「十分にエロくて十分に社会派」ノーバディーズ・ヒーロー エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
十分にエロくて十分に社会派
ありそうでない傑作「ミゼリコルディア」と続けて観たアラン・ギロディ監督作。
娼婦への愛に悶絶する男とテロ事件の交錯。
十分にエロくて十分に社会派。
ランニング中に見かけた売春婦イザドラにひと目ぼれした独身男性メデリック。
中年というには歳をとり過ぎているイザドラ。
ふくよかというには太り過ぎで爆乳過ぎるイザドラ。
暴力的で嫉妬深過ぎる夫を持つイザドラ。
イザドラに執着するメドリックの心情は計り知れず。
時を同じくして大規模なテロ事件の発生。メデリックのアパートに現れたアラブ系青年に対する疑心暗鬼。
繰り返される性交の中断にフィニッシュすることなくカオスに突入するメドリック。
そう、今作もまたありそうでない傑作だった。
主演のお二人が最高だった。
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