劇場公開日 2023年8月11日

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「マテルの過去の反省と贖罪の映画?」バービー カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0マテルの過去の反省と贖罪の映画?

2023年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

マーゴット・ロビー発案の映画らしいが、かつて女性の性差別の象徴としてフェミニズム団体から批判され、民族や体型の多様性を表現していないなど叩かれた過去があるバービー人形だが、創業者ルース・ハンドラーの『あらゆる女の子の無限の可能性を刺激する』という創業時の理念に立ち返り、現在では様々なバービー人形を発売しているマテル社の強烈なメッセージが込められた作品のように感じた。

プロデューサーも兼任しているマーゴット・ロビーやライアン・ゴズリング、ウィル・フェレルにヘレン・ミレンなどトップ俳優を起用する事で作品の格を上げつつも、下ネタがバンバン飛び交うので大人でも楽しめるのだが、隣の子連れが気になって仕方がなかった。

ケンを引き合いに出し男の子へのフォローも忘れてませんよというスタンスを作りたかったのかも知れないが、かえって男性へのネガティブなイメージをつくってしまったような気がする。

男性社会の象徴が馬とか、ゴッドファーザー観とけば間違いないとかツボ過ぎてひっくり返りそうになったが、ライアン・ゴズリングのちょっと抜けたハンサム顔がさらに面白さを後押しする。(この人大好きw)

ラストの婦◯科って?
もうツルペタじゃないって事?

カツベン二郎