ゴースト 強化能力者
2022年製作/72分/中国
原題または英題:変種人:幽霊戦姬 Mutant Ghost Wargirl
スタッフ・キャスト
- 監督
- リウ・ビンジェ
- 脚本
- シャオ・イェ
- 撮影
- シャー・ヨン
- 編集
- ニウ・トン
- マー・チャン
-
ムー・チミア
-
ツイ・ジェンジェン
-
デン・ハオウェン
-
リー・ミンシュエン
-
ソン・イェン
-
リウ・ベイグー
2022年製作/72分/中国
原題または英題:変種人:幽霊戦姬 Mutant Ghost Wargirl
ムー・チミア
ツイ・ジェンジェン
デン・ハオウェン
リー・ミンシュエン
ソン・イェン
リウ・ベイグー
ゴーストとは主人公が怪しい病院に潜入する隠密捜査官だからでしょうかね。
超能力を備えたミュータントのアクションバトル、何故か舞台は韓国で製作は中国、露出度の多いコスチュームなど演出はアメリカのB級映画風。奇妙なのはヒロインの名前、ウー・チンチン、恐らく日本での興行は意識してなかったのでしょうね。
怪力ミュータント誕生は遺伝子操作という理屈、実際に子供の遺伝子組み換えまで行っている中国だからでしょうね、ただ、高速移動や強力なパンチなど筋力が高まるのは遺伝子操作でも分かる気がするがまるで魔法使いの様な能力はちょっと理解に苦しみます。それでもタコ足のような舌をもった巨大トカゲのクリーチャまで出してバトルものとしてはサービス十分、ポップコーン娯楽映画としては愉しめました。折角の無敵のヒロイン誕生なので続編を臭わせていましたね、映画館ではちょっと観る気がしませんがサブスクで出たら観ようかな・・。
超能力?を持つ人間が大量に出て来て、ワンパンで吹っ飛ばされるシーンが繰り返される。
攻撃する手段も単純に動きが速い、力が強い、物を浮かせ操るなど視覚に訴えやすい直情的なアクションで単調に見える。何処かで見たようなシーンの連発に作った人たちが「こんなん作れるようになった」「こんなん入れとけばウケる」と喜んで使っている感じに見える。
超能力アニメに出てくるシーンに近いが、当たり前に繰り返されるため、アクションシーンを見ても、すぐに刺激を感じなくなり早々に見飽きてしまった。(超能力アニメ(笑)でも単純な能力以外の超能力を増やして飽きないようにしていると思う)
ミュージックビデオのように落ち着かない映像演出のシーンもあり見ているだけで疲れるシーンもあった。そんなオシャレ感覚は当方にはないので邪魔くさかった。
出演者の本国での人気を知らないのでアイドル映画なのか実力派起用の映画なのか分からないので何とも言い難い。
流れるBGMも、アニメの攻殻機動隊と似た雰囲気 があり、作品自体が何かの模倣を繋いで出来たように感じた。
TVの特撮より少々お金が掛かっているようには思うが、作品と出演者に思い入れがなければ、二回三回と観る作品ではない。