「三宅唱考」夜明けのすべて ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
三宅唱考
彼の映画は静止画を一枚一枚パラパラ漫画のように綴って、ゆっくりゆっくりめくっていくようで、何気ない日常で始まり何気ない日常で終わる。劇的な変化はないけれど、少しずつ少しずつ感情や情景を変化させ、細やかな希望が見えるとこで終わる。
きみの鳥はうたえる、ケイコ目を澄ませても同じである。
米国寄りというより欧州寄りの作風
本作でもやはり安心の安定感というべきか
観たあと暗闇も悪くないなと思えますよ。
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大吉さんのコメント
2024年2月29日
ケイコ目を澄ませて、の三浦友和や家族、対戦相手と同じように今作でも、社長や友人、職場の同僚等、登場人物のひとりひとりの背景が浮かんでくる、いい作品・作風ですね。