バービーのレビュー・感想・評価
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思ったよりも重いテーマで汗…
これまでバービーの世界に全く馴染みはなかったが、主演2人の魅力観たさで鑑賞。
観終えて…うーん、どうだろう。軽い気持ちでのぞんでいただけに、メッセージ性が思ったよりも強すぎて、焦点をつかみ損ねて置いてけぼりになった気分。
極端にポップな映像の中で様々なメッセージが盛り込まれていて、良いも悪いもなかなかくせが強い。
ストーリー良し悪しとか思想の良し悪しとか、そんな問題では解決できない複雑なテーマゆえ、評価や感想を語るのは非常に難しい作品だ。
ロビーちゃん😘
バービー
Hi、Barbie
Hi、Barbie
Hi、Ken
こんな朝の挨拶から始まる映画
まぁ色々言われてるんだろうな〜と
感じつつ
真正面から観ました
普通に面白いです
よく出来ている映画でした
根っからの悪い人も居ないし
映画を見てから
ここ数年のハリウッド映画について
考えました
まぁ特にDカンパニー
色々叩かれています
でもね
もうハリウッド(アカデミー)が決めちゃったんですよ
来年から公開される映画は
(多様性)配慮してない映画は
作品賞しねーぞって
制作会社、配給会社からしてみたら
従うしか無いですよね
それを率先とやってるDカンパニーは
やっぱり凄いよ
今回のバービーは
そこまで気にならずに観れました
細かな調整をしてるんだなーって
感じました
ギリギリの許容範囲で
でも面白いって思わせる仕上がり
発想が抜群なだけに惜しい
オープニングのパロディからして、ちょっとバカバカしいんだけど笑える軽快な出だしで、バービーがバービーランドから人間のリアルワールドに行くところまでのパートはかなり面白いと思ったのだが、人間の世界に行ってからが一気にトーンダウン。アイデンティティーを持たないバービーが、それを獲得するまでの物語は、実は今を生きるリアルワールドの人間たちを指しているのであって、その過程は人間の世界で描かれた方がずっと面白い映画になったはずなのに、早々に登場人物が全員、バービーランドに戻ってしまった後の展開は昔のB級のコメディ映画を見るようで一気につまらなくなる。話の展開次第で現代の抱えている諸問題を笑いの中で鋭く描けたかもしれない。設定や配役は完璧だけに惜しいの一言。正直、バービーがラスト何をしたかったのか、自分はよく分からなかった。作っている側が、途中でどうやって話に決着を着けるのか迷った感じがした。残念。
悪くない、おもしろかった ケンってこんなキャラ設定だったとは知らな...
悪くない、おもしろかった
ケンってこんなキャラ設定だったとは知らなかった
バービー役が表情豊かで可愛くて、
それを見てるだけでも時間が過ぎていった
映画とは違うところで話題になってしまったが、
立場が違えば、価値観や気遣うものが違うのも仕方がない
残念なことではあったけれど、
少なくとも私が見た回の観客数には影響がなかったようだ
日本人のオッサンには無理www
「オッペンハイマーが日本で上映されるかどうかまだわからないから」という理由で観に行っちゃって腹をたてるジャパニーズオッサンが続出するんだろうなぁ、とそれだけで観る価値がある映画。男もすなる「え、あのシーンって○○が○○だってめくばせですよねェ、そんなことも理解できないんですかァwww」といふものを女もしてみむとてするなり! おしゃれして観に行くと楽しいよ♪
マーゴットロビーを楽しむ映画
例の炎上の件で観に行くか迷いましたが、
ずっと公開を楽しみにしていたので観てきました。
結果、期待値が高すぎたのか、いまいち満足感を得られず…
カラフルで世界観はとてもかわいいです。
突然始まるミュージカルやコメディ部分も、
もっと面白くできそうなのに、間なのかタイミングの問題なのか、終始ずっと自分の中で何かが噛み合わずにノリきれませんでした。
アメリカンコメディは結構好きなほうなのですが…
また、思っていたより序盤から下ネタが多く、
バービーを題材にしている割には子供と一緒に楽しめない映画なんだなと。
予告を観て子供も食いつきそうな映画なので要注意です。
とは言え、とにかくマーゴットロビーがかわいくてゴージャス!!彼女のファンであれば絶対に観た方が良い作品です。
タイトルなし
フェミニズムとかジェンダリティを描いているようで(それももちろん扱われてはいるのだが)、その根源にある“(生殖器を持った)人間とは何か”を描いているのだと思った。肉体は汁気を取り入れて出すものだし、つま先では立てない重量を持つ。制限はあるが自分の意志で動けるし、動かなくてはならない。
名付けによって個が簒奪され、名付によって個を取り戻すというテーマは、『レディ・バード』から引き継がれているけれど、それがメインではない。
冒頭最高なのだが、半ばちょっとだれたようにも。
あと、若干、マーゴット・ロビーの自己実現映画の感じも。お股は凸凹だがお顔つるぺた人間のアジア人としては、いろいろと考えるところはある。アジア系、ケンとしては出てくるが、そもそもあまり視野に入っていなさそう(美/醜/定番という土俵に乗る以前、と思われていそうな気がする。アジア系ケンは、モンゴル帝国的マッチョイズムの体現者っぽい)。
バーベンハイマーの件は、作中のマテル社幹部のコスプレ感があって皮肉を感じたが、上記のようなアジア人観もちょっと影響していたのかもしれない。
ガールズ応援ムービーと思いきや、全ての人への応援ムービー!
ドレスコードはピンクコーデ🩷なピンク一色な試写会で鑑賞!
ワーナーブラザーズ試写室が、ピンクコーデの人たちでいっぱいでとっても可愛くてハッピーな空間でした🥰
映画本編も超可愛い!!
可愛くてキュートなガールズムービー!
女の子のための映画!
と思いきや、女の子の痛いところを突かれるシーンも…笑
メタ発言や下ネタもあって最高です✨
バービー人形って
あの子もこの子もみんなバービーで、どんな職業にもなれるし
どんな服も着こなせる最強ガールってイメージで大好きでした。
その何にでもなれる。何でも着こなせる最強の女の子が、
人生に絶望して凹むし、悩むし、自分は何もない!って泣くんですよ。
もっと大好きになっちゃった🥲
最後、バービーが婦人科に行くシーン。
え?婦人科??ケンとの関係拒み続けてたのに妊娠したの?
マーゴットロビーは「定番バービー」だし、ママになるという幸せもアリじゃない?
って言うことかな?
最近は自立した女性や戦う女性が良しとされすぎてるから、今までのいわゆる定番も良いんだよ!ってこと??
と色々頭を巡らせましたが、一緒に行った友人が
「人形のバービーが妊娠出来るかを調べに行ったんじゃない?何が出来るか分からないから。」
と言ってて、なるほどー!!!ってなりました!!
なるほどな…。
だから「バービーもケンもお股はツルペタよ!」の発言があったのか。
確かにバービーもケンもお股ツルペタだから生殖機能ないもんね。。
定番バービーのマーゴットロビーは、自分には何もないって悩むけど、人間界に行って「自分の可能性」を探す人生を始めるラスト。良いね。
・そんな服着てるから痴漢に遭うんだ問題
・奢り奢られ論争(直接的にこのシーンなかったけど日本で話題の奢り奢られ論争を連想した)
・男優遇、女優遇問題、カースト問題
等々、
かなり深い話をバービー人形というポップで明るいハッピーな世界でコミカルに問題提起された感じ。
「女の子にエールを!」な中に色んな想いが詰められている映画です。
男も女も人間も人形も、自分らしく行きましょ!が前提のガールズ応援ムービーと思っていたけど、カップルでこの映画を観て破局する率高いのね?!
破局は悲しいけど、それはそれで良いことなんじゃないかな?
そう言う話でしょ?映画バービーって。
個人的に好きだったのは、人間界では女性が長年頑張って女性の地位を獲得したのに対して、「バービーランドではこれからケン達は頑張らなきゃいけません。」ってところかな。
ただのハッピーエンドにするなら、ケンの主張をバービー達が却下した時に、その場にいた人間ワールドの人が「だめよ!みんな平等よ😉」とか言っても良いと思う。
だけど、この作品では「これからケンは頑張らないといけません。人間界で女性が頑張ったように」ってなるの。良い。
「ケン!頑張れ!これから君たちは変われるよ!自ら変えて行くのよ!」って応援に聞こえて好きだった。
こういうところが、ちょっとフェミニズム強めな映画ってなるんだろうけども、とても好きだった。
この映画観て別れちゃったカップルは、こう言う意見のすれ違いなんだろうな…。
実はピンクカーペットも当選していたのですが、ストライキで中止になってしまったので、ムビチケを頂きました!
次は吹替版で観てきます😊
アランの声優さん下野紘さん…楽しみすぎる!
最後にSNSを騒がせた一件について。
私は原爆を茶化すような発言、
軽はずみな公式SNSの言動を許してはいません。
日本での原爆への認識の差があるのだなと悲しいです。
SNSでの発言は納得いきませんし、色々と思うことも正直あります。
ですが、ワーナーブラザーズジャパンさんは
毅然とした態度で対応してくださり、とても応援したく思いました。
元々前売りも2枚買っていたほど楽しみだった作品です。
今回、試写会にご招待いただきドレスコードのピンクコーデで全力で楽しみました。
決して、あの騒動について許しているとかそういう事ではありません。
私がこの映画を観るという事に違和感を覚える方もいるかもしれません。
ただ、映画を観る選択をした人、観ないという選択をした人。
どちらの選択をした人も互いに攻撃し合うことがないことを祈ります。
世界中すべての国に、SNSに平和が訪れますように。
自分らしさってなんだろう
すごくバランス感覚のあるいい映画でした。
ただ、最後にケンの愛をバービーが拒絶するところはそれで良かったのかなとぐるぐると考えこんでしまいます。
ケンが恥ずかしげもなく涙を見せながらただ君と一緒に暮らしたかったという時の愛はケンとはバービーを愛する役割だからそう振る舞うだけというバービーランドのルールを超えた本当の愛だったんじゃないかなという気がしましたから。
二人が和解してハッピーエンドでは安易だというのはわかるのですが、古い価値観への反発から自分らしさってなんだろうという答えのない地獄に自ら落ちるバービーは果たして幸せになれるんだろうかと。言いようもなく不安で不気味なエンドになっていると感じました。
それこそが現代を生きるということですかね。確かにそうかも。いや。うーん。
発想は面白いが企画倒れ気味
ツルツルペッタンコ 最後は魔改造か!?
ひるなびを観ていたら、台風7号の中心は淡路島に。雛壇ゲストにお笑いのバービーがでてる。懐かしい。バービーは台風の名前にもあるせいか?それともこの映画のせいか?しかし、ほぼ沈黙鎮座状態。MCの恵もほとんど振らない。
バービー人形で遊んだことはありません。リカちゃん人形はちょっとは見たことありますけど。
今や、ハリウッドナンバーワンのおてんば娘と(元???)スケコマシ兄ちゃんの着せ替え実写版映画。
ライアン・ゴズリング。
ちょっと~ もうオジサンでしょうが~ 嫌だなぁ。オジサンの哀愁滲ませたクサい芝居したりしちゃ。
ほぼマーゴット・ロビーの御足(おみあし)目当てでの鑑賞。その点では満足満足。
時間の都合もあり、吹替版を鑑賞。
小さいお嬢ちゃん連れでの親子三代で鑑賞しに来た方も。
やはり、バービー人形が懐かしい世代は50代でしょうか?
アンミカと大久保佳代子を足して割ったようなヒスパニック系のお母さんアンジェラ(アメリカ・フェレーラ)の長めのセリフが佳境にさしかかると、さすがに小さいお嬢ちゃんは飽きちゃって、親子三代さんは残念ながら敢えなく退場。
やっぱり、マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリング君はロサンゼルスに出て行く場面ではやはり衣装映えしますね。まるでディズニーのトイ・ストーリーのウッディとカウガールの実写版のようでとても素敵。
塩ビの人形に指紋あるんかい!
ブロンドヘアーの白人のケンはライアン以外ほとんどいない。シャンチーのシム・リゥが不○工なんで、コテコテの東洋人顔が出てくるとテンションが一気に急降下⤵️
マーゴット・ロビーが出てると鑑賞代金は2000円。シム・リゥがスクリーンに写ると鑑賞代金は100円。
こっちはピンク色のハリウッド・ドリームを楽しみに観に来ているので、ポリコレはかえって障がいです。
ノーベル賞授賞物理学者のバービーはふくよかな高畑充希でした。とても可愛かったです。
エマ・マッキーって、顔の輪郭がマーゴットにそっくりで、目はエマ・ストーンにも似ている。ほんとに紛らわしい。
マテル社ではじめてバービー人形を企画・販売した女性役(リー・パールマン)は室井滋みたいでした。なかなか深みのあることをおっしゃいます。バービー人形をはじめて制作・製造したのは日本の工場なんで、シム・リゥじゃなくて、ディーン・フジオカあたりを使って欲しかったです。
最後(婦人科受診)は冗談キツい。
魔改造っていうこと?
お下品なマーゴット・ロビーならではのブラックジョークが効いておりました😅
優しい映画
悩んだ末の鑑賞でしたが、多くの人にお勧めしたくなる作品でした。
これまでの歴史への風刺にもみえた男同士の愚かな戦いを観せたり、女性の背中を押す作品という見方もありますが、全体を通して、あらゆるヒトを優しく応援してくれていた気がします。
高齢女性がバービーに語りかけた「そのままでステキ」にすべてが凝縮されていました。
また、中盤のママの演説には、チャップリンの「独裁者」での演説にも匹敵する印象をもちました。
この作品の評価に好ましくない表現かもしれませんが、女性監督だからつくられた作品のように思いました。
それに、マーゴットロビーがいなかったら成立していなかった気がします。最後の笑顔にまたやられてしまいました。
美しいってパワー!それでいいんだっけ?
切り口は面白いけどコメディとしてややくどいし描いてることが間違ってるわけでもないけど洗脳を解く言葉は、この作品のキーだと思うんだけど、それがしっくり来なかった。そうだね、美しく賢い私達がもっと幸せになれないのは世界がおかしよね?確かに。でも目線がそこなので浅く感じたのも確かだ。ハイスペックな私達はもっと幸せになっていいはず!っていうメッセージが視野にいれてない話について指摘するのはずれているのかもしれない。でも、グロリアの娘が指摘するバービーへの反感や嫌悪、有害性は、ケンが持ち込む派手な有害性がコメディタッチで延々と描かれることで有耶無耶にされてしまった。多くの女性は、ルッキズムに嫌悪感やコンプレックスを抱きながらもそれを内面化してると思っていて、バービーというのはルッキズムの象徴だ。いかに個性を大事にしているとはいえ。自分自身がいまいち処理しきれないなと感じているルッキズムやそれに伴う自己矛盾について、この作品はきれいに「気にしない」というスタンスだったことに、というかルッキズムの頂点女性による「生きづらさ」だったことで、もどかしいというか乗れなかった。
グロリアのキャスティングがアグリーベティだったのは意図的なんだろうか。あの作品も今ならあんな作りにはできないだろうけど。ちょうど9月公開のピギーのあらすじを読んでて、どうしてもバービーとの対比が気になった。ピギーがコンプレックスを抱き、そしてピギーを追い詰めるのはバービーじゃないのかな。バービーランドにはピギーの居場所はないの?美しくもなくそして美しさに価値を見いだせなくて能力も秀でてないなら、いられないおとぎの国の悲喜こもごも、やっぱりそんなに乗れないな。
バービーもケンも、自分らしく生きよう💖🌈🐴
バービー(女性)もケン(男性)も、ジェンダーに縛られず自分らしく生きよう💖というメッセージ✨
ジェンダー問題やフェミニズムを秀逸に取り入れながら、
こんなにもファンシーで楽しくて面白い映画なんて他にない!
偏った女性優位社会のバービーランドで女性だけが輝く世界、リアルワールドでミソジニーの洗礼を受けるシーン(セクハラ受けまくりなど)、管理職全員男性のマテル社のおじちゃん達が「女性のために!」と会議するシーンは、家父長制が根深く残る現代の日本社会で生まれ育った女性の身としてとても面白かった🤣
男性であるケンの劣等感や葛藤、自己受容までの過程の描写も楽しすぎたし、何よりケンが魅力的✨
マンスプレイニングやマッチョイズム…「嫌な男あるある」(有害な男性性)、女性視点での皮肉たっぷりな描写がありながらも、応援したくなる愛すべきキャラクターだった🩷(戦争中のミュージカルシーンが特に最高、笑い死ぬかと思った)
バービーは、ケンが作ったあまりにも偏った男性優位社会に無力感で絶望する中、自分自身を受け入れていく過程がとっても素敵だった。
「賢くもない、綺麗でもない、私には何もない。」
そう感じるバービーに対して「あなたはそのままで綺麗で賢くて素敵」と励ますグロリア。
(いつの間にかノーメイクになっていたバービーに、「典型的な美しさじゃなくていいのよ」というメッセージが良かった!マーゴットロビーには説得力なし、という製作者メモに爆笑🤣笑)
男性優位社会で女性に求められることの辛さ、プレッシャーについてのスピーチには共感しすぎて感動した✨
自分が作った男性優位社会が崩れ大泣きするケンに対して、これまでの扱いを謝罪するバービー。
それから、権力や高価な所有物、バービー(女性)を手に入れることがアイデンティティではない、あなたはあなたでいい、泣いてもいいんだと慰め励ます。
男性優位社会、競争社会、ホモソーシャルにおいて「勝たなければいけない、成功しなければいけない、強くいなければいけない」という男性ならではのプレッシャーや苦しみが、ひしひしと伝わってきた。
ケン同士で慰め合ったり励ましあったりするような描写がよかった。リアルワールドでもケン達みたいに、男性であっても弱くていいし人に頼っていい、祝福しあっていい、そんなふうになっていったらいいなと思った✨
バービーは、社会に求められるような「典型的なタイプ」の女性でなくてもいい、特別じゃなくていい、と自分らしさを受け入れることができた。
その上で、何もかも完璧ではないリアルワールドで、自分のしたいことをする人生を選ぶ。
リアルワールドでの問題は何一つ解決されていないのにも関わらず、それを受け入れた上で自分らしく生きることを選ぶ。
その姿にとっても勇気づけられた✨
バービーやケンは自分らしく生きることを選んだ。
リアルワールドに住む私たちも、おたがいをリスペクトし、社会の性的な役割に縛られずに自分らしく生きられたら…
競争するんじゃなくて、祝福し合えたなら、
どんなにハッピーなリアルワールドになるだろう…🌈💖
映画史にも残らない駄作
バービー人形がバービーランドから人間世界へ。
人間世界でどたばた面白コメディかと思いきやバービーランドに帰って身内で騒動、フェミのグチ&バービー産みの親との浅いおしゃべり。
人形を題材としているなら、見せ方笑わせ方があったはずだが各方面に配慮するとこんな程度しかできないのかと残念に思う。
この映画は予告編のみを見るだけでよかった。
ストレートなコメディ映画
想像の何十倍のすごい作品でした
予告編を見て「バカ映画に見せかけて、それなりにしっかりした作品なんだろうな」と思ってましたが、十二分にバカ映画でありながら、それでいてしっかりと重みのあるメッセージを投げかけてくる作品でした。
ある世代においては女性を解放したはずのバービーが、現代の若い世代からすれば「バカ女」(失礼)のフォーマットを築いたダメな古臭い存在に映ること。
現実社会の女性と男性をひっくり返したバービーランドをある種の楽園に見せつつ、ケンがそれをそのままひっくり返すことでバービーランドですら、見方によっては現実そのものの縮図であるかのように描く皮肉っぷり。
単なる女性解放の話に終わらず、男性も含めた多様性の中での人の在り方まで強く発信します。
鋭く強いメッセージが多く、まだ十分に消化しきれていませんが、2023年を代表する一作になるのは間違いないでしょう。
このような作品に出会えたことに感謝します。
全512件中、341~360件目を表示










