「緊迫」告白、あるいは完璧な弁護 Qooさんの映画レビュー(感想・評価)
緊迫
IT企業社長のユ・ミンホの2か月前に別れたとする不倫相手のキム・セヒがホテルの密室で殺され、一緒にいたミンホが容疑者となる。
無実を晴らすべく弁護士のヤン・シネに依頼し、ヤン・シネは冷静に淡々と事件を振り返り解明していくと思われるが、事件はそれだけではなかった。
ユ・ミンホの無罪を勝ち得るためのヒアリングは冷静に淡々と進んでいくが、しだいに真実と嘘と憶測が入り交じり、何が本当でどれが嘘なのか、それは憶測だったのか。犯人は誰で密室の謎はいかに。
どんどん緊迫状態に陥り、観ている私は恐ろしい想像までかき立てられていった。
うまく心理的に煽られる1本で、なかなか秀逸。
☆3.8ぐらいかな
Qooさん、共感&コメントありがとうございます。
小心者なので、隠し事が露見しそうなシーンは常にドキドキです。セヒがハン・ヨンソクの家にいるシーンも冷や汗かいてましたー。
今晩は。
コメント有難うございます。
ここ10年ほど思うのですが、韓国映画のサスペンス、ヒューマンを含めてどれも一定基準を保った面白さは何でかなと思っていたのですが韓国との仕事で関係性を持った方に聞いたら”韓国では、観客の作品鑑賞レベルが非常に高く、過去ヒットを出した監督でもナカナカ次作は出せません。”と言われました。確かに。韓国映画監督では世界的地位を築いたポン・ジュノや独特の風合いあるホン・サンス以外はヒットを出してもナカナカ観ないなと思いました。
で、ヤラレタのは”日本では、ホラー映画が主ですが、一発当てた監督が延々とソレナリノ作品を公開していますが、韓国では考えられません!”と言われて絶句。確かに。では。