「ピンク色の世界。」バービー masamiさんの映画レビュー(感想・評価)
ピンク色の世界。
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。
最初に映画とは全然関係ない話をさせて頂きます。
2009年にWBCの一次ラウンドを見に行ったんですよ。場所は東京ドーム。
まあでっかいんですね。大体東京ドーム一個分のてかさです。
そのまんまかよ‼️
チケット代は8000円。おい高いな。しかもごっつい腕時計付き。っていらねえわ!
は、置いといて、私の席の少し前に特徴的な夫婦がいるんですよ。旦那さんはピンクのジャケットとスラックス、奥さんはピンクのワンピース。
はい。誰かはわかりますね。一目瞭然。林家ペー・パー子夫妻。
完全にプライベートですよ。周りのお客さんも入れ替わり立ち替わり記念撮影。凄えな。どんな時でもキャラ設定遵守。私は?行かなかった。シャイだしね。
ピンクは女児の色。違います。全身でペーパーさんは否定してます。
ピンクってピンク映画とかね、日本人は少しバイアス掛かってるけど桜の色。本当は好きなんじゃねえかな。
私も好きだよ。ピンク。
その昔はピンクレディなるスーパーアイドルもいたしね。
はい。枕終了。映画の感想です。
最初からおもろい。かってドールは赤ちゃんのみだった。そこに鳴り響く「ツァラトゥストライ はこう言った」
革命が起こった。夜明けが来た。
燦然と登場するバービー
子供達は赤ちゃん人形を破壊。
はい。出ました。良くあるパロディ。キューブリックの、あの映画。隣の女子小学生は多分なんのこっちゃ?
だろうね。
そしてバービーランドのシーン。結構尺を使って。この世界の色彩はピンク、ピンク、ピンク。女子は沢山いるけど全員バービー。大統領も検事も人魚もバービー。
ここの造形が素晴らしい。あえてちゃちな感じで能天気な感じで雨も曇りもない。
彼氏設定のケンは沢山いるけど総じて、おバカ。筋肉バカ。おまけ感満載。仕事はビーチにいる人だって。
ライアン・ゴズリングが嬉々として演じます。ラ・ラ・ランドではピアノ。 本作ではギター。才能の塊だね。
ある日パービーに大変な事が起こった。なんと足裏が扁平に!セルライトも発生。ありえない!
定番バービー(マーゴッド・ロビー)はへんてこバービー(ケイト・マッキノン)に相談します。答えは現実世界に行け!
まじっすか?なんか「魔法にかけられて」みたいな。
なんとかロスに行きました。好奇な視線。シニカルな反応。大元のマテル社も変な奴しかいねえし。
はい。あらすじ終了。
この映画って完全にマーゴッド・ロビーの映画。一挙手一投足が完全にパービー。可愛いにも程があるんですね。製作も兼ねているしね。
私が好きなシーンは洗脳を解くシーン。男子は大体「ゴッドファーザー」が好きってくだりね。そうかもしれんが、女子も好きだよ。多分。
なんかマーゴッド・ロビーって話題作にいつもいる印象だよね。ハーレークイーンとかトーニャとか。
監督/脚本/製作総指揮は グレタ・ガーウィグ。今回もジェンダー問題を扱っています。エンタメの裏側に。
コロナ開けっぼい今日この頃。ハロウィンではパービーのコスプレをしたお姉さんがいるのかもしれません。
この映画がヒットすればですけど。ハーレークイーンはいたしね。
渋谷のスクランブル交差点で凝視しちゃダメです。今時ですからね。
目を閉じおいでよ!
それはバービーボーイズだよ‼️
お付き合い頂きありがとうございました。
PS 原爆は出てきません。あのねプロレスのジャーマン スープレックス ホールドは昔、原爆固めって言ってたんですけど・・・
masamiさん、こんにちは。久しぶりのコメントです。
>大体東京ドーム一個分のでかさです。
あはははは!
東京ドーム換算で、この表現できる人って初めてだよ!あはははは!
ピンクの甘々世界、よかったですよね。
さすがmasami さん、ハリウッドスターの、本当に初期の作品から推してらしたんですね。
マーゴットとライアンの化学反応の妙を感じましたが、キテレツな展開の中で生きる意味を語るような、何とも言えない深みを感じた作品でしたー♪