「救助ヘリにカプコンのロゴがなくて一安心」バイオハザード デスアイランド 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
救助ヘリにカプコンのロゴがなくて一安心
ラクーンシティやアンブレラ、主要人物たちのみならず、バイオ5の洗脳、バイオ6のピアーズ、同じくCG作品である「ヴェンデッタ」でのアリアスなど、これまでのゲーム・CG作品の色んな人物・出来事を「知ってるものとして」話が進むので、シリーズに詳しくない人だとぼんやりとしかストーリーが理解出来ないかも知れません。
まぁ、話の軸自体はバイオらしくシンプルなものなので、頭がこんがらがる…ということはないかと思いますが。
ナンバリングのゲームだけで8作もあるにも関わらず、今までなぜか一堂に会したことがなかったオールスターの揃い踏みは、やはり熱いですね。
終盤戦で彼らが使う武器も、それぞれの歴史を感じられてニヤリとしました。シカゴタイプライターにはもうちょっと活躍して欲しかった…
バイクアクションやらゾンビやリッカーとの闘いやらがメインの中盤までは、アクション内容もよく練られ、テンポも軽快で飽きずに楽しめましたが、ボスがまぁ〜語る語るw
そこから一気にテンポ悪くなっちゃった気がします。
ラスボスが呆気ないのはまぁ、CG作品のお約束ですかね…むしろ歴代CG作品の中では粘った方かも。
総じて、やはりコアなファン向け作品という感じがしました。
そうでない人でも一定程度は楽しめると思いますが、先述の通り既存シリーズのネタがたっぷりなので、出来ればWikiとかでさらっとでも予習をおススメします。
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