夜明けのすべてのレビュー・感想・評価
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精神疾患と映画と現実社会
全く予備知識なしの鑑賞でしたが三宅唱監督がまたやってくれたなという印象で、素晴らしい作品でした。 原作をかなり脚色しているとの情報も聞こえてきますが、原作未読の私にとっては映画単体として非常に良作だと評価しています。 手法やテーマは前作の「ケイコ目を澄ませて」と近いと感じましたが、今回の主人公が抱えている症状はもっと一般的で観客の日常とも地続きで繋がりやすいものなので、もっと色んな感想が出て来ても良いと思ったのですが「ケイコ~」以上に絶賛評が多く感じました。 この作品を見た後日、たまたま『コット、はじまりの夏』『658Km、陽子の旅』という、それぞれの問題を抱えた主人公達がある場所(環境)で変化(成長)していくという共通したテーマの作品を見て、どれも素晴らしい作品でした。 でも、この様な作品を連続して鑑賞すると「人間って、こんなにもか弱き存在だったのか?」という疑問も湧いてきました。 殆どの人に当てはまりそうな多くの精神疾患が増え、それぞれに問題を抱えて生きているのは分かるのですが、こういう映画を見て感動するのが果たして良い社会なのか?、社会そのものが悪くなっているからこういう映画が増えるのか?複雑な気持ちにもなってしまいました。 そうした人達の問題解決に迫り、希望を持たせたり、少しでも改善する為の方法がそれぞれの作品で示されてはいましたが、例えば『夜明けの~』は“お仕事映画”でもある訳で、一つのモデルとしてあんな会社が示されていましたが、「いい会社だなぁ~」と思う反面「あんな会社ある訳ないよ」って気持ちにもさせられました。 会社という組織はどんなに小規模でも色々なタイプの人達の集まりであり、善悪の問題ではなくても日々個々の様々な感情が渦巻いていて、恐らく本作の様な会社の在り方は理想というよりも“奇跡”と呼べるほどの(私の人生の仕事体験からして)理想郷でもある訳です。 まあ映画なのだからそれで良いのですが、例えば私の今まで働いてきた組織の社是とか理念はやたら綺麗ごとが並び、お客様に対しての気配り心配りの指導の徹底は理解てきましたが、社内の人間関係に対してのそれは全くなく、所詮資本主義社会であり、営利目的第一であるので成績の悪い部署や人間に対しては馬鹿・クズ・死ねとかの暴言が飛び交うのは当たり前でした。 全員がそうでなくても、それを言う役割(それを言える神経)の人間が必ず一定数存在し、私が今まで経験した組織には必ず存在していました。 本作については素晴らしい作品だと思うし、こういう悪人が出ない作品って優しくて鑑賞後感も非常に気持ち良くて絶賛されるのは十分理解できますが、現実はもっと厳しいという引っかかりはどうしても残ってしまいました。なので、同じような問題で苦しんでいる人が見たらもっと別の意見が出て来る様な気もしました。 『コット~』もあの夫婦に預けられたのは、幸運という偶然と奇跡の結果でしょう。 そういう意味では『~陽子の旅』が映画としては見ていて一番厳しく辛かったですが、ひよっとしたら己を(病気を)改善させる一番現実的な方法だったのかも知れないとも少し思いました。 あと、この3作品共通点として、説明台詞やナレーションが一切ないので、観客が見て感じた事が全てとなる類の作品でもありましたので、多かれ少なかれ観客も同様の問題を抱えていると思うので、こういう映画を見ながら自分や他者との関係を見つめ直すきっかけになれば良いですね。
#03 すべては思い通りにならないもの
主人公の2人は病気のため自分の精神や人生をコントロールできないみたいだけど、病気じゃなくても人生がうまく行く人なんてほぼいない。 うまく行ってるようにみえる人は、その時々の状況に順応できる人なんだと思う。 主人公以外にも心に病を抱えている人達が、この世の大部分の人なのではないだろうか。 人生の夜明けなんて本当に来るのかなあ。 なんて言ってる私は、やっぱり病んでいるのか。
静かな映画
登場人物みんな思いやりがあってのんびりしてて静かですこんな人達と一緒にいたらいつかは治りそう
男の子が通院してる心療内科の診察が一番不思議な空間でした彼も医師も治療について何も言わない彼女が必死で色々質問したくなるのわかるでもこの病気は焦ったらだめなんだと思った
先輩にフォローミーしないでね
イライラプンプンしてもきゃわゆい上白石萌音ちゃんですが、あまりのプリティさにオーディションでの鮮烈なイメージから全く変わってない気もしてしまう。 いやいや、今や誰もが認める若手実力派。爽やかイケメン松村君と共に嫌味のないスーパーナチュラル演技だったと思います。 しかしこの役が萌音ちゅわんのターニングポイントやステップアップになったかと言われればさにあらず。 東宝城の姫君としての許容範囲内。 清潔感、好感度は沢口靖子姫の正統派後継者。 靖子姫には時代が味方をしなかった。80年代は女優よりアイドルを求めていたからね。大美人女優が演じて来た、夜の河とか、浪花の恋の物語とか、紀ノ川とかをどんどん再生して欲しかった。 女優上白石萌音なら泥だらけのもんぺ姿が観たい。清作の妻とかどうだ? 優等生女優のまま、幸せな結婚をしたいのなら、今のままでいい。 迷惑だろうが今後も見守る。
主演二人の自然体な演技
PMSとパニック障害の二人が交流し合うことによって、徐々にお互いの心境に変化が芽生える…ざっくり言うとこのような内容だが、上白石萌音と松村北斗あってこその映画だったと思う。
コミカルな役やシリアスな役も、それはそれで難しいものだと思う。しかし、一番難しいのは“市井の人”。私がここでいう市井の人は、私たちが生きているようなどこにでもある街で、毎日頑張って仕事をしているような人のことを指している。このような役はどうしても“オーラ”がつきまとう俳優には難しいし、実際に過去にそういう作品もあった。しかし上白石萌音と松村北斗に関しては、私たちのすぐ近くに住んでいるのではないかと思ってしまうほどの庶民臭を感じ、とてもリアルな雰囲気を感じた。
上白石萌音はPMSを抱えている主人公•藤沢を演じている。劇中ではPMS発症時と正常時の演技が見られるが、この演じ分けが素晴らしかった。見ているこちらまでがしんどくなるほどPMSの苦しみが伝わるほど非常にリアルな演技だった。
松村北斗はパニック障害を抱えているもう一人の主人公•山添を演じている。松村北斗は「すずめの戸締まり」といい、「キリエのうた」といい、アイドルのオーラを消して役になりきれる人だと感じていたが、本作でも彼の強みは遺憾無く発揮されていた。演じるというより、役そのものに憑依していると言った方が正しいだろうか。
上白石萌音と松村北斗の掛け合いの演技が本作では多いが、それが最高の一言で、それを見れるだけでも本作を鑑賞する価値はあると思えるほど良かった。過去に共演したことがあるとのことなので、もしかしたら仲の良さがいい意味で芝居にも現れていたのかもしれない。
脚本で良かったのは、安易に藤沢と山添を恋愛関係に発展させなかったことだ。共通点のあるもの同士が徐々に惹かれあっていく…というパターンはよくあるものだが、本作はあくまで二人を“同じ職場の同僚”という関係のまま終わらせたのが良かった。
また、主人公がプラネタリウムを制作する展開もかなり意味のあるものだった。主人公二人はもちろん、脇役もなにかしら影の部分を持っており、暗闇に中にいる人物が多かった印象だが、明けない夜がないように、人生にだって光り輝く時がくることを強調する役割を担っていたし、プラネタリウムで見ることができる星空のように、それぞれの個性を発揮して輝けばいいというメッセージのように感じた。
ただ、残念と言うか、もう少し明かしてほしかった部分も多い。例えば、栗田化学の社長の弟が亡くなったというエピソードだが、これはそこまで必要なことだったのだろうか。家族を亡くした経験を持つ遺族が集まる会の様子まで描いておきながら、弟の死因が明確に描かれなかったのも疑問だった。推測では自ら命を絶ったと思うのだが、それにしては理由がなさすぎる。
他にも、藤沢の母親(りょう)が車椅子生活になったきっかけはなんだったのだろう。病気なのか事故なのか、この理由も隠す必要がないのになぜか明かされなかった。無理に入れる必要がないエピソードを入れたのかだから、理由くらい描いてほしかった。
ただ、前述したように、主演二人の演技を見るだけでも価値があると思うので、お時間ある方は映画館へ足を運んでもいいと思う。
淡々と進む
PMSとパニック障害の二人の日常を描く。特にこれといったイベントもなく、淡々と進む。
上白石萌音の演技が上手で、身近にこんな人いるよな、PMSなのかもしれないな、でも確認できないな、とか思いながら観てました。
善意の人たち
ポスターだけ見ると 恋愛映画?と思うし、 ちょっとあらすじを読むと 闘病モノ?と思いますが そのどちらでもなく、 優しい気持ちになって映画館をあとにしました。 心がすり減ることも多い日常で 余裕がないことも時々ありますが、 社会の中で(さらに小さな社会と言える職場において) できるだけ優しくありたい。 ネットを見れば、他人への誹謗中傷に溢れていて憤りと悲しみをおぼえますが、 この映画の登場人物は皆、善意の人たち。 そのことがなんて心地良いことなのか、と思いました。 ところで、 以前ムスメと話していて、 「上白石萌音ちゃんってちょっと変わった顔だよね」と私が言ったら、 「ひどいこと言うねぇ💦」と。 その印象は変わらず、でしたが、 彼女は声がとても素敵。 人に安心感や癒しを与える声ってこういう声だと思いました。 彼女のその魅力を最大限に引き出したシーン、素晴らしかったです。
こころ優しき人達のこころ暖まる映画。でも、これで良いのだろうか?
このところ洋画鑑賞が続いているので、邦画を観たくなった。その中でレビュー評価が高かったこの映画を観た。 また以前、監督の前作品「ケイコ、…」を鑑賞していて良い印象を持っていた。 心や体調に不調をもたらす病気(パニック障害、月経前症候群)を持ちながらも、他人を思いやる行為や感情を表わす人達の物語。要約するとこのようになる。 この映画には善人しか出てこない。自殺した家族を持つ人達の集まりとか、心に傷を抱えた人達ばかりだ。その人達が互いに支え合って、人生を生きて行こうとする映画。確かに「ほっこり」とさせてはくれるけど、長続きしない。現実にはありえないからだ。 この世の中、善人が1割、悪人が1割。どちらへでも転ぶ人が8割だと私は思っている。
じんわり心に染みる
人は皆抱えているものがある。そんな自分は嫌いだけど、何とか良くしようと折り合いをつけながら生きている。 うまく行かなかったりギクシャクした日々で自己肯定感が下がる事ばかりでも、小さなきっかけで夜明けの兆しが見えてくる。 登場人物達がそれぞれが緩やかな人間関係の中で救われていき、見終わってからじんわりと心が暖かくなった。 パニック障害、PMSについても上手く描かれていて、パーソナリティのうちの一つとして受け入れていく姿は心地よい。多様な生き方を理解するのに良い作品だと思う。
明日は今日とは違う朝
限りなく日常に近い空気感の映画で、観ていて心地よかったです。
主人公の2人が自分の特性と向き合い、もがき苦しむ時、「あー生きるのって辛いよな」と共感せずにはいられませんでした。
でも、そんなときでも隣の人に少し優しくできたり、優しくされたり、痛みを分かち合ったり、わからないけどわかろうとしたり。
不器用で弱い人間という生き物を、愛おしく思えました。
人と関わることで、傷つくこともあるけれど、救われることもあるんですよね。
その中で、昨日まで真っ暗だった自分の世界が今日は少し違って見える、そんなことを思い出させてくれた素敵な映画でした。
余談ですが、栗田科学のみなさんが良すぎて、今すぐ転職したくなりました笑
日本のどこかにないですかね、あんな素敵な会社
、、
久しぶりのヒットな邦画。
昨今よく聞く「生きづらさ」というワード。 ふと考える。 何がどうなったら、生きやすい世の中になるのか。 実は答えはものすごく簡単で、個から個への、ほんの少しの思いやりと優しさなのではないかと。そんなことをふと思わせる優しい映画でした。 個人的には演出がすごく好み。 途中で笑いを堪えるのに必死なシーンが(笑) テーマは重いので、もっと深掘りすればできたであろうこの作品ですが、この時間内におさめるのは中々至難の業なのだと思います。それでも丁寧に描かれているとは思います。 隣席の女性たちが山添さんが話すシーンでクスクスと笑っていたのだけど、スクリーンには素の松村北斗氏でも映っていたのだろうか、と考察😂 全編通して芝居がナチュラルすぎて、どこがアドリブが見分けがつかなかった。 カムカムコンビにテンションがあがりました😇
静かな映画
月を親指でかくす映画は、トム・ハンクスのアポロ13だよね。おじいちゃんが宇宙にいく映画は、スペースカーボーイか。アルマゲドンは、若すぎるか。 栗田科学のミニミニのプラネの投影する星々は少し雑っぽかった。五藤光学のプラネタリウムはさすがです。 プラネタリウム自身は天動説視点で作られたものですから、『太陽が沈む、、、、』のあたりの解説は初めての小学生には不向きかな、と感じます。昔の経験から。 ただ、栗田科学の部屋には天球儀?やオラーリがあっていい感じですね。 山添が事務所のジャンパーを着て自転車で藤沢の住まいに向かう場面はグッときました。 元上司役の渋川さんも良かった。 さらに、光石さんの社長役も素敵でした。 お母さんはなぜ歩行障害が出ていたのか、映画ではわからなかった。
人を助けることで自分も得るものがある。
栗田科学の皆さんは優しい。PMSの症状が出た藤沢さんを、女性社員が慣れた様子で、はいはい、ちょっと休もうかーと別室に連れ出す。藤沢さんは、パニック障害を患う山添君の拒否反応にも屈せず、自転車をあげるしザックリ髪の毛も切る。一方、PMSに興味を持った山添君は、文献を読んで理解を深め、藤沢さんの異変にいち早く気付き対処できるようになった。優しさが伝わり広がっていく職場である。ある辛い過去を持つ社長さんが、社員をよく見て、見守っているからだろう。 他人を助けることで、自分にも達成感を感じて、自信がつき、前向きになれるのかなとも思った。 すべての人に夜明けは訪れる。晴天のもと、自転車に乗って疾走する山添君に希望を感じた。
あるある、的な
PMS(月経前症候群)のため月に1度イライラを抑えられなくなる藤沢さんは、会社の同僚・山添くんが炭酸水の栓を開く音を きっかけで怒りを爆発させてしまった。仕事にやる気がなさそうに見える山添くんだが、実はパニック障害を発症し、生きがいも気力も失っていたのだった。ある時、流しで薬を拾い、山添くんの病気のことを知った藤沢さんと彼女がPMSで苦しんでいることを知った山添くんの間には、お互い同志のような感情を持つようになってきた。そして2人は、自分の症状は改善されなくても相手を助けることはできるのではないかと考えるようになり・・・さてどうなる、という話。 そういう病気が有るんだと知れたことは良かったと思う。 しかし、なぜかあまり感情移入出来なかった。 俳優が悪い訳じゃ無いのになぜなんだろう? ありそうな話というだけに感じた。
暖かい気持ちになります☺️
私も福祉関係の施設で仕事をしていて障害に対して身近に感じています。 私自身も職場のストレスから気分障害の診断が出た事もありますし💧(今は職場を変えて大丈夫ですが)、その時にパニック障害も疑われたので自分で調べた事もあり、知っていました。 以前「ツレがうつになりまして」という映画も見て、病気と向き合うには一人では改善に時間もかかるし 凄くすご〜く大変😥だし、病気に対して後ろ向きになってしまうと思いますが、理解のある人達がまわりにいるだけで前向きに病気と向き合っていけると思います。 この映画は冒頭の部分は主人公が病気を会社に伝えてないのもいけないけど、結構大きい会社だとやはりそのへんは採用の合否になりそうな気はします。 同僚の方達は理解ありそうな雰囲気でしたが、退職時に「あっさり通り」とナレーションが入っていたので会社側からフォローのアクションはなかったって事ですよね😥。5年後の職場で経緯は見れなかったがPMSやパニックに理解があるというか普段の人柄や仕事への向き合い方で見てくれてるのかな❓とても良い環境の職場で藤沢さんも良かったと思いました(山添さんは病気が発覚して飛ばされた感じもありましたが😞)。 その後は似たような境遇の恋愛にならない友情というか恋愛感情無しのお互いがお互いを心配(❓)病気を気にできる関係や周りの人達との関係にとても暖かい気持ちになりました。 物語によくある山場のようなシーンは一切無いですが、私はこの作品は好きです😊 この作品で障害での大変さなどが少しでもわかってもらえてだれかの頭の片隅にでも留めて頂き、もし身近に居たら分け隔てなく接してくれる事を願います🥺。 この物語に出てくる人に限らずだれしもですがなにかしらの気持ちを抱え、日々を生きていると思いますので頼れる時は誰か頼って良いのかな❓って思いました。
恋愛ものでないところがすごくいいです
三宅唱監督の作品は、2022年の『ケイコ、目を澄ませて』が素晴らしかったので、今回も楽しみにしていました。 人からは分からない病気や症状、また苦しみを抱えて生きていかなくてはいけない時に、こんな風に生きていけばいいのではないか…そう示してくれているようです。 優しいばかりの世の中ではありませんが、絶望することもない。この映画が評価されていることそのものに、私は希望を感じました。(以下ブログ)
彼女で始まり、彼で終わる
PMSの症状的には分かりみが過ぎる!彼女は人に気遣う分、反動がすごいんだよね。一つのことを成し遂げようとする充実感的なものが穏やかに描かれている。そんな些細なことでも頑張ろうと思える。 喫茶店で安子とタイ子ちゃんとヤバ藤妻が一堂に会す場面はニヤニヤが禁じ得なかった。
パニック障害とPSM
言葉で聞いていてもこの手の病気の辛さは本人しか分からないもの。会社関係や友人等に事前に伝えるのもハードルは高い。 三宅監督はこの手の作品を派手な演出をせずに観るものに自然と伝える演出はお見事。 上白石さんの演技も素晴らしい。 実際に自分の会社で同じ症状が出た人がいたら、この映画を見るまでだったら、ドン引きしていたはず。 それだけでも意義がある。 お互いの病気を知ったその日からの心情の移り変わり、セリフ自体の変化を主演の二人は見事に演じており、静かな映像なのに飽きがこない。 プラネタリウム、、何年も行ってないが行きたくなった。
人の優しさがスクリーンのそこにもあそこにもにじみ出ています。
生きづらさを感じていても それを周りの人に表現することが 難しい人もきっといるのだろうな。 目に見えている言動だけを鵜呑みにしないで 人に優しく接することが 自分にはできていただろうか と思い返すきっかけを与えてくれる映画でした。 原作小説→映画→パンフレットの順に堪能。 原作者、監督、キャスト、スタッフの思いを知り 作品の素晴らしさを一層味わうことができました。
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