「バービー人形でここまで面白く描けるとは」バービー シネマスターさんの映画レビュー(感想・評価)
バービー人形でここまで面白く描けるとは
実際の幼少期女子向け人形のバービーをまさかの実写化。ハーレークイーンで注目を浴びたマーゴットロビー、もはやキャラクター作品を演じるに勝手に安心感を得ている。物語はバービー人形が暮らす世界とバービー人形の製造会社がある現実の世界の2世界がフィールド。バービーの世界の住人の基準は、製造されたことがある人形が人して存在しており、もちろんケンもいるし、複数人の亜種バービーや亜種ケンなど同名がいる世界。建物などもバービー人形のハウスをそのままなため、主に液体が無く、基本夢の世界といった感じ。ある日、主人公バービーが心身の不調から現実世界での自身の存在を確認しにいくも、現実はバービー離れを感じ、存在価値を見失う。一方バービーについてきた、金髪ケンは現実社会の男の価値観に触れ、元々バービー主体の女性世界観を男性主体の世界に変えようと動く。現実世界の元バービーのファンである親子の助けをもらい、無事ケン率いる男たちからバービーランド奪還。主人公バービーの新たな門出で本作が終わる。若干の過度な描写、男女格差にも焦点を当てているが面白く描かれているので問題はないと思います。男である私の推しシーンは複数人のケン達によるダンス、体操シーン。ライバルケンの1人にはシャンチーがつとめ、男ならではの焦点のあてかたが面白かったです。
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