劇場公開日 2023年8月11日

  • 予告編を見る

バービーのレビュー・感想・評価

全486件中、341~360件目を表示

3.5I am (K)enough

2023年8月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 8件)
たつじ911

4.5トンデモ映画ではなく、笑えてメッセージを伝える映画

2023年8月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

人形のバービーを実写映画化するって随分イカれた発想だなと思っていたが、グレタ・ガーウィグが監督するとなると話が違ってくる。普通じゃない話にするんだろうなとは思っていた。
実際、「2001年宇宙の旅」のパロディで始まるところから笑ってしまった。こんなの若い世代の人はわかんないだろうに。たしかに人形の歴史からすると画期的な出来事だったのかも。
完璧なバービーランドで暮らす定番系バービーが死を意識し人間の世界を見に行くという流れ。「トイ・ストーリー」のようでいて、ピノキオのような話。そこに男社会への痛烈な批判を込め、すべての女性にエールを送る内容だった。
もちろん私は男だから、批判される側として受け止める必要がある。マテル社の役員は男性だけだし、ケンダムランドは女性を飾りや給仕役としてしか扱っていない。でも、中盤の「男ってこういうもの」的な描写には笑ってしまった。たしかにスポーツを教えたがり、「ゴッドファーザー」(今は「ダーク・ナイト」もそんな映画かも)を語りたがりと、女性の上に立ちたがるよな。バービーが好きな層にこういう内容がハマるのかは正直微妙かもしれないが、個人的には結構笑ってしまった。そういう意味でかなり攻めた内容だ。
でも男社会をひっくり返して女性中心の世界を築こうとするみたいな話にしないところも絶妙にバランスをとっている感じがする。伝えたいのは、あなたはあなた、それを誇りなさいというメッセージなんだと。
正直、トンデモ映画になるんじゃないかと思いながら観に来たが、こちらのイメージを相当超えて、キチンと笑えるコメディとして、でもメッセージ性のある映画に仕上がっていた。グレタ・ガーウィグすげーな!

コメントする (0件)
共感した! 12件)
kenshuchu

3.0ひとことReview!

2023年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 8件)
極東新天地

5.0最高!女性だけでなく男性こそ観るべき映画

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿

TOHOシネマ日比谷で鑑賞。
女性8割も男性もそれなりにいました。
日曜でしたがスクリーン1(1番大きなスクリーン)でほぼ満員。

映画好きには小ネタやパロディが本筋の話にうまく代用されてニンヤリ。もちろんわからなくても楽しめます。
女性が思春期に抱いたであろう「ステレオタイプの女性らしさ」に一役買ったバービーを擬人化。
女性が輝くバービーワールドから現実社会への旅でバービーたちが目にしたのは。。。

キュートなバービーのみならず、現代の男社会への痛快なカウンターパンチ。
かと言って一辺倒のフェミニストストーリーなどではなく、男性にとっても解放される見事なストーリーだった。

SNS上での映画の批判を観るとほぼ全てが難癖系。
フェミが嫌い、反日は許さないと呟き、映画を観ずに叩いて人ばかり。評価は人それぞれだが、是非自分の目で観てから考えて欲しい。

グレタガーヴィック監督はは天才だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
山田良雄

4.0コメディー映画…と思いきや考えさせられる映画

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

バービーの事は全然知らないけど気になって見に行ってみました。海外では既に10億ドル越えの大ヒットを飛ばしていて、マリオみたいにファン向けの映画なのかなと思いきや結構重たいテーマというか考えさせられる映画でした。

男尊女卑よりも男女平等の方が寄り良い社会になるという事や、人はこうあるべき、これが当たり前。という誰かが作った常識に囚われて普段を生きていくよりもありのままの自分、自分らしさを強調して生きていた方が何倍も楽しいんだと。

映画のポスターからは想像もできないちゃんとしたテーマがあったのでビックリしました。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
Nagi

2.0「ほんと男ってバカね!」

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿

 本作品の登場人物は、現実の男社会とは対称的に女性が司法・立法・行政を司るバービーランドをクールだと捉える。しかし、これは男女差別に対する本質的な解答にはなり得ない。なぜならば、差別の根本的問題とは「能力のある者が正当に評価されない」ことであるからだ。

 人員を男女比率で決定するクォーター制などは論外と言わざるを得ない。問題を解決するためには、男女問わず自身の力が正当に評価される社会をこそ、肯定するべきなのである。

 加えて、この映画では過剰にリアリティラインを下げた演出がなされる。特筆すべきは、常にアホな行動を取り続ける男たちである。ケンはビーチのことしか考えていなく、マテル社の上層部は結局バービーランドに来て何がしたかったのかもよく分からない。

 女性の素晴らしさを伝えるために、男性の馬鹿さ加減をデフォルメすることが「表現」であるのか、甚だ疑問と言わざるを得ない。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
たく

4.5女性の生きづらさだけに止まらない

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿

母の叫びで泣いてしまいました…本当に女として生きるのは大変です…
ただ、この作品はよくある女性讃歌に止まらず、
男性社会への思いやりや歩み寄りを忘れません。
性別を超えた、それぞれのアイデンティティの確立を落とし所にしたのが素敵です。
作中に登場する『男の喜ばせ方』はまさに!って笑えましたし、
『男に賞賛されるのを喜ぶ女』もまさしく!って共感の嵐でした。
意地悪な眼差しをコメディに昇華できている点が素晴らしかったです。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
ゆる

3.5マテル社は懐が深い

2023年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

毀誉褒貶が激しい作品ですね。
映画は好き嫌いがあるので、どうしても合わなかったというのは仕方ないですが、本当に映画を観てるの?といった感想が多いようにも感じます。

基本的にはフェミニズムをテーマとしたコメディ映画で、声を上げて笑える場所もいくつかあるし、クルマや映画について男が得意げにやっちゃう仕草には過去を思い出して赤面。
セットと音楽も秀逸で、席はガラガラでしたが、もっと客が入ってもいいのに!

最後の方は、まぁこう来るかと感じたので、個人的には尻すぼみになったのですが、大画面とよい音響で観て欲しい作品です。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
矢吹 貴

4.0コミカル

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿

笑える

楽しい

かつて赤ちゃんのお人形しかなくて女性はお母さんになるんだよって決めつけた世界をかえるため女性は何にでもなれるんだ!って思いで発売されたバービー人形。何にでもなれた女性が世界で幸せに暮らしている……とバービーランドに住むいろんな情勢から作られたバービーたちは思っていた。
しかし、なぜかおかしくなった主人公バービーが原因を知るために人間界へ。そこは……。
カーアクションも割と良くてユニークな内容。ダンスシーンも良かった。
マーゴット・ロビーさんよかった。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
KID君

4.0Girls Just Want to Have Fun

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿

Girls Just Want to Have Fun

と生きる意味。

これはR指定の作品。

残酷描写はない(バービー創世のシーンは人によっては耐えられない?)が、
テレンス・マリックとか、
ピーター・ウィアー作品他、
映画で扱われる最多命題ともいえる。

扱い方のパターンの変遷も繰り返されてきた。

生きる意味を、
生身の俳優が演じると難解だ、
と言われるのを避ける為に、
仮面やスーツを主人公につけて、
世界観にフィルターを掛ける。

それでも説教臭いと言われるので、
ロボットや人形、絵で汗臭さ、
血生臭さを脱臭する。

そして、人生、愛情、友情を、
正面から直球で投げる。

それもそのうちに、
飽きてきて一周回って、
生身の人が演じる。

そんな繰り返しを経て、
バービー人形。

you talkin' to me
の、
you とme は、
入れ替わりながら、
フォースの効き目も、
永遠ではないので、
オマエは、
オモチャなんだよ!
お・も・ち・ゃ・!
なんて言われたりもする。

コメントする 2件)
共感した! 15件)
蛇足軒妖瀬布

3.5片意地はらずに

2023年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

リラックスして楽しむコメディですね!
オプニングの名作へのオマージュは最高でした。
マーゴットさん素敵です。
ゴスリングさんも素敵です。

コメントする (0件)
共感した! 29件)
けはえ

5.0良い。とても良かった。

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿

マッドマックスみたいで良かった。

とても常識的なことを伝えられていた。

素晴らしくよく出来ていあ。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
ユート

3.5グレタ・ガーウィックの人間万歳

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

監督がグレタ・ガーウィグとあって期待していた一本。
流石にバービーで遊んだことも馴染みもなかったのですが、バービーは早くから69年には黒人のキャラクターが登場し、職業も工事現場の職人から医者、パイロットに果ては大統領まで、性別にとらわれず多様性の高い点がアメリカでの成功の要因なのでしょう。
だからマーゴット・ロビー演じるバービーは実世界でバービーが女の子の自立に役立ったがどうか問うたのでしょう。
ガーウィックらしく、母娘の微妙な関係と男社会を多少風刺あるものの、最後の最後には人間、女性に成れたバービーの幸せそうなこと。やっぱり女性万歳なのかな。
それにしても制作に大きく関わったマテル社の太っ腹なこと!これは本当に株が上がりましたね。

コメントする 2件)
共感した! 26件)
AKIRA

5.0ツルペタ(210億円の下ネタ)

2023年8月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 6件)
共感した! 31件)
bloodtrail

3.0こんな時代だから出来た映画なのか?

2023年8月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

始まりはバービーあるあるコメディと思いきや、社会風刺現代アンチテーゼ映画。思い込めすぎてポリコレ化して女性受けしてアメリカ大ヒット。もうちょっと楽しく終わって欲しかった。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
ムロン

4.5意外と面白かったし思い切った作品だと思います

2023年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

新旧映画へのリスペクトやパロディ的なものが盛りだくさんで、始まりも軽やかで、感動的な部分もありながらも、終始ピンクの軽やかさを失わなかったこの作品は、かなり思い切った作品だったなぁと、楽しむと同時に結構感心してしまいました。
内容は決してこども向けではないけれども、基本こどものお人形さんというところを崩さない演出や絵作りで、笑いどころも決してぶれない軽さで終いには相当笑ってしまいました。
シニカルでパロディ的なところ満載で社会風刺的でもあるので、大人向けなのかなと思ってしまうのですが、こどもも十分楽しむことができる要素満載で、相当考え抜かれてチャレンジした作品だったのでは─。正直、予告を見ても全く見る気がしなかったですからねー。
非常に面白かったです。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
SH

0.5ビリーアイリッシュのMV流してたほうがマシw

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿

単純

寝られる

冒頭の「2001年…」のパロディから、バービーランドでの、歴代衣装完璧コスのモブやバービーの基本設定ギャグはめっちゃ期待度上がったが、映画の主軸が男女間の平等って古っ!w そして現実の人間の方が漫画みたいでナエ(笑)全般内容が寒すぎて全く面白く無かった。
こういう作品は「セックスアンドザシティ」のようにゲイ受けするシニカルな内容にしないと面白くないね👎
ビリーアイリッシュのMV流してたほうがマシw

コメントする 1件)
共感した! 6件)
HIROKICHI

5.0女性の独立は必須

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

笑える

男性優位世界への皮肉はうまく表現されました。女性は輝くしなければならない、男性はありのままで生きていければオケです。まだまだジェーダー平等に遥かに遠い日本、ホントにいたい映画かもしれませんね

コメントする (0件)
共感した! 12件)
stephanie

3.0だが生きろ、か。落涙。

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿

男らしく女らしく、
恋愛至上モテ信仰、
自己実現出世努力志向、
消費社会参加牽引、
凡ゆる社会呪縛を商用人形を材に論考解体再構築する野心作。
経済成長からバブルを青年男子で生きた私はケンの哀切に同調し落涙。
その上で未来は楽ではない、だが生きろ、か。
私的年テン入り当確。

コメントする 1件)
共感した! 19件)
きねまっきい

4.5イデオロギーに寄りかかると馬鹿になる

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿

鑑賞後に「こんな映画を作りやがって、フェミニストめ!」とか言ってる男性も、「ガールズパワー最高!バービーこそこれからの女性社会の象徴だわ!」とか言ってる女性もいるんでしょうね。日本にもいるくらいだから、アメリカにはもっと沢山いるんでしょう。

監督はそういう人たちを見てため息をついてるんでしょうか。それともほくそ笑んでるんでしょうか。
個人的には後者であって欲しいなぁ、それくらい性格悪いと笑えるなぁ、なんて思ったりもする、多層構造の悪意とシニカルな視点に満ちた映画でした。

男性社会への批判・立ち上がる女性達への賛美、というポリコレあるあるなフリをして、いつの間にかその矛先は男女を問わないアメリカの狂祭的なジェンダーイデオロギー全てに向けられていく。男女の表裏こそあれ、現代社会もバービーランドも、結局歪んだ奇妙な世界でしかなく。どっちにしたって馬鹿っぽいイデオロギーからの脱却と主体性/個別性の獲得を監督は説くわけだが、まぁそれがどこまで伝わるかどうか。
あんなに馬鹿丸出しだったケンだって「ケンはmeだ!」って言ってんのにね。気付かない人達はケンよりお馬鹿ってことで。

ジェンダーのみならず、多様性やポリコレ界隈、戦争までも論じてみせる、とても懐深い作品。イデオロギーの見本市みたいなアメリカ社会を嘲笑う視点は、GTA的だったり、デッドプールやゾンビランドを思い出したり。「バーカ、バーカ、全部バーカ」みたいな。

と、そんなメッセージだけに頼らない演出や美術などの映像づくりも素敵でした。映画としてのバランスの良さは、ショーン・レヴィを彷彿とさせる感じ。ハイレベル。お見事です。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
今日は休館日