さっきのメタツッコミも同じ事を思った瞬間出てきたので読まれてるなぁと思いました。
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