「生き辛さを共に生きる」夜明けのすべて ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
生き辛さを共に生きる
とにかくどこまでも優しい映画。
16mmで撮られたらしいフィルムの質感からしてすでに優しい。二人の病気にも、会社やサークルの人達の生き辛さにも、とにかくただ寄り添い、生き辛さを共に生きる。劇的な治療とかそういうことでなく。そしてそれをそのままに劇的にせず映画にする。それこそが優しい。
って、監督は「ケイコ 目を澄ませて」の監督じゃないか。納得…
しかしこの規模のメジャー作でここまでやる。それが凄い。
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